3月1日。卒業式が終わった。
式典を終えて体育館から退出した生徒たちが、校内の様々な場所で、各々の仲間内で、思い思いの会話をしている。
そんな青春の最後の日。
2年生の私・風宮花梨は、誰もいなくなったテニス部の部室で人を待っていた。
胸が張り裂けそう……。永遠にも感じる待ち時間の末に、ゆっくりと扉が開く。
開いた瞬間、心臓の鼓動が一段階早くなるのを感じた。
白鳥涼香先輩……。
何度見ても、一目惚れしたときのようにドキドキしてしまう。
美しくて、かっこよくて、かわいらしい、中性的な顔立ち。
しなやかで、儚くて、細身だけどしっかり鍛えられた身体。
でもどこかにエロティックな空気を纏った雰囲気。
「ん……やあ……」
先輩はそう軽く一言だけ言って、私の目の前で立ち止まった。
向き合って、目を合わせてくれた。
いつも通りの凛としていてクールな表情。でも、緊張していますね? 私にはわかります。
1年の時、新入部員の中で唯一テニス未経験だった私に、とてもよくしてくれた先輩。
学校中の女子から、毎日告白されてしまうような、みんなの憧れの先輩。
私をダブルスの相方に選んでくれた先輩。
嫉妬からいじめられそうになった私を守ってくれた先輩。
進級して、後輩ができた私に、守られてばかりじゃダメだと叱ってくれた先輩。
涼香先輩……私、ちょっとだけマシになれたと思うんです。
先輩とコンビを組む人間として、頑張って自分に自信をもって、堂々とするようにして。
そしたら、少しずついじめも減っていって……。
それに、先輩との最後のダブルス……インターハイ決勝まで行けましたもんね?
あの2セット目なんて、私と先輩じゃないと取れなかったですよ?
二人だけの合宿の成果……ですよね?
儚げだけど凛としていて、クールでかっこいい先輩・白鳥涼香。
おっとりしるように見えて芯の強さを持つ、かわいい後輩・風宮花梨。
"麻染洲女学院の白い花"なんて……大層な呼び名を付けられちゃいましたね。
大会の後、私が後輩に告白されて……断って泣かせちゃう姿、見られちゃいましたもんね?
でもあの子、部活やめなかったでしょう? ちゃんとフォローできたんですよ?
今じゃ私も毎日のように女の子から告白されるけど、同じようにひとりひとりの女の子と向き合って断ってるんですから。
ほんのちょっとだけ、強くなれたって、言えると思います。
先輩には、いつまでも遠く及ばないけれど……。
いつまでも、並び立つほどの私じゃないと思うけど……。
でも、そんな資格無いなんて、もう言いません。
約束しましたもんね、自分の行動に自信を持つって。
自分の選んだ道を、後悔しないって。
だから、先輩――。
私の選ぶ道を、受け止めてください。
どんな結果になっても、後悔しません。
自分で、決めました。
「白石涼香先輩……好きです。私と恋人になってください」
『きゃーっ♡』『ひゃーっ♡』
部室の外から、黄色い声が聞こえてくる。
後輩かクラスメイトがどこかで盗み聞きをしているのだろう。
仕方ないことかもしれない。そのために部室を開けてもらったのだから。
それに、ずっと言われ続けてたことだから。
"お二人はお付き合いしているのですか"、"いつ告白するのですか"、"白鳥先輩が卒業したらどうするのですか"
毎日のように言われてきた。盗み聞きしている子たちからしても、念願の日だろう。
いいよ、好きなだけ聞いて。私の覚悟、見届けてね。
先輩は、一歩、また一歩とゆっくり私へ近づく。
そして――。
ぎゅ、と優しく抱きしめてくれた。
再び部屋の外から黄色い声が上がる。
