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夜空さくら from fanbox
夜空さくら

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ラバーフェイスは悦ぶ おわり

■ ラバーフェチが集う、男女共に全身ラバースーツに包まれて楽しむ夜のお店、それが【ラバーフェイス】。ゴム人間と化した男が、同じくゴム人間と化した女と、個性や外見といった柵を捨て、思う存分楽しむお話ですーw-ウム

■ 今回でこの男性のお話は終わりです。女性視点のお話も書きたいと思っています。ただ、このお話の女性とは別にしようと思います。この女性に関しては謎のままの方がいいと思いますのでーw-ウム

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 ボックスの中から取り出した手持ちバイブは、黒いラバーで覆われている。

 イチモツの形をしているがその凶悪さを表しているのは、根元付近にある突起だろう。

 挿入するとその突起が彼女のクリトリスに当たるように出来ているのだ。

(だいぶ長くで太いように見えるけど……奥まで入るのか? これ)

 俺はそう思いながら、そのバイブの先端を摘まんでみる。

 すると、かなり柔らかい素材で出来ていることがわかった。

 これなら多少ならサイズに合わせて変化するので、大きくても平気かもしれない。

(ま、挿入してみればわかるよな……!)

 俺はそう思いながら、そのバイブの先端を彼女の割れ目に当てる。

 だいぶ敏感になっているようで、まだ振動もさせていないし、ちょっと先端を割れ目に擦っただけなのに、彼女の体はびくんと反応した。

 すでにこれまでのプレイで穴はローションで濡れているため、新たにバイブに追加で潤滑油をかける必要はなさそうだ。

(よし……いくぞ……!)

 俺はゆっくりとそのバイブを彼女の奥へとねじ込んでいく。

 ズブズブとバイブの先端が彼女の中へと入っていった。

 彼女の体が弓なりに仰け反り、ローターを押し当てている乳房により強くローターが当たった。

 右に左に体をくねらせ、かなり気持ちよくなっている様子だ。

(いいぞいいぞ……! いい感じだ……!)

 バイブがさらに深く入って行き、ついに奥に到達した。

 しかしまだ少しバイブが、はみ出している。

 根元の突起をクリトリスに押し当てられていない。

(むぅ……もう少し……行けるのか……?)

 ねじ込んでしまっても大丈夫だろうか。

 少し不安がよぎったが、ここまで来て最後まで出来ないのも勿体ない。

 彼女もそれは望んでいないだろうと思い、そのバイブを持つ手に力を込めた。

 ゆっくりとバイブを彼女の中へと押し込んでいく。

 下腹部の辺りが少し盛り上がったように見えているのは気のせいだろうか。

 いずれにせよ、ここまで来たら最後まで押し込んでやる。

 さらに力を込め、ゆっくりと、しかし確実にバイブをさらに奥に挿入していく。

 ラバーに包まれた彼女の体がビクビクと痙攣し、相当気持ちいい様子だ。

(かなり気持ちよさそうだな……! あと、少しだ……!)

 心の中で彼女を応援しながら、さらにバイブを押し込み、ついに根元の突起が彼女のクリトリスに押し当てられる。

 少し意識してバイブを捻り、クリトリスにより強く当たるように調整した。

(よーし……! これであとは……いよいよ……!)

 バイブなのだから、当然その機能がついている。

 それを起動させるべく、俺は持ち手の部分にあるスイッチに指をかけた。

(あんまり暴れてくれるなよ……!)

 そう思いながら、俺はスイッチをオンにした。

 その途端、バイブは激しく振動し始める。

 彼女の体の奥から全身へと振動が伝播していく。

 勢いよく腰を突き上げ、彼女の体が激しく震えた。

 どうやらスイッチを入れただけで絶頂してしまったようだ。

 バイブが強く締め付けられているようで、自分の手からもぎ取られそうになる。

(うぉ……! やばいな、これ……! こんなに感じて……ラバーの内部とか、愛液や潮でぐっちょぐっちょなんじゃねーか?)

