彼女達は敵の量産人形 1話先行公開版
Added 2025-08-21 11:31:43 +0000 UTC現代からそう離れていない、少しだけ未来の時代。 地球に突如、外宇宙から機械文明の巨大宇宙船、ランディスタが襲来。地球人類および文明の侵略支配を目論見、全世界へ襲撃を開始した。 当初、地球人類はその地球上のそれを超えたテクノロジーを持つ機械仕掛けの襲来者に対して敗北を待つしかないと思われていたが、とある選ばれた者達が少数人数にてランディスタへの抵抗を開始した。 その選ばれた者達は世界各地に突如出現し、一般市民達にとっての宇宙人対抗のシンボルとなり、人々はランディスタからの襲撃に怯えつつも、彼らが守ってくれるという安心感のもとで、なんとか日常生活を過ごしていた。 いつまた、新たな襲撃が来るかもわからないが、彼らがきっと守ってくれる。街が襲われてもきっと助けてくれる。 そう思いながら、人々は一日一日を送っていた。 これは、そんな情勢の中で、歳上の彼女との生活を送っていた一人の青年の身に降り掛かった、実質的なハーレムに繋がる出来事である。 * * * とある島国の首都圏。その中に建つとある大学に向けて、ある一人の青年が今日も講義を受けに移動していた。 「今日も派手に壊れてるな……道路陥没とか久々に見た気がするわ」 彼の名前は前田亮平。現在20歳の大学2年生である。 彼に限らず、街の中に生じる破損は、怖くはあるもののそれらは選ばれた者、すなわちヒーロー達が戦ってくれているということを示すものとして認識されるようになり、慣れた雰囲気が漂っていた。 外宇宙からの侵略者達が乗る巨大戦艦が地球の外で待機し、時間帯次第で空の先で待機している姿が見えていても、恐怖の象徴ではあってもそれがすっかり当たり前になっていた。 そんな中でも、人々はいつもと同じ日常を過ごしている。電車は走り、出勤し、学校へ通い、それぞれの務めを果たしていく。 もちろんそれは亮平も例外ではなかった。彼はいつもの調子で大学へ通い、各種講義を履修していく。 昼頃になり、彼は大学内に設けられた広場で自前の弁当を開ける。彩り豊かでありつつも、全体的に色は茶色くボリュームもあり、生姜焼きや肉じゃがを始めとした、とにかくガッツリ食べたいという欲望を叶えてくれるような内容だった。 そこにちょっとした味付き温野菜が加わり、彩りと栄養も兼ね備えている。 「初めて頼んだけど味はどうだろう…………うん、美味い。やっぱ沙織の料理スキルすごいな……」 この弁当は彼が作った物ではなく、現在同棲している沙織と呼ばれる女性が作ってくれたものだった。 自分好みの味を、とても正確に出してくれる彼女の調理と、いつも弁当を用意してくれていることに感謝しつつ、彼は口を運ぶたびにご飯とおかずの味と美味しさを噛み締めていた。 それから午後の講義を受け、決めていた時間割が全て終了したところで、彼は自宅へと戻る。 現在彼が住んでいるのは、とある駐車場付きマンションの二階の一室。広々とした1LDKでオートロック付き。一人の大学生が住むにはかなり豪華とも言えるような場所となっている。 玄関からすぐの場所にある部屋は沙織と彼の寝室であり、いつも一緒に同じベッドで隣り合うように寝ている。 まだ自宅には誰もいない中で、彼は寝室に設置しているデスクトップPCを立ち上げ、趣味のプログラミングの研究と勉強を進めた。 帰りがけに購入したコーヒーミルクを飲みつつ、黙々と集中して、同年代の中では高度なプログラミング技術を用いて手を動かしていく亮平。 そうして帰宅から数時間経ったところで、玄関の方から鍵が開く音が鳴った。 それを聞き、亮平は手を止めて玄関にすぐ向かう。 「ただいまー。亮平は……ああ、いるよね。亮平ただいまー」 「お帰り沙織。今日もお疲れ様」 「亮平こそ。疲れてるのはお互い様じゃない? それで、もう夕ご飯は食べたの?」 「いやまだ。ああそれと、弁当美味しかったよ。すごく」 「ふふ、それは良かった。亮平たぶんこういうのが好きなんじゃないかなーってレシピ探しまくったんだから」 亮平の自宅に入ってきたのは、現在の彼の彼女である八木沙織。24歳の会社員である。 センター分けされてかつ綺麗に整えられた、艶めく黒のミディアムヘアに、年齢相応かそれよりも少しだけ上に感じる、それぞれのパーツがはっきりしつつもバランスが非常に整っている大人のお姉さん的美貌。 全体的に色白気味でかつ、スーツ姿の下からでも盛り上がっている豊かな両乳が、彼女の醸し出す色気をさらに強調させている。 全体的にスレンダーで、スタイルの良さがその立ち姿でも感じられる。女性の中では高身長なところも全体の魅力をさらに引き上げており、まさに絶世の美女という言葉が似合う女性だった。 