先輩の匂いがする。
先輩は私の耳元で囁いた。外野には絶対に聞こえない声量で。
「花梨、ありがとう。この時が来ると思っていたよ。ごめんな、花梨から告白する形になって……」
「花梨、私もキミが好きだ。キミの告白を受け入れたい」
全身に鳥肌が立つ。心臓が一気に締め付けられる。だけど全然つらくない、心地よい締め付けが体に広がっていく。
うれしくて飛び跳ねそう。
「だけど」
そう、先輩は付け加えた。
「だけど、一つだけ、条件があるんだ。知ってほしいことがあって……、それを受け入れてくれるなら……」
先輩が初めて見せた、弱弱しい姿。
知ってほしいこと……なんだかしらないけど、そんなの関係ない。
「涼香先輩……関係ありません。どんなことであっても、私は受け入れます」
「どんな先輩でも大好きです」
「あなたと、ずっと一緒に居たいです」
自信を持って言う。
先輩の顔が目の前に来る。
気絶しそうなくらい顔が良い。そんな先輩とこんな近距離で見つめ合っている。
先輩は少しだけ明るい顔をした。
「ありがとう……ふふ、改めて、私からも言わせてくれ」
「周りで聞き耳を立てている子たちも、聞き漏らさないでくれよ?」
「……風宮花梨、キミのことが好きだ。私と恋人になってくれ」
『あ゛っ♡』『スーッ……』
盗み聞きの声はまた違った音を漏らす。
みんなの大好きな先輩による、本気の告白を聞いて、喰らっているようだった。
「……はい♡」
「……ありがとう、花梨」
『きゃーっ♡』『わーっ♡』『ひゃーっ♡』『ひーっ♡』
『うぅ……ぐすっ、よ、よがったぁ……』
『おめでとう……花梨……涼香……』
声の主が私たちの周りに集まってくる。そんなにいたんだね。
囲んで祝福してくれる。学校中が噂する、みんなの憧れの先輩後輩百合コンビが、正式に恋人同士になった姿を。
先輩と見つめ合う。キスしそうなくらい近い距離で。
「花梨、わたしの家に来てくれるかい? 今、これから」
興奮して囃し立てる周りの声に答えるように、私は「はい♡」と返事をした。
--
私は、涼香先輩の自宅へやってきた。
先輩の腕をつかみながら。
先輩の家に来るのは初めてだった。
初めての恋人の家。ずっと恋焦がれてきた先輩のおうち。
いくつものドキドキを重ねながら、玄関に立つ。
裕福な家庭だとは聞いていたが、確かにそう感じさせるほど大きく高級そうな家だった。
「ほら、どうぞ」
「お、おじゃまします……」
招かれ、足を踏み入れる。
「涼香ちゃん♡ 卒業式お疲れ様♡」
「お、帰ったか。隣のは?」
リビングには涼香先輩のご両親がいた。
ソファに二人並んで、密着して座っている。
なぜか息を荒くしている。
先輩のお義母さまは何度か見かけたことがある。
名前は確か、白鳥麗奈様。
先輩と同じく凛としていて気品があり、でも先輩より明るくてお可愛い。
美しい遺伝子の流れを感じる。
「パパ♡ ママ♡ ただいま♡ この子は後輩だよ」
「あ、どうも……風宮花梨です……」
「おー? 後輩か、ふん……♡ いい身体してるな♡ 涼香と同じで胸もちゃんとある♡ 才能ありそうだ♡」
それを聞いて私は一瞬固まる。セクハラ? それとも褒めたの?
というより、先輩のお義父さまってこんな人だったっけ。
最後に見たのは去年の夏頃だったから、記憶があいまいだけど……。
こんな、太っていて、汚らしい笑みの……先輩と似ても似つかない様な男ではなかったような……。
こんな……薄い緩い服で……股間を……あんな風に膨らませて……♡
こんな……いやらしい目で見てくるような人だっけ……?
