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夜空さくら from fanbox
夜空さくら

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繰り返し転移する俺/私は成り上がりを夢見る ゴルの玩具として

■ あらすじ:とある普通の男子高生・降永貴志は、夜寝る度に女性として異世界に転移していた。夢とも思えるその現象だったが、その世界で貴志は山賊を生業とする極悪人に見つかってしまっていた。人を犯すも殺すも躊躇わないその極悪人に、幾度となく犯され、殺されてしまう貴志。死ぬ度に同じところからやり直しになってしまう。最悪の状況から逃れるため、貴志はその男に『都合のいい女』として媚び、その世界での成り上がりを目指すのだった。

■ 奴隷としての装着品のお話。血を染み込ませることで、『ご主人様』として登録することが出来、首輪の着脱は登録した者にしか出来なくなります。この世界では奴隷身分の者によく取り付けられる、一般的に普及している道具です。ゴルは無造作に取り付けていますが、本来はちゃんと申請しないといけないものです。奴隷以外の人に勝手に取り付けると重罪だったりします。ゴルには関係ないですがーw-ウム

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 ゴルが物置の中から発掘したそれは、分厚い金属で出来た輪っか――首輪だった。

 円形が半分に割れていて、それを組み合わせることで首の周りを金属が一周するわけだ。

 ゴルが俺に向けてその首輪を放って来る。

 俺は慌てて両手でそれを受け止めた。ずしりと来る重みに、危うく取り落としそうになって冷や汗を掻く。

(ほんと、女の腕力って全然だよな……こんなに違うなんて思わなかったぜ)

 わかってはいたつもりだった。男と女の筋肉量の差は、保健体育で普通に習うからだ。

 でも、実際に女になってみると、その差があまりに大きいことがわかる。この首輪だって、俺が男の体のままだったら、片手で簡単に受け止められていたはずだ。そんな程度の重さにも、この身体だと苦労する。取り落としたらゴルの機嫌が悪くなるので、落とすわけにはいかなかった。

