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夜空さくら from fanbox
夜空さくら

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繰り返し転移する俺/私は成り上がりを夢見る 女として覚える快楽

■ あらすじ:とある普通の男子高生・降永貴志は、夜寝る度に女性として異世界に転移していた。夢とも思えるその現象だったが、その世界で貴志は山賊を生業とする極悪人に見つかってしまっていた。人を犯すも殺すも躊躇わないその極悪人に、幾度となく犯され、殺されてしまう貴志。死ぬ度に同じところからやり直しになってしまう。最悪の状況から逃れるため、貴志はその男に『都合のいい女』として媚び、その世界での成り上がりを目指すのだった。

■ どんなに本人が嫌がっても、精神的な慣れはどうしようもなく蓄積します。何度も繰り返していれば、それ行為自体に感じるものが少なくなり、別の感情や感覚を知る余裕が生まれるわけですね。しかし、いまの状況の貴志にとって、それは良いことなのか悪いことなのか。それは難しい話ですーw-ウム

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 俺の元々の性的指向は、当然ながら普通の男らしいものだ。

 普通に女の子が好きで、そんなに変な性癖みたいなものもなく、週に一回か二回程度オナニーするくらいの、ごくごく普通レベルだったと思う。

 ただ、こうして眠る度に転移する異世界で、女の身体となってゴルに毎回犯されているうちに――だんだんそれに慣れて来た自分がいる。

 最初は男に『そういうつもり』で触れられるだけでも怖気が走っていたのに、いまではそんな風には感じない。

 もちろん、普通に触れられることに嫌な感覚はあるものの、嫌悪感でどうしようもないという状態にはなっていなかった。

 まあ、嫌悪感があろうがなかろうが、抵抗しようがしまいが、乱暴者のゴルに関係なんてないのだけど。

 俺をベッドの上に仰向けに寝かせたゴルは、片手でこちらの首を押さえつけながら、器用に片手で下履きを脱いでペニスを露わにする。

 バキバキに勃起したそれは、本来の俺が持つものよりずっと大きく、太くて、そして凶悪だ。

「ひぅ……ッ」

 その固くなった逸物を、本来の俺のものがなくなっている股間に打ち付けて来た。

 ペニスがあれば、ペニス同士が擦れ合ってさぞかし不快な感覚になったのだろうけど、いまはそうじゃない。

 こちらの股間には本来俺にあるべきものではない、一筋の線のようなおまんこがある。

 ゴルのペニスがぺちぺちとその割れ目を叩いて来た。痛いというよりは、熱いという感想だった。ゴルのペニスは太くなった分、そこに血流が集中しているということに他ならないのだから、熱く感じるのはある意味当然だ。

 じりじりと体温が伝わって来て、俺は思わず背筋をぶるりと震わせる。

(くっ……! ヤバすぎ……だろ……っ! こんなの、入るわけが……ないのに……っ)

 そう思う俺。だがそう思いながらも、俺は同時にそれが自分の体の中に入ることを知っている。

 これまでのループの中で、ゴルには毎度犯されており、本当に最初の頃は激痛やらなにやらでそれどころじゃなかったのだが、最近は痛みはそこそこ程度で済むようになってしまっていた。

 どうも最初の内に痛みが激しかったのは緊張のし過ぎというか、力が入りすぎていたせいでもあったようだ。

 ともあれ、俺はなるべく力を抜くように努めていた。そうすることで、避けられない挿入の痛みを少しでも和らげることが出来る。

 ただ、口でいうのは簡単でも、実際に脱力するというのは中々難しい。

 なにせ犯されているのだ。ゴルは一切手加減せずに自分が気持ちよくなることを優先して動くし、こっちを気持ちよくさせようとか、下準備をしっかりしてやろうとか、そういう優しさは一切ない。

