7.埋め込まれる玩具 健太は筆先責めを10分程度続け、未希の吐息が荒くなっているのを見届けると、一旦、肛門責めを終了する。 そして、電子制御式バイブレーターを握りしめると、未希の秘部の周囲をゆっくりと先端のヒゲで撫でまわす。 「はうっ・・・・」 健太は丁寧に優しくタッチしたのだが、未希の割れ目の周囲には強い刺激が伝わったらしく、口から漏れる喘ぎ声は小さくない。膣口から漏れる淫液が股間から内股を伝う。未希にしてはかなりの洪水だ。それにまだ筆先でヒップを責め、肛門を責めただけでこれだ。 健太は通常の性交時よりも、淫液のほとばしる量が多く、しかも未希の反応が激しいのに驚く。 ―― 普通のセックスではこんなに滴らせたことはないのに、声もかなり興奮しているようだ。オマエはこういうのが本当に好きなんだな。未希。 健太は未希の反応を見てほくそ笑むと、バイブレーターで膣口周辺部をマッサージをするように当てていく。健太は未希に対して決して荒々しい行為はしない。ゆっくりと時間をかけて、丁寧に感じさせていくのが健太流の手法だ。それだけ、健太は未希を愛し大切にしていた。健太にとって、調教は自己満足する手段ではない。その程度のものであるなら、風俗を専門とする女と一夜限りのプレーをすればいいだけだ。健太にとって調教は未希を肉体的にも、精神的にも満足させるための愛の表現だった。しかし、それはやはり歪んでいると言えた。 「あうっ・・・」 バイブ先端のヒゲで膣口をつつくと喘ぎ声をあげ、未希の膝がカクンと曲がる。ジワジワと押し寄せる微弱な刺激に肉体が翻弄されはじめている。こうした、アブノーマルな性の営みで必死に感じまいと振舞う未希だったが、肉体は快楽に敏感に反応しはじめていた。非日常的な変態性がかえって興奮をそそらせる。 ―― こんな変態プレイして、女をなんだと思ってるのよ。 未希は健太の行いが不潔な変態行為に見えて仕方なかった。 健太はそんな未希を気にするでもなく。ツンツンとバイブレーターの先端で膣口をつついている。その目は真剣そのものだ。 バイブの先端が未希の秘部を突く度に感じる、ジンジンと肉体に響き広がる甘美なさざ波。その刺激が徐々に肉体の奥に広がっていく。肉体は意識とは別に次々とその後の刺激を求めはじめていた。そう未希の膣は、強い刺激に飢え始めているのだ。その肉体の反応に未希の心も翻弄されていく。感じるはずのない変態行為、不潔な行為に自分が興奮するのが信じられなかった。 無意識のうちに腰が前後、左右にピクピクと動く。まるでバイブを自分から膣に擦りつけようとしているかに見える。未希は自分がまるで、健太の愛撫を心待ちにしているかのような下半身の振る舞いに恥じらいを感じすにはいられない。 ―― これじゃ、わたしが健太の愛撫を待ってるみたいじゃない! 未希は下半身に力を入れ、腰の動きをとめようとするが・・・。健太の巧みなバイブの操りに肉体は抗いきれなくなっていた。 ―― くっ・・・・。 未希の表情にくやしさが滲む。健太は未希の抵抗を察したのか、 「未希。いい加減にするんだ。こうして愛撫されていくと、どんな女でも悦びを感じるようになるんだ。女のカラダがそうなっているんだから、快楽を素直に受け入れるんだ。」 健太は女は快楽に抗いきれない生き物なのだと、諭していく。 ―― そんなわけないじゃない! 未希は心の中で健太の言葉に激しく抵抗する。これは単なる色事師が好むいかがわしいプレーだ。未希はそう思っている。 「さあ、『未希の穴にバイブを突っ込んで気持ちよくさせてください』とお願いするんだ。」 健太のその言葉を耳にすると、未希の怒りは頂点に達した。玄関で卑猥な姿で健太を迎え、首輪や拘束具を着けられ、犬のように四つん這いになり、精液さえ飲まされた。これが妻の扱いか。 「ふざけないで。早くこれを解きなさい。」 ―― 全く大人しくしていればいい気になって。バカじゃないの!どこまで変態なのよ! 未希は健太の言葉にあきれ果て、厳しい命令口調で健太に指図した。未希はいつまでも健太の遊びに付き合っているつもりはなかった。 「おや、まだまだ、自分の立場がわかっていないようだ。ムリもない。まだ調教がはじまったばかりだからね。じっくり牝犬の立場を教え込んでいってあげるよ。」 