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夜空さくら from fanbox
夜空さくら

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ラバーフェイスの裏側①

■ 全身ラバーに包まれて仕事が出来る素敵な店員募集に応募した主人公は、ラバーフェイスの特別なラバースーツに魅入られてしまいます。これは、そんな彼女のお仕事記録です。

■ 先日まで書いていた『ラバーフェイスは悦ぶ』の別バージョンです。今回は女性メインで、特殊なラバーの装着や感じ方を女性目線で書きたいと思いますーw-ウム

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 全身ラバーに包まれてエッチするだけでいい夜の店があると聞いた私は、即座にその店に面接を申し込んだ。

 私はラバーフェチだ。素肌とラバーが擦れる感覚や、あのラバー独特の感触が堪らなく好きだ。

 そんな私にとって、その仕事内容は天職ともいえるものだと感じていた。

 ウキウキワクワクした気持ちで面接に訪れた私を出迎えてくれた店の人は、首から下が分厚いラバースーツに覆われた姿で現れた。

 繋ぎ目などが一切ないそのラバースーツはとても奇妙なものであったけれど、私の理想に近いラバースーツであると言えた。

「結構ぶ厚いんですね、ここのラバースーツ」

 面接官の服装以外、特に当たり障りのない面接を終えた後で、私はそう面接官の女性に言ってみた。

 するとその人は黒い体を誇るように、自分の胸に手を当てながらいう。

「ああ、ほら、一応まだ貴女は部外者だし、これはいわゆる宣伝用って奴で、あえて分厚くしてるのよ。スケスケ状態じゃ、色々面倒なことになるし……」

 それはそれだけ薄くすることも出来るということだ。プレイ用と職員用とでは色々具合が違うのかもしれない。

 まあ、倫理的にとかいう話をするのであれば、そもそもそのラバースーツの時点で、だいぶ際どいといえる。

 なにせ体にぴったり密着していて、体のラインを強調して露わにしているからだ。

 ぶっちゃけ相当恥ずかしい姿であることは間違いなく、普通にその格好で外に出たら警察に捕まりかねない。

 全身タイツとそれほど変わりない破廉恥な姿だった。

 そんな風に私が思っていると、その人は私が書いたアンケート用紙を確認する。

「ラバーフェチ、ね。確かにこの店の売りはラバーであることに間違いはないのだけど……実は厳密にはラバーってわけじゃないのよ、この服の素材」

「え?」

 そんなバカな、と私は思った。

 その人が身に着けている服はどうみてもラバーで出来たラバースーツだったし、とてもそれ以外の材質で出来ているとは思えなかったからだ。

 私のその疑問が伝わったのか、その人はその服を指先で摘まんで引っ張って見せる。

 全身タイツを部分的に引っ張ればその部分だけが極端に伸びるだろうし、一般的なラバースーツの材質であればそこまで伸びることはなくても、ある程度服を引っ張っているような感じになるはずだ。

 だけど、そのラバースーツは、まるで本物の皮膚を引っ張っているかのようなレベルでしか引っ張れなかった。

 まるで皮膚と一体化しているように見える。

「いつつ……」

 摘まんだところが痛かったのか、その人はそう小さく呟いていた。

 ラバースーツと一緒に皮膚を摘まんでしまったようだが、それにしては何かがおかしい。

「この通り、このラバースーツは皮膚と限りなく密着してて、ラバースーツに触れたものの感触がそのまま素肌で感じられるくらいなの。だからとても気持ちよくなれるんだけど……慣れるまではちょっと違和感を覚えるでしょうね」

「……なるほど」

 普通のラバースーツではそこまでの一体感は生まれない。

 少なくとも普通のラバースーツと違うのは間違いないようだ。

「それと、女の子側には口の中までラバーを纏ってもらうことになるわ。もちろん、窒息したりはしないよう、鼻の穴を通じて呼吸は出来るから安心してね」

「口の中まで……?」

「研修の時にその感覚は体験してもらうことになるから安心して。いきなりお客さんの前に出すわけにはいかないでしょう?」

 そう平然と言ってくれるのだけど、口の中まで包まれるというのはどういうことなのだろう。

(……まさか、口の中の型とか取って、それで専用のマウスピースとかを作るとか……?)

 イメージが掴めず困ったけれど、研修期間があるならそれでいいかと私は納得した。

 あとからもっとこの時に細かい仕様について聞いておけばよかったと後悔することになるのだけど――この時の私は好奇心が先に立ってしまっていた。


 面接の結果、私はその変わったラバーのお店――ラバーフェイスに勤めることになったのだった。





 研修の日。

 私はお店の控室で、全裸になって立っていた。

 目の前にはなんだか物々しい、リクライニングチェアみたいな形の椅子があった。

 チェアは座面や背中を預ける背もたれの部分が柔らかくなっていて、そこに座ると体全体がかなり沈むようになっていた。

「これが……?」

「ええ。うちのラバースーツ専用の着用機よ」

 ラバースーツに着替えるだけだというのに、こんな大がかりな機械が必要なのだろうか。

 少し奇妙には思ったけれど、いまさらあとには引けない。

 自動的に着用させてくれるのであればそれに越したことはないだろうと、面接官さんのいうことに従って椅子に腰かける。

 ひじ掛けに手を置いていたら、突然その手も深く沈み込んだ。

「わっ、ここも……!」

 私の体は半分くらいがチェアに埋まってしまっていて、なんだか型を取られているみたいだ。

 実際、この椅子はこうして私の体格などのデータを取り、それを元に私にジャストフィットするラバースーツを作ってくれるみたいだった。

「はい、脱力してー。そう、楽にして力を抜いておいてね」

 言われるがまま、体から力を抜く。

 そんな私の体が乗せられた椅子は、大きく動き出して蓋を展開し、私の体を完全に包み込んでしまう。

 閉じ込められた私の周りに、無数の液体が纏わりついてきて、まるで本当に型でも取られているような気分になる。

(う……っ、痒い……)

