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ちんた from fanbox
ちんた

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6.2幕 ノモト

俺の名前はノモト。日本からこの世界へと召喚された召喚者だ 俺の親父は元ボクシングの選手で小学生のころから教えてもらっていた センスがあるらしく、中学生と高校生とボクシングは続けていた 身長はあまり伸びずに筋肉と肉だけが成長していた ボクシングは好きだったが体重制限が苦手であまり痩せなかったのもあり 高校でやめて、大学に進学後夢だった警察官になった 悪を倒して弱い者を守るそんなかっこいい警察官に憧れてなったのだが そんな悪者出てくるものもなく次第にフラストレーションが溜まっていく この世界は日本と比べると生きがいそのものだ 魔王を討伐という使命の元、仲間と力をつけて魔物を狩り、経験値を手に入れる 俺のスキル加速でステップを踏むたびにスピードが上がる 俊敏さと防御値が高い俺は接近戦での技を得意とし、武器もグローブで戦っている 魔王は結局別の部隊に倒されているがまだまだ魔物がこの世界にうごめいている この世界を、平和を取り戻すために俺は戦い続ける そういえば、ピサロの森に魔物達が終結しているとの情報があったな 確か俺がこの世界で知り合った同じ召喚者マサヒコがそこで行方不明になったとか 調査する必要があるな 俺と仲間3人を引き連れて森へと向かった 森へ向かう途中に魔物が数匹みつけた ゴブリンか・・・良い獲物がいたな 俺はシャドウボクシングで体を温めて加速していく ゴブリンが棍棒を振りかざす瞬間に懐に入りお腹を殴る 緑の血を吐くゴブリンにすかさず背後に入り連続で3撃 白目をむくゴブリン。この感触・・・ボクシングをやってた時を思い出す 人を殴る感覚。気持ちぃぃ。向こうの世界では人を殴るのにも理由がいる でもこの世界では魔物を殴るのに理由はいらない この気持ちよさを味わえるのがたまらねぇ! おっと・・・勇者にあるまじき思想が・・・これは粛清だ。人間を懲らしめる魔物を退治している英雄なんだ 気を失い倒れたゴブリンを見て仲間たちはいっせいに俺めがけて棍棒をふって 襲ってくる 俺はしゃがむと後ろに控える魔法使いがファイヤーボールで魔物を焼き尽くす 苦しむゴブリンを殴りつける。一匹が走って逃げだす 仲間を置いて逃げるのか卑怯者め 俺の速さから逃げられると思っているのか 俺はゴブリンに追いつくと殴った と次の瞬間俺の目の前に現れた黒いマントを携えた人間が魔物をかばった おかしい・・・俺のパンチをまともに喰らったはずなのに感触がまるでない そして男は微動だにしない おい!お前何をする!魔物の味方をするのか! 男は黙ったまま、後ろを振り返りゴブリンの体を治癒魔法で癒した 「この魔物は、俺のアジトに向かっている最中だった。勿論人間など襲う気はないお前らが牙を向けたから対抗しただけだ。さぁ問題だ。悪いのはどっちだ」 無表情のこの男からは殺気が感じられた 俺の後を追ってきた仲間3人も合流した 魔物は人間にとって害悪な生物だ。その生物に手を貸すというなら容赦はしない! 俺は拳を構えた 俺は仲間に相手のステータスを表示させるように言った 男のレベルは・・・1だと! 「あぁ、俺は魔物を1人も殺してないからな。変な話だよなぁ。人間を倒しても経験値は入らないのに魔物を倒すと経験値が入るこのシステム。魔物を馬鹿にしてやがる。お前ら全員まとめて俺が捕まえて俺の道具にしてやる!」 そんな馬鹿な話があってたまるか!俺はコツコツレベルあげしてようやく50までになったのにあいつはたったのレベル1どうやってそれで俺に・・・ 「相手より格上だと怖気づくのか情けない・・・スキル:変幻自在」 男の言葉と共に周りの景色がどんどん大きくなっていく周りの葉っぱが目の前にあり地面がこんなに近い。仲間の3人はどこに・・・俺は一体・・・なんで裸になってるんだ? 困惑した状態の中地面が揺れる。何が! 俺は立っているのがやっとの状態でいると辺りが急に暗くなる 見上げた先には あの男の巨大な顔が現れた 「虫けらみたくなっちまったなぁ!」 う、うわああああああああああ! 周りが大きくなったんじゃない!俺が小さくなったんだ!逃げないと殺される あんな巨人殴っても勝てるわけない!逃げないと!逃げないと 俺は加速を使って無我夢中で逃げた この速さなら追ってこれないだろう! 逃げろ!今はとにかく逃げろ!! 待ってくれー! 助けてくれーー! 仲間の悲鳴が上から聞こえてくる。きっと巨人に捕まったのだ。でもそれどころじゃない 逃げろ! ここまでくれば大丈夫だろう 逃げ切ったなぁ と思った瞬間、俺の目の前が再び暗くなった まさか!追いつかれた!そんなはずは 俺が上を見上げると巨大な緑色の掌が現れて掴んだ 俺は巨大なゴブリンの掌に捕まったのだ。そうさっきまで殴って気絶させていた魔物だ ニヤニヤと笑うゴブリン くそぉ!放せ!放せーー! 俺は暴れるとゴブリンはキシキシキシと笑い声をあげた こんなしゃべることも出来ない種族に俺は捕まったのか 見下していた魔物に捕まり、悔しさのあまり涙を流していると 「ご苦労だった。お前らは俺の住処へ案内しよう。そいつは俺に渡してくれ」 ゴブリンから俺はあの男の手に渡った。 「仲間を見捨てて自分だけ逃げるだなんて卑怯者だなぁ・・・お前!仲間なら俺の住処へ転送しておそらく、ペットとして売り出されるだろう。人間は魔物を散々馬鹿にしてきたんだ。ただで死ねると思うなよ。人間としての尊厳をなくして魔物の下僕として遊んでやるよ」 お前は人間だろ・・・なぜ人間に加担する 「お前召喚者だろ!俺も召喚者だ。俺は日本で人間の醜い姿を散々見てきた。これは俺の復讐でもある。魔物達は言葉を話せなくても高い知能がなくても種族関係なしに一つの森で生態系を形成している。お前ら人間はすぐ優劣をつけたがる。俺は魔王としてこの世界を魔物の世界を作る。お前ら人間が支配する時代は終わったんだよ」 俺はあいつの言葉に何も言い返せなかった。 「さぁてと、お前は確かノモト様って呼ばれてたなぁ。ノモト!これからお前は俺の玩具として大切に飼ってやる。お前には譲渡の力で自然回復と不老不死を与えてある。踏みつぶしても死にはしないし自然と元の体に戻る。老いることもない。永遠に俺の遊び道具として飼われるがいい。因みにお前の加速のスキル。邪魔だから吸収したからなもう使えないぞ。逃げようとしても無駄だからなぁ!」 俺のことをあざ笑う魔王。巨大な掌に包まれながら俺はゴブリンたちと一緒に転送をされた


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