健太は真顔で未希の顔を覗き込みながら、不気味な言葉を呟く。その顔は真剣そのものだ。冗談で言っているのではないのが、未希にもわかった。未希が怒りを表しているにもかかわらず、健太の表情には未希を憐れむような気持ちさえ滲み出ている。 未希は健太の真剣な眼差しを見て、ゾーっとする恐怖が込み上げてくる。自分の夫が真剣に物事に打ち込む時の顔だったからだ。未希は心の奥底から恐怖を感じた。自分を本当に「牝犬」とやらに調教しようとする健太。怒りが通じない相手。これほど怖いものはない。 「さあ、ゆっくりと埋めてやろう。」 恐怖に凍てついた未希の背後から、ゆっくりと黒光りするバイブレータを膣口に埋め込みはじめる健太。未希の膣内にグニュとした甘美な刺激が広がる。 「あああ・・・」 そのグニュとした刺激に下腹部をかき回されるような感覚が広がり、口から恥ずかしい啼き声が漏れる。健太は少し入れては刺し抜き、また、少し入れては刺し抜きと、微細で僅かな侵入を繰り返していく。まるでわざと焦らしているように。この繰り返しで、未希の肉体は反応を高め、次の刺激を今か今かと待ち焦がれるようになる。つまり、快楽に飢え始めたのだ。 「ちょっと・・・いい加減に・・・くぅぅぅ・・うっ・・・」 未希は健太の常軌を逸した行為に抵抗を試みるが、背後で二の腕と手首に手錠を嵌められ、上半身はテーブルの上でうつ伏せ。テーブルの淵で腰は折り曲げられヒップと秘部を突き出して、足首はテーブルの脚に手錠で繋がれ両脚を大きく開き、無残にも股間を晒していた。映画などの暴行シーンで見られるバックから突かれる姿勢だ。両腕を動かそうともがくが二の腕と手首に手錠をかけられては、上下・左右に僅かに動かせるのみ。それでは抵抗どころではない。 それに顔の目の前にはビデオカメラが置かれ、未希が快楽を受け入れ妖しく悶える姿を刻一刻と記録する。自分の淫靡な姿を記録されるなど、言い知れぬ恐怖を感じる。もし、これが外部にでも公開されたら、未希はまさに身の破滅だ。 そんなことはお構いなしに、健太は未希の膣口付近をバイブの先端でツンツンしながら、丹念に刺激していく。それは入念に未希の膣口をほぐしているようにも見える。 その微弱な刺激は徐々に未希の肉体の感度を上げていく。膣口は淫液の蜜を垂らし、内股に淫液が垂れていく。未希が感じ始めている印だ。 健太はツンツンと突きながら淫液が溢れかえるのを見届けると、ゆっくりとバイブを膣に埋めていった。未希のカラダがビクンと小刻みに揺れ、 「はあああ・・・」 と、淫らな声が漏れる。時間を掛けて焦らしていたのだから、挿入時は甘美な刺激が打ち込まれたに違いなかった。未希の太ももがピクピクと動き、ヒップもカクカクと動く。恐らく肉体が無意識に動かせている。 バイブをじっとそのままにしておけば、未希はバイブを膣内で擦りつけるために、意志とは裏腹にガクガクと腰を動かすことだろう。プライドの高い未希が、自ら腰を振るなど決してあるおはずはないのだが、肉体が快楽に蝕まれつつあり、これに抗うのは不可能だった。未希の理性が打ち砕かれた最初の瞬間だ。所詮、女は快楽に弱い生き物なのだ。 健太は決して激しいピストはしない。ゆっくりとバイブを膣に鎮め、膣の真ん中まで🅂鎮めると、しばらく動かさず、そのままにする。未希の膣はゆっくりと鎮められたバイブを待ちかねたように包み込み。その刺激は柔らかく、ゆるやかな快楽を産む。逝き果てるには、微弱するぎる心地よさ。しかし、微温的で蕩けるような感覚が下半身を襲う。決して、焦らさない。欲情にかりたてられた飢えた男のそれとは全く異なる。欲情を漲(みなぎ)らせた荒々しい動きではない。それがかえって未希を快楽の沼から逃れられないように貶める。俗に言う、茹でカエルの理論だ。このままでは快楽の波に飲み込まれ、狂ったような痴態を晒すのは目に見えている。だが、未希にはそれになす術はなく、ジワジワと追い詰められていくしかなかった。 「うっうっ・・・う・・・」 未希の口から妖しい喘ぎ声が漏れていく。もう少しで「もっと奥まで入れて・・・」と言いそうになり、慌てて言葉を飲み込んだ。そんな言葉を口走れば、健太のこのいかがわしいい夜の営みを認めることになる。こんな卑猥なオモチャを使った夫婦のまぐわい等、決して認められるはずもない。