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広域はんい from fanbox
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③縮小〇〇日記 15話 中編 ~ひとときの温泉~

「あ、温泉の場所はここみたいですね。 皆さんほら早く! こっちですよ、こっち!」

「ちょっとしおりん、そんなに急がなくても温泉は逃げないって」


 詩織ちゃんの先導の元、私達は女湯と書かれたのれんをくぐり、ぞろぞろと脱衣所の中へと入っていく。

 この旅館の温泉を堪能するために。


 そう、既に食事を済ました私達は、次に温泉に入浴するための行動に移していた。

 この旅館の特殊な料理のせいで全身に汗が噴き出してしまい、べとつく身体が気持ち悪くなってきたから。


「というか、しおりんってどんだけ温泉が好きなん」

「うん、昨日も学校で温泉の話ばかりしてて、すごく楽しみにしてたよね」

「え? そりゃあ楽しみですよ。 秘境の温泉ですよ? 温泉! 考えるだけで気分が上がってくるじゃないですか。 ね、そうですよね」


 明日香と私以外に同意を求める詩織ちゃんに皆が頷く。


「まあ、しおりんほどじゃないけどあたしも楽しみだよ。 こういった秘境の温泉に入るって経験はそうそうないからね」

「うんうん、私も」

「先生もかな。 温泉自体が久々だから……」


 皆がお喋りしながら脱衣カゴの入った棚の前で衣服を脱いでいってる中、私はキョロキョロと室内を見回していた。

 女将さんから脱衣所に置いてあると聞いていた、“浴用品を” 探すために。


「んっと、どこだろ……」

「どうしたん茉由、脱がないの? ってか何か探してるん?」


 不思議そうに声をかけてくる明日香。


「うん……女将さんが言ってた浴用品を探しているんだけど。 ほら、籠の中に入れてますっていってた」

「カゴ? 私は見てないけど、脱衣所じゃなく温泉の中に置いてあるんじゃない?」

「そうなのかな……女将さんが脱衣所って言ってたんだけど……」


 とは答えるけど、何処にもないために明日香のいう通りなのかもしれないと思い始めてくる。

 だからもう探すのはおしまいにして自分も服を脱ぎはじめようとしたのだけど、皆と離れた棚の場所で一人で服を脱ごうとしている先生が私に声をかけてきた。


「天上院さん、籠なら先生の前にある棚の上に置いてあるけど、これの事じゃないかな……違う?」

「あ、ほんとうですね! きっとこれだと思います」


 先生の隣に向かい、指で示す場所を見ると、確かに平らな長方形の籠が置いてあった。

 私達が脱いだ衣服を入れる丁度腰の高さである棚の上に蓋をして。


「この中にその……は、入ってるのかな?」

「はい、入っているはずですよ。 一応、中を確認してみましょうか」


 カパリと蓋を開ける。

 指の力だけで簡単に開かれた籠の中には、今宵、私達の浴用品となる物が詰められていた。

 “洗浄小人” という、生きた元人間の男性達が何人も。


「うぅ……皆こっちみてる……」


 蓋を開けると、中に入っているたくさんの視線が一斉に私達に向けられる。

 怯えているのか身体をプルプル震わせての、畏怖する視線を。

 そんな男性達は思い出したかのように私達に向けてお辞儀をしだす。

 僕達をご使用いただきありがとうございますと言葉にし、使用者に向けて浴用品としての礼儀を示す礼を。


「何々、どんなのが入ってたん? って……お、おぉ……」

「いや、すっご……」


 私と先生の隣からひょっこりと籠を覗く、下着姿の明日香と桜ちゃん。

