始めて女の人がする自慰行為を見せられた次の日。
僕ら六人は実際に涼子お姉さんに使われていった。
まずはお掃除という名目で、お姉さんの顔の至る所を触らせたり、舐めさせられたりして。
「違うわ! 鼻の奥の方にも残っているのか、お手てを入れて確認しなさいと言ってるでしょう!」
「は、はいっ!」
間近で見る巨人のお姉さんの目や耳や唇などは、正直に言うと凄く気持ち悪い。
鼻の穴なんてもっとだ。 太い鼻毛が円状に生えているし、そんな毛に鼻水という水垢がこびり付いてもいる。
それらをお姉さんは僕らにお掃除をさせるんだ……。
鼻の穴の奥にも手を突っ込ませて、お姉さんの鼻息の通りを良くするために。
「君たちに教えるために鼻をかんだまま手入れをしていなかったけども、ん~♪ 随分と呼吸がしやすくなったわ」
「うぅぅ……手がネチョネチョしてるよぉ……」
「ちくしょう、何だよ……なんでこんな事をしなくちゃいけないんだよ……」
手に纏わりついている鼻水。
皆それぞれ順番にお姉さんの鼻の穴の中に手を入れて外に掻きだしていたため、全員の手がネバネバの粘液で汚れてしまっている。
そんな汚れている手をした僕らに向けて、お姉さんは言うんだ。
「食べなさい」
って……。
「はぁむ……むぐぅ……」
「うぐ……ぅぉぇ……」
お姉さんのを口に含むと、甘いのと同時に強い塩味が口の中に広がる。
昨日食べた股間から出てきた物の方が甘さが濃くて美味しかったけど、こっちはこっちで美味しく感じていた。
昨日食べたのがスイーツだとすると、今食べているこれは塩味がするため、ご飯時に食べるおかずみたいだったから。
でも……自分が何を食べているのかを意識してしまうと、どうしても気持ち悪くて嘔吐いてしまう。 どれだけ味が良くても。
「最悪……本当に本当に……。 こんなのを食べさせられて僕達は生きていかなければならないなんて……」
「そうだね……。 でも、涼子のお姉さんのいう通りにしないと……」
「ええ、分かっていますよ。 だから最悪なんですよ啓介。 僕達ではこの状況は絶対に逃れられないのだから」
「う、うん」
どれだけ嫌な事でも、お姉さんの命令には逆らえない。
だって、少し考えるだけでも分かるんだから。
人間の顔の上に乗れるぐらい小さな僕らは、お姉さんにとっては虫同然の存在。
だからその気になれば、簡単に僕らの命なんて奪えてしまえるって。
それこそ、虫を手で叩き潰すみたいに……。
「さて、とりあえずお掃除はこのぐらいにして、さっそくオナニーを始めましょうか。 ほら、君たちはお姉さんのおっぱいまで来るのよ」
「……わかりました」
急いでお姉さんの顔から胸の上にまで移動していく。
僕ら三人は左胸に、別の施設から来たあの人らは右胸に別れなさいと命令されて。
「いい? まずは女性の性感部に触れる前には必ずご挨拶をするの。 『乳首様、矮小で卑しい僕達がご奉仕させていただきます』って。 これは儀式だから必ずしなさい。 自分は乳首以下の存在だと言葉にしてお客様に伝えるの。 ……ほら、お返事!」
「「「はいっ!」」」
お姉さんの怒った様子の声に、僕らは慌てて大きな声でお返事をする。
ただならぬ恐怖を感じて。
だけどそれは一瞬の事で、お返事をするとお姉さんはすぐに元の様子に戻り、怒りのない普段の口調で話し出した。
「ご挨拶を終えてご奉仕の許可をもらえたら、君たちはその小さな手や舌を使って乳首の周りを優しく触れるの。 唾液をたっぷりつけた舌でツツって、くすぐるように工夫をして。 そうすればお姉さんゾクゾクってして、オナニーのための身体の準備が出来てくるから。 わかったのならさっそくやってごらんなさい」
「……うん」
「あ……えっと……乳首様……わいしょうでいやしい僕が……」
ああ、僕らは人間扱いをされてないんだと感じてしまう。