彼女は会社員として働きつつ、亮平の日常をサポートしてあげている。 生活費の多くは彼女が支払っており、殆どのことは任せっぱなしになっている。 都会暮らしでありながらも、亮平は自家用車を所持しており、当然運転免許証を所持している。それらの費用も全て、沙織が払ってくれていた。 会社勤めしながらも、身の回りのことを彼女がいっぱいしてくれる。歳上ということで甘えがいもあり、学業に集中できるのもあって、彼は沙織に心の底から感謝していた。 「弁当箱はもう俺が洗っといたから」 「えっ、あたしが洗ってあげたのにー」 「殆どのことやってくれてるんだから、ちょっと俺も何かしなきゃ申し訳ないだろ」 「律儀だねそういうとこ。じゃあ、何食べたい? 冷蔵庫の中身あんまり無かったでしょ? 今から買い物行くのもあれだから……今日は何か出前でも頼もうよ」 「えっ、マジで? じゃ俺ピザで!」 「もー出前ってなるとすぐそれ言うじゃない。どこがいい? あたしはどこでもいいから、亮平に任せるわ」 二人の同棲生活は非常に円満で、お互いに深い愛情を交わし合っていた。 同じ部屋で気持ちを共有し、顔を向き合わせて食事を摂り、時には一緒に浴室に入り身体をくっつき合わせる。 強い好意を抱き、大好きだと意思表示し合っている二人だからこそ、その惚気ぶりは相当なものだった。 「あっ! あんっ! あっ! り、亮平……あんっ! いいわ……あっ、あたし……今日はシたくて仕方なかったの……だから……あんっ、嬉しい……ああっ!」 そんな愛情を共有し合うように、二人はちょくちょくベッドの上で繋がりあっている。 最初は亮平の方も、きちんとコンドームを着けてからセックスしようとしていたが、その度沙織は今は大丈夫な日だし避妊もしてるから問題ないと言い、いつも生で生殖器同士をくっつけあっていた。 沙織の方も非常にセックスそのものが上手く、自ら腰を振る際は一緒に膣肉を動かして、ただ手で肉棒を擦るよりも極上の快感を生み出してくれる。 挿入した際の膣肉そのものの感触も素晴らしく、まるで自分に合った最高級のオナホに出会ったかのような、人間が最高の性玩具を超えたかのような感覚を抱いていた。 一糸まとわぬ姿になる分、彼女の両乳も露出し、身体が揺れる度に豊かな乳が弾み、乳首が固くなり、官能的な姿を曝け出している。 揉みしだいても顔を埋めてもその感触はたまらなく、彼女とのセックスは、まさに天国を体験しているような、彼にとっての特別な時間となっていたのだった。 何度も何度も中出しし、セックスを終える度にくっつき合い、気持ちのいい感触をした沙織の唇とキスを長時間続ける。 彼女とのキスには一切の不快感はなく、とにかく心地よいという他ない。 何より、彼女の美しくて完璧な美貌が間近で見られることが、彼の心を常に興奮させていた。 日常的にも、肉欲的にも、二人はとても満たされた二人暮らしの生活を送っていた。時に外宇宙の侵略者による被害こそ街なかで発生はしていても、それでもそんなことを忘れさせてくれる程の幸福が、そこにはあったのだった。 しかしその日常は、ある日突然予想だにしない形でひっくり返る。 * * * ある金曜日の夜。お互いに入浴を終えて後は寝るだけというような時間帯。 両者ともに部屋着姿に着替え、同じベッドの上で抱き合いながら寝ようとしている頃。 お互いに足を絡め、背中に手を回し、両乳が潰れて彼の身体に押し付けられつつ、今にもキスが出来そうなくらいに顔の距離が近い状態で、亮平はいつものように絶世の美女の顔に対して美人は三日で飽きるなんて嘘っぱちにも程があると思いながら話を切り出す。 「……なあ沙織、明日って確か休みだったよな……」 「ええそうよ。それがどうしたの?」 「もしよかったらさ、久々にデートしないか? ここしばらくやってなかったからさ、また沙織と一緒に外歩きたくなって」 沙織は、その綺麗な顔立ちから可愛く笑いかけながら彼に微笑んだ。 「ふふ、断るわけないじゃない。いつもだって休日は家にいることが多いんだし、亮平とのデートなら、あたしはいつでも付き合うわ」 「……ありがとう沙織。じゃ、まずはどこにいく?」 「なによ、どこに行くとか全然考えてなかったの?」 「なんか、沙織とデートしたいって気持ちが先走ってさ」 「仕方ないわねほんと……じゃあ、車で運転してもらって、街の方を歩くってどう? 電車で行ける距離ではあるけど、せっかくなら車で移動しない?」 「いいなそれ。二人だけの空間になるし」 「そうそう、そういうこと」 「じゃあ、俺はあそこに行きたいな……」 デートプランを練っている間、二人はよりぎゅっ、と身体を抱きしめて近づけ合い、お互いのことをより感じあった。 声も感触も、彼女の表情も何もかもがいい。