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一兵卒 from fanbox
一兵卒

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自分に堕ちる令嬢

「初めまして、っていうのも変ね」 私の前に立っているのは、鏡ではない。 平面上の存在ではなく、間違いなく立体的に立っている人間だ。 そして、それは・・・紛れもなく『私』と同じ顔をしている。 黒髪の背中にかかる長い髪。 小柄な体に、小さな顔、パッチリとした目に白い肌。 「そんな驚いた顔しないで頂戴、綺麗な私の顔が台無しね」 「ほ、本当に・・・私なの?」 「疑い深いところ、さすが・・・私、桐島玲子」 「待って、私が!」 そう言い切ろうとして、もう一人の私が腕を伸ばして、私の口元を抑える。 もう一人の私は笑顔で首を傾ける。 「大丈夫。私も、貴女も、どっちも同じ私。 容姿は勿論、貴女の性格、思考、記憶・・・それら全部が同じ、一緒なんだから」 「・・・・・・」 疑いの目を向ける私に、彼女は口を開ける。 「今週一週間の、自慰行為の回数は」 「わっ!わかったから!!やめなさい!!」 「ふふ・・・そういうこと。少しは信じてくれた?」 「わかったわよ。でも、気になることがあるわ」 「わかってるわよ、それは後で説明をしてあげる。早く仕事にいってらっしゃい」 彼女の・・・もう一人の私の言葉に 私はそれ以上、何も言い返すことが出来なかった。 彼女は、私が作り出したもう一人の私だ。 複製・・・クローンだが、その頭脳は私のものと完全に同一になるよう並列化させた。 私が桐島家という大富豪であるが故、忙しさを二人になることで分割して行うために作り出した。 どうやらうまく行ったようだ。 私は、もう一人の私に家事などを任せて、私は仕事へと向かう。 一人っ子であり、身近な年齢の学生は、ライバルという気持ちが強く、そこまで仲良くなることが出来なかった。 そんな私だからこそ、あそこまで私と距離が近い相手は、今までいなかったのである。 戸惑いが生じるのは仕方がないことだろう。 私は、悶々とした気持ちを抑えることが出来ないまま、結局ほとんどの仕事に力が入らないまま家へと帰宅することになる。 「ただいま」 「おかえり」 誰かが出迎えてくるというのは、新しい感覚だった。 夜も更けている、ほとんど機械化されている家は、私一人でもだいたい手が回るのであった。 私を出迎えた私。 彼女はニコニコ、私の顔で微笑む。 「帰ってきて、私がいるっていうのは、慣れないわね」 「そのうち慣れるようになるわよ」 そういって私は、荷物を置いて、お風呂へ入ろうと衣服を脱ぐ。 そんな私の浴室へと、もう一人の私が入ってきた。 「きゃっ!!」 「何騒いでるのよ?」 「騒いでるって、私今からお風呂なんだけど」 「私もお風呂よ?」 「一緒に入るの?」 「そう、悪い?」 「悪いって・・・・・・普通、一人で入らない?」 「同じ私同士で何を遠慮しているのよ?」 そう言われると、私は何も言い返せなかった。 私は、しぶしぶ、もう一人の私と一緒にお風呂に入ることになる。 私自身の背中を見ながら、私は普段自分が見れない、自分の姿を見て新鮮な気持ちになる。 下着を脱ぎ、長い足からパンツを下ろして彼女は、私は、全裸姿になる。 私はそんな自分の脱衣シーンを見ながら、不思議な気持ちになってしまっていた。 「ほら、一緒に入るんでしょ?」 私は促されるがままに、浴室へと入る。 誰かと一緒にお風呂に入ったのは成人後は初めてだった。 私は、もう一人の私と一緒にシャワーを浴びる。 彼女は、私の身体を引き寄せて、身体を重ねる。 私同士の、平均以上の豊満な胸が密着する。 同じ身体だからだろか、肌が吸い付く。 頭からシャワーを浴びながら、私たちは、お互いを見る。 自分の顔が至近距離にある。 こんな近くで、自分の顔など見たことがなかった。 私同士の目が重なり合い、お互いを見つめる。 「自分の顔そんなに見て楽しい?」 「そっちこそ、私の顔、ずっと見てるじゃない」 「それはそうでしょう、こんなきれいな顔、ずっと見ていたいわ」 「わ、私はナルシストじゃないわよ!?」 「ふーん、そうなんだ?それなら、貴女のすべてを知っている私だけ?」 「貴女が特殊なだけでしょ?」 私はそう言って顔を背ける。 