「んっ……んく……ップハァ!」
私の喉奥に甘い蜜が流れ込む。
熱を持った蜜なため、食道を通り、胃の中に落ちてゆくのが分かる。
「ふわぁ~美味しかった♪ ごちそうさまでした、ポン吉」
視線をポン吉に向けると、ベッドの上で仰向けの状態のままビクンビクンと身体を痙攣させていた。
はぁはぁと荒い呼吸を吐いて、瞑った目元からは涙を流して。
「うぅ……ぅぅ」
まるで凌辱された後みたいな、無防備な姿をしているポン吉。
すっかり萎んでしまったオチンチンをピクピクさせて。
それがまた何ともいえないそそる姿で、私の身体をブルリと身震いさせる。
「――んぅッッ。 ……ご、ごめんね、大丈夫?」
ポン吉がここまでになるほどするつもりはなかった。
だけどポン吉の蜜の味が美味しすぎて、夢中になってやりすぎてしまったようだ。
私はポン吉のオチンチンを遠慮せずに、ジュースを飲むみたく吸っていたから。
そんなポン吉はまだ喋る力は戻っていないみたいで、薄目を開けてこちらを見つめていた。
私が気にしているのを知ってか、返事の代わりに大丈夫だよと小さく首を縦に振って。
「……ポン吉」
自分は辛いはずなのに、こうまでなっても私の事を気遣ってくれる。
私はその優しさがたまらなく嬉しく、そして強い愛情を感じた。
動物が人間に与えてくれる――無償の愛というものを。
「ふふっ」
元恋人の大輝とは違った心地の良い感情を与えられ、温かい幸せな気分になる。
だからだろうか、私はポン吉をそっと膝の上に乗せ、動けるようになるまで頭を撫でてあげていた。
お返しに、人間が動物に向ける――無償の愛を込めて。
~ それからしばらくの時間が経ち。
「ぶうぅ」
「もう平気なの? ポン吉」
私の言葉に一声鳴いて返事をするポン吉。
見た感じ顔色も良く元気そう。
どうやら無事、体力を取り戻せたようだ。
「よかった、グッタリしてたから心配しちゃった。 じゃあ元気になったようだし、ほら、私のお腹にまでおいで?」
「ブブゥ」
ベッドにそのまま仰向けに寝転がり、膝の上に乗せているポン吉を呼ぶ。
人間の言葉が分かるお利口なポン吉は、言われた通りに乗っていた膝から這って移動し、私のお腹にまでやって来るのだった。
「……ブゥ」
お腹の上で座っているポン吉。
伏せをした姿勢で、ただの呼吸によって上下する私のお腹に揺られながら。
彼は今や、私の呼吸によって上下してしまうほどの大きさ。
学生の頃はおっきな豚さんみたいだったのに。
そんなポン吉はお腹の上に乗ったまま、私の次の言葉を大人しく待っている。
お腹の上からおっぱいをチラチラと見たりして。
「…………」
あまりの無遠慮な視線。
普通なら、こんなに見られたら嫌なもの。
だけど、今の私は嫌な気持には一切ならなかった。
例え彼氏であった大輝であっても、絶対に怒ると断言できるのに。
その理由は明白。
――私と彼とでは、対等な関係ではないから。
全てはそう――山川 太くんという同級生だった男子は、自分のペットであるからだ。
「ふふ、そんなに気になるの? 私のおっぱい」
「ブブゥ⁉」
いつまでもおっぱいに釘付けになっている彼に声をかける。
私に突然喋りかけられて驚いたのか、ポン吉はビクンッと身体を跳ねさせた。
「ふふ、ポン吉ったらほんとエッチだね。 あ、それともお腹が空いてるから早く食べたくて見てたのかな?」
「ブウゥ……」
そう思うと、ポン吉はずっと待っていたのかもしれない。
ご飯を前にした犬みたく……。
そんな彼に、さっそく私は命令をする。
ご主人様らしく、自分のペットに向けて。
「ごめんね? 待たせすぎたよね。 ほらご飯だよ、私の汗を舐めにおいで」
チョンチョンと人差し指で示す。
ここを舐めて欲しいと、ポン吉に分かりやすく自分の左のおっぱいを。
すると、ポン吉は飛びつくように私の乳首に吸い付いたのだった。
「いっ! ち、ちょっと、お腹が空いてるのは分かるけど、そんな強く吸われると痛いから……もうちょっと優しく……んっ……❤ あ……あれ?」
チュウチュウと吸われているため、乳首の先端にピリッとした電流が走る。
痛い――確かに痛いはずなんだけど……どういう訳か痛痒くなり、次第にそれが気持ち良くなってくる。
「あっ❤ んく……❤」
溜まらず声を漏れてしまうほどに。
「え、何で……どうして……?」
訳が分からず困惑する。
