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夜空さくら from fanbox
夜空さくら

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繰り返し転移する俺/私は成り上がりを夢見る 男たちに回された果てに

■ あらすじ:とある普通の男子高生・降永貴志は、夜寝る度に女性として異世界に転移していた。夢とも思えるその現象だったが、その世界で貴志は山賊を生業とする極悪人に見つかってしまっていた。人を犯すも殺すも躊躇わないその極悪人に、幾度となく犯され、殺されてしまう貴志。死ぬ度に同じところからやり直しになってしまう。最悪の状況から逃れるため、貴志はその男に『都合のいい女』として媚び、その世界での成り上がりを目指すのだった。

■ ゴルに統率力はほとんどなく、暴力でいうことを聞かせているだけです。そのため、ゴルの目の届く範囲ではひたすら低姿勢な配下たちも、彼の目がなくなると途端に好き勝手やりはじめます。一応、人の物に手を出さないという不文律は彼らの中にもありますが、その時のノリや気分で簡単に無視し始めます。それはゴル自身がそうなので、もはやどうしようもないことですねーw-ウム

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 ゴルと一緒にいないときにゴルの部下に出会った場合、大抵は最悪のパターンにハマる。

 ゴルのような腕力だけの男に従っているような男たちだ。直接ゴルが見ていない時には、好き勝手するのがこいつらの習性だった。

 案の定、ゴルが近くにいないことがわかると、男たちは俺に迫って来た。

「ひゅー。ボスと一発やってきた……ってところか?」

「ちょうどいいや。俺たちにもサービスしてくれよぉ」

「ちょっと味見くらいしても構わねえよなぁ」

 全然構うのだが。

 ゴルが激怒して俺ごと殺しにかかるパターンもあるのだ。

 俺は慌てて逃げようと後退ったが、男たちの動きの方が早かった。

「おいおい、逃げんなよ」

 手首をがっしり掴まれてしまう。力加減が出来ない奴らであるため、こっちの華奢な手首がミシミシと悲鳴を上げる。

「や、やめてください……っ」

 一縷の望みにかけてそう声をかけてみるが、ごろつき連中が弱々しい女の懇願なんて聞くわけもなく。

「いいから来いってんだよ!」

 強い力で腕を引かれ、小部屋の一つに引きずり込まれる。

 そこは単なる物置っぽかったけれど、男たちにしてみればそこで十分なようだ。

「おら! さっさと咥えな!」

 男の一人が俺の前にペニスを突き出してくる。

 いくら魔法のある世界で、ある程度魔法で清潔さが保たれているとはいえ、普通に臭い。

 事前に魔法をかけて綺麗にしているような殊勝なことはないからだ。

「うっ……っ、はいっ……」

 ここで拒否すればこいつらに殺されることだってあり得る。

 いまの俺に出来るのは、ただ黙って従うことだけ。

 色々と屈辱やらなにやらを感じつつ、俺は跪いて男の物を咥えることにした。

「んぅ……っ、ふっ……ぅう……っ」

 口の中で男の物が脈打っている。

 吐き気が込み上げてくるのをなんとか堪え、口と舌を使っていいように刺激し始める。

「おおっ……! こいつ、中々うまいじゃねえか!」

 男は俺を経験豊富な性奴隷とでも思ったのだろう。

 あからさまな蔑みの目を向けて来やがる。

(そりゃ、こう何度も何度もさせられてたらな……!)

 こいつらにとっては初めてでも、俺にとってはもう何十回と経験したことだ。

 心では嫌だと思っていても、自然と熟達してしまうのは仕方ないことだろう。

 そうやって俺が口で奉仕している間にも、他の二人が俺を弄んでくる。

 横に膝を突いた男が、手を伸ばしてこちらの乳房を揉みしだいて来ていた。

 丁寧に刺激されれば心地いいのだろうが、男の触り方はハッキリ言って雑極まりないものだ。

 揉むのに力を込めすぎだし、時々強く引っ張るせいですごく痛い。

「んふぅっ……!」

 苦しいやら痛いやらで目に涙が浮かぶ。

 いまの女の姿であれば、さぞ哀れに見えると思うのだが、男たちにそれで手を緩めるような良心は期待できない。

 むしろ嗜虐心に火が点いてしまったのか、男たちは容赦なく俺の体をますます乱暴に扱ってくる。

「くぉおおっ……! いい! いいぞぉ! 素晴らしい!」

 ペニスを咥えさせて来ている男がそう叫んだかと思うと、両手で俺の頭を鷲掴みにした。

 そして、その状態で前後に振り始める。

「んぐぅううっ! んぐっ!」

(苦し……ッ! し、死ぬッ、死ぬって……!)