微笑みが見える度に幸せな気持ちになる。 この幸せな時間を心に刻みながら、二人は即興のデートプランを組み上げていったのだった。 そして次の日の午前10:00。二人はそれぞれ着るのがある程度日常にはなっているが、その普段着の中でも特にお気に入りである服を身に着けて、亮平の自家用車に乗り込んだ。 徐々に暑くなっている分、クーラーを付けて車内を冷やして快適な空間を作りつつ、助手席に沙織を座らせる。 駐車場を出て、都市部の道路をゆっくり確実に進んでいく。 「今朝、アステリアスの皆様が宇宙空間に漂い続けているランディスタの宇宙戦艦へ攻勢を仕掛けました。現在、続報は入ってきておりませんが、政府はこの行動について……」 運転の間、ラジオからニュースを流しながら首都高を通っていく。フロントから青空が見える光景が、まさしく首都内のドライブという雰囲気を醸し出す。 「なんかすごい話になってきてるなー。もう少し被害が収まればいいんだけどなぁ」 「………………」 「沙織? 大丈夫か?」 「…………あっごめん、ちょっとボーっとしちゃってたわ」 「窓開けとく? 空気入れ替えとこうか?」 「んー、いいかな。まだ外暑いしね」 助手席に座っているノースリーブの沙織が、彼の視界内ではより魅力的に写る。 まだしばらくこんな時間が続いてほしいなと思いつつも車内で会話を交わし、そうして目的地付近の駐車場へと車を停めて街の方へと繰り出した。 青空の下で様々なビルが立ち並ぶ、まさしく都市部という光景を体現している場所。二人は手を繋ぎながら並び歩き、早速色んな施設を渡り歩いていった。 「へー案外上手いじゃん亮平」 「なんか頭モヤモヤしてきた時はやってたからさ。ひたすら投げ入れてたら上手くなってたわ」 「バスケ選手なれるんじゃない?」 「それは流石に飛躍しすぎだって」 目についた場所に入って気ままに遊んだり 「これ美味そうなんだよな……これをいつでも食べられる人生でありたかったかも」 「今が割とそうじゃない? あたしが買ってあげようか? 毎日?」 「申し訳無さすぎるって! ただでさえ沙織には色々やってもらってるんだからさ。俺が沙織と一緒に堂々と食えるようにはしたいよ」 「ふふ、ならそれでもいいかな。あたしが背中から支えてあげるからさ、じゃあその時はちゃんと食べさせてよー?」 ふらっと通り道に使ったデパ地下内の食事コーナーを見てはその場で浮かんだ会話を続けたりと、非常に順風満帆なデートが進行していた。 そうして、時刻は12:30頃。そろそろどこで昼食を食べようか考え始める時間帯。 二人は明るい日差しが照らす、人通りの多い道を、相変わらず手を繋ぎ歩いていた。 周囲にはビルに映し出された映像ビジョンや、ニュースを映し出す映像モニターが見える。 「そろそろ何か食べようか。時間的に空いてきそうな頃だし」 「そうね、いい時間かも。あたしは……何を食べたいとかはあんまりないかな。亮平はどう?」 「俺もあんまないかな……どうしよ、どっかに入って適当に見てから……」 まだ何を食べようか決めていないが、今自分たちがいる場所は食の選択肢もありすぎて決められない程豊富。 果たしてどこがいいだろうか、沙織は何が食べたいだろうかと思いつつ、彼女と綺麗でありつつも可愛らしさも垣間見える顔を度々視界に入れながら移動していたその時、街なかのビジョンに映るニュース映像から、明らかにテンションの違う声が聞こえてきた。 「たった今映像が入りました! ランディスタの巨大宇宙戦艦から大きな爆発が発生しています! 繰り返しお伝えします。現在、ランディスタの巨大戦艦戦艦から爆発が発生しています!」 沙織に負けず劣らずの美人キャスターが、これまで自分達に侵略戦争を仕掛けてきた機械文明の拠点が壊滅的被害を受けたことを伝えていく。 街の人々は一気に視線が釘付けになり、徐々に歓喜の声が上がり始める。 「嘘だろ……ついにやったのか!?」 「えっ、どうしたの亮平?」 「ほらニュースだよ! ついに俺達が宇宙人に勝ったんだって!!」 「本当に!? えっ、本当じゃない!! やっ────」 しかし、歓喜の声が街中を支配した直後、その声は困惑の声に切り替わり始めた。 沙織が亮平と一緒に地球人類の勝利に喜んだ瞬間、彼女は突如直前の笑顔になりかけの表情で顔が硬直し、まるで支柱が抜かれたように崩れ落ちた。 「……えっ、どうした沙織?」 突如彼女が受け身も取らずに倒れたことに困惑する亮平。 最初は転んだのかと思ったが、すぐにそれは勘違いであることに気がついた。 彼の周囲で次々と、何人、何十人も女性が倒れ込んでいる光景が目の前に現れたのだ 中にはほんの僅かに男性らしき姿も混じっているが、殆どが女性ばかりである。 「たった今速報が入りました。