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夜空さくら from fanbox
夜空さくら

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繰り返し転移する俺/私は成り上がりを夢見る 元の世界で女になった俺

■ あらすじ:とある普通の男子高生・降永貴志は、夜寝る度に女性として異世界に転移していた。夢とも思えるその現象だったが、その世界で貴志は山賊を生業とする極悪人に見つかってしまっていた。人を犯すも殺すも躊躇わないその極悪人に、幾度となく犯され、殺されてしまう貴志。死ぬ度に同じところからやり直しになってしまう。最悪の状況から逃れるため、貴志はその男に『都合のいい女』として媚び、その世界での成り上がりを目指すのだった。

■ 元の世界でも女の子になってしまった貴志。これは彼が得た神器が、『持ち主の存在を固定する』という形で不死身の力を与えられることによる副産物です。つまり、異世界で女の子になってしまっていた貴志の状態をその状態で固定してしまったために、元の世界でも女の子のままになってしまったという形ですね。これは余談なので本編内では触れないかもしれません。神器に性別を変更する性質があるわけではないのですーw-ウム

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 結論から言うと、マジで俺は本来の世界でも女の身体になってしまっていた。

 病院に行って頭の検査を受けたからわかったわけではなく、俺は元から女だったと母さんに言われてしまったからだ。

 自分の認識が狂っているだけならともかく、母さんまでそんなことを言い出すなんてありえない。

 そう考えると自分の体の感覚も全て実際に存在するということになり――どちらにしても今日は学校を休むことになった。

 自分の部屋に戻って頭を抱えていると、先ほどからずっと俺のすぐ傍に浮かんでいる奇妙な形をした剣のようなものが話しかけてくる。この剣に関しては、母さんには見えていないみたいだった。

『ようやく我の話を聞く気になったか?』

「なったも何も……聞くしかないだろ、あんなの……」

 母さんは普段、多少俺の体調が悪かろうと、気合でなんとかなると言うような人だ。だいぶ時代錯誤な考え方だとは思うけれど、そういう人だから仕方ない。

 だから今回の状況でも学校を休むなんて絶対許してくれないはずだった。

 しかし、この剣が光ると、母さんは虚ろな目になってあっさり俺の言う通りにしてくれた。

 どうやらこの剣が周りの認識などに影響を与えているというのは間違いないようだ。

「夢の可能性はまだ残ってるけど……それを今考えても仕方ないしな……」

『うむ。最初からそう思ってくれていれば、面倒なやり取りがなくて済んだのだが』

「現実逃避くらいさせろっての!」

 剣に向かって抗議しつつ、俺は自分の声に違和感しか覚えない。いや、異世界ではずっとこういう声だったのだから、慣れてはいるのだけど。

 向こうじゃ、ゴルやらその配下の連中やらのご機嫌をひたすら窺っていたから、こんな風に砕けた喋り方をすることもなかったし、そもそも自分の声を気にしている余裕なんてほとんどなかったのだ。

「はぁ……それで、お前は何なんだ? どうして俺はこんなことになってるんだ?」

『ようやくまともに話が出来るな。……最初に告げておくが、お主の存在が世界を渡っている件に関しては、我が関わっておらんことだ』

「は?」

『我は我の封印を解いたお主に力を貸しているだけだ。お主の状況を理解しているのは、お主の知識や記憶を読み取っているからにすぎぬ』

「…………なるほど」

 確かにこいつが異世界転移の原因であるなら、もっと早くに干渉があってもよさそうなものだ。

 この数か月でこいつに触れたのは、昨日の転移の時だけ。

 その結果、今回初めて元の世界に女の身体かつこの剣を携えた状態で戻って来てしまった、と考えれば妥当な流れなのかもしれない。

「俺の存在が世界を渡っているって言ったけど、そういうことってよくあるのか?」

『稀にあることだ。大抵は物言わぬ物品であったり、知恵の乏しい生き物であったりするが、海に流された物が偶然別の岸に流れ着くようなもので、何度も行き来する例はほぼない。こちらの世界でも似たようなものだろう』

「似たようなもの? あー……そういう」

 こちらの世界には魔法も奇跡も存在しないとされているが、たまにガチもんじゃないかっていう現象が起きたり、オーパーツ的なものが存在してはいる。

 こっちの世界でのそのレベルでの話と考えれば、あまり例のないことではあるんだろう。

「……じゃあ、とりあえず、それはいいとして……結局のところ、お前はなんなの?」

『我は一種の神器だ。ある一定の条件を満たしたものだけが我を起動することが出来るのだが、そうでなければただの剣状の塊でしかない。破壊不可能なくらいに頑丈ではあるがな。ゆえに、あのような粗雑な物置に放置されていたわけだ』