 喉の奥を突きあげられ、呼吸が出来なくなって、体がガクガクと痙攣する。

 それでも歯を立てないように頑張ったつもりだったけれど――若干歯が当たってしまったらしい。

「いっ! てぇ、なぁ!」

 ペニスを突っ込んでいた男が、そう叫んだかと思うと、俺の口からペニスを引き抜き、頭を掴んでいた手のうち片方で頬を張り飛ばして来た。

「……!」

 それは予想していた――というか、そうなることを知っていたので、心の準備は出来ていた。

 張られる瞬間に首を逸らして出来る限り威力を殺したので、思ったよりは痛くない。

「おいおい、あんまり派手にやるとばれるぜ?」

 乳房を弄んできている男が、その指先で乳首を抓り上げてくる。

 そっちの方がよっぱど痛いし、痕に残るのでやめて欲しい。

「ぐぎ……ッ、ぎ……ッ」

「うるせえ! このクソアマがよぉ……舐めやがって……!」

 俺の方がよっぽど怒りたいのだが、そういうわけにもいかない。

「ごめんな、さい……っ。許して……ください……」

 そう言ってへりくだるしかない。

 興奮した男は、俺の首を掴むと無理やり立たせて来た。

 首が絞まって苦しい。

「もういい、さっさとぶち犯してやるぜ!」

 そういった男のペニスが、俺のあそこに突き立てられた。



 こうして、三人のごろつきに散々いい様に嬲り者にされた俺は、ようやく解放された。

 一発ずつ出して満足した男たちが、離れて行ったからだ。

「ふー。中々よかったなぁ」

「ボスのもんじゃなけりゃ、一晩中でも犯してやったんだが」

「そろそろ寝ないとな……おい、全部綺麗にしておけよ」

 最後に俺を足蹴にして、男たちは去っていく。

 白濁液を全身の至る所にぶちまけられた俺は、体が全く動かせなかった。

(く、ぅう……っ、早く、片付けなきゃ……なのに……っ)

 気だるさが限界だ。瞼が落ちそうになる。

 それでもなんとか立ち上がろうとした俺は、近くに積み上げてあった箱を崩してしまい、中身を散乱させてしまう。

(これ……もう、片付け、られな……)

 もはやどうすることも出来ない。そう考えると、もはや抗うことも諦め、抵抗の意識を手放した。

 俺は薄れゆく意識を繋ぎ留めることも出来ずに――その瞼をゆっくり降ろしていく。

 その時、俺は目の前に棒きれのようなものが転がってくるのを見た。

 妙に綺麗な勾玉がはめ込まれているそれに、無意識に手を伸ばして。

 掴んだのかどうかもわからないうちに意識を完全に闇に落としていった。

(ああ……今回はこれで元の世界に戻って……次寝たら嬲り殺し確定かぁ……)

 元の世界で憂鬱な一日を過ごさなければならないことが確定して、俺はうんざりする。


 だけど――そうはならなかった。

 いや、ある意味ではそれ以上に憂鬱な一日となったのだが、そんな一日を想像したわけではなかった。





 目覚まし時計のアラームが鳴り響いている。

 どうやら元の世界で目が覚めたようだ。

 異世界での出来事はハッキリ覚えているので、次に異世界に行く時が憂鬱すぎる。

(こういうことは前にもあったけど……やっぱ慣れないなぁ……)

 溜息を吐きながら、ベッドの上で体を起こす。

 ぱさり、と長い髪が前に垂れて来て、非常に邪魔だった。

(んっ……はぁ、めんどくさ……ん?)