 その内部の様子を想像するだけで、股間が反応しそうになる。

 一端バイブのスイッチを切ると、彼女はしばらくして脱力し、小さく痙攣していた。

 相当気持ちいいようで、まだバイブを強く締め付けたり、緩めたりしている。

 緩んだタイミングを見計らって、俺はバイブを引き抜きにかかる。

 ズルズルと太いバイブが抜けていく。

 こんなに太くて長いのが収まっていたのが不思議だ。

 先端部分の少し膨らんだところだけを彼女の体内に残したところで手を止め、再び押し込んでいく。

 そしてそれと同時に、再度スイッチを入れた。

 振動に反応して膣が収縮したのか、振動するバイブを強く締め付けてくる。

 ただ、それによってまた快感が弾けたのか、彼女の膣は収縮を頻繁に起こしていた。

 イキ狂うんじゃないかと心配になるが、本人が許容した道具なのだからたぶん大丈夫なのだろう。

 それに俺もいまさら手を止めることは出来ない。

 もっと激しくイかせてやりたいという気持ちが湧いてくる。

(おら……! 根元まで捻じ込んで、気持ちよくさせてやらぁ!)

 思い切りバイブを押し込み、根元の突起でクリトリスを押し潰す。

 さっきは押し付けてから振動させたが、今度は思い切り振動している状態からスタートだ。

 彼女の腰は激しく揺れ、あまりの動きの激しさに手を離してしまう。

(っと……! マジかよ、すげえな……!)

 俺が手を離しているにも関わらず、彼女の膣に突き刺さったバイブは一切そこから動いていなかった。

 それだけ強烈に締め付けていることの証明だ。

 ただ、それだけに振動を強烈に感じることになってしまっているはずで、彼女の意識はまだ飛んでいないのが不思議なくらいの感じっぷりだった。

(おー、すげえ。活きのいい魚みてぇだなぁ……イキ狂ってるだけに……)

 そんなくだらない言葉遊びを思わずしてしまうほど、彼女の反応は露骨で面白かった。

 そしてついにイキ続けるのも限界が訪れたのか、ひと際大きく派手に体を弓なりに反らした次の瞬間、バイブは挿入したままなのに脱力してしまった。

 いかせすぎたようだ。

 俺は手を伸ばしてバイブのスイッチを切る。

 激しく呼吸を繰り返している様子が、上下する胸の動きから理解できた。

 胸の頂点もかなり尖がっていて、よほど気持ちよく感じ続けたみたいだった。

(ここにローターを取り付ければ……かなり気持ちいいじゃないか?)

 そう思った俺は、小さな卵型のローターを彼女の両乳首にテープで張り付けて固定する。

 そうしたところで、ローターも動かし、バイブも動かし、三点を同時に責めた。

 もうすっかりイキ癖がついてしまったのが、彼女は大きく体を震わせる以外、反応しなくなってしまった。

(はぁ……それにしてもエロいな……まだまだ楽しみたいところだが……)

 俺が彼女をさらに攻めようとしたところで、耳の奥で声が聞こえてくる。


『間も無く終了時間です。プレイを中止し、部屋からご退出ください』


 どうやら時間が来てしまったようだ。

 延長は出来ないので、今回は諦めざるを得ない。

 そう考えた俺は、バイブやローターをそのままにして、彼女の上から退き、ベッドからも降りる。

 このまま放置しておけば、あとは店の人が片付けてくれるのだ。

(終了後に部屋に残ってるとペナルティくらうし……さっさと退散するに限る)

 俺は最後に、ベッド脇から彼女の姿を眺めた全身ラバーに包まれた非常に艶めかしい姿。

 また興奮してきたがそれをなんとか抑える。

 彼女の姿を目に焼き付けたのち、俺は背を向けて部屋の外へと出た。

(ふぅ……さっさとこのスーツを脱いで、シャワー浴びて帰るか……)