直属の機関の情報によれば、ランディスタの宇宙戦艦の完全破壊が確認されまし──────」 画面内で喜びを隠せないような声色になりながら、入ってきた情報を伝える美人女性キャスターも、喋っている最中に前のめりになって倒れ、顔から前のテーブルに頭が落ちていった。 突如引き起こされた怪現象に戸惑いを隠せない亮平。 敵がもたらした最後の攻撃なのか、それとも何か起きたのか。 彼は何をすべきか考え、最初に救急車を呼ぶことが過ぎったが、こんなにも道中でいきなり倒れた人々がいては、救急車がスムーズに来れるとは思えない。むしろ救急側にも同様の現象が起きて混乱が生じているとも考えられる。 そこで亮平は、倒れた沙織を背負って、幸いにも今いる場所からそこまで遠くない自家用車を停めてある駐車場に向かうことにした。 「重っ……! こんなに重かったか沙織……?」 沙織の腕を自分の肩に回しつつ背負うが、明らかに異様に重い上に完全に脱力しており、背負うにもその重さで背中から滑ってしまう。 普段の状態ならば、人間は無意識でも力を入れて背負ってくれる側が持ちやすいように調整しているというが、それが無くなったことを差し引いても異様に重い気がする。 前傾姿勢をとって両脚を持ち、なんとか安定したところで、早足で移動した。 彼の背中には、沙織の両乳の感触が伝わるが、それを気にしている余裕もなかった。 そうして、なんとか暑い中と人々の喧騒、困惑の声によって混沌の様相を呈している街を移動し、なんとか駐車場までたどり着いた。 沙織を一旦後部座席に寝かせ、ずっと重かった彼女のことを背負ったことによる疲れから少しだけ休息を取る。 「はぁ……はぁ…………一体何がどうなってんだ……」 そこそこ身体が揺れたりふらついたりと、外部からの刺激があったにも関わらず、沙織はびくともしないし起きる気配もない。 そもそも、彼女の表情はずっと直前の状態で止まっており、笑いかけた表情のままで目蓋も開きっぱなし。 何がどうなっているのか考えても考えてもわからない。 亮平は一旦、体調自体がどうなっているのか確認しようと、彼女の首筋に手を当てた。 「…………冷たい……!?」 すると、彼女の身体からは熱が消えており、明らかに人の体温のそれではなくなっていた。 脈も感じられず、それはまるで死体のようだった。 一気に亮平は慌て始めるが、彼はふと、首筋に何か不思議な感触があることに気づいた。 「…………こんなのあったか?」 今までずっと、何度も彼女の身体のあらゆる部分に触れてきたが、首筋や首の部分に、とても小さく逃してしまいそうな程度だが、ほんの少しだけ皮膚と皮膚の間にとっかかりがある部分が確認できた。 亮平はその箇所を凝視すると、まるで首を一周するように、その継ぎ目のような線は走っており、髪に隠れた首筋には、四角のような形でそれがあった。 亮平はその四角部分に爪を引っ掛けると、それはカバーのように外れた。 「嘘だろ……なんだよこれ、どうなってんだ」 その先にあったのは、人間の血肉や筋肉組織でもなく、まるでデスクトップPC内に備え付けられているような端子の接続口だった。 形状はどれも自分のよく知っている端子のそれと違っており、このような規格が使われているのは見たことがない。 多大なる困惑と共に、彼はひたすら頭を回して考える。 「…………………………………………まさか、そういうことなのか」 そして、彼の中にひとつの結論が導き出された。信じたくはないが、今の状況ではそれが一番納得できる。 同時に、納得し難い事実も同時に確定してしまうことになるが、彼はそれよりも事実が欲しかった。 その先で彼の中で浮かび上がったのは、少々邪な気持ちがありつつもひとつの行動を即座に進めることだった。 「…………可能な限り倒れた人を回収していこう」 亮平は、まだ周囲に誰もいないうちに、沙織を助手席に置きつつ座席を倒して外からは見えないようにして、同時にトランクルームにスペースを作り、出来る限り荷物を積み込めるようにした。 彼はこれから、つい先程倒れた人を可能な限り車両に詰めて回収することにした。特に女性を中心に。 半分は邪念だが、もう半分はその真実を突き止めるため。両方の気持ちが成り立っている。 彼は急いで駐車場を出て、可能な限り街なかで倒れている女性を回収していくことにした。 その一方で、車に揺られて首や手足が揺れている沙織のことは丁寧に扱っていった。 * * * そうして亮平は、本来のデート終わりの時間よりもほんの少しだけ早く自宅へと帰宅した。 混乱に乗じて彼は、合計で十二人ほどの倒れた女性を回収した。 そのどれもが決まって美女や美少女ばかりで、全員が冷たくなっており、中には温まったアスファルトに当たり、皮膚に溶けたような跡がある者もいた。 