×××シスターが生まれた時①
Added 2025-07-11 15:00:10 +0000 UTC■ とある世界の、とあるシスターが生まれた時のお話。強大な力を得て好き勝手振舞う人類の敵――淫魔に対抗するために人類が試行錯誤するお話です0w0クワッ!
■ 某シリーズのプロトタイプと言いますか、設定整理のための過去話みたいなものです。というか、裏話?でしょうか。正式に採用するかどうかは、書き上げてから決めますーw-ウム
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この世界には魔物が存在する。
懸命に生きる人間たちにとって、それらは大いなる脅威となって日常的に襲い掛かって来ていた。
腹を満たすため、縄張りを主張するため、ただ、逃げ惑う人間の様を面白がって。
魔物は様々な理由で人を襲ってくる。
人もただやられるだけでは終わらず、多くの犠牲を払いながらも、それよりも多くの魔物を斃して来た。
人間が魔物より明確に優れていた点は、繁殖力に起因するその数だ。
成熟するまで数十年と決して短いサイクルではなかったものの、人間より強い力を持つ魔物はそのほとんどが生殖能力が人間よりも低かった。
結果、数のごり押しや能力のバリエーションを活かし、魔物を討ち果たすに至っていた。
そんな人間たちであったが、彼らを限りなく絶滅に追いやりかけた魔物が存在する。
それは、大地を駆ける巨大な狼でも、翼を持ち空を征く竜でも、途方もなく巨大な鯨でもない。
淫魔と呼ばれる、人間によく似た、けれど決定的に違う魔物であった。
多くの魔物を屠り続け、天を突くような巨大な山を縄張りとしていた竜王をも討ち斃した彼は『勇者』と呼ばれる人間のひとりだった。
人間の身体能力は魔物と比べて高いとは言えないが、彼は魔物に匹敵する魔力と、洗練された剣技を持って、魔物よりも強いと呼ばれる人間の一人だった。
行く当てもなく放浪し、出くわした魔物や、人々を困らせている魔物を片端から薙ぎ倒していく。
彼の手にかかればいつか魔物は絶滅するだろうとまことしやかに語られていた。
そんな、彼。
その彼は今、目の前の自分よりも小さな魔物を前に、動けなくなっていた。
「ぐ、ぅ……っ!」
苦し気に呻き、片膝を突く。
片手で握る大剣を杖代わりにするという、なんとも屈辱的な状態で、なんとか耐えている状態だった。
そんな彼の前で、妖艶な姿をした魔物が微笑みを浮かべている。
「あらあら……どうしたのかしら? 英雄さん。私を切り捨てるんじゃなかったのぉ?」
くすくすと笑いながらそう勇者を挑発するその魔物。
見た目は二十歳そこそこの若い女性だった。
目が覚めるほどの美形であることを除けば、至って普通の体格だ。
女性らしく丸みを帯びた体つきはしているものの、決してあり得ない体つきではない。
着ている服はとても露出が多く、乳房に至ってはそこそこの太さの紐のようなもので乳首が隠されているだけだ。
もっとも、あまり肌を見せない文化を持つ者が見れば驚くだろうが、現在その彼女がいる地域は割と性に奔放な文化であり、暑い日には男女混じって裸で水浴びをするくらいには、男女の距離が近い。
勇者もかつては貧しい村で暮らしていたこともあり、いま目の前にいる彼女程度の露出には慣れている。
しかし、勇者は身動きが取れなかった。
荒い呼吸を繰り返し、体の内側から溢れ出そうになる衝動を堪えている。
「くっ……! 俺に……何を……した……ッ」
激しく心臓が高鳴り、彼の体はとても熱くなっていた。
そして彼は、その熱が自分の体の一か所に集中していることを意識せざるを得ない。
そのことに気付いているのかいないのか、彼と相対している彼女はその淫らな格好をした体を見せつけながら微笑む。
「ふふふ……♡ あれだけ威勢のいいことを言っていたのにねぇ♡ 所詮あなたも普通の男と変わらないってことよ……♡」
そう言いながら、彼女は自分の背中にある翼を広げる。翼は体の大きさに対してとても小さい。
飾りのようにしか感じないその翼だったが、彼女が軽くその翼をはためかせると、勇者はますます動悸が激しくなるのを感じた。
「ど、毒か……!?」
そう呟きながら、自分に向かって解毒の魔法を用いる勇者。