「あっ♡ 涼香ちゃん、もしかして……♡」
「うん、ママ♡ わたしたち、恋人になった♡」
お義母さまと先輩の会話で我に返る。
恋人関係のカミングアウト。
「よかった♡ ついになれたのですね♡ 花梨さん、この子ったらね♡ 家でずっとあなたの話を――」
「マ、ママ♡ いいから♡ もう部屋行くね♡ ほら花梨、こっちきて」
先輩が家族にだけ見せる顔。
それを知る特別感を覚えながら、先輩に手を引かれ、階段を上っていく。
--
先輩のお部屋。
白くて整えられていて、無駄な装飾のない、広めのお部屋。
味気なさすら感じるけど、先輩らしいお部屋だと思った。
入ってからしばらくは、二人してソファーに寄りかかって座り、身体をくっつけ合っていた。
そして無言で見つめ合っていた。
私はギブアップした。顔がよすぎる。
こんなお顔、見続けたら脳みそがおかしくなってしまう。
目を逸らした私のことを、軽くクスッと笑った後、先輩は飲み物をとってくると言って部屋を後にした。
本当に涼香先輩と恋人になったんだ……♡
噛み締めながら、なんとなく部屋を眺めて先輩を待つ。
ヴンッ!
机の上で音が響く。先輩のスマートフォンだ。
メッセージか何かが来たのだろう。
私は何気なく、先輩のスマートフォンを見た。
別にメッセージを盗み読もうとか思ったわけではない。
ただ、なんとなく視界に入っただけだった。
だけど、私の視線は一瞬でその画面に引き寄せられ、そして離せなくなった。
心臓がバクバク震える。血の気が引いていく。視界が歪みそうになる。
嘘だと思いたい。でも、確かにそうにしか見えない。そう映っているようにしか――。
メッセージの通知によって、一瞬だけスリープの解除された、涼香先輩のスマートフォンの画面。
その画面に、映っていた、嘘のような写真。
先輩が――。
「見たか」
びくっ! と大きく身体をのけぞらせてしまう。
扉の前に、いくつかのペットボトルを抱えた涼香先輩が立っていた。
「あ、あ、いや……」
否定しようとする。でもそんなこと意味がない。見られたのだから。見たことを。
それに見てしまったのだから。嘘はつけない。先輩に嘘はつきたくない。
「は、はい、見ました……」
「どれくらい見た? 何が映っていたか、説明してみてくれるかな」
先輩は優しい声色で私に話しかける。
でも知っている。この声のときの先輩が一番恐ろしい。
先輩は相手の意見を常に尊重し、リスペクトをかかさない。大会直前のピリピリした空気の作戦会議でも、それは決して崩さなかった。柔軟に相手の言葉を聞き入れ、反芻し、互いが納得するような意見を出す。
そんな先輩が、本気で相手を問い詰め、自分の意見を押し通そうとするときが、極まれにある。
まさにそのときの声だった。
私はただ言われるがまま、質問に答えるしかない。
「先輩が……映っていました……」
「そうか、他には何が映っていた?」
「あの……男性が……」
「そうだね、男性と映っていた。なぜそう思ったか、聞かせてくれるよね」
「えっ……」
「わたしと映っている人が、なぜ男性だと思ったか、だ」
「あっ……それは……」
「はっきりと、言って欲しいな。言ってくれるよね?」
「は、はい……」
「それは……男性器が……映っていたからです……♡」
先輩は私の横に座り込む。
そっと両肩に手をかけ、身体を密着させながら、耳元で囁く。
「どんな風だった? その男性器は、どんなふうに映っていた?」
「その……♡ 勃起していて……♡ 汚らしい見た目でした……♡」