だが、すぐに腕が伸びてきて私の顔が再度強制的にもう一人の私へと向き直された。 「朝言ってたこと覚えてる?」 「・・・そう、そう!私たちの記憶とかそういうのを並列化させないと、別れたままだと ずっとお互いの有ったことを話し合って共有する必要があるわ!」 「そう、だーかーら・・・これで、並列化させてもらうわ」 そういうと、もう一人の私が顔を近づけてきて、私の唇を奪った。 私は突然のことに驚きながら、顔を離そうとする。 だが、もう一人の私は私の後頭部に腕を回して逃げられない。 私は、口を開けてしまうと、そのまま舌が伸びてきて私の舌に私の舌が絡みつく。 気持ち悪いはずなのに、身体が火照り、私は無意識に自分からも舌を絡めていた。 そうしていると、私の脳内に流れ込んでくるもの。 それは、今日一日の出来事。 私が会社へ出かけた後、玄関から、掃除をしながら 自宅で仕事をしつつ、無意識に秘所を弄りながら自慰行為をしてしまっていた記憶。 それが、まるで自分がしていたかのような感覚が襲う、 おかしい、私は会社へ行っていたはずなのに・・・。 記憶が混じる。 混じってどっちが私かわからなくなる。 「「ぷはぁ~~~~はあ」」 ようやく唇を離した二人の私。 「はあ、はあ、な、何だったの今の、わ、私は、私は」 「ふ、フフフ・・・どう、私の記憶わかった?」 「今のって、貴女の、もう一人の私の記憶ってこと?」 「そう、これで私たちはいつだってお互いの記憶を共有できるわ」 「す・・・すごい」 「それにしても、私ったら、上の空じゃない仕事」 「あ、え、だ、だってそれは!!そっちこそ、オナニーして・・・」 「ああ、ばれちゃった・・・私同士、隠し事はできないわ」 彼女はわざと恥ずかしそうに告げながら、私の目の前で舌を出す。 「ねえ、もっとキスをすると、私たちわかり合えるわよ」 「どういうこと?」 「記憶だけじゃなくて、お互いの想いも共有できるわ」 「・・・し、仕方ないわね。貴女が勝手に暴走しないように私の想いを共有させてあげる」 「さすが私、優しいわね」 私たちは、そういって再度唇を重ね合わせる。 それは、先ほどよりもより淫らなで大胆だった。 舌同士を絡ませながら、唾液を流し込み合い、 片手は互いの後頭部、もう片手は相手の背中に回されていた。 重なり合った胸同士が震える。 勃起した乳首同士が擦れ合うたびに、身体へ電流が走るような強い刺激を感じる。 互いの太ももに股間を押し付けて擦りつける。 秘所からはシャワー以外の熱い内側からの液体が流れ落ちていく。 「「んんっ、んちゅぅ、ちゅぱぁ、んんんっ、んちゅぅううううう」」 唾液と一緒に頭の中に流れ込んでくる もう一人の私の感情。 否、彼女は、私である以上、それは私の感情。 私好き、好き、セックスしたい、エッチしたい ドロドロに絡み合って、秘所同士を擦り付け合ってイキたい、何度もイキたい。 私の顔を舐めたい、鼻も、耳も、頬も、脇も、乳首も、臍も、秘所も舐めまわしたい。 レズキスしたい。 舌を吸い合って、ひょっとこ顔の下品な顔を晒し合いながら、唾液を吸い合いたい。 ベロチューしながら、オマンコ押し付け合って、乳首を擦り付け合いながら、イキたい。 イキながらも、貝合わせをしたい。 オマンコ同士擦り付けながら、キスずっとして、呼吸困難になりながらアヘ顔を晒したい。 一緒、同じ顔でアヘ顔晒し合う。 オマンコに指を入れ合って、ほじり合って、何度もイク。 何度もイカせ合う。 イっても止めない。目の前にいる私が失神するまで何度も何度も指で犯したい。 乳首吸いたい。 歯でかんで喘がせたい。 吸いながら、吸われて、ジンジン疼く乳首のせいで、イキたい、イカせたい。 キスしたい、キス、キス、ベロチューしたい、ベロベロしたい。 顔舐めあって自分の身体に自分の匂いしみ込ませて 鏡を見ただけで発情させるようにしたい。 いつでもどこでも自分の汗の匂い、呼吸、全部に勝手に感じる身体にしてあげたい。 日常生活なんか過ごせなくなって ずっとずっと私同士でセックスしかできなくしたい。 私同士で、桐島玲子同士で、自分同士で ああ、玲子好き、玲子、玲子、玲子、玲子ぉ 私、私、私、私、私、私、私、私、私、私、私、私 頭全部、私のことでいっぱいになって。 私しか、自分自身のことしか考えられなくなって狂いたい。 失神しても、夢の中で犯し合うの。 