6.猥雑な器具 健太は先ほど、寝室から持ってきたバイブレーターを、テーブルの上で上半身うつ伏せになる未希の目の前にかざす。未希の視界に突然、黒光りするグロテスクなディルドが飛び込んでくる。 「ヒィッ・・・・」 男性器を象(かたど)ったあまりの悍ましさに、絶句する未希。グロテスクさを強調する光沢感のあるブラックは、ラテックスかシリコンでコーティングされているのだろう。その表面はテカテカと不気味に光って見える。もちろん、未希は処女ではない。性具についてもある程度の知識はあった。しかし、こんなゴツイバイブレーターを目にするのは初めてだった。 実物の男性ペニスよりも誇張された形状が特徴で、男性器先端の特色であるカリはことさら大きく開き、まるでマツタケのような有様だ。そのカリの部分の先端には、ヒゲのような突起が無数に突き出ている。これを挿入されれば、その先端のヒゲで敏感な部分を刺激されるのだ。こんな人工的な突起の先端で女の秘部を突かれたら、一体どんな感覚が襲うのか、想像もつかない。なによりも恐怖が頭をよぎった。そんな不安をよそに、健太はニタニタ笑いながら、未希に語りかける。 「これ面白い形をしていると思わないか? この先端のカリの部分は前後にピストンするときに、内部を擦ってわざと大きな刺激が与えられるようにできているんだ。そして、このカリの先端から生えるヒゲはシリコン製でね、突く度に、膣壁をこれで刺して肉体に快楽を与えるんだよ。ちょうど、Gスポットや子宮頚の部分に当たるようになっているんだ。」 健太はバイブレータを見せながら、その猥雑な仕組みについて未希に嬉しそうに聞かせていく。まるで子ども欲しいものを手に入れたようだ。 「それにね。この先端のカリの部分には小型の電動モーターが内臓されていてね。心地よい振動を与えることができるんだ。」 恐ろしいことに、このバイブの先端のカリの部分には、小型電動モーターが内臓され振動を与えるてくるという。これを膣の最奥部に挿入され振動させれば、女性の弱点であるGスポットや子宮頚を刺激して責めて楽しめるというわけだ。こんなものを子宮頚やGスポットに当てられ刺激されれば、どんな女性でもよがり狂うのは間違いない。まさに女性の理性を強制的に崩壊させる卑劣な玩具だった。 「それにね。このディルドの長さは全長20センチくらいあるかな。この表面を見てごらん。先端よりも数は少ないが、側部の表面から無数のヒゲが生えているだろ。これは先端のヒゲよりも細いけど硬いんだ。それに、先端から均等間隔でリングが巻き付いたような凹凸があるのがわかるかい。このリングは数珠(じゅず)状になっていて、それが回転して肉壁を刺激する仕組みさ。このヒゲとリング状の凹凸が膣壁により深みのある快楽を与えていくんだよ。」 健太は自慢気にこのディルド型バイブの特色を未希に話して聞かせていく。こんなグロテスクなモノを見せつけられ、それを自分の性器に使われようとしている。AV女優がするようないかがわしいことをされようとしている未希はたまったものじゃない。 「振動、回転、伸縮、曲折の運動機能があってね。それを内臓CPUで制御して、深く力強い快楽を与えていくんだってさ。」 健太は取扱説明書を見ながら、子供のように目を輝かせている。まさに、未希にこの道具を使って責めるのが楽しみでたまらないといった様子だ。 「そ、そんなものを使うなんて、気持ち悪い変態だわ。」 未希は健太の変態じみた嗜好に嫌悪を強く抱いた。夫婦生活の中でバイブを用いて夜の営みをするなど想像すらできなかった。そんな卑猥な行為を夫の健太がするなど、想定外のことだ。 「ねぇ、お願いだらかもうやめて・・・」 未希は健太にこんな非常識な行為を止めるように言うのだが、健太は全く聞く耳を持たない。 「さて、お待ちかねのようだから、お前の下の口に挿入してやろうじゃないか。」 