 額が無性に痒くなって、私は反射的に手を動かしてそこを掻こうとしてしまう。

 だけど、私の手はぴくりとも動かせなかった。

 体がドロドロした液体に完全に包まれている。動こうとしても完全に閉じ込められているので動けず、ただピクピクと体を痙攣させるだけになってしまう。

 気づけば私の体は首から下が綺麗なラバーに覆われていた。

 色は黒だけど、かなり薄いからうっすらと肌色が透けて見えてしまっている。

「わぁ……これは……わっ!?」

 装着機に繋がれたまま、私が感心していると、突然股間に何かが触れて来た。

 思わず声をあげてしまった私に対し、かなりプライベートな質問が飛んでくる。

「最終確認だけど、あなたは処女ではないわね?」

「え、ええ、はい。一応……」

 いつだったか忘れたけれど、オナニーしてるときにうっかり破ってしまっていた。

 それからは深いところまで使ってオナニーできるようになったから、全く後悔はしていなかったけれど。

「これから内側までラバーを押し込むから、力を抜いてて」

「え。あっ。えっ?」

 一応話には聞いていたけれど、てっきり別で用意するものだと思っていた。

 まさかこのラバースーツをそのまま奥へと押し込むなんて――と思っていると、何か生暖かいものが私の体の中に潜り込んでくる。

「ひゃぅっ!」

 びくっと体が反射的に大きく動いてしまう。

 だけど私の体は全体を覆っているラバーによって、ほとんど動かせなかった。

 体の中を、ゆっくりと何かが突き進んで来ている。

「くぅ……っ!」

(これって……ディルド……!? い、いや、ちょっと違う……感じも……)

 体の中に差し込まれてくる感じはそれっぽかったけれど、何となく違う感じもする。

 割り裂いて奥に入ってくるというよりは、染み込んでくるって感じ。

 例えるなら、ものすごくドロドロして柔らかい蝋を注入されているような――そんな感じだった。

 多少の熱は感じるけれど、そこまで熱くは感じない。

 奥までその液体が浸透してくるのがわかる。

「うっ……!」

(こ、これあとでちゃんと取り除けるんだよね……!?)

 若干不安になりつつ、私はそれを受け入れるしかない。

 体の内側の隅々までその感触が広がると、今度はその感触が膨張し始める。

 体の内側が押し広げられている感覚があった。

(うく、くぅ……!)

 ミチミチと体の中がいっぱいになっている感覚。

 その感覚に思わず目を瞑ってしまった。

 そうすると余計にその感触に意識が集中してしまって、ますます明確にその感覚を捉えてしまう。

「んぅうっ……!」

(だ、だめ……っ、こえ、でちゃう……っ!)

 さすがに喘いでいる声を聴かれるのは恥ずかしい。

 必死に声をあげるのを堪えていたら――急に体の中の感覚が萎んでいくのを感じた。

 中を満たしていたものの感触がなくなり、その奇妙な強い感覚が収まっていく。

「あ、れ……?」

 思わず目を点にしてしまった。おそらくラバーを押し込んでいた物が引き抜かれた――というよりは除去されたのだと思う。

 それで体内を押し広げていた圧力が止んだ、ということなのだろう。

 けれどよくよくその股間部分に意識を集中させてみると、明らかに普段とは違う感じがした。

「とりあえずこれで良さそうね。胴体部分の着用を確認してみましょう」

 そんな声があって、私の体を包み、押さえつけていた物が離れていく。

 私の体の形に沈み込んでいた椅子も、空気が入るみたいに私の体を押し出してくる。

 私は慌てて自分の体を見下ろして――絶句した。

 自分の首から下の身体が、黒いラバーによって完璧に覆われていた。

 まるで皮膚がラバースーツになってしまったかのようなぴっちり具合。

 両手を顔の前に持ち上げて、目の前で掌を開いたり拳を握ったりしてみる。

 私の体を包んだラバーは、ぴちぴち、ミチミチと音を立てる。

 たるみやシワも本物の皮膚程度しか生まれない。

 どれくらいぴっちり密着しているのかそれだけでも明らかだ。

「……わぁ。これは……すごい」

 全身がラバーに抱かれているみたいでドキドキする。

 そして私は、その高揚感のまま、自分の股間を見下ろした。

 手がそうであるように、私の股間もまた完璧にラバーによって覆われている。

「うわぁ……ここも……すご……」

 あまりの衝撃に、言葉が出てこない。

 ラバーにぴっちりと覆われた私の股間は、ラバーで出来ているような状態になっていた。

 割れ目までしっかり覆われていて、その奥までラバーが入り込んでいることがわかる。

 何となくその場所に違和感を覚えるのは、奥までラバーがしっかり覆っているからだ。

 常に全体を緩く触られているみたいで、すごく気持ちいい。

(ちょっと体を動かすだけで、気持ちよくなっちゃいそう……!)

 そういえばこの状態で愛液が滲んで来たり、それこそ気持ちよすぎて失禁してしまったらどうなるのだろう。

 それを聞いていなかったことに私は気づいたけれど、その質問をする前に、次の道具が持ってこられた。

「まずは全部装着してしまってからにしましょう」

 そういったその人が持ってきたそれは――ラバーで出来た全頭マスクだった。


つづく


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