 二人は浴用品を見て、感慨の声を口から漏らしている。

 遅れて同じように後ろから覗き見た詩織ちゃんとりんちゃんまで言葉を失っていた。

 何故なら、男性達は全て筋肉で引き締まった身体をしていたので。

 細マッチョというのか、競泳選手みたいな体つきを。


「これは……ほんとすごいね。 確かにエロステにある洗浄小人とは全然違う」

「ええ、これなら湯舟の中で使えるのも納得できますね」


 明日香と詩織ちゃんの会話を聞いて私も納得する。

 きっと彼らは長時間潜水できるようになるため、相当な訓練を受けて鍛えられてきたに違いない。

 私達が湯舟の中で彼ら洗浄小人を堪能できる――それだけのために、ただただ。

 でないと、ここまでの体つきにはなるはずがないのだから。


 そんな彼らに、みんなは見惚れてしまっていた。 女とは違う逞しい身体を目にして。

 それは、男性達を見てたじろいでいた先生までもを惚けさせるほど。

 瞳を大きく、目を離せなるぐらいに。



 一方で彼ら――男性達の方も彼女らを見ていたのだった。

 畏怖する瞳で、これから自分達を浴用品として使おうとしている女性達を。


「今日の客は彼女らか……」

「ああ、見るからに若そうだが、下手したらまだ学生かもしれないな」

「ハハッこんな所で私達を活用するって事は、きっとこの娘たちは良い所のお嬢様なのかもしれないね」

「そうだな……ああそうだろうさ」


 巨大な娘たちの視線がそそがれる中、彼らは思い思いに話す。

 なにせこの会話は彼女たちの耳に聞こえやしないからだ。

 小さな男達の声量では、大声を出さない限り決して。


「いやーまじでこの洗浄小人使うの楽しみだわ」

「ふふ、私もです♪ 早く服を脱いで温泉に入りましょう」


 男達にそそがれていた大勢の娘たちの視線が離れていく。

 どうやら娘たちは服を脱ぐために元の位置に戻っていったようだ。

 茉由と樹乃、二人を残して。


「先生、私たちも服を脱ぎましょうか」

「うん……でも、この人達の前で脱ぐのはちょっと……恥ずかしいかなって……」

「見られたって別に気にすることなんてないですよ? 先生。 これはもう人間として生きてはいけない、浴用品となった物なのだから」

「わ、分かってるけど……だけどもどうしても先生は人間の男の人として見ちゃうの」

「あれ? 先生って小人の玩具を持ってるって話していませんでした? それに、食用小人も美味しそうに食べてたじゃないですか」

「それは……玩具と一体化したのならそういう物なんだって思えるから平気だったの。 人間だけど、これは玩具として生まれ変わった “人” なんだって。 だから食用小人もそのままの姿でお皿に載せられてきた時は抵抗があったけど、七輪で焼いたら食べ物だって思えたから食べられたの」

「えっと、つまりはこれを浴用品として見る事が出来れば、これが人であると認識していても、何も気にする事なく使えるってこと……ですか?」

「うん……そうだと思う」


 茉由は思い出していた。 旅館での夕食の時に、七輪の網の上に置いた小人に向けて、しきりに謝っていた樹乃の姿を。


「お、おい! 何をするんだ! やめろ! や、やめ……熱ッ! 熱いぃッ‼ イギャアアァァァァッッ!」

「ごめんなさい……本当にごめんね……熱いよね……」


 お箸で掴み、自分で七輪の網の上に生きた男を載せた樹乃。

 確かに網の上に載せたばかりの時は申し訳なさそうに謝っていたのだが、男の悲鳴が弱まるにつれて樹乃の謝る数が少なくなっていた。

 網の上で静かに焼かれる男を眺めていると、次第に樹乃の中では彼をお肉と認識していったがために。


 ……だからだろう。


「んっしょっと」


 ジュウゥゥゥッ!