「車好きでよかった……」 車という移動手段を持っていて、今日ほど良かったと思うことはなかった。 街なかも今はどこも、地球の平和を脅かしていた外敵への勝利と、無数の人々の停止騒ぎで歓喜と混乱が同時に発生しわやくちゃになっている。 その隙に彼は感情の渦から外れて行動し、なんとか手にすることができた。 亮平はまず、より体温が無くなり冷たくなっている沙織を抱えて、エレベーターがあることを感謝しながら二階の自宅へ移動し、ベッドの上に寝かせてあげる。 それから続けて、まるで引っ越し作業のごとく動かない女性達を次々と、人の目が無い間に自宅へと運んでいき、なんとか全て移動させ終えた。 今、寝室の中には、ベッドの上に沙織が、そして床には十二人の見知らぬ美女と美少女達が、死体の山のように折り重なっている。 「つかれた……」 肉体的にかなり疲弊した亮平は、片手で携帯端末から肉とニンニクがいっぱいのピザを注文しつつ、ベッドで仰向けになったままずっと動かない沙織の身体に抱きついた。 人形のように動かない彼女の表情はずっと、突然止まった数時間前のままで、口も開き目蓋も開いたまま。 まるで生きている瞬間を写真に収めた姿のようなのに、体温はもう無いも同然で、柔肌の上からでも冷たさが伝わってくる。 亮平は、そんな止まった彼女に抱きつき、キスをして、胸の感触を体感し、いつもならば佳がり声をあげて気持ちよさそうな反応を見せることを行う。 だが、まるでラブドールを相手にしているかのように、彼女からの反応は帰ってこなかった。キスをしても唇は柔らかくとも冷たく、乳房の感触だけが元の彼女のそれに近い。 亮平は溜息を深くついた後、よしと一声入れ、沙織の身体をひっくり返し、一度服を下着まで全て脱がせた後、彼女の身体を隅々まで観察した。 勃起し、時に女性器を舐めたり尻を揉んだりするが、今まではどれだけしっかり、まじまじと見ても存在していなかった、首元にあったそれと同じ継ぎ目が各所に現れていた。 肩、両腕の関節部、鳩尾、股関節、外性器周囲、膝関節、そして髪に隠れて今でもかなりわかりにくい後頭部。 彼の予想よりも多くの箇所にその継ぎ目は存在していた。 床に倒れている他の女性達も同様の箇所に継ぎ目があり、やはり倒れている人物には共通点があることが確認できた。 続けて、彼にとっての本題に入る。 「…………なんとかなりそうではあるんだけどな」 何より彼にとって一番の疑問は、沙織の首筋にある接続端子。 見たことがない規格だが、彼の見解ではなんとか今ある部品でも繋げられるかもしれないと結論づけていた。 ひたすら試行錯誤を繰り返し、家の中にある各種部品の中から最も近い端子を探し、それを改造してなんとか繋げられるようにしようとする。 「やった……やっと反応した……!」 ピザが届き、それを頬張りながら進めていくうちに、亮平はようやく正解にたどり着いた。 改造した端子に関する情報を保存しつつ、変換ケーブルを用いてデスクトップPCに接続。 すると、今度は認識された外部端末のフォルダに、大量のファイルが収まっていることを確認した。 「これがもしかして…………沙織の中身なのか」 デスクトップPCが外部機器として認識している以上、これは確定事項でしかない。彼女は人間ではなく、中身全て電子部品と金属骨格、樹脂で造られたアンドロイドなのだと。 彼女だけでなく、今ここの床に倒れている女性達も皆、同じアンドロイド。 そして、中に含まれているファイルは、現在PC内に入っているソフトウェアでは読み込めない機械言語でプログラミングされていた。 次々と自分にとって予想だにしなかった、しかし可能性として納得できる事実が提示され、瞳孔が開いていく亮平。 彼は追加で各種デリバリーを注文し、今度はその機械言語を読み込めるようにしてやると気合をいれた。 なぜこのようなことが起きたのか、それを全て解明してやる。愛する沙織が何がどうしてこうなったのかを突き止めてやる。 その一心で、ひたすら目の前の画面に打ち込むのであった。 そして三日後。長い時間を経て、様々な情報を駆使してようやく突き止めた。 ずっと三日間表情の変わらない沙織にキスをしたり、胸を揉んだりと、情欲をぶつける休憩を挟みながらも、調べていくうちなその該当する機械言語を解析している人物がおり、それを公開しているサイトがあることも突き止めた。 その機械言語は、機械文明ランディスタが使用している言語であり、いわば異星のプログラミング言語。 それを三日という時間で、自分の手元で解析できる環境を構築できたのは奇跡という他なかった。 結果、彼は自身の彼女に対してのハッキングに成功した。 「プログラミングやっててよかった……」 まさに、彼の執念と集中力、性欲と情欲が為せる技だった。 