「つまり、誰も価値がわかっていなかった……わけだ。それで、その条件って何? 俺はその条件を満たしているってことだよな?」

 ちょっとワクワクする話だ。

 せっかく異世界に行ったのに魔法とか使えないのかと思っていたけれど、もしかすると才能とか素質はピカイチなのかもしれない。

 俺が期待を込めて剣に問いかけると、剣はこともなげに答える。

『条件はあの世界の人間ではないこと、だ』

「おお! ……お?」

『我は本来、あの世界の外側に位置する神が振るうための剣だからな。世界の中にいる者に使わせてはならないものなのだ』

「……それじゃあ、なんであの世界に放置されてたんだ?」

『元々我を使っていた神が、信仰の対象となるように、あの世界の信者たちの元においていったのだ。その信仰が廃れたため、聖遺物が散逸して流れに流れてあの砦のあの場所に流れ着いたのだろう』

「……なるほどぉ……?」

 なんとも締まらない話だった。

 だけど、一つの宗教が廃れるほどの長い年月が経過したのであれば、本来神器として扱われるべきものがあんな場所に放置されていたのも仕方がないのかもしれない。

 何かの効果や目に見える力があれば違ったのかもしれないが、見た目何の力もなく、その気配すら感じられないのであれば、雑に扱われるようになるのも納得の扱いかもしれな。

 ただの丈夫な棒、くらいに思われていたのかも。

「大体事情はわかった。それで……お前にはどんな能力があるんだ?」

『人の認識に干渉出来ることがまず一つ。さらに、所有者の存在を固定し、実質的な不死身にすることが出来る』

「おお! すげえ! 攻撃力は!?」

『ない。剣の形はしているが、斬るための剣ではないのだ』

「なんだ……」

 チートクラスの攻撃力があれば、戦場を気分で引っ繰り返すような大活躍が出来るかと思ったのに。

 まあ、持ってるだけで無敵チートが得られると思えば、それは十分すごいことではあるんだけど。

「……あ、でも母さんにやったみたいな認識への干渉が出来るなら、それだけで攻撃力とか要らないか。ゴルの奴に復讐も出来るわけだ!」

 あいつには色々された恨みつらみがある。

 次に向こうの世界に行ったときには、目にもの見せてやる。

『向こうの世界の者には干渉できないぞ』

 憎きゴルに復讐する機会が訪れ、盛り上がった俺の気持ちに、剣が冷や水をぶっかけてくる。

「……はい? どういうこと?」

『我はそういう風に設定されているからだ。ちなみにその設定を書き換えるには同じくらいの力を持つ神器が必要になる』

「なんじゃそりゃ!」

 使えるようで使えない。

「……ん? ってことは……向こうの世界に行っても、お前の力は意味ないってことじゃない?」

『そうなる。アドバイス程度は出来るが』

「……だとしたら次に向こうに行ったら俺、死ぬんじゃないか?」

 向こうの世界での俺は、ゴルに言いつけを守れず、気絶しているような状態にあるはずだ。

 そのことは剣も把握しているからか、平然と同意してくる。

『いままでのお主の流れからするとそうなるだろうな』

「でも、お前を手に入れたことで、不死身にはなってるんだよな?」

『ああ、ゴル程度では我の加護を得ているお主を殺し切ることは出来ないだろうな』

「…………それって、ヤバくね?」

 無限に殺せるサンドバックが手に入った、程度にしかゴルは考えないんじゃないだろうか。

『お主の危惧は正しいだろう』

「いや、正しいだろう、じゃないよ!?」

 このままだと俺は向こうの世界で、死なない便利な肉便器にされかねない。

 まさかこんな強力な剣を手に入れて早々、ゲームでいう『詰み』の状態になる危機に陥るとは――とんでもない状況だった。





 次に転移する時のことは問題だけれど、それはそれとしてこちらの世界では楽しみが増えた。

「向こうの世界では色々制約があって厳しいけど……こっちの世界なら、お前を使ってやりたい放題ってことだよな!」

『人を害する行為は禁じられているからその範疇でな』

「……そういうのもあるの?」

 別に強いて人を傷つけようとか思っていたわけじゃないけれど、物凄い力の割りに制約などが多すぎではないだろうか。

 その不満を受けて、剣は諭すように言ってくる。

『お主とて、いくら信用していようと自分以外の他人に武器を渡すときは出来る限り安全な状態にしてから渡すだろう? お主にもわかりやすく銃で考えてみるがいい。その銃を誰かに記念品として渡すとして、引き金を引けば弾が出る状態で渡すか?』

「……まあ、言いたいことはわかる」

『仮に自分がその銃で死なないとしても、渡した本人が死ぬ可能性や、不慮の事故で誰かに牙を剥く可能性を考えれば、なるべく安全な状態で渡すだろう。我を作った神はそうしたまでだ』