言わされているこの言葉で、僕は……皆は涼子お姉さんが使うエッチな道具にされてるんだって……。
あまりに辛くて悲しい気持ちになる。 エッチに使われる自分自身が惨めすぎて。
でも……僕らは我慢が出来たんだ。
外で過ごす年の近い女子が、僕らの心の支えとなっていたから。
一つ年上の『峯藤 心菜』さんと、同学年の『西園寺 澄玲』さんが。
『以前に萌先輩に連れて行ってもらいましたけど、学園の近くに出来たチョコのマシュマロが凄く美味しいんです。 黒百合でもすっごく話題で』
涼子お姉さんに使われた次の日の夕方。
勉強を終えて残った時間、授業も三回目ともあって心も打ち解けてきた僕らは、先生となる心菜さんと澄玲さんとで世間話をしていた。
「へぇ、そうなのですか心菜さん、澄玲さん、外ではそういう物が流行っているのですね。 僕も一度食べてみたいです」
『晋さん、もし近くに来ることがありましたら私達がご案内いたしますよ? ね、澄玲』
『あ、は、はい! 心菜お姉様とご一緒なら』
彼女達は僕や皆を一人一人名前で呼んでくれている。
施設時代の名字を名乗っているために、呼ぶ際に誰を指しているのか分かりにくいため。
僕らの方も二人の事を名前で呼ぶようにしている。 一つ上の先輩になるのだけど心菜さんからお願いされて、その方が仲良くなりやすいからと。
「おー澄玲ちゃんが案内してくれるの? よっしゃぁ! じゃあ一緒に食べようよ」
『……嫌です、武史君は一人で行ったらいいじゃないですか』
「えぇ……何で啓介や晋達には優しいのに俺だけそんな冷たいの……」
プイッとそっぽを向いてしまう澄玲さん。
言う通り、思えば僕らには優しく応対してくれるのに、何故か武史にだけは冷たい印象だ。
そんな彼は涙目になって、助けを求めるようにこっちに顔を向ける。
「ずっと薄々感じてたんだけどさ……やっぱ俺って澄玲ちゃんから嫌われてるよな?」
「いやどうでしょう、本気で嫌われている訳じゃなさそうですけどね」
「うん、何か武史って澄玲さんにはグイグイといくから戸惑っているだけなんじゃないかなぁ」
「お、俺ってそんなにグイグイとしてる?」
「ええ、かなり。 澄玲さんが好きなのは分かりますが、もう少し抑えた方がいいですよ」
「――へっ⁉ な、何で俺が好きって知ってるんだよ」
「いやもうバレバレだから……。 というか機会があればちゃんと話してみたら? 僕らは兄弟同然に育ってきたから武史の事は知り尽くしてるけど、澄玲さんからは何も分からないし」
「そうですね、逆に武史は澄玲さんの事を知らないでしょう? 今はただ軽薄な印象を与えているだけですよきっと」
「軽薄って……うぅ……わ、分かった! 二人が言うようにちゃんと話す!」
後日、皆の前で告白みたいな出来事が起きたけど、そのおかげで武史に対する澄玲さんの態度が柔らかくなった。
そのような青春の裏で、夜には涼子お姉さんの自慰行為に使われる日々。
最初は下手だとか言ってすごく怒られたりしてたけど、今では触ったり舐めたりする練度が上達したためか、お姉さんはエッチな声を出してすっごく気持ち良さそうにしている。
股を広げ、股間を突き出してプルプル身体を震わせている涼子お姉さん。
その股間の上やおっぱいの上に乗ってご奉仕をしていた僕らは、地震以上な身体の揺れに耐えるしかない。
「オワァァッッ!」「わわわっ!」「くっすっごい揺れです」
首筋、脇、おっぱい、僕がいるおへそやクリトリス? というお姉さんの身体のあちこちの箇所に、皆それぞれしがみ付いて。
イッた。 それは僕らがずっと目標にしていた事。
だって僕らは女性のエッチな道具。 道具として役目が果たせなければ、ゴミだと言われてきたから。
だから皆は安心していた。 イかせるというお姉さんとの約束を無事に守れ、僕らは解放されると思ったから。
でも、そんな事はなく……。
