11.緊縛放尿 簡単に言えば、未希はリベンジポルノをネタに脅されているも同然だった。 「どうする? 未希がイヤなら、ここで調教はやめてもいいんだよ。」 健太はまるで自分が主導権を握っているような物言いをする。当然、未希が調教を拒否すれば、彼女の恥ずかしい姿がネットにさらされるのだ。いくら法的に争って勝利しても、未希が失うものは大きい。ネットで一度流出したも画像は、完全に削除するのは難しい。二度と名誉を回復できないと思った方がよかった。 ―― 1年間我慢すれば、それで済むわ・・・。 未希は横柄に振舞う健太に憤りながらも、この猥褻な行為を受け入れる覚悟を決める。それに未希は容姿端麗だ。この1年間に未希自身の魅力によって健太を骨抜きにしてしまえばいい。未希は男が容姿の優れた女に弱いことを知りぬいていた。 中高生が着用する白の体育着の上着と白のブルマを身に着けられた上に、赤い首輪を首に嵌められ、リビングに四つん這いで惨めな姿を晒す未希。健太は首輪に繋がる鎖の手綱を手に持ち、眼下に未希を見下ろしている。それは自分より劣った者を眺めるその目つきだ。まるで奴隷でも見下すような雰囲気を醸し出していた。健太は、未希に調教を受けることを承知している筈だと尋ねてきている。 「ええ、確か、1年間、あなたの言う調教を受ければいいのよね。」 未希は、その1年間でなるべく早く、健太を腑抜けにさせて、離婚にこぎつけるつもりだ。 「ああ、そうだ、わかっているならいいんだ。1年間の調教後、まだ離婚するつもりなら、無条件で応じるよ。」 健太は調教後、離婚に無条件で応じることを約束する。 「だから、素直に僕に従うんだ。」 健太は未希に自分の指示に従うように求める。 ―― ここは素直に応じるしかないみたい・・・。 未希は四つん這いで健太の言うこと頷きに、素直に従っているように振舞う。 「では、そこに立つんだ。」 健太は四つん這いの未希に建つように命じる。未希は、身体を起こして立ち上がる。健太の目の前に、ブルマと体操着を身に着け、手枷、足枷を装着した未希が立つ。小さめのサイズの体操着は身体にフィットし、未希のグラマラスなボディーラインを露わにする、胸の膨らみ、腰のくびれ、そして股間のディテールが艶めかしく映る。 健太はいつの間に用意したのか、ソファーの上にあった麻縄を手に取ると、未希の両手首から手枷を外していく。 「これで、胸縄を掛けて緊縛するから、両手を腰の位置で後手に組むんだ。」 両手の枷を外され、ようやくトイレに行くことが許されると思った未希に、健太は思いもよらぬことを告げてきた。 ―― ちょ、ちょっと、これからトイレに行くのに、後手に縄で縛ったら、用が足せないじゃないの! 健太から調教を受けると聞いても、未希はまだ、SMゴッコの延長としか考えていなかったふしがある。そう甘く思っていたのだ。 「そんな縛られた格好でトイレに行けると思う?」 未希は不機嫌な表情をしながら、健太に疑問をぶつける。 健太はそんな未希の言葉に構うことなく、未希の両手を掴むと腰の背後で手を組ませ、荒縄を巻いていく。この荒縄は光沢感があり、スベスベする感触がある。とても普通の荒縄とは思えない代物だ。体育着とブルマを着用したまま、背後の腰の位置で両腕を組み、縄を巻かれる未希。その縄尻は肩からやや下の腕の位置を通り、胸の膨らみの上を通り再び後手の位置に戻っていく。ちょうど、乳房に上を2本の荒縄が走った感じだ。当然、豊満な乳房の上側は縄によってきつく締め付けられる。両腕の二の腕上部に縄がきつく食込み、痛みが走る。 「うう・・・」 未希の口から、小さなうめき声が漏れた。健太は意に介せず、2本目の麻縄を手に取ると、背後の手首と胸縄の結び目に2本目の縄を結び、今度は二の腕下部から乳房下に縄を走らせ、再び背後の両手を縛る縄と胸縄の結び目に縄を結び付けていく。 最後に、乳房の上下に掛けた胸縄の縄尻をきつく引き、乳房上下にきつく縄を走らせる。小さなサイズで身体にフィットする白の体育着。乳房の形やウエストがクッキリ露わになっているその姿。美しい乳房の盛り上がりに上下にきつく荒縄を締め上げていく。これはSMマニアが好む最も基本的な緊縛のスタイルだ。