「アギャァァ……ァァ……」

 軽い声と共に、男の体を網の上でひっくり返す始末。

 まるで肉の裏面を焼くかの如く。


「んーこれぐらいでいいかな」


 しばらくしてジュウジュウと裏面が焼けた身体。

 それを見て、樹乃の中ではもう完全に彼を自分の肉と認識していたに違いない。

 ――故に。


「はぁむっ♪ あっふ……あっふぃ♪」


 網の上から回収した男を小皿に載せ、自分の口の中に入れてしまったのだった。

 あれほど可哀想だと抵抗していたのにも関わらず、なんら情を見せることなく。


 ………………

 …………

 ……


「うーん、先生なら大丈夫だと思うけど。 夕食にあの小人を食べられていたのだから、これも浴用品として次第に認識してくるんじゃないかな」

「そう……うん……そうかもね……」

「はい、そうですよ。 じゃあ私達も脱ぎましょうか」

「うぅ……う、うん……」


 上着のボタンを一つ一つ外し、着ている衣服を脱ぎ始めていく茉由と樹乃。


 二人が脱衣をしているその光景を、逃げ出せない男達はただ見ていた。

 これから自分達がご奉仕する肌が、露わになっていくのを……。


「……しかし、よくよく考えたらすごい光景を見ているよな……俺達って」

「何だよいきなり……」

「いや人間として過ごしていた頃は、こんな若い娘が目の前で裸になるなんて絶対になかったからさ。 この娘だけじゃなく、これまでも色々な女が」

「まあな……。 それもこれも、俺達なんて誰からも同じ人間として見られていないって事だろうぜ。 実際、浴用品として扱われているからな」

「そうだな……」


 呟き見上げると、黒いレースをあしらったピンク色のブラジャーが堂々と目の前にあった。

 きゅっと脂肪を寄せて形作った胸が、男達の前方一面に。


「……んっ」


 そんなブラジャーを纏った娘は手を後ろ手にして、引っかけられていたホックをパチリと外してしまう。


 ……タプゥ!

  ……タプゥン!


 ブラを外した瞬間、重力に従って垂れ落ちる肉の塊。

 二つのそれは脂肪を波立たせて、優雅に揺蕩んでいる。

 男達と比べて何倍もの大きさを持つ娘のおっぱいが、彼らに向けてどうだと言わんばかりに。


「……お……ぉぉ」

「み、見事だな……」


 思わずかような感想を口から漏らす男達。

 それほどの存在感があった。 自然と美しい曲線を作りみせていく、張りのある茉由のおっぱいは。


「うぅ……天上院さんが男の人達の前でぬいじゃった……。 本当にこの人達の事を気にもしていないんだね……」

「先ほどもいいましたけど、今から浴用品として使うのに気にするなんておかしいですからね。 だから先生も気になんてしなくてもいいんですよ? もう一度いいますけど、彼らはもう浴用品なんです」

「よ、浴用品……この人達は浴用品……。 ……うん、わたし頑張ってみるね……」


 樹乃の今の姿は、上着を脱いで赤いリボンの装飾が施された、真っ白なブラジャーを身にまとった姿。

 それから先がどうしても脱げなくて止まっていた。


 だけども、平気で衣服を脱ぐ茉由の行動や言葉で、ようやく彼女も脱ぐ決心したようで、よわよわと後ろに手を回していく。

 恥ずかしくて気になるのか、チラチラと箱の中にいる男達を見ながら。


「あの娘も脱いでいくぞ……」

「あ、あぁ……」


 言葉は少なく固唾を呑んで見ている男達。

 樹乃が恥じらえば恥じらうほど、どうしても気になり目が向いてしまって。

 樹乃が成人している女性だと知らない男達には彼女は幼い少女に見えており、どこかイケナイ気持ちを抱きながら。


「うぅ……」


 そのような少女が、顔を真っ赤にしながらとうとうブラを外したのだった。

 彼ら男達の前で、小ぶりなおっぱいをさらけ出して。


「ぬ、ぬいだ……」

「……あ、あぁ」


 目の前で露わにされた胸に、それぞれが歓声を上げる。

 小ぶりといっても女性らしい盛り上がりがあり、小さくとも華のある美しい造形をしたおっぱいを見て。

 乳首に至っては何故かツンッと上向きに勃っており、欲という自己主張までもしている始末だ。

 おっぱいの持ち主である本人は、あれほど恥ずかしがっていたのに……。


「みんな見てる……そんなにみないでよぉ……」


 男達のあまりの不躾な視線に、たまらず胸を腕で覆って隠してしまう樹乃。


「確かに視線がすごいですね……。 きっと先生が可愛いからみんな釘付けになっているんですよ」

「か、かわっ⁉ もう! 先生をからかわないで天上院さん!」

「うふふ、からかってはいないのですけど、ごめんなさい先生。 でもね、みんなが見ているいい機会ですので、この際、隠さずに見せつけちゃいましょう。 その方が早く慣れると思いますよ」