「そうだね♡ でもそれだけじゃないだろ? 花梨、キミが真っ先に思ったことは」
「……」
「花梨♡ はっきり言ってくれ♡」
「う……」
「言えるよね? 言うんだ」
「ほ、頬ずりしていました……♡ 涼香先輩が……♡ その勃起した男性器に……♡」
先輩が移動する。
私を後ろから抱きしめるかのように。ぎゅっと身体を密着させ、また耳元で囁く。
「どうだった? その時のわたしの様子は♡」
「笑顔で……愛おしそうに頬を擦り合わせていて……そして、裸のようでした……♡」
「つまりまとめると、花梨、キミは……"全裸の白鳥涼香が、太った中年男性の汚らしいおちんぽに、愛おしそうに、いやらしい笑みを浮かべながら頬ずりをしている画像"を見たということだね?♡」
「先輩……な、なんなんですかアレ……嘘ですよね……あ、あんなの……」
「誰だと思う?」
「えっ!?」
「おちんぽ♡ 誰のものだかわかるかい? 花梨も会ったことがあるよ♡ つい最近ね」
「そんなのわかるわけ……」
脳裏に、一人の男が浮かび上がる。
つい最近、先ほど会った、汚らしく、太った中年男性。股間に浮かび上がるあの形。
「ま、まさか……」
嘘だと言ってほしかった。全部嘘だと。写真も合成か何かだと。
私を驚かすためだけの、つまらない冗談なのだと。
「答え合わせだ♡」
先輩が、テレビをつけた。
<<どちゅどちゅどちゅっ♡♡♡>>
『あんっ♡ パパっ♡ パパっ♡ 気持ちいい?♡ 涼香のおまんこ♡ きもちいい?♡ んっ♡ もっと♡ もっときもちよくなって♡』
全裸の先輩が、太った男性の上にまたがり、いやらしく腰を上下に動かしている。
セックスをしている。パパと叫びながら……。
「あ、あ、ああ……ああ……♡」
「知ってほしいこと、というのはコレなんだ……。花梨、他の誰にも言っていないことなんだが、実はパパが新しくなってね♡」
「あぇ?」
「前の父親だった男は事業に失敗してな……あろうことか、わたしとママに借金を押し付けて、どこかへ失踪したんだ。でも、そこを救ってくれたのが……パパなんだ♡ 書類上はまだ違うんだが……はぁ、早くあのクソ男を捕まえてママと離婚させてあげたいよ……。話が逸れたね♡ それで、パパの援助のおかげで、何の悪影響も出ずに学園生活も部活も続けられたんだが……一つだけ問題があって♡」
「も、問題……?♡」
「パパはね、とっても性欲が強いんだ♡」
「な……!」
<<どっちゅ♡ どっちゅ♡>>
『お゛っ♡ パパっ♡ パパのおちんぽきもちいい♡ お゛っ♡ もっと♡ もっと愛して♡』
先輩のハメ撮りビデオを見せられ、頭の中がぐるぐるとしたままの私は、もはや何を聞き返すことも出来ず、ただ先輩の独白を聞き入るしかなかった。
先輩は私をぎゅっと後ろから抱きしめながら、服の上から私を優しく撫で触ってくれている。その愛情を感じる感触だけが、ギリギリ私を現世につなぎとめる。
「半年前……いやもうちょっと前か、そのくらいにパパが家で暮らすようになってね……。あんな大事件のあったあとだし、ママが心を預けるようになっても仕方ないか。男女の仲だものな……と思っていたんだが……。もう、ずーっと♡ どこでもえっちしてるんだ♡ 朝から晩まで♡ 家中のいたるところで♡ もちろん、最初は嫌だったよ。いくらわたしたちを援助して、救ってくれたとはいえ、いくらママが惚れたからと言っても、そんな節操なく……。一緒にご飯を食べてる時も、朝の仕度のときも、帰ってきたときも……。わたしの目の前で何度も何度も……♡ あんな風にママのおまんこを犯して……♡ 気持ちよさそうなお顔で……♡」
