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土装番 from fanbox
土装番

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異形と機械お姉さん達の性的な日常 美咲と碧の壊れ挨拶 1/?

 大量に廃棄場に積み上げられた水樹碧のうち一体が新たな住人となり、自己紹介を済ませたその同日。  キリエと美緒が仕事へ向かい、家内は美咲、ミレイ、碧の三体のみとなった。  美咲とミレイはそれぞれに、四体で住むにはそれでもまだ広めな一軒家の中で家事清掃を進めていく。家の中で待機することになっている彼女達には、それがいつもの日常であり役割分担となっているのである。  美緒の食事した後の食器と、美咲の前に置かれた何もない食器をミレイが片付け、それらを洗って指定の位置に戻す。  その間に美咲は、美緒と美咲の物が特に多い各種洗濯物を洗濯機に入れて動かしながら、床掃除に入っていった。  現在、この家の中において生身を持っているのは、寄生生物である美緒のみで、あと全員は機械の身体または液体金属。  身体の新陳代謝などは起きず、衣服を着たとしてもそれはマネキンが服を着るのと同じで洗う必要はない。  だが、美咲に限って言えば、彼女は自分のことを人間だと認識しており、生身が失われているという発想自体も浮かべられない。  故に、食事をしているようなモーションを取ったり、人間としての日常を継続しているような振る舞いを、まるでごっこ遊びをしているかのように行っていた。  他の住人達も、主に美緒を中心にそれに付き合ってあげている。  シェアハウスの日常のようだが、その中身は非常にいびつ。誰ひとりとして純粋な人間がいないこの空間での光景は、碧にとっても奇妙な感覚だった。 「………………まあ、住むのなら同じく参加したほうがいいわね」  オリジナルのコピーとして造られ、人格にも加工が加えられた碧ではあるが、元々は一般人の女子大生。きちんと人間としての常識自体は持ち合わせている。  碧はまず、ちょうど食器を乾燥機に入れている途中のミレイに話しかける。 「ミレイさん、もしよかったら、いつも家事はどういうことをやってるのか教えてほしいんですけど」 「かしこまりました。では、まず……」  ミレイは命令としてその質問を受諾し、顔を碧に向けつつ手は一切止めず、一つ一つこの家での家事清掃内容を説明していく。  同じ機械同士なのに口頭で全て説明を受けることを少し煩わしいと思考してはいたが、手元に有線ケーブルはなく、ミレイとの無線接続とお互いの機体としての登録も完了していない。     今は聞くしかないと思いつつ、記憶データに彼女のアナウンスのような声とセリフを記録していく。 「…………以上です。何かご質問はありますか?」 「ううん、今は大丈夫。ありがとうミレイさん」 「どういたしまして」  擬似人格も搭載されていないミレイは、やり取りが終了したと判断すると、ちょうど食器の片付け作業が全て終わったのもあって、淡々と次の家事へと移動していった。  一通りは把握したが、自分はこの後どうしようかと途方に暮れるように思考していたその時、一旦庭の方に出ていた美咲が彼女のところへとやってきた。 「あら、どうしたの碧さん?」          「美咲さん、私も何か手伝った方が良いかと思って」 「ふふ、ありがとう碧さん。その心遣い、とっても嬉しいわ。でも、ここに来たばかりなんだから、ゆっくりしてくれてもいいのよ。私達に任せて」  女神のような温かい微笑みと優しさが、碧に向けられる。  彼女は実際そう思考しており、まだ来たばかりで家のこととかわからないことも色々あるだろうからと、ひとまずゆったりすることを推奨してくれた。  碧はその包容力のある雰囲気を久しぶりに浴びたような気がした。  