「さっさと着けろ」

「……はい」

 ゴルに命じられた俺は内心は渋々その首輪を首に装着する。

 首輪の直径はかなり大きいので、余裕を持って装着することが出来た。

 ただ、繋がった半円の状態だったそれの切断面がぴたりと密着して、首輪らしい状態になると――途端に収縮して俺の首を緩く締め付けてくる。

「うぐっ……!」

 魔法でジャストフィットになるようになっていた。この苦しみには全然慣れない。

 本当にギリギリのサイズになっているので、少し大きく息を吸うと、それだけで首全体が締め付けられるような窮屈さだ。

「うっ……」

「そのまま動くんじゃねえぞ」

 ナイフを抜きながら、ゴルが近づいてくる。

 恐怖に背筋が震え、逃げ出したくなるがそれをなんとか理性で抑え込んだ。

 ゴルは容赦なく俺に迫って来ると、そのナイフを使って自分の指先を少し傷つける。

 そしてその血が滲んだ指で、俺の首を鷲掴みにしてきた。

 首輪のおかげで苦しくはなかったけれど、首から体全体に衝撃が走り、一瞬気が遠くなる。

 じわじわと首輪が熱くなって来たところで、ゴルが手を離した。

「よぉし。これでいい。――『ショック』」

 ゴルが無造作にそう呟くと、首筋にスタンガンを当てられたみたいな強烈な衝撃が走った。

「ンギィッ!!」

 激痛に意識が遠くなりながら、体から力が抜けてその場にへたり込んでしまう。

 骨格の関係か、自然と女の子座りとかぺたん座りとか言われる、女々しいへたり込み方をしてしまっていた。

 ゴルは満足そうに一人頷いている。

「ちゃんと動作するな。いいか、生意気に反抗したり、逃げようとしたりすればいまの何十倍もの罰を与えるからな。首が焼き千切れて死にたくなければ、大人しくしてろよ」

「……ッ、は、はぃ……っ」

 容赦のなさすぎる物言いに、俺は震えながらそう応えるしかなかった。

 俺が取り付けられた首輪は『隷属の首輪』。一般的に奴隷階級の者に付けさせるものであり、それを使って主人は奴隷を管理するらしい。

 今のところ俺以外にこの首輪を着けている者にはあったことがないから、あくまで伝聞の形でしかわからないのだ。

 ただ、どうであれその能力というか、機能は体験した通り事実だ。

 初めてこれを着けられた時は、あまりの衝撃に漏らしてしまってゴルを怒らせ、次のループに行くことになってしまった。

 理不尽極まりないとは思うけれど、ひとまず大人しくいうことを聞いていればこれを作動させることは滅多にないので、そこはまだマシだった。

 常に首が絞めつけられているような苦しさがあるけれど、この次のことを考えれば全然大したことはない。

 そんな風に俺が思っている中、ゴルは続けて別の道具を取り出す。

「両手を後ろに組んで胸を反らして前に突き出せ」

「……はい」

 ああ、嫌だ。本当に嫌だけど、従わないと殺される。

 俺は両腕を後ろに回して、放さないようにしっかりと両手の指同士を絡めて握り締めた。

 胸を反らして前に突き出すと、そこそこ立派な乳房がぷるんと揺れる。

 本来の自分にはないその部分の感触に、思わず声を震わせてしまった。

「暴れるんじゃねえぞ」

 ゴルがそう釘を刺しながら、俺の片方の乳房を鷲掴みにする。

「うっ……!」

 胸が揉まれる感触は、普通の男にとっては未知のものだ。

 いやらしいゴルの手つきに撫で回されるのを耐えていると、その先端の尖りが強くなる。

 直接刺激されてしまっているのだから、仕方のないことだけど、感じてしまっているようで恥ずかしい。

 そんな俺の気持ちなどもちろんゴルには関係がない。

 そのやたらデカい親指と人差し指で、俺の乳首をコリコリと押し潰すように刺激してくる。

「くぅう……ッ! あうぅ!」

 必死に声を堪えながら悶える俺を嘲笑うかのように、ゴルがもう片方の手に持った道具を近づけてくる。

 ゴルの手には不釣り合いなくらい小さなその金属の輪っかが、乳首に押し付けられた。

 その次の瞬間、敏感な乳首から激痛が走って、全身が硬直する。

「ふぎぃいっ……!」

 目の前が真っ白になるくらいの激痛が一気に駆け抜け、危うく気を失うところだった。

 奥歯を食い縛ってどうにかその衝撃に耐える。

 痛みで滲む目で自分の胸の先を見やると、そこにきらりと輝く金属が取り付いていた。

「くぅう……っ」

 リングピアスが俺の乳首を貫いていた。ピアッサーもなしに身に付けられたのは、それも首輪と同じ魔法具の一種だから。

 血も何も出ないのはいいのかもしれないけれど、それなら痛みもなくして欲しかった。

 衛生的な面倒を無視して奴隷を甚振るためのものらしいから、痛みがそのままなのはある意味当然とは言えたけれど。

 それにしても痛い。じんじんとした痛みがまだ疼き続けている。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」

 痛みに息を荒げながら耐えていると、ゴルはそんな俺を嘲笑うかのように、もう片方の乳房もさっき同様に掴んで揉み始める。

 同じ流れで、そちらの乳房にも容赦なくピアスが装着された。

「~~~~ッッ」

 立て続けに襲って来た痛みに悶絶しながら、俺はどうにかそれに耐えきった。

 ゴルが手を離すと、俺の乳房はブルブルと音を立てそうな勢いで震え、その先端に取り付けられた金属の輝きをも揺らす。

「とりあえずこんなもんでいいだろ。服は着るなよ。それを身に着けていれば、俺のもんだってどんなバカにもわかる。それでもなんかされたら報告するように」

「……はいっ」

 これはゴルの優しさなどでは断じてない。自分の物に勝手に手を出すような下っ端を警戒しているがゆえに出た言葉であって、俺がどうなろうとゴルはどうでもいいと考えている。