「え、何を言ってるの? 終わりなわけがないでしょう。 あなた達は私にお金で買われたのよ? 上流階級の女性のマッサージ商品となるために。 今はその訓練の最中。 ただ一つの目標をクリアーしただけにすぎないわ」
「は? そんな……」
どうやら僕を含めてみんな “道具” という意味を勘違いをしていたようだ。
お姉さんからすれば僕らなんて本当に道具。
だから涼子お姉さんが満足するまでこの行為は終わるわけがないんだ。
泣こうが喚こうが、僕らなんてただただエッチに使う道具、それだけなのだから。
いつの間にかお姉さんをイかせるという目標に、達成すればこのエッチな行為から解放されると思い込んでしまっていた。
多分だけど、毎日とエッチな行為に使われるのがすっごく辛すぎて、心を守るためにそう思い込んでしまっていたのだろう。
きっと皆、これが終われば楽になれるんだって……知らずに心の自己防衛をして……。
「さて、じゃあ次は外側ではなく、中で女をイかせる訓練をしましょうか」
そう言って身体の上に乗った僕らを股下に落としていく。
手でホコリをパッパっと振り払うかのように。
「そこから良く見えるでしょう? お姉さんのおまんこの穴。 知っての通りこの小さな穴はおしっこを出す穴で、こっちの大きく口広げた穴がこれから君たちが入る場所なの」
足を開脚して座ったまま、二本の指でおまんこを広げてみせる。
そこにはまさに僕らという御馳走を食べたそうに、膣穴がクパクパと蠢いていた。
「ここはね、女性が赤ちゃんを産む膣というのよ。 ふふ、つまり君たちはもう一度赤ちゃんに戻って、この中でママとなる私を気持ち良くするの」
「赤ちゃんって……。 ち、違うっ! 俺はもう大人だ!」
プライドが傷ついた武史は声をあげる。
僕もそうだ。 赤ちゃん扱いをされて正直むかついた。
「あら、そうなの? でも君たちはこの中に全身が入っちゃうのよ? それこそ赤ちゃんみたいに。 でもね、赤ちゃんになれるのは三人だけ。 残念だけども残りの三人は下の穴の方に入れられちゃうの」
涼子お姉さんが指す膣とは違う穴。 それは僕ら男にもあるお尻の穴だった。
「どう? お姉さんの肛門の穴。 毎日小人に綺麗にさせているからとっても綺麗でしょう? そうねぇ……膣の穴に入れられちゃう子が赤ちゃんなら、こっちのお尻の穴に入っちゃう子は私のウンチという事になるのかしら? ふふ、アハハハッ♪」
大笑いをしているその下で、ヒクヒクしているお尻の穴。 お姉さんは僕らの前でわざと動かしているんだ。
この中にも入れるぞって意味で……。
「ふ、ふざけるなよっ! 何で俺達がそんな汚い場所に入れられなければいけないんだ! 道具扱いするにも限度ってものがあるだろっ!」
全員の気持ちを代弁して武史は怒る。
そんな武史に涼子お姉さんは、とても冷ややかな目をして残酷な言葉を呟いた。
「そう、私のいう事を聞けないのね。 なら使えない道具はいらないわ。 ちょうどお腹も空いてきた事だし食べちゃおうかしら。 うん、そうしましょう、君は本当に私のウンチになってしまいなさい」
「へっ⁉ ちょっ! おわぁぁぁッ‼」
「た、たけしぃぃぃっ!」
お姉さんの指に摘まれて、武史はグンッと高く上昇していく。
「くっこのぉ! やめろぉぉッ! 俺を放せよぉッ!」
頭を摘まれたまま手足を動かし暴れている武史。
そのすぐ真下では大口を開けたお姉さんが、武史を口内へ迎え入れようと待ち構えている。
「ひやぁぁぁッ! 怖い! 怖いぃぃぃッ! ご、ごめんなさい! ゆるしてください! もう生意気は言いませんからっ! やめ……いやだぁぁ!」
自分の足下であるお姉さんが口を広げた光景を見て、これから自分がどうなるのか悟ったのだろう……。 武史は瞬時に泣き叫びながら謝っていたのだけど、お姉さんは容赦なく口の中へ入れて食べてしまったのだった……。