「しかも、というか当然のことだが、わたしのこともいやらしい目で見てきてな♡ おっぱい揉ませろとか、お前もセックスに混ざれだの言われて♡ わたしが断ったら、じゃあお前をおかずにしてオナニーすると言って、ママのおまんこをオナホ代わりにわたしで見抜きするし……♡ いい加減にしろって怒っても、じゃあ援助は打ち切りだって脅されて……♡ そんなことを繰り返していたら、わたしもよく分からなくなっていってな♡ 家族のスキンシップだと思って胸やお尻を触られたり、セクハラ質問に答えたり……♡ 少しずつボーダーラインが下がっていって……それで♡ ふふ♡」
「ある日……誕生日プレゼントだっていって……♡ 寝込みを襲われてしまったんだ♡」
<<がしっ♡ ぱちゅぱちゅ♡>>
『それすき♡ 種付けプレス♡ おねがい♡ もっとして♡ もっと激しくしてっ♡』
「腕をがっちり抑えられて、キスされて、おまんこを舐められて……」
「だけど不思議なものでさ♡ おちんぽを目の前で見せられて、匂いを嗅がされただけで……ふふ♡ 一撃♡ 即堕ちしてしまったんだ♡ 我ながらちょろいなと思ったものだけど、ママも同じだったっていうからさ♡ 遺伝か、もしくはメスの本能がそうさせたのか♡」
「そうして処女を奪われて……奪っていただいて……♡ もうそれ以降は、ふふ♡ ヤリまくりさ♡ わたしもママと同じく、家中いたるところで♡ 朝から晩まで♡ パパとセックス♡ ママと入れ替わりでえっちしたり♡ いっしょにえっちしたり♡♡♡ 母娘おまんこをまとめて気持ちよくしていただく生活さ♡」
<<ぱちゅっ♡ ぱちゅっ♡>>
『射精しちゃう?♡ ぱぱ♡ おまんこに射精しちゃう?♡』
聞いたことも見たことも無い先輩の痴態。男の影なんて一切ないと思っていた先輩。その先輩が男に甘ったるく媚びている。
心臓が締め付けられる。心に穴が開いていく。
「ただ……私たちのようなザコマゾメス2匹じゃ、パパの強い性欲は全くと言っていいほど収まらないんだ……♡」
「だから、花梨♡ もしわたしの恋人でいたいなら、手伝ってほしいんだ♡ パパの性欲処理♡♡♡」
<<どちゅどちゅどちゅどちゅっ♡>>
『わたしもイクね♡ 一緒にイこ♡ いいよ♡ だして♡ 娘のおまんこに♡ 中出し♡ どうぞ♡』
「ほら、あんな風に……♡」
<<どびゅっ♡ びゅるるるっ♡ びゅるるーっ♡ びゅびゅーっ♡>>
『あ゛あ゛ぁ~~~っ♡ ぱぱのせいえきなかだしされていっちゃう~~~っ♡』
「あぁ、パパとっても気持ちよさそう♡ ……な、頼むよ。恋人だろ? ね~?♡ かり~ん♡ おねが~い♡♡♡」
聞いたことのないような、媚びるような甘ったるい先輩の声が脳を侵食する。
先輩を騙る淫魔だと言われた方が、まだ納得がいくのに。
ヴッ!
涼香先輩のスマホが再び震える。メッセージが届いたようだ。
スリープが解かれ、先輩の痴態が画面に映る。変わらず、きったない男性器に頬ずりをしている。
「あ、そういえばメッセージが来ていたんだったな。ほら花梨、一緒に読もう♡ パパからだ♡」
先輩は私を後ろから抱きしめながら、スマホのメッセージアプリを開く
「"おい、ムラついたからとりましゃぶれ♡"……"部屋行くわ"……♡ おやおや♡ パパったら、メスが増えて興奮しているようだね♡」
「な、なんて乱暴な……こんなメッセージ……。ま、まってください! 部屋に来るって……!」
ドンドン!