 だからこそ俺は、うまく立ち回ってゴルを怒らせないようにしつつ、ゴルの庇護を程よく活用して少しでも情報を集めなければならなかった。

 そう思っている俺の目の前に立ったゴルは、おもむろに両手を俺の胸に向かって伸ばして来て――いきなり乳房が引き千切れそうな勢いで乳房を鷲掴みにして持ち上げてくる。

「ひぎぃぃっ!! や、やめてくださ、いぃ……っ!」

「うるせえ、さっさと立ちやがれ」

 乳房を引っ張られて体を動かすなんて、屈辱すぎる動かされ方だ。

 でもいまはの呑み込むしかない。出なければ、ゴルは本気で俺を振り回し、乳房を引き千切ってしまうだろうことは容易に想像が出来る。

 どうにか立ち上がった俺の前に立ち、ゴルが歩き出した。

「さて……今日はなにすっかな」

 独り言を口にするゴルには、俺の存在は空気のようなものらしい。

 俺に意見を求めることなどせず、ただ自分の思う通りに動き始める。

 その歩みは一歩が大きく、油断するとあっという間に置いていかれそうになる。というか、実際置いていかれた。

 そしてようやくの想いでゴルを探し出したのだけど、、その時にはゴルの機嫌は地を這う蛇のように悪くなっていて、結局容赦のない折檻で死んでしまった。

 今回はそうならないよう、ゴルの後を必死に追いかける。

 ゴルは砦の中を悠々と歩いて、金目の物や役に立ちそうなものを物色し始めた。

 配下の山賊たちに指示を出したり、山賊の頭なんて食っちゃ寝で酒を浴びるように飲み、略奪する時だけ大暴れする――みたいな印象しかなかったけれど、ゴルは頭らしい行動をしていた。

 俺はそんなゴルの傍に控えて、じろじろと見てくる視線をじっと耐え忍ぶ。

 飢えた獣のような奴らの中に、一人だけ羊として混ざっているような、相当なストレスを感じる環境だ。

 どうにか耐え忍んで、ゴルを見失わないように、邪魔にならないようにその後ろをついていく。

 ひたすら怯えながら、羞恥を感じながら、俺はやり過ごした。

 ゴルが再び例の上質な部屋に戻って、手に持ってきたワインらしきものを机の上に置く。

「おい、酌しろ」

「はいっ」

 俺は急いでゴルに近づき、ワインの瓶の線を渾身の力で抜く。

 ここでグズグズしてると拳が飛んでくるからだ。女の非力な指だとかなり苦労したけれど、火事場の馬鹿力という奴なのか、なんとかワインの栓を抜くことが出来た。

「さ、さぁ、どうぞ……」

「ん」

 ふんぞり返ってコップに注がれたワインを飲み干すゴル。

 座っている上物のソファに体を預けながら、俺を無理やり抱き寄せる。

「……ッ」

 ゴルの男臭い体に密着させられ、顔を顰めないようにするのが精いっぱいだった。

 そのゴルの手が俺の胸を揉みしだいて来ている。

 乳首の先端に取り付けられたリングピアスを、ゴルが器用に指先に引っ掛けて引っ張ってくる。

「ぎっ……!」

「くくく……お前、元々どういう立場にあったか知らねえが、腐れ奴隷であったことは間違いない見てぇだなぁ。どんなことをされても耐えてやり過ごそうってへたれ根性、実に奴隷らしいぜ」

「う……っ」

 実際にはループを繰り返しているからこそ、ここは耐えるべきだというのがわかっているだけに過ぎないのだけど。

 そう思われても問題なかったし、むしろ御しやすいと思ってくれていた方が楽なので、何も言わないでおく。

 ゴルは俺を弄びながら、ワインを水のように飲み干し、俺に何度も注がせた。

 そして酔いが回ったところで――おもむろに立ち上がった。

「あー。勃起してきた……」

 そう告げるゴルの言葉通り、その股間が大きく盛り上がっている。

 俺はすかさず、その前面に移動した。

「それじゃあ、口で――」

 それとなくそうならないように誘導しようとしたけれど、あまりにむなしい抵抗でしかなかった。

 ゴルの手が俺の首を鷲掴みにしたかと思うと、そのまま持ち上げてベッドの上へと押し倒される。

「う、げっ……ッ!」

 苦しみに涙ぐみながら見上げたゴルは、ズボンを脱ぎ捨て、その凶悪なものを露わにしていた。

(ああ、やっぱりどうやってもこれは回避できないんだなぁ……)

 上手く振舞えば回避できるかもしれないと思ったけれど、そんなに甘くはないようだ。

 俺はこれからゴルに犯されることを悟り、覚悟を決める。


 ただ、犯される屈辱に、男として心を震わせつつも――それで得られる女としての快楽を想像し、俺は僅かに高揚してしまっていた。


つづく


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