6.4シノダとユウスケ
Added 2024-09-26 10:24:30 +0000 UTC俺が、この世界に召喚されてからまる2か月が経過した 街は発展していき、住居や生活に必要な施設が作られていった 街のはずれには畑が出来て季節ごとの作物が実っている 農家の人間達が連れてきてノウハウを魔物に教えられたので 順調に進んでいる そして魔人計画だが、無事卵から人間と魔物ハーフ魔人が生まれた 様々な種族の卵と人間の精子をかけあわせたことで 多種多様な生物が生活する街へと変貌を遂げていた だが、ここで一つ問題が生じていた 俺はこの世界の事をまるで知らない そして魔物達も教育というものをうけてきてはいないので 言語などの知識を子供たちに教えられるものが誰もいないのだ これはちゃんとした教育者が必要だな 俺は、デスカーに話を聞き魔人の研究しているこの世界の中央都市首都ブリスタンから人間を捕まえてくることにした ブリスタンはここから数百キロ離れたところにあり簡単には行く事は出来なかった だが俺の転移スキルで行ったことある地域までなら瞬時に移動することが出来た このスキルは便利だ。捕まえた人間の中に転移スキルを会得したものがあってよかった 俺は一瞬で近くの国へと移動した ここは確かコロシアムを開いていた街だなぁ 俺がコロシアムを破壊してから営業はしていないようだ あんな胸糞悪い施設破壊されて当然だ 魔物の命をなんだと思ってやがる・・・ 俺は人間への憎悪を燃やしながらこの地を抜けていった そこから空を飛んでさらに進むと再び町が現れてきた ここでは衣類などの織物が盛んであり作業場もあった。 そういえば、あいつらに着るものとか全く与えてないよなぁ 毛でおおわれているとはいえ冬を越すには必要な魔物もいるかもしれないな 俺は工場へと入っていくと女性たちがせっせと織物を政策をしていた 「おや、あんたはなんだい?ここは観光客が来るところじゃないよ」 ふくよかな女性が俺を見るなりそう言った どうやらこの人がこの工場の長の様だ 女か・・・ 俺の町に女性はいらなかった。 それは魔物の国を造るのに女性がいると人間の子どもを産むリスクがあるからだ それに・・・俺は女が苦手だ。そうだな・・・奴らには女としてではなく男として 一生を送ってもらおう 俺は、スキル状態変化を使った。対象はこの工場内全てだ このスキルのレベルはかなりあがっていてこのくらいの広さの工場なら 対象範囲に出来た この工場内にいる全ての従業員の体が男性の体へと変化していく 「なによ!これ?」 「何で男に?」 「何か生えてきた?気持ち悪い!」 もと女性の叫び声が工場内に響き渡る うるさい奴らだ。俺は時間停止を行った。範囲はこの工場内 次の瞬間この工場内の時が全て止まった さあてと・・・それじゃあ回収するか 俺は1人1人瓶の中に回収していき、最後は工場ごと回収した 一瞬にして工場が消えたことにより町の中はパニックになり警備隊が集まってきた 「お前!一体何者だ」 警備隊の一人が叫んだ 俺は魔王だ。警備隊か・・・お前ら俺に武器を向けたんだ。地獄を味わう覚悟できてるんだよな 俺の言葉に後ずさりする警備隊 「臆するな!我らこの町を守る警備隊だぞ!」 隊長らしき男が槍を構えて向かってきた 粋が良いなぁ・・・スキル回収 俺は向かってくる男を瓶詰にしてやった さぁ・・・次に捕まるのはどいつだ・・・ 「ひ・・・ひるむなぁ!全員で囲え!!」 うおおおおおおおおお 声をあらげて向かっていく男達 俺はスキル譲渡で浮遊を与えると、襲ってきた警備隊全てを宙へと浮かせた これで身動きはとれないだろ。