 準備などや着替える時間はサービスタイムで、厳密に時間は区切られていない。

 俺は楽しかったプレイを思い返しながら、スーツを脱ぐべく更衣室へと悠々と向かった。

 人一人が着替えてシャワーを浴びるためだけに存在する小さな更衣室へと向かう。

 まずは何より全頭マスクだ。

 うなじ辺りにあるファスナーを摘まんで、上へと引き上げていく。

 押し込められていた自分の体が解放されていく感覚は、何とも心地いいものだ。

 密閉されていた蒸れた空気が一気に解放され、涼しさを頭髪越しに感じる。

「ふぅ……っ、さすがに、蒸れるな……」

 全頭マスクを外した俺は、汗でぐっしょりと濡れている自分の姿を見て、大きく息を吐いた。

「あー、喉乾いた」

 用意されていたミネラルウォーターのペットボトルを一気に飲み干す。

 思いっきり射精もしたし、だいぶ体の水分が抜けていたようで、生き返るような心地だった。

「……向こうはたぶんもっとすごいことになってるんだろうなぁ……後半攻めまくったしなぁ」

 あれだけ感じてイキまくっていただけに、きっと相当汗もかいていただろうし、愛液や潮も噴き出していたはずだ。

 その様子が見られないのは、少し残念なところではある。

「ま、中身は知らない方がいいだろうしな……」

 どんな顔なのか、どんな体つきなのか、全くわからないからこそ、妄想も捗るというものだ。

(まずないだろうが……想像するだけなら、絶世の美女を想像して構わないんだしな!)

 元から外見が整った人間なら、こんな店で働かなくても、もっといい実入りのやり方はあるはずだ。

 よっぽどのラバーフェチだとか、そういう特殊な事情でもなければきっとそこまで美人は働いていない。

 俺だって容姿が隠れているからこそ、大胆に動けるところもあるのだからお相子というわけだ。

 シャワースペースに立ち、体を覆っているラバースーツを脱ぎにかかる。

 うなじから下に向かってファスナーを降ろしていく。

 頭がそうだったように、体のほうも相当蒸れていて、マラソン大会で全力疾走した後みたいなすごい湿気がラバースーツの隙間から漏れ出す。

「ふーっ……結構きつかったな……なんとかなったけど……」

 ラバースーツから解放された俺の体は、少し肥満気味のフォルムをしていた。

 すごく太っているわけではないにせよ、ラバースーツで矯正された結果の理想的な姿に比べると、少しだらしなくも感じる。

 本来の自分の姿を見て、一気に現実に引き戻された感があった。

「はぁ……まぁ、現実はこんなもんだよな……うわ、すげえ汗が溜まってやがる……っ」

 ラバースーツを脱いでいき、腰の下までずり下げると、股間の金玉の辺りがひと際ぐっしょり濡れていた。

 その気色悪さを堪えながらさらにスーツを脱いでいくと、足先辺りでかなりの汗が溜まっている。

 かなりまとまった量の汗が溢れて零れ、足元の排水溝に吸い込まれて行った。

 ようやくラバースーツを脱ぎ終わり、シャワーを浴びる。

 一気に汗が洗い流されていき、爽快感がかなり素晴らしかった。

「はぁ……! こりゃあ、癖になってもおかしくないなぁ」

 シャワーを浴びてさっぱりした俺は、手早く身支度を整えて、『ラバーフェイス』を後にする。

 いつもの街中、色んな人が行き交う中、俺は清々しい気持ちでのんびりと家を目指して歩いていく

(……ふぅ。それにしても今回の彼女はめっちゃ気持ちよかったな……同じ人が指名出来ないのはちょっと残念なポイントだよなぁ)

 体格は同じくらいの人を指定できるが、前にプレイした人と同じかどうかはわからない。

 それがあの店の魅力でもあるとはいえ。

(ま、だからこその楽しみ方も出来るんだけどな……)

 歩きながら俺は、後ろを振り返る。

 可愛らしい感じの女性が歩いている。俺は携帯を見る振りをして立ち止まった。

 その女性が俺を置い抜いていく。背丈の差はさっきのプレイルームで見た人とほぼ同じ。

 もしかすると彼女がさっきの女性かもしれない。

 ふと車道に目をやると、タクシーに気の強そうな女性が載っていた。

 赤信号で停まったのでじっくり見ることが出来た。座っているのでわかりづらいが、たぶんさっきの女性と同じくらいの背丈だ。

 彼女がそうかもしれない。

 そう。相手が誰なのかわからないからこそ――もしかしてあの女性がそうなのではないか、と想像する楽しみが出来る。

(はは。思春期の妄想みたいでちょっとあれだけど……思うだけならタダだしな!)

 澄ました顔をした女性、快活そうな女性、少しぽっちゃりした女性。

 そんな個性豊かな道行く女性たちの中に、もしかしたらあの女性が混じっているかもしれない。

 そう考えたら、道を歩くだけで楽しくなる。

(お金貯めて、また店に行かないとな……)

 そして行けば行くほど、あの時の女性かもしれないという可能性は上がり、妄想が捗るのだ。


 俺は次の店の利用をいつにしようか考えながら、意気揚々と帰り道を歩くのだった。



ラバーフェイスは悦ぶ おわり


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