彼女の電子頭脳には、オリジナル側の葵と幾度となく壊れ合い気持ちよくなった記録が無数に保存されている。  碧自身は、葵としての記憶データが全てコピーであることを自覚しており、真っ白で周囲には何もないテストルームでの動作記録が、碧としての記憶データであることも認識している。あくまで自分は実験道具であり、葵と絡み合って壊れて気持ちよくなる姿を曝け出すための機械人形であることも自覚しているからである。  葵と一緒に愛し合い、壊し合い、破損して残骸になっていく記憶の方が印象深く、存在意義もそうだとわかっている分、美咲の包容力はむしろ新鮮に認識できた。 「はい……ありがとうございます」 「ふふ、色々と慌ただしい家だけど、改めてこれからもよろしくね」  美咲の方は、新しくやってきた碧のことを快く迎え、一緒に仲良くなりたいと思考していた。  この家にいる者は皆美人だが、碧もまた別の系統の美人だと感想を抱きつつ、もっと賑やかになってもっと日々が楽しくなるのかもしれないと、包容力のあるお姉さん的雰囲気そのままな感想を抱いていた。  そんな彼女の姿を見て、碧はお返しに軽く頭を下げてよろしくと言いながら、一緒に絡み合い壊れると、どれだけ気持ちいいのだろうとも思考していた。  これまで絡んできた相手は、液体金属や破壊目的としか思えない兵器や、明らかに性行為に使うものではない兵器など色々あったが、明確な機械仕掛けの女性相手は葵以外にはない。元々そういう目的で造られたのだから当然ではある。  それ故に、今ここで自由に絡み合うなら、同じスレイブドールである美咲が一番相性が良いのかもしれないと想定した。  既に、どれだけ壊れたり気持ちよくなっても良いというお墨付きは得られている。  碧は、今日のうちにそれを実行に移してみようと、微笑みの裏でそう思考していたのだった。  そうして、同日の昼過ぎ。美咲が何も載せられていない皿の上に載せられた空気をスプーンで掬い、無を食して満足している様を見届けてから少しの時間が経った後。  一旦自身の部屋へと戻っていった美咲を後から追いかけるように、碧は二階にある彼女の部屋をノックした。   「はい、あら、どうしたの碧さん?」 「ちょっと入っても良いですか?」 「ええ、構わないわ。どうぞ」    美咲がゆっくりとドアを開けて応対する。まるで近所のお姉さんが迎えてくれたかのような雰囲気が漂い、住人の中で一番大きな胸が、少しだけ前に傾いた姿勢によって強調される。  碧は言葉に甘えて部屋に入り、こっそりと鍵を閉めた。  二体は対面して座り込み、お互いに見つめ合う。 「それで、どうしたの碧さん? 何か話したいことでとある?」  優しい微笑みを見せて、どのような用事なのかとシンプルに質問する美咲。  だが、そんな質問のやり取りをする過程をすっ飛ばし、碧はいきなり彼女のことを押し倒すように抱きつき、お互いの乳が潰れ合うように抱きしめた。 「あっ……碧さ……どうしたのいきなり……あっ……」 「ん……やっぱりこの感触ね…………ああ……葵には及ばないけど、こうしてるととっても気持ちよくていいわ……あっ…………」  互いの両乳が潰れて衣服の内側で乳首が擦れ、センサーが反応して快楽信号が発生する。  両者の喉奥のスピーカーから嬌声が早速漏れ、スレイブドール同士らしく、一瞬にして淫らな空気を醸しだした。 「ねえ美咲さん、私ね、今はこういうことがしたい気分なのよ……許可ももらってるし、早速始めましょうよ……」  美咲からの許可が得られるよりも前に軽く押し倒して、彼女の背中が床にくっつく。  それから、身につけている部屋着や下着を一枚一枚脱がした。  葵との壊れ合いの時には滅多になかった工程だが、碧はスムーズな手付きで外し、脱がせ、美咲の魅力的で扇情的な女体を空気に晒した。  最初の触れ合いで人格データに変化が起きたのか、美咲は頬を染めつつも一切抵抗をする様子はなかった。    