しかし、効果は現れず、勇者の心臓の鼓動はさらに速まり、そうして生まれた熱は全て彼の股間に集中していた。
股間には戦いを想定してか、硬い前垂れがかかっていたが、勇者はその前垂れに自分のものが押さえつけられるのを感じ、顔を顰めてその刺激に耐える。
「くぅう……っ! うぉっ! おぉ……っ!」
体の奥から何かが溢れ出しそうになり、勇者は必死に堪えた。
とても戦える状態ではない。
そんな勇者を、相対している彼女は笑いものにする。
「大変そうねぇ……出しちゃえば楽になれるのに♡ ね、そうしなさいよ。解き放たれて……気持ちよくなっちゃえばいいのよ♡」
甘い囁きが勇者の耳朶を打つ。
その声に流されそうになる勇者だが、勇者の矜持がそれを良しとしなかった。
「ふざ、けるな……っ、誰が……お前なんかに……っ」
「えー? でも、好きでしょう? こういうの……♡」
そう告げながら、彼女は自分の乳房にかかっている帯状の紐を軽く引っ張った。
そうすることで隠れかけていた乳輪のピンク色がはっきりと見えるようになり、勇者の視線は思わずそこに集中してしまう。
穴が空く勢いで見つめる勇者に対し、彼女は楽し気に笑っていた。
「うふふ♡ あらあらそんなに見つめちゃって……♡ いいわよ、そんな物騒なものおいて……もっと近づいていらっしゃい♡」
その甘い声音での呼びかけに、勇者は応じてしまう。
地面に突き刺した大剣から手を離し、ふらふらと彼女の方に向かって歩いていく。
「うぅ……っ! く、ぅう……!」
彼は頭も熱くなり、思考が乱れて上手く考えることが出来ない。
骨まで焼くような竜のブレスを盾で受け止めた時よりも、彼の思考は茹ってまともに思考がまとまらなかった。
パタパタと翼を鳴らしながら、女性は勇者との距離を詰める。
普段なら容赦なく剣を振るって一撃で倒せるほどの近距離。
「うぅぅ……!」
勇者はその体を震わせることしか出来なかった。
必死に抗おうとしているが、女性から漂ってくる匂いに脳が痺れ、攻撃意欲が減じていく。
そんな勇者を見ながら、女性は勝ち誇った様子で告げる。
「ダメダメ……♡ 生殖本能を持っている存在である以上……淫魔の誘惑には抗えないわ♡」
淫魔を名乗った女性の手が閃き、その鋭い爪が勇者の下履きの帯を切断する。
股間を守る前垂れも地面に落ち――勇者は下半身を露わにしてしまった。
その股間では、かなり巨大な蛇の頭のようなイチモツが、天を突く勢いで勃起していた。
「あらぁ……♡ なんだ、いいもの持ってるじゃないの♡」
「うぐぐっ……!」
勇者は悔し気に唸ることしか出来ない中、淫魔はふわりと体を移動させ、勇者の前にしゃがみこんだ。
勇者の視線は、その淫魔の胸元に引き寄せられる。
あられもない格好をしている淫魔には胸に谷間が出来ており、性的魅力を生み出していた。
「くぅ……!」
さらに股間が熱くなるのを感じた勇者は、目を瞑って耐えようとした。
そんな勇者の耳に、淫魔の囁きが滑り込む。
「ふふふ。私のフェロモンはよく利くでしょ? 私を犯したくてたまらないでしょう?」
そう言いながら、淫魔は勇者の股間に顔を寄せる。
吐息がペニスにかかり、勇者はその生暖かい感触に背筋を震わせた。
「くぁ……ッ! うっ、うぅ……っ!」
今にも暴発してしまいそうなほどに、彼のペニスは脈打ち、その太さを増していた。
そんな彼の様子を見ながら、淫魔はさらに迫る。
「いいのよぉ。私は別に、あなたを害しようとしてるんじゃないから……♡ 首筋をさっきので切れば致命傷だっただろうけど……そうしてないでしょ?」
くすくす、と淫魔は妖艶に囁き続ける。
「仲良くしましょうよ、勇者さん♡ ほらほら……あなたのこれも……私の穴に入りたがってるじゃない♡」
囁きながら、淫魔の手が勇者のペニスを撫でる。
淫魔の手は滑らかな絹のような肌触りであり、勇者をさらに気持ちよくさせていた。
「くぉぉ……ッ!」
ペニスに力が入り、びくんと痙攣して先端が跳ね上がる。
そんな勇者の活きのいいペニスの様子を見て、淫魔はさらに笑顔を浮かべた。
「ふふふ♡ こっちが我慢できなくなっちゃった♡」
そういうと淫魔は立ち上がり、その体に纏っていた破廉恥な衣装が霧となって消える。
背中に小さな翼が生えている以外、人間の女性となんら変わらない姿だった。
否、人間と違う点はもう一つ。
お尻と腰の間あたりから細長い尻尾が生えていた。