私同士で、夢の中でもセックスして、失神したら現実の世界で目が覚めて またセックスして、百回くらいセックスして、失神してそして、また夢の中で また百回セックスするの。 それを繰り返せば、ずっとずっと気持ちよくなれる。 ずっと私同士で、狂ってセックス、セックスしたいいいいいいい。 「「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!」」 脳裏に流れ込んだ暴走する私の願望。 私は目を見開きながら、秘所から大量の愛液を噴出す。 身体をガタガタ震わせながら、互いにしがみつく。 だが、敏感になっている身体かつ、私の身体にしがみついたことで さらなる絶頂が押し寄せる。 「「~~~~~~~~~~!!!~~~~~~~~~~~!!!」」 唇を押し付け、舌を絡ませながらの連続絶頂。 身体が熱くなりながら、目を見開き、涙を流しながら、必死にしがみつく。 脳内に流れ込んできた、私の猛烈なナルシスト愛が私の脳を完全に破壊した。 否、もともと私が持っていたものを、増幅して送り返されたといえる。 私は、相手の身体を両手で抱きしめ、そして、抱きしめながら、身体を痙攣させ続けている。 「「んちゅ、ちゅぱぁ・・・こ、この変態、ナルシストぉ、おほぉ」」 重なり合う言葉に、身体がビクンと震える。 脳内を共有しすぎてしまったせいなのか、口から出る言葉はハモってしまう。 力が入らず、膝立ちになる私たち。 そして、そのまま、浴室の床へと倒れると、私たちは身体を擦り付け合う。 唇を離さぬまま、全身を同じ部位で擦り付け合い続ける。 床に倒れたことで、互いの秘所同士を押し付け合うこと合出来るようになり 互いに足を腰に回して、そのまま激しく擦り付け合う。 ぐちゅぐちゅという音ともに、先ほどから何度も達しているせいか、敏感になっている秘所は 簡単に達する。 「「んひゃぁああああああああああ!!!!!!」」 私の口同士が離れて、大声を上げる。 それでも、私たちは目の前で呆けている私の唇を奪わずにはいられない。 そして、腰を振るのを止められない。 「「んんん!!!んんんんんん!!!んふううううう!!!」」 鼻息を漏らしながら、激しく腰を振り合い続ける。 「「んぐふううううううううううううううううう!!!!」」 ひょっとこ顔の私を見ながら、ひょっとこ顔の私が絶頂する。 ようやく唇を離した、私たちは互いの身体を抱きしめながら、びくんびくんと絶頂の余韻を甘受していた。 「あひっ、あ、ああ、あふっああ、ああ」 「ひぐっ、ああ、あひっ、んは・・・ああ」 私たちは、お互いを見ながら、至近距離で荒い息を吐き合う。 翌日 「いってきます」 「いってらっしゃい」 私たちは、お互いに挨拶をしながら、家を出た。 私は、気持ちのいい朝を迎え、そして、青空の下を会社へと向かっていた。 もう一人の私は、今頃さんざん犯し合ってベドベドなベッドを洗濯機に入れている頃だろうか。 いや、もしかしたら自分の顔や身体を鏡で見て、自慰行為に浸っているかもしれない。 私の身体も心も、すっかり私中毒になってしまった。 でも、これは、私が元々持っていたものだ。 それをお互いに増幅して与えたに過ぎない。 私がこう思っていることも、もう一人の私とキスをしてセックスをすれば共有される。 だけど、もう彼女が、桐島玲子が、それを拒むことはできない。 あれだけ強い想いを押し付け合ったことで私の理性は完全に破壊されてしまったからだ。 「よかった」 私の前にいる一人の白衣を着た女が告げる、 「貴女のような、下品でナルシストな人間には、自分自身に堕ちるのが最もふさわしい」 笑顔で告げるのは、私の複製を作り上げた女科学者。 そもそも、複製の私は、私=桐島玲子を破滅させるために、複製の私を作ったのだった。 おかげで、彼女の計画は成功したということだ。 「これからも、貴女は、貴女を堕とし続けるのね」 「安心して頂戴。私は誰に命令されたわけでもないの。 私は、私が好きなの。 だから、私同士でどこまでも求めあうのは当然でしょう?」 そう告げると、私は辞表を置く。 「これからは、毎日毎日ずっと何度も、私と犯し合うの。 誰にも邪魔なんかさせないわ」 私は笑顔で告げながら、部屋を出ていく。 私は太ももから垂れ流される愛液を感じつつ、家で待っているもう一人の私のもとへと急ぐのであった。


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