さぁて全員まとめて俺の支配下においてやるよ 俺は浮かせた人間達を1人残らず瓶に入れて腰につけた まだ、捕まりたいやつはいるか 野次馬達にそういうと、一人残らず逃げ出した 俺は転送を使って魔物の街へと戻った これだけのスキルをつかったが、全然MPが減らない 俺のステータスがおかしいんだよなぁ 魔物を倒したことがないのでレベル1だが十分これでもやっていける 俺はデスカーの所に戻り騎士たちを渡した これで新しく10人ほどの精子製造機が作成できるらしい 残りの30人はそうだな・・・また新しい何かにとっておくか 俺はそのまま街に行き、新しく機織りの工場を出して人間達をそこで働かせた スキル服従を使えば、逆らうことは出来ず忠実な僕として働いてくれる 俺はMP回復剤を飲むとスキル転送で先ほど襲った街へと戻りそこからブリスタンへと向かった 途中転送を何度か使い、ようやく首都ブリスタンへとたどり着いた 国の周りは掘で囲われて出入出来る門は一か所しかなく巨大な塀で囲われている 門を囲うように強力なバリアが張られており空からの侵入も不可能 さすがこの世界で一番大きな国だけの事はある 万が一に備えて俺はノモトの体に姿を変えて門を通った 案の定、顔パスの様に通ることに成功をした俺は国の中に潜入を成功した この国では下手に動いたら面倒だな 目的だけ果たして撤退するか 俺は街の奥にある学校へと向かった この国の治安は良く安全と安心が約束されているのが分かる 道や建物もきちんと整備されお店も多く立ち並んでいる 俺の国建設の参考になるな 学校へたどり着いた 巨大な建物で設立されており 言語や数学や物理といった基礎的な知識や 芸術にも力を入れているようだ 魔物や歴史などのこの世界ならここにいれば一通り学べそうだ 俺はターゲットを絞って各々の専門家の人物を捕まえることにした そこかしこに配置された防犯カメラの様な機械がありこれで24時間管理していると推測される 俺は洗脳の力を使い専門家達を自分の意志で動かして管理されていない場所で瓶の中に閉じ込めた これでよし・・・あとは・・・ 俺はこの国を瞬間移動であとにしようとした瞬間 「ノモト久しぶりだなー!」 と歩いてくる二人組が目に入った 俺はその声に胸が高鳴った 聞きなれた声・・・もしかして・・・ 高校時代 俺はある男に恋をした 歯が白くてちょっと色黒で笑うと可愛くて、しゃがれた声 むちっとしているがしっかりとした筋肉がついてて足の筋肉ががっしりして 俺のまさしく好みの男性だった クラスで分け隔てなく友達も多く誰とでも仲良くするその男 体育会の会長をやってて俺とは住む世界が違うユウスケ ただ見ていることしか出来なかったユウスケ そいつが今俺の手の中にいた ブリスタンを瞬間移動で魔物の街へ戻った俺は 掌に包んだ二人の男を見つめた 「放せ!お前ノモトじゃないな!」 「くそぉ!ユウスケ大丈夫か!」 もう一人の男はシノダという男で ユウスケとは仕事仲間らしい 同じ小学校の先生で二人まとめて召喚されてチームで戦っていたようだ 俺は元の姿に戻り、部屋のコレクションボックスの中を開けた 「ノモトさん!」 「マサヒコさんまで!」 小人にされ手足を縛られて捕まっているのを俺の手の中で見つめるユウスケとシノダ 俺はそのままシノダをコレクションボックスに入れて ユウスケだけを掴んだままコレクションボックスを閉めた 「おい!お前!一体誰なんだ!なんでこんなことを」 ユウスケは俺の掌の中で必死に暴れている 俺の事を忘れちゃったのか・・・ 「お前の事なんかしらねぇよ!とっとと元の姿に戻せ」 そうか・・・ 俺の事なんか全く知らなかったのか まぁいいや・・・俺はお前の事高校のころからずっとずっと好きだったんだ 「お前・・・召喚者なのか・・・好きだった?お前男だろ?俺はホモじゃねぇ!」 知ってるよ・・・俺はずっと君のこと見ていたんだから・・・ ずっと俺はユウスケを俺の物にしたかった 全てを奪いたかった ようやくその願いが叶うんだ 楽しみだねぇ・・・ユウスケ・・・