 安全管理がしっかりしているというかなんというか。

 人に危害を加えない範疇でも十分強力な能力ではあるし、気持ちを切り替えることにした。

 そしてふと、思ったことがあった。

「……そういや、お前は俺にずっとついてくるわけ? 意志がある奴にずっと見られてると思うとちょっと落ち着かない気もするな……」

 いつも人に見られている気がするというか。

 端的に言って、好きなことが出来ないというか。

 俺がその微妙な気持ちを曖昧に言葉にすると、剣から何となく呆れたような気配を感じる。

『お主が望むのであれば、我は休眠することも出来る。神器とはいえ我は物でしかないのだから、気にする必要もないとは思うが』

 俺の記憶を読み取っている以上、俺が何を思ってそんな質問をしたか、大体把握しているのだろう。

 少し気恥ずかしく感じつつ、俺は早速剣に頼んだ。

「それじゃ、ちょっと一人で落ち着いて考えたいから、俺が呼ぶまで休眠しておいてくれるか? ……そういや、お前に名前とかあるの?」

『向こうでの発音はこちらに合わせると表現が難しい。我を思い浮かべて呼びかければそれでいい』

「なるほど、わかった」

 名前がないのは不便だし、落ち着いたら考えてみることにしよう。

「それじゃあ、暫く休眠しておいてくれ」

『心得た――』

 その言葉を残して、剣の姿は消える。

 静かになった部屋の中で、俺は深々と溜息を吐いた。

「はー……まさかこんなことになるとは……参ったなぁ」

 ベッドの上に仰向けに寝っ転がる俺。

 そうすると胸にある乳房の重みが体に伸し掛かってきた。

「んっ……やっぱ、結構大きい、よな……」

 向こうの世界だと楽しんでいる余裕もなかったから、俺は改めて自分の体をしっかり観察してみることにする。

 パジャマを脱いで、上半身裸になる。ある意味見慣れてしまった女性の裸が目に飛び込んできた。

「んー……不思議な感じだ……」

 自分の男らしく武骨な部屋の中に、柔らかくて綺麗な肌をした女の裸体がある。

 両手で確かめるように自分の乳房を揉むと、その感触が手のひら越しに伝わって来た。

「ふ、ぅ……っ! 掌に、吸い付いて、来る……っ」

 自分で加減して触れることのなんと素晴らしいことか。

 乱暴者たちに力任せに掴まれ、引っ張られたた時の痛みを思うと、自分で加減して触ることで生じる気持ちよさは格別だった。

「向こうじゃ……オナニーする、余裕もないし……っ、とりあえず、じっくり……気持ちよく……っ」

 気持ちよくなれることを喜びながら、俺はベッドの上に仰向けに寝転がった。

 そして、片手で胸を揉みながら、もう片方の手を股間へと伸ばす。

 本来あるべきものがなく、薄く生えた陰毛以外には割れ目しかない股間。

 ぷっくりと膨らんだその周辺を指の腹で擦るようにして刺激してみると、体が思わず跳ねるほど強い感覚が生まれた。

「ひゃっ……! うぁ……っ、こ、これ、気持ちいい……ッ♡」

 股間を指の腹で押している程度のことしかしていないのに、体全体が痺れるような気持ちいい感覚が走った。

 じっくりと指先でその場所を刺激していると、だんだんその場所が熱くなって、湿り気を持つようになる。

 ぬるりとした愛液が股間から滲み出し始めていた。

 向こうの世界で男たちに襲われて、愛撫のようなことをされたこともあったけれど、大抵は濡れ切る前に無理やりあそこを抉じ開けられたり、悲惨な目に遭わされていた。

 だからこうして優しく刺激して、その分快楽を高めるように触れると、すごく気持ちよく感じる。

「はぁ……っ、ぅ……っ、く、ぅうぅ……!」

 体が勝手に跳ねそうになるのを必死に抑えながら、俺はさらに刺激を続ける。

 そうしているうちに、その場所から滲み出した愛液で、手が濡れるほどになった。

(……そういえば、今の俺は処女? ちょっと確かめてみるか……)

 今回のループではすでにゴルに処女を散らされたあとだ。

 普通に考えれば、非処女のはずなのだが。

 指を慎重に奥へと潜り込ませていく。


 俺は女としての快楽を存分に味わいながら――指先に抵抗を覚え、処女膜が復活していることを知った。



つづく


Comments

強制的に女性として弄ばれた結果、貴志自身、女体への躊躇いがなくなっているところがあります。 逆に最初から自由だったなら、触れるのにすら躊躇って、中々こうはなってなかったと思いますね。

夜空さくら

조금씩 스스로 쾌락에 빠져들게 되고 있군요. 좋습니다.

goremz


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