未希は感じないように必死に堪える。腹の底から湧き出る淫らな啼き声。それを喉元で必死に止める。瞼が閉じそうになれば、必死に目を開けようとする。腰が動きそうになれば筋肉に力を入れようとする。だが、彼女のこのしぐさは、恥ずかしさのあまりに感じているのを隠しているように健太には映っていた。 健太は玩具を利用した愛撫が未希に優れた効果を表していると自信を深めていく。 ―― 感じているのに必死に堪えるなんて、かわいいな。まるで初夜のようだ。 健太は未希の初々しい姿に改めて、惚れていく。自分の愛撫によって感じ、乱れていく女の姿を見る程、男の自尊心を満たすものはない。 健太は何度も何度も、バイブを膣の真ん中まで挿入しては、抜くことを繰り返す。バイブの微弱振動と相まって、膣内に侵入しては引き抜かれるバイブ。未希の膣は徐々に性交の準備を整え、より敏感になっていく。全身も熱を帯び、少しでも触れられると声を出すほど、性感が過敏さを増している。もはや、どんなやわらかな接触であろとも愛撫として受け入れてしまう状態だった。 テーブルにうつ伏せになり、両腕・手首は手錠で拘束され、下半身は両脚を大きく開き、テーブルの脚に両足首を手錠で繋がれて身動きができなくされている未希。健太がバイブを抜き差しすと、太ももや膝がガクガクと震えている。上半身は感じているのか、時折、大きく弓なりに反り返す。未希はまだ身体にフィットする白のキャミソールと、白綿のショーツ、黒のパンストを身に着けていた。ただし、下半身のパンストとショーツは脚の付け根まで下げられている。さらに、未希の顔の正面には三脚に固定されたビデオカメラが据えられ、悶える喘ぎ顔が一部始終録画されている。自分が性交で感じている姿を記録されるなど、こんな恐ろしいことはない。どんな女だってこれは秘め事にしたいはずだ。それなのに、健太はこうした性行為を録画して記録しているのだ。 未希はビデオカメラのレンズに自分の顔が向かないように、顔を背ける。それを見ていた健太は、未希の顔の前までくると、 「オマエが女から淫らな牝犬になっていく姿をちゃんと撮らないと、後でみんなが納得しないだろう。」 と言って、未希の首輪の鎖をテーブルの縁に打ち込んであるフックに繋ぎ、未希が顔を動かせないようにした。 「くっ・・・・」 未希は余りにも健太の屈辱的な言葉と、その行為に抵抗しようと試みるが、全身を拘束されている彼女にはムダなあがきだった。 ―― まだ、抵抗する気力が残っているか、そろそろ体力を消耗させるとするか・・・。 健太は散々バイブの抜き差しで膣内を中途半端に刺激したまま、今度はバイブを膣奥に沈めていく。 「あぉぉぉぉ・・・」 バイブが膣奥まで到達したことで、心地よさが込み上げてきたのか、未希は今までとは違った喘ぎ声で啼く。未希の膣内では今か、今かと待ちわびていた、待望の最奥部挿入が到達したのだ。肉体の歓喜はこの上ない。その快楽が膣奥から全身に波紋する。 ―― あああ・・・・ 未希の頭の中には、もうこの感嘆する言葉しか浮かばなかった。頭の中が吹き飛んだのだ。まさか、こんな弱々しい刺激で自分の身体がどんどん欲情していくとは思っていなかった。ただ、ゆっくりとバイブを膣の途中まで挿入され、焦らされた続けた。それが肉体を飢えさせ、刺激を貪欲に求めさせるようにしていた。 膣奥に広がる満足感、噛みしめるような甘美な刺激。こんな変態行為をされているにもかかわらず、未希は丁寧に愛されているという実感が湧く。なにしろ、健太は自分が射精する事よりも、未希の肉体を愛撫するのにも長大な時間ををかけているのだ。これは、未希への愛情がなければできない。 ジーンと広がる下半身への快楽。やっと望む快楽を手にした未希。ただし、肉体は次の快楽を求めだす。 ―― もっと奥を突いてほしい・・・ これが未希が心の奥底で思ったことだ。 貪欲に快楽を求める未希の肉体と心、耐えられないもどかしさが未希を襲う。自然と腰が前後・左右に触れる。バイブを動かそうと肉体は必死になっている。この恥ずかしい仕草を止めようとしてももはや無駄だった。バイブを奥まで咥え、さらなる刺激を得ようと腰を振る未希。健太はそれを冷静な目つきで眺めている。 