【告知】アンソロジー『異形コレクションLIII ギフト』に短編小説を寄稿
Added 2022-04-13 08:13:21 +0000 UTCホラー・幻想系の書き下ろし短編小説アンソロジー『異形コレクションLIII ギフト』(光文社文庫)に、「肉芽の子」という50枚程度の短編を寄稿しました。
〈異形コレクション〉シリーズは1998年から続く老舗アンソロジーで、井上雅彦さん監修のもと、ホラー、ミステリ、SFなど様々なジャンルの書き手が集います。2011年以降しばらくお休みしていたようですが、2020年に復活。僕が今回参加した「ギフト」は通算53冊目となるそうです。
執筆に先立って頂いたお題は、「ギフト」「贈り物」「プレゼント」。
僕はシンプルに「花束」をモチーフに選び、贈答花が孕む生命の美しさ、歪さ、虚しさをバイオホラー的設定に膨らませました。その上で、「ギフト」というお題に絡めてSF的な真相と仕掛けも盛り込んでいます(どんな評価を受けるか、実は少々不安です)
そもそも今回参加の機会を頂いたのは、〈ひとひら怪談〉という同人誌がきっかけでした。同誌は商業作家が集うサークル「薄禍企画」が発行。「森」「魂」「水」など毎回異なるお題に沿って掌編小説を集め、年に1冊のペースで文フリや通販で頒布しています。〈異形コレクション〉を編む井上雅彦さんが同誌に寄せた僕の作品に興味を持ってくださったそうです。
SFという山の麓から出発し、その山の裾野をひいひい言いながら登っている最中の僕ですが、近頃はホラーという山にも思いがけず心惹かれています。