ある日行方が分からなくなっていた幼馴染から小包が届いた。
そこには会いたいと一言書かれた手紙と住所のメモ。そしてアパートの鍵。
嫌な予感がする。絶対に行かないほうが良い。行けば間違いなく碌なことにはならないだろう。
しかし俺は一縷の望みをかけて、その住所へ向かうことにした。幼馴染を信じて。
幼馴染がいるはずのその部屋に入ってみるとそこにはひとつの窓も家具も無く、
ただ、壁に拳ほどの丸い穴が開いていた。
薄暗い部屋、小さな穴から光が覗き、その奥から何やら女の声が聞こえてくる。
激しい息遣い。何かを打ち付ける音。
嫌な予感がする。
何が行われているのか・・・俺にはもう判っていた。
穴の先に幼馴染が居ることも。
穴を、覗いてはいけない。そのまま部屋を後にするべきだ。
頭では理解している。
頭では、理解している。
気付くと壁に張り付くように穴を凝視していた。
穴の先では狂ったような喘ぎ声と肉と肉を激しく打ち付ける音。
幼馴染が、知らない男の上で激しく腰を振っていた。
・・・やはり碌なことにはならなかったな。
穴を凝視しながら、俺はシコリ始めた。