「…………しかし、そういうことだったのか…………まあ、考えてみりゃ当然だな。そうでもなきゃ、俺のところにこんな、沙織みたいなとんでもなく綺麗でエロい美女が来るわけねえもんな」 そうして突き止められた事実。それは、ランディスタから地球上に放たれた大量のアンドロイドが地球人社会の中に紛れ込んでいたということだった。 ランディスタは、高度な異星の技術を用いてそれを少しずつ、少しずつ地球上に配備し、いわゆる動く監視カメラとして彼女達を情報源として稼働させていた。 それも彼女達は、一応男性型と女性型に別れてはいるが、9割以上が女性型であり、武装が仕込まれている機体以外は基本的に外見と個人としての設定が違うだけの量産型となっている。 沙織もその例に漏れず、量産型のうちの一体だった。 視覚、聴覚などの取得したデータは一定のタイミングで送信され、それを元に地球人側の動向を判断する。 いざという時は無自覚に自律稼働している彼女達を戦力として動かし、人間と区別のつかない尖兵として動かすことも想定されていた。 平常時は出力も制限されているが、人間が魅力的に感じる要素や機能はしっかりと盛り込まれており、より素晴らしい相手だと認識されるように作り込まれている。 沙織とのセックスが気持ちよかったのもその中の一つであり、人間としての挙動から逸脱しすぎない範囲で優れたセクサロイド機能が発揮され、より気持ちいいと感じるように動作が自動補正されていた。 本来ならば、ランディスタの本拠地が襲撃された際に彼女達を尖兵として動かし、地球上の人々を人質に取ることもできたはずだが、地球側からの襲撃がランディスタ側から探知できず完全な不意打ちとして成立していた。 突然の襲撃な上、地球側の戦力が非常に協力であったせいでリソースが投入できず、投入したアンドロイドを利用することもできずそのまま壊滅。ランディスタ全体を管理、命令を下していた「マザーコンピューターM.O.A.」が破壊され、ランディスタは壊滅した。 その結果、アンドロイドに与えられていた命令が全て停止。今回の一斉機能停止騒ぎになったのである。 「はぁ…………まずはどうするか」 一通りの事情も、どういうことだったのかも解明した。 だが問題はその後。一体これから沙織との生活をどうしていこうか、というものだった。 少なくともこの後に起こることを考えると、沙織にこのまま仕事を続けてもらうことは難しいだろう。 そもそも現在、自律稼働自体が出来ていないのにどうするのか。 諸々を考えた結果、まずは彼女の有給を消化しつつ退職させることにした。 「…………音声だけでもまずは引き出すか」 彼の中には、沙織から離れるという選択肢はそもそも存在しない。 敵の製造した機械であろうとも愛しているし、むしろそういう部分により惹かれるものがある。 関係ないと思われていた自分の領域に入ったことで、なんとかなる範囲が広がった。それを活かし、まずは起動させてから自分が操作できないかと試行錯誤を始めた。 「これで行けるはず…………」 そうして彼は、停止していた沙織の電源を入れることに成功した。 構造図から、電源ボタンは頭部内の電子頭脳部分に設けられている。 今は彼女自体の操作までたどり着けていない為、とにかくまずは遠隔操作で入力できないかと注力していた。 電源が入った瞬間、全裸姿の沙織は全身をびくんっ、と震わせた。 「………………■π¤×¶‰√■■√¤±‰■■‰※√‡¤πµ」 直後、沙織の頭は片側がベッドに沈んだ状態でアルカイックスマイルのような表情になり、口から今まで聞いたこともない言語が聞こえてきた。 沙織と出会ってから現在まで、一度も聞いたことがないような音が、ぱくぱくと動く彼女の口から出てくる。 外宇宙の言語がそのまま出ているのだと判断した亮平は、すぐにそれらを日本語に翻訳して出力するように操作した。 「⁉¤‡⁈±±π¶±∆命れ‰※±¤‡ませ※±¤¤現在√π¶録された権限者からの命令がありません。命令を待機中です。現在、登録された権限者からの命令がありません。命令を待機中です。現在、登録された権限者からの命令がありません」 何を喋っているのか、そもそも言葉なのかすらもわからなかった音声が、徐々に耳馴染みのある言葉に変わっていく。 すると、沙織は一糸まとわぬ姿でまるで音声ガイドのような抑揚のはっきりとした丁寧すぎる発音だが、感情を一切感じない声でシステムメッセージを繰り返していたことが確認できた。 いわゆる所有者やマスターといった類の存在であるマザーコンピューターからの命令が消失し、それが操る駒であった彼女は自律行動する為の基盤が失われてしまった。 故に、自分達を製造した場所が崩壊したことも認識しないまま、ずっと待機メッセージを喋り続けるだけになっていた。 