少し膨らんで、また細くなっている先端は、ハートマークを逆さにしたような形状になっている。
それを怪しげに揺らしながら、勇者の体に触れさせた。
勇者は一層興奮が高まり、目を見開いて体を震わせる。
「ふ、ぁっ……! ふーっ……! ふーっ……!」
すっかり我を忘れた様子で息を荒げる勇者。
そんな勇者の目の前で、淫魔は仰向けにひっくり返って、股を開いて見せた。
「ほら、私のここ♡ 見て♡ もうこんなになって……あなたのものが欲しいって涎垂らしちゃってるのよ♡」
淫魔の陰部には、陰毛は一切生えていなかった。
つるつると滑らかな割れ目だけがあり、その割れ目の中に指を入れて広げて見せる。
ぱっくりと開いたその割れ目には怪しげな糸が引かれ、ドロドロしたものが渦巻いているようにも見えた。
淫魔が漂わせている怪しげな匂いはさらに強くなり、勇者の理性はほぼ完全に飛んでしまっていた。
ふらふらと吸い寄せられるように淫魔に覆い被さる。
「はっ……はぁっ……!」
硬く勃起したペニスを淫魔の股間に擦り付け始めた。
淫魔の股間から溢れ出した愛液が勇者のペニスを滑らせ、その摩擦でさらに気持ちよくさせる。
勇者は一心不乱に腰を振り――ひたすら淫魔の割れ目に自分のものを擦り付けていた。
魔物顔負けの力を発揮できる勇者なだけあって、その擦り付ける勢いは非常に速く、力強いものだった。
いくら勇者がある程度は手加減しているとはいえ、普通の女性であれば痛みを覚えていただろう。
しかし淫魔は人間よりも体が頑丈で、またそういった刺激に対する耐性も強い。
ゆえに勇者の乱暴ともいえる行為に対しても、余裕を持って受け止めることが出来ていた。
「ふっ……♡ んぅっ♡ ふふっ♡ 入れなきゃ……っ♡ ダメでしょ♡」
そう言いながら、淫魔は勇者のペニスに手を添えて、その先端を自分の割れ目に誘導する。
勇者のいきり立ったペニスの亀頭が、淫魔の割れ目に呑み込まれていく。
「うあああああっ! はあああああっ!」
勇者はそれまで感じたことのない強烈な快感に、脳が痺れるのを感じた。
ペニスを包み込んでいく暖かい感触。ぬるりとした膣壁のヒダ一つ一つが勇者のペニスを愛撫し、さらに刺激する。
そのあまりに強烈な快感に、勇者は何も考えられないまま、体を淫魔に押し付ける。
淫魔はそんな勇者のプレスを真正面から受け止めていた。
「ふふっ♡ いい子……♡ もう、逃がさないわ♡」
淫魔の足が勇者の腰に絡みつき、腰を引けないようにする。
膣壁もまるで別の生き物かのようにうねり、勇者のペニスをしっかり咥え込んで離さない。
「ふぐっ! ぐぅうっ!」
勇者が情けない悲鳴を上げながら、その刺激に耐えかねて射精する。
勢いよく噴き出した精液は淫魔の腹の中に呑み込まれていく。
子宮口が上の口のように蠢いて、吹き出る勇者の精液を一滴残らず子宮に飲み干して行っていた。
「ふふっ♡ ふふふふっ♡ ふふふふふふふ♡」
勇者はどんどん精液が絞り出されていくのを、受け入れることしか出来なかった。
それだけで終わったなら、単に極上の性交を味わったというだけで済んだ。
だが――勇者の体に異変が起こった。
「う……っ、ぐううっ……!」
射精が終わらない。明らかにあり得ない長さの射精が続く。
彼の体から力が抜け、鍛え上げられていた体が萎んでいく。
逞しかった彼の姿はみるみるうちに萎んでいき、見る影もなくなっていっていた。
「こ、これ、はぁ……っ」
「エナジードレイン……あなたの精力、貰っちゃった♡」
勇者の萎んだペニスを膣から引き抜き、淫魔は空に浮かび上がる。
その姿は性交前よりも遥かに強大な力を放つようになっており、勇者の力が奪い取られたことを示していた。
「か、かえ、せ……っ」
「ふふふ♡ だーめ♡ もうこの力は私のモノよ♡」
そう告げると同時に、淫魔はその場から忽然と消えてしまった。
後には枯れ果てた姿の勇者だけが残される。
周りから魔物が近づいて来ていたが、彼にそれを打ち倒す力はもう残っていなかった。
こうして――淫魔は魅了の力を用いて、色々な種族から力を奪い、世界の頂点に君臨していったのだ。
それに抗うため、人々は様々な手段を用いることになる。
その中で最有力とされたのが――神に仕え、神から分け与えられた力を振るう、神職の者たちである。
つづく