「あん・・・・うう、あっ、あっ・・・」 未希の口から漏れる淫らな喘ぎ声。望まぬ快楽を強制的に与えられ、感じる屈辱感は相当なものだろう。 健太は、脚の付け根に絡まるショーツとパンストを引き上げ、丁寧にヒップに被せていく。こうすると、バイブはショーツとパンストにしっかりと固定され、抜けることがなくなる。特に、サイズの小さいショーツを身に着けさせられている状態では、強くバイブが固定され、膣の最奥部が蹂躙される。バイブが抜け落ちないようにしっかりと固定されているのと同じだ。特にショーツやパンストは伸縮性に富み、膣内に程よい圧迫感を与える。固定が強すぎて、膣内部にダメージを与える心配が少ないのだ。 健太はバイブの固定を終えると、スマホアプリのコントロール画面を表示し、カリと胴体の両方に「微弱振動」を設定する。 未希の膣内で感じる微かな振動が下半身を麻痺させていく。貪欲に求めていた刺激には足りないものの、ジーンとする甘美な刺激が下半身の奥から広がっていく。心地いい。なんとも言えない快い感覚が肉体を満たしていく。この感覚をじっと味わいたい気持ちに肉体が抗うのを放棄する。 「う~ん。あん・・・・」 未希は目を閉じてこの感覚を味わう。全身から力が抜けていくようだ。足を踏ん張るのが辛い。腰はガクガクと震え、太もももストンと力が抜ける。膝は「く」の字に曲がったままだ。 ―― あああ、いい。 未希の頭の中に自然と、そんな言葉が浮かんできた。膣奥の子宮頚にバイブの先端が嵌まり、その先端のヒゲが突き刺さっているのだ。そして、そのヒゲはカリに内蔵された小型モーターの振動によって絶えず、微細な振動を与え続けている。これが女の肉体に快楽を与え、理性を吹き飛ばさせているのだ。 健太に対する未希の激しい肉体の抵抗は、この時に終わった。事実、未希は大人しくなっていた。まるで、快楽を楽しんでいるようにも見える。その快楽の罠に堕ちていく姿をビデオカメラはじっくりと撮影している。膣口からは淫液が次々と滴り落ちる。 ―― 2~3時間ほど、この責めを受けてもらうか。満足するには物足りない微弱振動で焦らされ続けられるんだ。頭の中は突いてもらうことしか、考えられなくなるだろうな。 健太は微弱の快楽を受け入れつつある、惨めな未希をさらに突き落とそうと考えていた。 ブーン 低く鈍い音を建てながら未希の膣内を極微弱振動で刺激していくバイブレーター。最初は単なる微弱の振動にしか感じなかったものが、時間が経つにつれ、深い心地よさを与えてくる。目を閉じて、動きを静かにすると下半身にその甘美で蕩けるような刺激が広がっていく。まるでぬるま湯に浸かるような心地よさ。不謹慎にも、このままずっとこうしていたくなるほどだ。 ―― あああ・・・・ 未希の頭の中に浮かんでくることばは「感嘆」の言葉しかない。もう明確に思考するこができないのだ。こうなれば、男の思うままにされるしかない。男性が健太だったのがせめてもの救いだ。 静かに目を閉じ、快楽を受け入れる未希。口は半開きになり、だらしなく涎を垂らしている。ただ、未希の心の奥底には、まだ、この快楽の沼底から這い上がろうとする気持ちが残っている。そこが未希の精神力の強さだろう。 ―― だ、め、これ、じゃ・・・ 意識の奥底にある品行方正さ。それが未希を今一度奮い立たそうとする。しかし、機械のバイブは疲れを知らず、無慈悲な快楽を注ぎ続ける。肉体は未希の気持ちを冷淡に無視し、快楽を受け入れ続けた。 息づかいは荒くなり、体温が上がっているのが自分でもわかる。膣や子宮といった女性器が熱を帯びているのが自分でもわかった。快楽は全身から力を奪い、甘ったるい倦怠感が全身を蝕んできた。言葉を口にするのも億劫だ。この甘美のなかにずっと浸っていたい。肉体がそう叫んでいた。 ―― 随分大人しくなったものだ。この快楽を夜通し味合わせてやるか。足腰が立たなくなるまでな。 健太は未希が快楽に抗いきれなくなった惨めな姿を見て、さらに快楽漬けにする段取りを考えては、一人で満足気に笑みを浮かべていた。 バイブレーターは、そんな2人に構いもせずに、無機質なモーター音を響き渡らせながら、未希の膣を責め続ける。全身を拘束された未希は機械によって強制的に与えられる快楽を受け入れる以外、術はなかった。