「…………とりあえず、どうにか音声を弄って……」 亮平はまず、彼女の発する音声の領域にアクセスし、指定した音声を喋らせられるように操作していく。 「命令を待機中です。現在、登録され……権げ…………おはよ……ございます……こんにちは、こんばんは、ありがとうございます」 ループするシステムメッセージの音声よりも優先させる形で、テスト用に入力した文章を読み上げさせてみる。 いつもの彼女らしい声色は無いが、少なくとも喋る内容のコントロールは可能になった。 喋らせる内容のテキスト入力をキーボードから音声内容に変更し、これで実質的に亮平が喋る内容をそのまま発するボイスチェンジャー付きスピーカーと化した沙織。 本来ならばメールなどでも良いが、すぐに実行することを優先して、虚ろな瞳と微笑みで口を動かし続ける沙織の顔の前に携帯端末を置いて通話を行った。 「もしもし、おはようございます、八木です。朝早くからすみません。急な連絡になってしまいますが体調不良のため…………」 そこに沙織本人の挙動は入っておらず、彼氏の声をそのまま声のフィルターを通して喋っていく。 ひとまず彼女自身を動かすまでの時間稼ぎとして、職場には体調不良による休みの連絡を入れた。 沙織がアンドロイドであり、人間基準で非常に優秀でかつ無遅刻無欠席だったのもあって、その要望は無事受け入れられた。 「失礼します………………現在、登録された権限者からの命令がありません。命令を待機中です」 通話を終え、読み上げ操作を切ると、途端に沙織は先程と同じシステムメッセージをまた繰り返し始めた。 亮平の喋りの最中も、今現在もずっと表情が変わらない沙織。しかしこれで一旦、山場は乗り越えられた。 あとは早いうちに彼女を操作して今まで通りの人間らしい挙動を行わせ、一旦仕事を辞めてもらうこと。 まだまだ彼の手に休みは入らないが、とりあえず一区切りは着いたと、一息をついた瞬間、彼の視界に改めて彼女の姿が入り込んだ。 「現在、登録された権限者からの命令がありません。命令を待機中です」 同じ口調、音程でずっとループ再生が入った短い音声ファイルのように同じ内容を喋り続ける沙織。 そんな彼女の全裸姿は、今までに何度も見てきたが、ずっと画面に向き合い続けていた分、彼には性欲が溜まっていた。 「……………………」 沙織に対してはいつも、愛情と性欲が常に両方あった。今でもそれは変わらない。たとえ侵略者が製造したアンドロイドで、ただの道具であったとしても彼女のことが好きなのは変わっていない。 彼女はいつもそれに応えてくれており、一週間の中で結構な頻度でセックスをしてくれたし、裸のままで抱き合い、乳や肌の感触を感じてキスをしながら眠ることもよくあった。 それが数日間無かった上で、ずっと集中していた事柄に区切りがついたことで欲望が弾け、一気に性欲が噴き出したのである。 亮平はその場で下着含めてボトムスを脱いで下半身を晒し、ベッドの上に上って、まるで押し倒したような形で沙織を両腕の間に挟む。 「現在、登録された権限者からの命令がありません。命令を待機中です。現在、登録された権限者からの命令がありません。命令を待機中です」 彼女は相変わらずbotのように同じ言葉を繰り返している。これではただのスピーカーをくっつけたラブドールと変わらない。 が、彼女は間違いなく大好きな沙織本人。今は彼女がどんな状態でも、セックスがしたくて仕方がなかった。 亮平は彼女の身体を動かし、首筋にケーブルが繋がったまま仰向けの姿勢にする。 ぐらりと背中がベッドに沈んだ瞬間、潰れていた豊満な乳房が柔らかく揺れ動き、物理法則に従ってだらんと腕や脚がベッドに当たった。 我慢が出来なくなった亮平は、既にとても固くなっていた自身の肉棒を、閉じた彼女の割れ目に押し込んだ。 だが、沙織の女性器もとい女性器ユニットは乾燥しており、模造愛液の排出も無く滑りが悪くなっていた。 今の状態では、どれだけ性感帯を刺激しても何も反応しない。 なんとなく察してはいたが、沙織は本当にただの機械仕掛けのラブドールも同然。電源は入っていても、自律動作自体が出来ない状態が故に、リアクション自体も処理できていないのである。 亮平は仕方ないと思いつつ、一度立ち上がり、彼女と付き合って間もない頃に購入しておいたが、模造愛液を排出していつでも最高のコンディションを保ってくれているおかげで必要が無くなったローションを引き出しから取り出す。 少量を左手で手にとって、沙織の割れ目に塗りたくった後、注ぎ口を挿入して膣内にローションを流し入れた。 乾いた樹脂肉が潤いを保ち、まるで生きているような膣内の状態に戻るが、いよいよその扱いはラブドールも同然だった。 