 苦しみ藻掻いて暴れる方が興奮すると思っていてもおかしくないような加害性の塊のような人間だから、それは当然かもしれない。

「おら、いくぞ!」

 ゴルはそう宣言するや否や、腰を容赦なく突き出してくる。

 俺の割れ目を押し広げながら、ゴルのペニスが強く押し入って来た。

「ぐぅ……ッ! ぐ、ぎっ……!」

 ミチミチ、と嫌な感触が股間から感じられる。

 体の中で何かがブチブチと切れる感覚がして、痛みが増したけれど、気にしない。気にしてられない。

 体から力を抜いて、ペニスの挿入される感覚に耐える。

「あぐっ……! ぐ、うううっ……!」

 そうなると、首を絞めて来ているゴルの手もより深く食い込むようになる。

 苦しみがさらに増す中、脱力を続けなければならない。

 気が狂いそうなくらい、厳しい状況だった。

 そんな俺の様子を、ゴルはニタニタと笑いながら眺めている。

「くくく……! 中々いい具合だぞ、お前! もっと苦しめ! もっともがけ! そういう女の顔が、一番興奮するんだよ!」

 邪悪すぎる主張をしながら、ゴルは俺を押し潰す勢いで体を密着させてくる。

 ゴルの体温が触れた場所から伝わって来て、何とも気持ち悪いというか、不思議な気持ちにさせられた。

「くぅう……ッ、うぅぅ……!」

 こっちの意識が途切れる寸前に、ゴルの股間がこっちの股間と密着する。

 ゴルのデッカイものが俺の中を貫いている。

 熱い感触が体の中から広がり、異物感が杭のようだった。

 ゴルのペニスは俺の一番奥まで届いていて、強い力で体の奥が押し上げられるような感覚が広がってくる。

「おげ、ぇ……っ! ぐぇ、えぇ……ッ!」

 内臓が圧迫されるような苦しみに、汚い呻き声が出てしまう。

 そんな俺の様子をゴルは楽しみながら、容赦なくその腰を動かし始めた。

「中々、いい締め付けだ……! お……? この血は……? ははっ! てめえ初物かよ!? いや、俺のが太すぎて中が千切れただけか? まあどっちでもいい!」

 性奴隷として売るのであれば、誰も手をつけていない証でもある処女は大事だ。

 だがゴルにとっては大した意味はなく、ただ苦しませる要素が増しただけの話でしかない。

(うぐっ……! ぐうぅ……っ! 毎回毎回……この痛みだけは、慣れないな……!)

 ループしている以上、開始時点の状態はいつも大体同じだ。

 元の世界でスキンケアに時間を取ったり、髪に気を遣うようにした結果、こちらの世界での体も妙に綺麗になったりするような変化は生まれているので、もしかすると向こうの世界で男として童貞を捨てれば、こっちで女子になった時に処女じゃなくなるのかもしれない。

 ただ、それを試してみる気にはなれない。そのためだけにセックスするというのも何か引っかかるし、実際に非処女であった場合ゴルの機嫌がすこぶる悪くなる場合も考えられる。

 どっちでもいいと思ってくれる程度であれば、破瓜の衝撃を耐えた方が賢明だろう。

 だから覚悟の上ではあるのだけど。

(やっぱり……! いてぇえええ!!)