そう言うと、健太は未希のヒップに張り付く黒のパンティーストッキングの腰の部分を掴み、ゆっくりと下げていく。パンストと白綿のショーツを一気に降ろしていくのもひとつの手だが、健太はパンストのみをゆっくりと太ももの方に下げていく。ゆっくりとヒップに張り付く白綿のショーツがむき出しになって見える。パンストに覆われていた時よりも、純白が眩しく目に飛び込む。薄い綿で覆われた左右のヒップや股間部はなんとも言えない丸みや股間の曲線を描くように美しい。「まるでアートのようだ」と健太は魅惑された。 割れ目の股間部は筆責めで長時間刺激したせいか、染みになって濡れていた。口先では嫌がっているが、肉体はそれに反する。明らかに未希は感じているのだ。牝として発情しているといっていい。 健太は焦らず、バイブレターを白綿のショーツの上からゆっくりと当てていく。腰の下、尻の割れ目の始まりからゆっくりと割れ目の溝に沿ってバイブの先端を当てていく。 ―― 少し振動があった方が感じやすいか。 健太はバイブレータの振動をONにして、目盛りを最低振動の微弱にセットする。 ブーン 小さな音を響かせて、微かに振動するバイブレーター。その先端を未希の尻の割れ目に当てる。 ビクン と、未希の身体が僅かに震える。 「ああああ・・・・」 それと同時に、未希の口から性感を刺激された時に漏らす喘ぎ声が漏れる。 「ううう、ああああ・・・」 ゆっくりと尻の割れ目に沿ってバイブレータを降ろしていくと、未希はビクビクと小刻みに腰を震わせる。こんな微弱でかすかな刺激でも未希のヒップは快楽として受け止めている。 健太はゆっくりとバイブを下げ、膣の上を触れるか触れないかのギリギリに接触するように、ゆっくりとバイブレーターの先端でなぞっていく。このバイブの先端には無数のヒゲの突起があり、それが敏感な膣周辺部とクリトリスに微妙な振動を与えていく。 未希はこの微弱振動で身体が徐々に痺れるような快楽の波が襲ってくるのを感じていた。 ―― あああ、なにこれ。。。こんなのを長く続けられたら・・・ヤバイ。 未希の肉体はバイブの微弱振動では全く満足せず、さらに強い刺激を求め、腰を無意識の内に動かしはじめていた、それはバイブをもっと強く擦りつけようと、ヒップが左右に、上下にとカクカクと動いている未希に身体を動かしている意識はない。 ―― ふっ。バイブをもっと擦りつけようと、無意識にケツを振ってやがる。刺激に渇望しはじめたか。 健太はバイブをわざとゆっくりと尻の割れ目を上下させ、未希が愛撫に飢えるようする。 ―― ほら、未希。もっとバイブを強く擦りつけてもらいたいだろう。もっと厭らしくケツを振って、擦りつけるんだ。 健太は心の中で未希を貶めていく。数十分バイブで尻の割れ目を上下に摩ると、未希の白肌の肉体は徐々に紅色に染まり、呼吸も荒くなってきた。 「はあああ・・・」 「あ~ん、んんん」 嬌声も本格的に感じているときに発する声になりつつある。テーブルに上半身を乗せ、両足を左右に大きく開き、足首はテーブルの足に手錠で拘束されている未希。その膝はガクガクと動き、時々カクンと「く」の時に曲がり、腰を落としそうになる。立つ力さえも失おうとしている。今の未希はヒップから込み上げる快楽に必死に抵抗し、かろうじて脚を踏ん張っている状態だった。 たかだか、バイブレーターで尻の割れ目を上下に何十回となぞられただけで、既に肉体はドロドロになりつつある。未希自身も自分がこんなに簡単に快楽の波に飲みこまれるとは思っていなかった。 ―― あああ・・・・。こんな声を出してはしたない。これじゃ、健太の愛撫で感じてるように見られる・・・。 未希は尚も健太の愛撫を拒絶しようとするが、肉体は既に快楽に飲みこまれつつあった。白綿のショーツの股間部が妙に冷たさを感じる。恥ずかしい淫液を漏らしているのは自分でも薄々気づいていた。