大輝に触ったり舐められて気持良いと思った事はあるけど、ここまで感じる事なんて一度も経験した事は無かったからだ。
「――あくっ❤」
また乳首に電流が走り、身体が跳ねる。
今度は痛みでなった訳ではない。 強い快感を受けて。
「……ぽん……きち……❤」
胸に視線を向けると、私の乳首を咥えたポン吉がチュパチュパと口元を動かしている。
赤ちゃんみたく母乳を飲んでいるかのように。
しかしそれは外側の話。
口内では赤ちゃんが絶対にしない舌の動きをしていた。
「ハァ……ハァ……❤」
乳首周りから円を描き、チロチロと動く舌。
それは少し触れるように動くものだから、嫌でも私の意識は乳首を意識して集中してしまう。
なんと言ったらいいのかな……。
そう、絹が擦れるあのこそばゆい刺激を断続的に与えられている感じだ。
「はんっ❤ ……んぅ❤」
――かの刺激を感じていれば、今度は乳首全体を強い力でチュウッ! って吸われる。
この吸われる行為で最初は痛みを感じていたのだけど……でも、今はその痛みこそが気持ち良い。
こそばゆくて仕方のなかった乳首が、一気にくる強い痛みで緩和されるから。
「ブウゥ……」
しばらく与えられる刺激に没頭していると、ポン吉はおもむろに咥えていた乳首から口を離した。
「え……?」
久々に口の中から外に出た乳首を見てみると、自分でも信じられないほど勃起していた。
ビクンビクンッと乳首が痙攣を起こし、高らかに……。
「や、やだ……」
はしたなすぎる自分の身体の一部の反応に、流石に恥ずかしくなる。
ペットとはいえ、元同級生だった男子にこんないやらしく勃起した乳首を間近で見られて。
さらには、彼の……ポン吉の吐く息が乳首に吹きかかり、それだけで反応してしまっている。
もっともっととアピールしているみたいに。
それがたまらなく恥ずかしい。
吐息だけで感じちゃう女の子なのだと、ポン吉に思われてそうで。
だけど、
「ぶうぅ」
まるで良いんだよと言ってるみたいに、チュッチュッとキスをしてくれる。
はしたなく勃起した私の乳首に向けて、優しく。
「ふっ……ッくぅ❤」
ああ、求めてる。
求愛している。
ポン吉の前で乳首を一生懸命に膨らませて。
――だというのにそんなポン吉は、隣の右乳首に行ってしまった。
さっきと同じように乳首を力強く吸って、痛みを与えて。
「んぅッ! ……ふっ…………」
気持ち良い……。
快楽を知っているためか、痛みが快感に変わる時間はそうかからなかった。
すぐに私の右の乳首はポン吉を受け入れる。
「ふう……んぅ……」
徐々に体温が上がり、身体がポカポカと温かい。
また酔ったみたいに頭もぼんやりとし、妙に身体が疼いてきた。
これは快感を感じて身体が反応している訳ではない。
何故こうなっているのか、私には原因が分かっている。
小さくなった彼らの持つ、特殊な蜜を飲んだせいなのだと。
何故分かるのかというと、過去に同じ身体の反応をした経験があるから。
“お姉ちゃんと” 一緒に食したエロステでのディナーで、上精酒という小人が出す精液を飲んで。
(ポン吉や小人の彼らのって……美肌の効果と媚薬の効果もあるのよね……)
――そう、だから体温が上がり疼いている。
肌を美しくしようといやらしく身体を発汗させて、内部から毒素を排出するために。
(はぁ……もうべちょべちょ……)
そんな私の下腹部からは、さっきからヌルヌルとした感触がしていた。
ポン吉の出した蜜を飲んだせいで、私の股間から愛液が溢れてきてしまっているのだ。
「んっしょ」
「ブブゥ?」
私はヌルヌルとした嫌な感触を感じながらも、おっぱいを吸っているポン吉の両脇を掴んで引き離す。
そして寝ころんでいた姿勢から座り直し、ポン吉をゆっくりと自分の股の間であるベッドの上にへと置いた。
「ブッ……」
はしたなく股開いた両脚からポン吉がこちらを覗いている。
恥ずかし気もなくさらけだした私の股間を凝視し、見つめて。
ゴクリッ……
ポン吉の喉から生唾を飲み込んだ音が鳴った。
彼はきっと私の濡れた蜜壺を見て、美味しそうなのだと思ってくれたのだろう。
ペッティーや小人といった存在は、人間の女性の排泄物を食べてでしか生きられない存在であるため。
なのでポン吉は、食事をしようと近づいてくる。
のそのそお腹を揺らし、オマンコから垂れてる愛液を飲もうと。
――でも、私はそんなポン吉を𠮟りつけるよう止めたのだった。