 反射的に髪をかき上げ、後ろに払ってから、おかしなことに気付いた。

 本来の俺はそんな長髪をしていない。極普通の、男としておかしくない髪の長さのはずだ。

 まだ寝ぼけているのかと自分の手を顔の前に持ってくる。

「……は?」

 目の前に現れたのは、ほっそりとした女の手だった。

 見慣れているようで、見慣れていない、本来ならありえないほど、細く、華奢で、白い肌の手。

「待て、待て待て待て」

 自分を落ち着かせるために思わずそう呟いたけれど、その呟きの声が落ち着かせてくれない。

 この聞きなれないけど聞きなれた高い声は。

 俺はまだ鳴り響き続けていた目覚まし時計に手を伸ばし、それを止める。

 目の前に見えている俺の手は、間違いなく俺の意志通りに動いていた。

「ちょっと、待てよ……!」

 頭の中が大混乱に陥りながらも、俺は続けて自分の携帯を手に取る。ちゃんと俺の記憶している通りの場所に、大きな携帯が置かれていた。

 いつもと同じように片手で持とうとして、安定しなくて驚く。手が小さくなっているからだ。

「こんな、ことって……!」

 指紋認証や顔認証にしていなくてよかった。覚えている通りのパスコードを入力して、携帯のロックを解除する。

 その携帯の自撮りカメラを起動する。

 そこに映し出されたのは、俺自身の顔――ではなく。


 ちゃんと見たことはないが、おそらく異世界で女の時の俺の顔だった。


 美、をつけていいかは微妙なところだけど、十分可愛いとは思う。

 俺自身の面影はほとんどないように見えるが、兄妹と言われると信じてしまえる程度には何となく雰囲気はあってる気がする。

 なるほど向こうでの俺はこんな顔をしていたのか。

 そう感心してしまってから、俺は叫んだ。

「いや、なんじゃこりゃーっ!?」

 どうして異世界での姿そのまま、本来の世界に戻って来てしまっているのか。

 訳が分からない。

(というか、これ、どうすればいいんだ? え? これ、誰にどう説明すれば――)

 そんなことを考えていると、部屋の扉がおもむろに開かれた。

「何騒いでるの! もう起きる時間とっくに過ぎてるでしょ!」

 母さんが俺を起こしに来たらしい。

 俺は思わず硬直してしまう。

「か、母さん……っ」

 どう説明すればいいのか、そもそも俺が俺だと気づいてもらえるのか、警察を呼ばれて連行されたらどうすれば。

 そんな困惑がぐるぐる頭の上を回って、黙っていることしか出来なかったが、母さんは訝し気に目を細めただけだった。

「何ぼーっとしてるの? さっさと着替えて、ごはん食べなさいよ。今日も朝練あるんでしょ」

 それだけいうと、母さんは出て行ってしまう。

 明らかに息子がいきなり女に変わっていた時の反応ではない。

 まるでいつもと変わらない、普通の態度だった。

 そのことから、俺は得心がいって頷く。

「……なるほど、そうか! これは錯覚……いや、幻覚か! 自分の姿が女に見えてるだけで、実際は男のままなんだ! 俺の頭がおかしくなっちゃったんだなぁ。理解理解」

 そもそも寝ている間だけ異世界に転移するなんておかしいと思ったのだ。

 俺の頭がなんらかの理由でおかしくなって、リアルな幻覚というか、認知機能が壊れてしまったと考えれば全部納得がいく。

 そういえば結構前の部活中に思いっきり衝突して、強く頭を打ったことがあった。

 それが原因で頭がおかしくなったと考えればつじつまは合う。

「なーんだ。全部俺の妄想だったってわけかぁ。ははは。ヤバすぎだろ、俺……」

 病院に行かなければならないだろう。今日は部活も学校も休ませてもらって病院にいくべきだ。

 そう思いながら、俺はベッドから立ち上がる。

 ぷるん、とやたら柔らかい胸がパジャマ越しでもわかるほど大きく揺れた。

「おぉ……これは……自分の妄想とわかっていても、さすがに気になるな」

 そう呟きながら、俺は自分の膨らんだ胸を両手で揉みしだく。

 パジャマ越しに触れているだけなのに、妙に心地よくなってしまった。

「んっ……! 本当に女体化しているとしか思えない感覚……! うーん、これを消してしまうのは惜しい気がするなぁ」

 上手いことこの感覚だけ残せればとも思うが、さすがに色々まずいだろう。

 記憶が混濁したり、認識が歪み続けたりするかもしれない。

 早めに治してもらわなければ。

 そんなことを思っていた俺の頭の中で『声』が響く。

『現実逃避はそれくらいにしたらどうなのだ』

 やたらと可愛い女の子の声だ。とうとう幻聴まで聞こえて来たらしい。

「幻聴に現実逃避を責められるなんて、いよいよ病院にいかないとな……」

『そうしたところで何も解決せぬよ? 周りの認識を弄っているだけで、お前の体は本当に変化しているのだから』

「………………」

 俺はぴたりと動きを止めた。止めざるを得なかった。

 目の前に、やたら物々しい装飾がされた剣が浮かんでいたからだ。

 一言でいえば、そう。某作品に出てくる、鍵の形をした剣のような。

『これでそろそろ現実を見られたか――』

「ああ……早く病院いかねえとまずいな、これ」

『……おいこら? 我の話を聞けと――』

「母さん! 俺今日学校休む! 頭が割れそうに痛いんだ!」

 幻聴とまともに話をしてなんていられない。余計に頭がおかしくなる。

 一刻も早く治してもらうべく、俺は部屋を出ながらそう叫んだのだった。


 やたらと話しかけてくる幻聴と、動く度にリアルに揺れる胸の感触が、ひたすらに鬱陶しかった。


つづく

Comments

コメントありがとうございます! 何が起きたかは、次の更新をお楽しみに……(ΦωΦ)フフフ…

夜空さくら

오... 현실에서도 TS가 되었습니까? 훌륭합니다.

goremz


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