健太は両わき乳房上下の縄にカンヌキ縄を掛け、引き絞り、締め上げる。未希の乳房を締め上げる上下の縄が上半身をタイトに締め付けていく。 息苦しさと、締められるキツイ感覚でグッと上半身が締め上げられ、「ウっ」と声を漏らすと同時にジーンとする感覚が身体を襲う。このジーンとした感覚は、徐々に痺れるような不思議な甘美さを与えてくるから不思議だ。 乳房上下の縄をきつく締められたことで、未希の乳房を突き出るような形に強調され、肉体は体育着を着用していても卑猥に見える。かえって、着衣した姿は一層悲壮感が冴えることもあり、厭らしく見えてしまう。特に、未希のような容姿端麗な姿にこの麻縄の緊縛は、火に痴女的なアブノーマルさを映し出し、異様な妖しさを醸し出していた。 後手の手首と胸に縄を掛けられた未希は両手の自由を完全に奪われ、手先のみを動かすのがかろうじてできる。こんな縄の縛りで上半身と両手の自由が容易に奪われるなど、考えてもいなかった。 ―― まったく、手が動かせない。微動だにしない・・・。どうして・・・。 緊縛の写真は目にしたことはあるが、肉体を戒める緊縛がこんなにも人間の自由をたやすく奪うなど信じられなかった。今の未希は健太の助けを借りなければ、全くなにもできない。革製の手枷・足枷よりも、全く達の悪い拘束と言えた。 おまけに、動物につける首輪は首に嵌められたままだ、このまま、健太に鎖の手綱を引かれていけば、もはや抵抗はできない。健太に強いられるまま、惨めな仕打ちを受け入れるしかなかった。 一方、下腹部の尿意は強くなり、下半身に力を入れないと、尿が漏れそうになってきている。いずれは我慢の限界を超えてしまうだろう。だが、このまま、トイレに言っても用は足せない。未希は仕方なく健太にトイレに行かせてもらえるように懇願するしかなかった。 「お願い。トイレに行かせて。とにかく、トイレが済んだら、また縛っても構わないから、一旦、トイレ休憩にしましょう。」 未希は女性らしく、トイレという言葉を用いて排尿を婉曲的な表現で隠す。だが、健太は、 「ああ、トイレね。それなら、あっちだ・・・」 と言い、サッシの外側を指さす。 サッシの窓の向こう側、つまりベランダにあるものは。想像を絶する悲惨なものだった。ベランダの壁の一部は金属製の柵になった部分がある。一部はコンクリート製の壁、一部は金属製の柵で、金属製の柵はそこから、遠くが見渡せるようにかっている。つまり、外部からもベランダは丸見えなのだ。 その金属製の柵がある部分の床には、幅1メートル四方・厚さ1センチほどの鉄板が敷かれていた。リビングに据えられているビデオカメラが取り付けられた三脚は、その金属板が敷かれた真正面に位置する。つまり、リビングから金属板が敷かれた位置を真正面に狙える位置にビデオカメラはあるのだ。 ―― なに、あれ・・・。いつあんな金属板を敷いたの・・・。 未希はベランダに敷かれた金属板を目にして嫌な予感がしてたまらない。 「未希、今日から、あの金属板が君の便所だ。あそこで、小便も大便も排泄することになる。」 未希の心の中に衝撃が走る。あんな金属板の上で用を足すなんて・・・。健太の言葉があまりにも現実離れし過ぎて、信じられないなかった。さらに、あそこがトイレになるなど実感が全くわかない。 鉄板が敷かれた位置のベランダの柵は金属製の柵だ。いくら高層階といっても、覗かれてしまう。あんなところで排泄をしていれば、誰かに見られてしまうだろう。そんな異常なことを受け入れることは到底できなかった。 「健太、気は確かなの? あそこはベランダよ。外から丸見えじゃないの! 一体、誰がベラんで用を足す人がいるの!ふざけるのもいい加減にして!」 未希は肩を震わせ、怒りで顔を真っ赤にしながら、健太にキツイ言葉を浴びせる。まさに怒り心頭といったところだ。が、その姿は滑稽だ。後手に縛られ、ピチピチの体育着とブルマを身に着け、足首には足枷を嵌められている。どう見ても。その姿は変態女だ。 健太はそんな怒りに震える未希に構うことなく、ベランダに面したサッシを開き、ビデオカメラのスイッチをオンにする。そして、未希の首に嵌められた首輪につながる鎖を握ると、未希を引きながらベランダに出た。