「ちょっと碧さ……あっ…………驚いちゃった……碧さんからいきなりこんなことされるなんて……」  今日新しく来たばかりの住人に抱きつかれ、まるで押し倒されたようになったが、美咲は不思議なくらいに何も反撃しない。  一糸まとわぬ全裸の姿で、今度は碧が身につけている衣服を全て脱ぎ、負けず劣らずの豊満な乳房と、修理されたばかりだがつやつやとした人工皮膚に覆われた扇情的な身体を披露した。  元人間と、元人間のコピーが重なり合い、碧の方が美咲の方を押し倒す。  そして、先にキスをして、女体同士が直にくっつくことで乳同士が潰れて乳首が擦れ合いながら、女性器ユニット同士の貝合わせも行われた。 「あんっ……ぁぁ……あっ……あっ! 碧さん……あっ、あんっ! きもち……いい……あんっ! とっても、上手いわね……あんっ!」 「あっ……あっ……ぁぁ……ん…………この感触は、初めてかも……あっ……ん…………」  碧がいつも相手していたのは、自分と同じ顔、同じ女体、同じ肌をしたオリジナル。オリジナルとコピーの違い自体はあるが、身体は同じ人工物で同じ機体である為、自分同士でセックスしているのと同義。  こうして、体格の違う他人とこうして性行為を行うというのは、水樹碧として滅多にない体験だった。  舌を絡めてキスをして、人工唾液同士を交換し合う。唇や舌の感触も違いがあるが、人工唾液や愛液は、市販の人工体液であり、それはアルゴビットの実験室で使用されているものと同じ。  他人同士でも、中には同じ液体が入っているというのは、まさしく機械の身体らしい奇妙な一致を感じた。  そんな、何度も何度も絡み合った経験を電子頭脳内で思い返している一方で、美咲は突然の行為ながらも即座に受け入れ始め、碧から強引に始められたキスや乳あわせ、貝合わせにも対応して動き始めた。  元々スレイブドールである彼女は、性行為を相手側から開始された直後に、それに対応するように動き、人格データも影響を受けて発情するようになっている。  時折、無作為なタイミングで性欲値が急上昇し性行為を求めるようにプログラムされている上に、普段はそのような素振り自体起こしていないが、性欲そのものはデフォルトよりも強めに設定されている。  それ故に、ちょっと性感が与えられれば、すぐに淫欲に傾倒するようになる。ある種、セクサロイドも同然と言っても過言ではなかった。  今日が初対面ながらも、二体の絡み合いは徐々にエスカレートし、樹脂製の皮膚が軽くくっついては潰れ合い、無味無臭な体液が絡み合う。  女性器ユニットから人工愛液がじわじわと分泌され、触れ合うごとにくちゅくちゅと淫らな音が増え始める。  お互いの表情は蕩け始め、快楽信号が発信され、情欲が溢れ出す。  碧の方は、あくまで葵の代わりというのもあって気持ちよくなりつつ性欲に身を任せてはいるものの、一歩引いた反応で愉しんでいる。  一方の美咲は、まるで最初は彼女の方から誘ったかのように自分から身体を寄せるようになり、初対面の女性に対してまるで以前から愛し合っていたかのように性行為を愉しんでいた。 「あっ、あ、あ、あんっ! 碧さん……きもちいい……とっても上手いわね……あんっ! 私、なんだか、頭の中が、あ、あんっ! ああっ! いっぱいになって……ああんっ! あんっ! とっても、きもちいいの……ああんっ!」  瞳の奥で、碧の姿を写す絞りの動作が早くなる。同じ機械の身体であるからこそ、機械的な面での変化も認識できる。  もうそろそろ本番に入って良いかもしれないと思考した碧は、美咲の部屋にやってくる際に、一緒に持ってきていたケーブルを手に取り、自分の首筋の皮膚カバーを開ける。  同じ要領で、美咲の首筋にも手を回し、優しく撫でながらカバーを開いて端子を露出させる。  自身が機械だという自覚が無い美咲は、今自分の中身に近い部分が触れられていることに気づいていない。  端子の片方を碧の首筋に接続し、もう一方を美咲に接続した瞬間、両者の表情が消失した。 「新しいデバイスが接続されました。