1.白黒で全体の構図を決めます。キャラクターのポーズをシルエットの状態で考えます。 2.光源を決めます。今回は左下から太陽光。キャラクターは逆光気味になります。 3.空の色を決めます。上からオーバーレイで色を乗せてから色調補正します。空の色合いはこの段階で上手くいったので、完成までほぼ修正はありませんでした。 4.キャラクターのラフを描きます。今回は横向きのポーズなので、頭部や肩周りの構造に細心の注意を払います。 5.キャラクターに色を乗せてカラーラフを作成します。光源を意識しながら光の当たる部分を良く考えて描きます。 6.カラーラフを頼りにキャラクターの線画を描き始めます。最も集中力を要する工程です。何度も心が折れかけます。 7.線画が完成しました。空の色が濃過ぎたので少し淡く修正します。風船を描き直しました。 8.キャラクターの色分けをします。髪の毛に立体感を出すためにグラデーションを加えました。 9.キャラクターの陰影を描きます。今回はアニメ塗りにすることにしました。陰影の境界線をどこに設けるかを慎重に考えます。 10.キャラクターの立体感を出すため、光の当たり難い箇所にもう一段回濃い陰影を描きます。光が強く反射すると思われる箇所にハイライトを追加しました。 11.仕上げです。境界線を加える加工、シャープ加工をして完成! ・・・・・・ 今作では背景の作画が思いの外スムーズにできたので、キャラクターの作画に時間を掛けることができました。本メイキングでもキャラクターが完成するまでの過程を細かく書いてみました。一度ラフに色を乗せた状態のカラーラフを作成しておくことで、その後の作業で迷子になり難くなります。作業の手間は増えてしまいますが、自分にはこの手順が向いているようです。 本記事に関するご意見、ご要望、特に工程に関するご質問がありましたら可能な限りお答えいたしますので、是非コメントをお寄せ頂けたらと思います。 2018.06.20 ぢせ