荒っぽくドアがノックされる。
「どうぞ♡♡♡」
先輩の声掛けでドアが開く。先ほどもリビングで見た、先輩の父親。
中年太りで、先輩と似ても似つかない汚らしい男。
緩いスウェットに身を包んだ彼が、私たちに近付いてくる。
「ちゃんとメッセージ見ろや、まったく」
「ごめんなさいパパ♡ はい♡ んあぁ~~~♡」
「えっ? えっ? えっ? 先輩?」
先輩は私の肩を持ち、下へ押し付ける。
ずり落ち、先輩の下腹部を枕にするように、上向きに寝転がる私。
先輩はそんな私に目もくれず、いやらしく口を開いた。
どすどすという足音が近づいてくる。
そして先輩の目の前に、私の真上にやってくる。
いつの間にかズボンとパンツを脱ぎ、勃起した男性器を晒しながら。
にゅるじゅぷぷぷ~っ♡
一瞬だけ視界にとらえられた、そのいびつで汚らしい、とても大きな男性器を、先輩は愛おしそうに、そして当然のように、口内へ迎え入れる。
「ずぞぞっ♡ じゅるるっ♡ じゅぼっ♡ じゅぞっ♡」
先輩は一心不乱に父親の男性器をしゃぶる。私の真上で。いやらしい音を奏でながら。
悪夢なのかもしれない。帰りたい。今すぐここから消え去りたい。
でも先輩の両手は、それを絶対に許さないと言っているみたいに、私の両手をがっちりと握る。
先輩との初めての恋人握り。こんな使われ方をするなんて。
ぴちゃっ♡
何かが顔にかかる。いやらしい匂いがする。
先輩の唾液が垂れ落ちて私の顔にかかる。
先輩の唾液が、汚らしい男性器を経由して、私の顔に……♡
唾液、だけですよね? 先輩の唾液とは思えないほど、いやらしい匂いな気がしていますけど。
「あーきもちー♡ またフェラうまくなったな♡ 涼香♡ あーでるでる♡ 飲むなよ? いつもの、分かってるよな?」
「じゅぞっ♡ じゅぞっ♡ じゅぞっ♡」
先輩の口の動きが速くなる。
ぼたぼたと私の顔に液体がかかる。
「あーでるでる……くっ♡」
「じゅぞぞぞ~~~っ♡♡♡♡♡」
びゅるるるっ♡ びゅるるーっ♡ びゅるっ♡ びゅるるっ♡ ぴゅくぴゅく……♡♡♡
「ん~~~♡」
ぎゅ~っ♡ と、私の手を強く握りながら、先輩が嬉しそうに男の精液を受け入れる。
男性器が脈動しているのが見える。
「ちゅ~~~っ♡ ちゅぽん♡ んふふ♡ ……んあ~~~っ♡」
男性器を引き抜き、軽く微笑みを見せた後、口を大きく開く。
男に口内の精液を見せつけているようだった。
「やれ♡」
男が何かの命令を下した。
「……♡♡♡ ガラガラガラっ♡ ガラガラガラガラっ♡♡♡」
うがいをしている。
「んぐ……♡ ぐちゅぐちゅぐちゅっ♡ じゅぐじゅぐじゅぐじゅぐ♡♡♡」
くちをゆすいでいる。
「ん……ごきゅっ♡ ごきゅっ♡ ごきゅっ♡ ごきゅっ♡」
おとをたててのんでいる。
「あーん……♡ はい♡ ごちそうさまでした♡ パパ♡」
かんしゃをのべている。
あたまがおかしくなりそうだ。おかしくなった。
「おや、さすがに刺激が強かったか、すまんな♡ ほら花梨、おきて♡」
先輩が私を起こす。そして先輩と向き合うように座らせられる。目の前のお顔と見つめ合う。
でもその顔は知っている顔とは少し違う。目を蕩けさせ、口に汚らしい毛を貼り付け、唾液を垂らし、口内からは異臭を放つ。
いやらしい、男に屈服した浅ましいメスの顔。
こんなのは、私がすきだった、先輩じゃ、な――。
「んちゅっ♡ ぢゅるるるっ♡ じゅる~っ♡♡♡」
突然、先輩が私にキスをした。
生まれて初めてのキス。憧れの先輩との初めてのキス。
しかもいきなり、舌を使った深いキス。