新しいデバイスを登録します…………登録が完了しました。人格エミュレートを再開します…………あら、私より古い機体なのね……よかった、より上位機体としての権限を持っていて。それに……同じようにもう設定してあるのね」  お互いに唇を重ね合った状態で人格エミュレートが一時停止し、唇が音声に合わせて擦れ合うが、その状態を無視して明瞭なシステムメッセージがお互いのスピーカーから鳴る。  先に動作を取り戻したのは碧の方で、彼女の内部データまで確認できるようになったことで、美咲が葵よりも以前に機械化された人物なのだと確認した。  と同時に、自分と同じように、どのような破損やエラー、誤作動が発生してしまっても、それらによる影響から生じた信号やエラーを全て快楽信号に変換するという設定も既に適用されていることにも気づいた。    「新しいデバイスを確認しました。新しいデバイスからの操作が確認されました。上位権限を持つ機体であると確認しました。機体登録のリクエストを受信。リクエストを受諾しました………………登録が完了しました。人格エミュレートを再開します…………あんっ! あ、あ、あああっ! あっ……ん…………碧さん…………もっと……もっとしましょうよ…………」  先程までの情感いっぱいの声と振る舞いから無機質な言動に切り替わり、淡々と自身が碧の下位機体であることを機械的に認識しながら、次々と操作を受け入れていく美咲。  これらの流れを経て、美咲は碧からの操作を一方的に受け付けるようになり、人格データや記憶データ、各種設定や認識の改竄など、生身では決してできない、機械だからこそのプレイが楽しめるようになった。  魂が存在しないような無表情で喋ったあと、人格エミュレートが再開されると、先程の続きから発されたような喘ぎ声から始まり、もっと性行為を続けるように言った。 「もう、私の方が歳下なんですから、美咲さんの方が甘えないでくださいよ」 「あら、ごめんなさい……あんっ……あまりに、碧さんが……あっ……上手くて、きもちよくて……リードしてくれてるから……あっ……つい、そんな気になっちゃって……ぇ……あんっ!」  本来の人間としての年齢は、美咲の方がおおよそ4歳程歳上だが、彼女達は数字こそ重ねても経年劣化という機械としての老化以外ではまず老けたりすることはない。身体を新しいものに変えていけば、半永久的にその美貌と女体を保つことができる。  それもまた彼女達の良さでもある。  だがそんな美しく魅力的な女体や美貌、中身を自ら破壊し、機械的に狂っていき、エラーと誤作動を起こしていくのが、また機械でしか得られない快感でもある。  碧は電子頭脳同士でも繋がったことで、実質的に美咲の全てを掌握した。あとは、美咲はある意味性玩具でしかなくなる。  ここからが、彼女にとっての本番。修復という後ろ盾があるからこその、いくらでも壊れられるという機械同士の快感の極致。  碧はこっそりと、美咲の下腹部に右手の人差し指を置いて立てる。  優しく爪でなぞると、美咲はそれに反応して声を漏らしながら下半身を小さく震わせる。  そして、碧は思いっきり指を突き入れ、人工皮膚を突き破って穴を開けてしまった。 「ああああっっ!! あんっ! あ、碧さ……ああんっ!!」  下腹部に穴が空いた瞬間、センサーに強力な刺激が与えられ、発生したエラーと痛覚信号も含めて全てが快楽信号に変換され、それまでの行為とは比べ物にならない性感が発生する。  美咲が仰け反り上半身を震わせている間にも、碧は器用に指を使ってブチブチと下腹部の人工皮膚を引き破った。  そうして、美咲の中身である血の通っていない金属骨格と電子部品、管やケーブル類、そして最も目立つ、肉肉しいピンク色を放つ、子宮ユニットつきの女性器ユニットが部屋の明かりに晒された。


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