 傷口に指を突っ込まれてぐちゃぐちゃ掻きむしられているような、そんな容赦のない痛みが体の奥から伝わってくる。

 どうにかそれを耐えて、声を大きくしないように注意しながら、ひたすら耐える。

 痛みや苦しみを耐えているうちに、徐々にその感触が変化しつつあった。

「んっ……く、ぅう……ッ!」

 痛いのも苦しいのも、それほど楽にはなっていない。ゴルは容赦なく俺を責め立てて来ている。

 ただ、それに加えて、俺は自分の体が快楽を感じ始めているのにも気づいていた。

 ループごとに毎回リセットされているから、体が慣れたということではない。

 俺自身が普通なら痛みや苦しみにかき消されてしまう快感を感じられるようになったということなのだと思う。

 そしてその変化は、俺を犯して来ているゴルにも伝わってしまう。

「んん? こいつは……ははっ、もう濡らしてやがんのか! ずいぶん淫乱な奴だなぁお前はよぉ!」

 ゴルがそう楽し気に呟きながら、腰を前後に振り始める。

「あぐううっ! ぎいいいいっ!」

 俺の体の中がぐちゃぐちゃに掻き回され、悲鳴をあげてしまった。

 藻掻けば藻掻くほど、力を入れれば入れるほど苦痛なことはわかっていたが、そうせざるを得ない。

 そうして生じる刺激が強くなればなるほど――快感もまた強くなっていた。

「はぐっ……ぐぅう……! んぎっ! ぎいいっ……!」

 苦痛からか、こっちの気持ちを一切関係なく喘がさせられる情けなさからか、目からぽろぽろ涙が零れた。

 それは普通なら憐れみを誘えることなのだろうけど、ゴル相手には推進剤にしかならない。

 首を掴んでいる手に力が籠り、ギリギリと締め上げられ、苦痛に顔が歪む。

「ぐぎぎっ……! いぎっ……! ぐぎぃい……!」

 意識が遠ざかる。呼吸が止まりかけて、酸素が不足して意識がぼーっと暗くなる。

 ゴルのもう片方の手が、乳房を鷲掴みにしてきた。ギリギリと爪を立てて握り締められ、激痛が走って意識が覚醒する。

「ふぎぃいいっ!!」

 パチパチと目の前で火花が散っているかのようだった。

 無理やり覚醒させた俺を、ゴルのペニスが串刺しにしたまま、持ち上げようとしてくる。

 ペニスの先端が押し上げる位置が少し変わり、それによってこっちが感じる快感も変化した。

 だが、それがわかるようになっている時点で、女としての快楽に慣れて来てしまっているような気がする。

「う、あ……っ! あぁっ……!」

 声が震える。自分が上げている声ながら、その声の中に甘い響きがあることがわかる。

 心と体、両方を情け容赦なく蹂躙され、俺はどうしようもないほどに、快感を覚えてしまっていた。

 やがて、ゴルの腰の動きがさらに激しくなり、その勢いに合わせて首を絞めてくるゴルの力が増す。

 血が滞って顔が真っ赤に膨れ上がっていくのを感じる。頭が破裂しそうだ。

「たっぷり……注いでやるぜぇ!」

 ゴルが残虐性を露わにした笑みを浮かべながら、思い切り腰を突き出す。

 脳天まで貫かれるような衝撃を感じつつ、俺の体は一瞬浮かび上がった。

「あ――ッ」

 体の奥で、熱い液体が噴出される。膣の中を押し広げているゴルのペニスが、激しく痙攣している。

 その挙動が何を示しているか、本来は男である自分じゃなくてもわかるだろう。

 大量に注がれた精液が、隙間から滲み出すように溢れる。

 その量はとてもじゃないが、本来の自分には出せない量だ。

 ゴルが特別なのか、それともこの世界の男は皆これくらい射精量があるのか、俺はまだよく知らない。

 体の奥に大量の精液が流し込まれ、その感触を味わうことしか出来ていなかった俺を、ゴルは無造作にベッドの上から蹴り転がして落とした。

 ぐしゃり、と冷たい床に転げ落ちる俺。中出しされた余韻で敏感になっている体が、乱暴に扱われた衝撃でも感じてしまう。

「はぐっ、ぅう……っ!」

「邪魔だボケ。あとで掃除しとけよ」

 床の上に俺を放りだしたゴルは、もう俺に用はないとばかりにそう言い捨て、ベッドに寝転がっていびきをかき始める。

 事後になると冷たくなる男とかそういうレベルじゃない。ゴルにとって俺は性欲解消のためのただの道具であり、気を使うような相手ではないのだ。

 このままゴルの傍にい続ければ、気まぐれでいつ殺されるかわからない。

 一刻も早く脱出を考えなければならなかった。

(でも……くそ……体が、動かない……っ)

 いい様に弄ばれた俺の体は、すっかり疲弊してまともに動かせなくなっていた。

 冷たい床が火照った体に少し心地よく感じられるほどだ。

 このままここで休んでしまいたいが、動かなければ綺麗になっていないことに激怒したゴルに殺されかねない。

 ズキズキと痛み感じ始めた股間を感じつつ、俺はどうにか根性で起き上がり、立ち上がってふらふらと部屋の外へと向かう。

(掃除に使える道具は……確か、あっちだったな……)

 この砦内は何度か自由に歩いたことがあった。

 少ない機会だったけれど、その時には死ぬ気で道を覚えたから、それがいまも役に立つ。

 俺が静かに部屋から出て、歩き出そうとしたところで――それは起きた。

 目の前の曲がり角から、ゴルの手下である山賊たちが現れたのだ。

「うぉっ? なんだ、ボスの奴隷か」

「いい体してるねぇ。早速ボスはお楽しみだったようで……」

「羨ましいよなぁ、ボス」

 ニタニタと笑いながら俺の体を嘗め回すように見つめてくる男たち。

 怖気の走る視線に晒されながら、俺は背中に嫌な汗を掻く。


 このパターンは、いままでのループの中でいうと――最悪だったからだ。



つづく


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