しかも、かなり大量に分泌しショーツを濡らしている。これは女として感じている印。なによりも牝として発情している証拠だった。 健太は未希の喘ぎ声が次々と口から漏れるようになると、白綿のショーツに手を掛け、ゆっくりと太ももまで下げていく。アナルが当たっていた部分は、先ほど指をショーツの上からアナルに指を突っ込んだので、薄茶色に色がついていた。クロッチの部分は薄っすらと黄色く、また、大きく広がった淫液の染みになっている。ショーツ越しに指を肛門に挿入されたのだから、その部分は汚物色で変色しているのは当然だ。それよりも、汚れた自分の下着の部分を、夫とは言え、健太に目に晒されるのは何よりも恥ずかしく、屈辱的だ。女にとって耐え難い恥辱になる。 ―― ほう、イイ感じで汚れて、濡らしているな。あとで、顔に被せてやるか。 健太は股間を大きく開いた未希の割れ目をじっくりと眺め、濡れているのを確かめる。下着をずり降ろした目先には、未希のヒップがある。美しい丸みを帯びる左右のヒップの中心に入る割れ目。その中心にアナルと、陰部が晒されている。誰にも見せることがない未希の秘部。未希の恥ずかしい秘部を目にできる健太は、この美女を征服したという自尊心が満たされていく。 ―― 亭主がこんな格好させて、未希の穴をじっくり見ているなんて、誰も想像しないだろうな。こんななイイ女の排泄器官をオレは自由にできるんだ。 健太は未希のアナルと性殖器を眺めながら、他の男がしたくてもできない猥雑な行為をしていると思うとゾクゾクと興奮してきた。幾人もの男が未希を妄想して犯し、辱めていることか。健太は妄想ではなく、実際に未希の肉体を使って性欲を満たすことができるのだ。 ―― 早速、お前の欲しがっている一物をくれてやるとするか・・・。しかし、ケツの穴を筆先で責めるのも捨てがたいな。 健太は、筆を一本手に取ると、しっかりと閉じた肛門の中心を筆で優しくつつく。 「うわ・・・・・ひぃぃぃぃ」 ビクンと未希の下半身が激しく反応すると、ガクガクと前後左右に未希のヒップが動く。筆先に肛門の中心を触れられ、強い刺激を感じたのだろう。驚いた声を上げると、腰を激しく揺すりだす。それも当然。敏感な肛門の中心を筆先でツンツンとつつき刺激を与えているのだから、未希にとってはたまったものではない。 「ああああ・・・」 や・・め・・、ああああ・・・」 健太は筆先でツンツンと肛門の中心を突き、刺激を小刻みに与えていく。そして中心から周囲を撫でて刺激していくのだった。 両手を背後で拘束され、両足首はテーブルの脚に手錠で固定。上半身はテーブルに乗せたま、尻を突き出す姿勢を強いられている未希は健太の責めに抵抗のしようもなく、ただ受け入れるしかなかった。 敏感な排泄器官の肛門部を筆先で突かれ、撫でまわさるなど、想像したこともなかった未希は、今まで経験したことのない刺激を与えられ、その快楽にもがき苦しむ。 「未希。お前は肛門でも感じる変態なんだな。」 健太は未希が感じる様子を言葉にして辱めようとする。 「うあ、うっうっ、そっ、んなこない・・・。くすぐったい・・・だけ・・・はやく、やめ・・・て・・・」 未希は喘ぎ声を押し殺しながら、必死に肛門で感じるのを否定する。 ―― ふっ、まだ、開発してないから、くすぐったい感じが強いか。そのくすぐったさが、病みつきな快感になるように訓練して開発してやる。 健太は筆先の微妙な刺激に悶える未希の姿を眺めながら、これからどうやって肛門で性的快楽を得られるように開発するか、その段取りを楽しみにする。健太の頭の中では、日常的なアナルプラグの挿入や、そのアナルプラグの段階的なサイズのアップ、電動アナルプラグの挿入、浣腸の注入、アナル栓で浣腸液の排泄の封印など、淫らな妄想が次々と浮かんでいた。 ―― 美女が肛門で感じる姿なんて、惨めで滑稽だな。これから、徐々に開発してやるから、楽しみに待ってろ、未希。