胸縄で後手に拘束された未希は上半身の動きを完全に封じ込められている。鎖を引っ張られると首が首輪で引かれ、それとともに上半身がバランスを失ったように傾く、自然と鎖に引かれる姿勢になってしまうのだ。 未希は抵抗しようと上半身と脚に力を入れて、ベランダに出ないように踏ん張るが、健太はそんな未希の努力をあざ笑うかのように、鎖をグイっと力一杯に引き、まるで馬でも引くようにしてベランダに引き出す。 未希の首が首輪に締め付けられるとともに、首に鋭い痛みが走る。首が締まり呼吸が苦しくなるとともに、首が力強く引かれる。そのため、上半身全体が引かれ、前のめりの姿勢になり、自然と脚が前に出てしまう。「手綱を引かれる」とは、まさにこういうことなのだと未希は悟った。 ―― 全く抵抗できない。一層、座り込んでしまえば、テコでも動かなくなるのだろうが、尿意に迫られた未希はそんなことを思いつく余裕すらなかった。 健太はベランダの金属柵の上部に鎖の手綱を巻き付け、南京錠で施錠する。金属製の柵の高さは大体未希の胸の高さと一緒だ。その柵に鎖を繋がれ施錠されたため、もうベランダから室内に戻ることはできない。 胸縄と後手に緊縛された高手後手縛りによって、肉体の自由を奪われた未希は自分ではもうどうしようもなくなっていた。一方、もはや尿意は限界に達しつつある。このままでは、着衣のまま、ここで漏らすしかない。 「健太、お願い。もう漏らしちゃう。トイレに行かせて・・・」 迫りくる尿意に必死にトイレに行かせてくれるように頼む未希。その表情は今にも泣きそうな悲壮感が漂う。それもそうだろう。大の大人の女性が、恥ずかしい格好をさせられて、誰かに見られる可能性のあるベランダで放尿しそうになっているのだ。そんな破廉恥なことは恥ずかしくてできるわけがなかった。 「じゃ、まず、小便の仕方から教えるから、覚えるんだ。」 健太は未希の必死の願いを受け流し、鉄板の上での小便の仕方について冷酷にも説明をはじめる。夫とは言え、人前で小便を姿を晒すなど、どんなことがあっても未希にはできない。無駄とわかりつつも、必死に尿意を耐える。 未希の太ももがブルブルと小刻みに震えだす。尿意で今にも放出しそうになる。 ―― ああ、出る。苦しい・・・。 必死に放尿を堪える未希。そこに、 「ブルマを脱がせるぞ。」 健太はそう告げると、両脚をピッタリとくっつけて立つ未希の下半身から白のブルマを下げていく。ブルマは足首に嵌められた足枷の上まで下げられた。健太は両足枷に付く鎖の南京錠を一旦外し、ブルマを脱がせると、再び足枷同士を鎖で繋ぐ。未希の下半身は真っ裸になってしまった。外から見れば、体育着を来た大人の女が下半身は何も着けていないのが分かるかもしれない。ただし、未希たちの部屋は最上階の10階なので、そう簡単に目撃されることはない。だが、未希に与える心理的影響は大きい。さらに、室内のビデオカメラがこの異常な出来事を一部始終撮影しているのだ。 健太はブルブル震える未希の両肩に手を載せ、 「中腰になって、両脚を左右に大きく開いて股間を晒せ。おっと、足枷の鎖を外さないと、両脚は開けないか・・・」 そう言って、両足首の革枷を繋げる鎖を外す。 いくら未希が頼んでも健太はトイレに連れて行ってはくれないだろう。しかし、未希はトイレに行くことを諦めきれなく、何度も健太に懇願する。 「お願い・・・。もう、我慢できない・・・。トイレに行かせて・・・お願い」 何度も「お願い」を口にする未希。そこにはいつも勝気な雰囲気は微塵もない。 健太は、そんな未希の言葉に耳を傾けることもなく、両手で肩を下に沈めていく。未希の上半身が徐々に下がる。 「中腰だ。太ももは地面と水平にしろ。」 健太は未希に辛い姿勢を命じて来る。未希が強いられた姿勢は太ももを左右に大きく開いた上で、そのまま太ももは地面と平行になる姿勢だ。昔、運動部の部活で空気イスというトレーニングがあった。イスに座ったような姿勢で脹脛や太もも、腰を鍛えるという筋トレだ。未希はその空気イスの姿勢で両脚を左右に大きく開くポーズを強いられたのだ。 「つま先も大きく左右に開かないと足首が小便でびしょ濡れになるぞ」 健太は未希に両つま先を左右に大きく開くように言い聞かせる。