とにかく沙織とセックスがしたい。その気持ちで頭が埋まっていた亮平は、すぐさま体勢を元に戻し、ずっと同じことを喋り続ける彼女の膣内に、不意打ちの如く容赦なく挿入した。 「現在、登録された権限者からの命令がありません。命令を待機中です。現在、登録された権限者からの命令がありません。命令を待機中です」 ずぶずぶと脱力したまま彼氏の欲求不満な肉棒を受け入れる沙織の女性器ユニット。 膣内は普段と違って明らかに冷たく、放置されたオナホのように温かくない。 いつもならば、彼女が軽く腰を動かしたり、自ら上下したりしてセックスを進めたり、膣肉自体を動かしてより気持ちいい挙動を起こしてくれたりしていたが、今思えばそれらも、侵略先の人間を搾り取るためのプログラムされた挙動なのだと思い返す。 ただ同じメッセージを繰り返す彼女は、これまでと違って何も反応せず、腰も膣も動かさない。ただ力無く、亮平の突いてくる肉棒を受け入れ、突かれる度に身体を動かすだけだった。 沙織が動かない分、亮平が腰を振って突き、子宮口を刺激する。 反応が無い上で、彼女が金属部品と樹脂で構成されたアンドロイドだとわかった後だと、本当にラブドールとセックスしているような感触を覚えた。 だが、動いていなくともその膣壁の感覚はよく知っている沙織のそれであることには変わらない。 冷たく柔らかな乳を揉み、反応しない乳首を弄り、時に口を動かし続けて上手く重ならない唇にキスをする。 「はぁ…………はぁ…………沙織……俺……もう出そう……!」 「現在、登録された権限者からの命令がありません。命令を待機中です。現在、登録された権限者からの命令がありません。命令を待機中です」 どれだけ身体を触れ合わせて繋がり合っても言葉が返ってくるはずもないのに、声を出して沙織に話しかける亮平。 沙織は相変わらず変わらないアルカイックスマイルで、システムメッセージを漏らし続けた。 そして、彼は限界を迎え、沙織の冷たい女性器ユニットに濃厚な精液を注ぎ込んだ。 いつもならば、彼女は密かに子宮ユニットへ精液を吸引していたが、そのような動作も無い分、直接打ち込まれた分以外はそのまま膣内に残っていた。 「現在、登録された権限者からの命令がありません。命令を待機中です。現在、登録された権限者からの命令がありません。命令を待機中です」 彼氏が絶頂に達した後も、変わらず同じ言葉を繰り返す続けるbot状態の沙織。 気持ちよさそうな声も出さず、そんな反応も起こさず、ただただモノらしく外部からの与えられたことを受け入れる以外しなかった。 一気に溜め込んだ性欲を解放した亮平は、久方ぶりの解放感と快感に脳が浸るが、直後に彼女の身体の上に倒れ込み、まるで沙織をクッションであるかのように覆い被さった。 「あー……気持ちよかった………………絶対なんとか…………動かすからな…………沙織………………」 彼はずっと気合い入れて解析に挑んでいた分、相当な疲労が重なっていた。 射精した瞬間に彼の意識を保っていた糸が切れ、とうとう力が抜けて崩れ落ちてしまった。 柔らかな両乳のクッションの感触と、冷たい沙織の肌、そしてずっと口を動かし続ける愛する彼女の顔を最後まで視界に入れたまま、彼の意識はそのまま途切れて寝落ちしてしまったのだった。 「現在、登録された権限者からの命令がありません。命令を待機中です。現在、登録された権限者からの命令がありません。命令を待機中です。現在、登録された権限者からの命令がありません。命令を待機中です。現在、登録された権限者からの命令がありません。命令を待機中です」 沙織は変わらずシステムメッセージを喋り続け、視線はずっと真っ直ぐ天井を向いていた。 膣内に射精されても何も反応せず、何分何十分何時間も、沙織はずっとただの再生機の有様を晒し続けていたのだった。 こうして、地球が救われたその裏で、人間以下に墜ちた機械仕掛けの彼女とそれをどうにか取り戻しつつ、あわよくば回収したアンドロイド達も利用しようとする彼氏の奮闘が始まったのであった。
Comments
Thank you very much! Please stay tuned to see what happens to the woman he collected who he is living with, and the other female android he collected!
土装番
2025-08-22 15:16:50 +0000 UTCReally interesting setting! Looking forward to the full version!
coldahh
2025-08-21 16:39:24 +0000 UTC