 その言葉を証明するかのように、茉由はパンツをずり下ろしていく。


 たぷっ……たぷんっ

「……ぉぉ」

「……ぅ……わぁ……」


 腰を屈めた事により、男達の視線は樹乃から茉由へとそそがれる。

 何せ彼らの全面では、視界いっぱいに柔らかそうなおっぱいがたぷんと下へ伸び、揺れに揺られていたので。

 自分よりも遥に重さのある肉というおっぱいが、たぷたぷと肌同士でぶつかり打ち鳴らして……。


 異性で人間同士であれば、間違いなく劣情を抱くはずのこの光景。

 だがしかし、小さな男達からすればそれは劣情だけではなく、同時に恐ろしさも合わせ持っていたため、どうしても目が向いてしまうのであった。


 恐ろしいと、脅威と思えてしまえるほどに――この茉由のおっぱいに比べて彼らはちっぽけな存在のため。

 小さな男の力では、おっぱいを持ち上げる事すら敵わぬほどに非力すぎるのだから……。


「う、うん……私も」


 かような茉由の姿を見ていた樹乃の方も、意を決して行動に移していく。

 おっぱいを隠していた腕を下げ、リボンの装飾がついた純白のパンツを手にかけて。


 ……スル

  ……スルル


 男達の位置からは下方は見えない。

 女の胸の高さである棚に、平らな籠の中に入れられて置かれているため、身を乗り出して覗き込まない限り見えないのだ。

 だが彼らは下部から聞こえてくる布が擦れる音で状況を把握していた。

 この少女は、自分達のすぐ前でパンツを脱ぎ始めたのだと。


 あたかもそれが正解だと言わんばかりに、今しがた脱いだばかりのパンツを手にする樹乃。

 そして、男達に見せつけるように胸元にまで持ち上げて折りたたみ、一段下の棚の中に仕舞うのだった。


「茉由さん、先生ー、早く入りましょう」

「あ、ごめんね、すぐにいくね」


 温泉へと繋がる脱衣所の出口の前で二人を呼ぶ詩織。


「遅いって二人共、寒いから早く入ろうよ」


 彼女の傍には、既に全裸になっている明日香や皆も立って待っている。


「じゃあ、いきましょうか先生」

「……う、うん」


 そのような彼女たちの元へ、男達の入った籠を持って歩いていく茉由。


「ぅぉぉわぁぁ……」

 ドオォォンッ!

  ドシィィンッ!


 ただ歩く、それだけの行為に、彼らは尋常じゃない揺れに襲われる。

 立つことが出来ないほどの、大地震たる揺れに……。


 タパァンッ!

  タパァァンッ!


 また、歩行という行為に脂肪の塊が音を奏でて弾んでいた。

 茉由が一歩、一歩と床に足を踏み下ろすたびに、上下に揺さぶれるおっぱいが皮膚に当たって。


 タプゥンッ!

  タポォォンッ!

「ひぃ……ぁぁぁ」


 そのような弾む光景を見て、誰かが悲鳴を上げている。

 お腹の前に籠を持って歩かれているため、彼らの頭上では茉由の発達した下乳がありえないほど歪み、おっぱいや皮膚がぶつかり合って暴れていたのだから。

 先にも語った男の何百倍ともあろう脂肪の塊が、なんとも言えない音を奏で、あたかも踊り狂うかのように……。


「……うああ」

「ぅぅ……また……また私達は……」


 男達は絶望という感情を抱いていく。

 茉由の下乳の光景を見た “だけ” じゃない。

 脱衣所の出口に立つ、明日香、詩織、桜、りんの一糸纏わぬ姿を見て。


 何故なら陰毛を生やし、大人として成長している段階のあの巨体に、これから浴用品として使われる未来が待っているのだから。

 それは四人だけじゃなく、頭上で下乳を揺らす茉由や、隣で一緒に歩いている樹乃という巨大な娘らに、身体を洗う道具として。


 これから彼らに待ち受けるのは、相当な苦しみが待っている。

 人間の時には味わわなかった、耐えがたい辛さが待っている。


 巨大な娘たちに心地の良いひとときを過ごさせる、その代わりに……。


 ………………

 …………

 ……

③縮小〇〇日記 15話 中編 ~ひとときの温泉~

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