尿意が迫るなか、太もも、脹脛、腰や背筋にかかる負担は並大抵のものではない。 「いいか、両手に拘束がない時は頭の後ろで両手を組むんだ。その姿勢が小便と大便をする姿勢だ。これから小便と大便は、その姿勢で、その鉄板の上に垂れ流すんだ。いいな。わかったな。」 健太のあまりに非常識な話に言葉を失う未希。胸縄を掛けられ、後手に拘束されて、これからは、このベランダの鉄板の上で、大股を開いて排便する姿を晒すのだという。そんな変態じみたことをできるわけがない。小便はおろか、大便までここでするなど、もはや人間的な扱いではない。 「そ、そんな、できるわけないじゃない! 健太、もうやめて!」 未希はあまりにも異常な話に、声を張り上げる。が、健太はじっと未希を見つめる。その瞳は真剣だった。 「これから、排泄は許可制だ。僕が許可しない限り、小便も大便も垂れ流すことはできないからな。」 健太の言葉を聞き、未希は恐ろしさで身が震えてくる。自分の夫をこんなに恐ろしいと思ったことはなかった。彼は異常者、変質者だったのだ。 ―― ここで、逆らったら命が危ない・・・ 未希は命の危険すら感じる始末だった。 「さあ、小便と大便の排出許可を求める言い方を教えてやろう。君は賢明だから、直ぐに覚えるられるだろう。」 健太はまたも驚くべきことを口にする。「大小便の排出許可」が必要だという。そんな生理的に誰でもすることに、いちいち許可が必要なのだ。狂っているとしかいいようがない。 「この淫乱変態の憐れな牝犬に小便を垂れ流すお許しをお与えください。股間を晒し、はしたなく惨めに小便を垂れ流させていただきます。どうぞ御笑覧くださいませ。と言うんだ。」 健太は、まるで人前では口には出せないような卑猥な言葉を口にし、未希がこれから小便と大便をするときには許しを請うように告げる。だが、そんな屈辱的な言葉を口にするのもはばかれる。 尿意の限界が迫る未希。もうトイレに連れていってもらえないことは確かだ。しかし、ここで放尿すれば、以後、ここが便所にされてしまう。それは避けたい。未希の心の中で尿意との苦闘が続く。 「素直に調教を受けないなら、ここでやめてもいいんだぞ。ネットの画像を流して、俺はどんな罰でも受けるさ。お前も勝手にすればいい。」 今まで健太が録画した夫婦間の恥ずかしい性行為や未希の変態チックなオナニーがネットに流出してしまう。未希にとってはなんとしてそれだけは阻止したかった。 「さあ、わかったなら、小便垂れ流しの姿勢とさっきの許しを請うんだ。ちゃんとカメラを見つめてな。」 もはや、健太は狂っているとしかいいようがなかった。こんなことをすれば、もはや夫婦間の信頼回復は難しい。 屈辱にまみれながらも、未希はカメラを見つめると、両脚を大きく左右に開き、大股開きになる。深く深呼吸すると、口を開く、 「健太様、この淫乱変態の憐れな牝犬に小便を垂れ流すお許しをお与えください。卑猥な股間を晒し、はしたなく惨めに小便を垂れ流させていただきます。どうぞ御笑覧くださいませ・・・・」 未希は悔しくて、悔しくて、涙が出そうになった。生まれて初めて、男子に屈服したのだ。その衝撃は計り知れない。 「ようし、そのまま、小便を垂れ流せ・・・『感謝の言葉を忘れるな』」 まさに支配者を気取る健太。そこには以前の優しい夫の姿はない。 「惨めな牝犬に小便をされ流させていただき、ありがとうございます。これから小便を垂れ流します。」 未希はそう言うと、今まで我慢していた尿意を解く。その瞬間、未希の股間からまるでホースで水を出すように、勢いよく放尿する。 ジョー 余りの勢いに鉄板に跳ね返る小便はしぶきをあげてあたり一面を濡らしていく。その瞬間、未希の全身に高揚感にも似た恍惚とした感覚が襲う。我慢した尿意を解きほぐした感覚が脳を襲う。それは快感に間違いなかった。 ベランダで両手を緊縛され自由を奪われながら、排尿する背徳感。それが、未希に異常な興奮を感じさせる。「いけないこと」をしている自分に段々と酔っていく。 ―― 誰かに、この姿を見られているかもしれない。 未希はそう考えると、肉体がムズムズしてくるのを覚える。膣口からは淫液が滲みだし始めていた。