見つめ合うだけで胸が張り裂けそうになるほど大好きな先輩が、私の口を犯すかのように、貪っている。
えっちなことなんて何も知らないんじゃないかとすら思っていた、あの先輩が。
先輩の舌が、私の口を犯している♡ 犯していただいている♡
先輩の唾液が送り込まれてくる♡ くっさい匂いとともに♡ 先輩らしからぬくっさくてえっちな味の……♡
くっさい粘液が……?♡ あ……あ……♡
あ。
私の脳みそは、この瞬間に壊れた。
先輩の唾液の味なんて知らなかったから。
男の精液の味なんて知らなかったから。
この味が、先輩の口から送られてくるこの粘液が、何なのかよくわからなくなって。
それでも先輩からのディープキスは気絶しそうなくらいうれしくて。
とってもとっても気持ちよくて♡ 心地よくて♡
大好きな先輩からのキスだから、このキスが大好きに感じてしまって♡
唾液と精液が混じっているはずのその粘液を、美味しいと思ってしまって♡
何をどう考えればいいか分からなくなった脳みそに、この味が刻み込まれてしまって♡
このくっっっさい匂いとお味が♡♡♡ 大好きになってしまって♡♡♡
先輩にキスされて、イっちゃったの♡
「んぶっ♡ ん゛っ♡♡♡」
びくびくっ♡ びくびくびくっ♡ びくっ♡
「んじゅるる~♡ ちゅぷっ♡ ……おやおや♡ キスだけでイッてしまったのかい?♡」
「はっ♡ はっ♡ はっ♡ 見ないで♡ 見ないでください♡」
「見せてほしい、花梨♡ キミのことが大好きだから♡ 花梨♡ 大好きだぞ♡ 好きだ♡ 愛してる♡ 好き♡ だーいすき♡」
「ああっ♡ ああっ♡」
「今日のこのキスのこと、一生忘れちゃだめだよ?」
「はいっ♡ ひゃい……っ♡♡♡」
耳元で何度も何度も好きだと囁かれる。
今日の告白の日まで、そんなことほとんど聞いてこなかったのに。
恋人になった途端、何度も何度もささやかれる。ご褒美のように。
「なあ花梨♡ パパの性処理、手伝ってほしいんだ♡ どんなことでも受け入れてくれるんだよね? ……無理だというのなら仕方ない。別れよう……。きっとキミに失望して、二度と連絡が取れないくらい、顔を合わせたくないくらい、大嫌いになってしまうだろうけど……。キミの意思は尊重したいから……」
汚らしい男性器のお世話なんて嫌。
でも先輩と別れる方がずっとずっと嫌。
こんな選択肢、私がどっちを選ぶのか、わかりきってるくせに♡
「わたしと付き合い続けて、パパのお手伝いをするのなら……花梨からもう一度、キスをしてくれ。わたしと別れてまで、パパのお手伝いを拒否したいのなら……ふふ♡ そうだね♡ わたしの顔に思いっきりビンタでもすると良い♡ ……さあ、どうぞ♡」
「涼香先輩……卑怯ですよ……こんなの、ひとつしかないじゃないですか……♡」
私は、先輩にキスをした。
--
「あー♡ 娘の百合キスたまんねー♡ めっちゃちんぽにくるわー♡」
「おやパパ♡ またそれかい?♡ ほら花梨♡ あれみてごらん♡」
涼香先輩に言われて振り返る。
先輩の父親が……先輩のタンスから、パンツを取り出していた。
黒いスポーティなパンツ。
それで、汚れた男性器を拭き取るように、シゴいている。
「ふふ♡ 部活のときによく履いていたスポーツ用インナーだね♡ パパは下着で精液拭き取ったり、オナニーしてお射精するのが大好きなんだが、特にアレがお気に入りでね♡ あんな色気のない黒い下着のどこが良いのだか……えっちなやつなら色々あるのに……」
「涼香の汗とマン汁の匂いが染みついててめっちゃちんぽにキクんだわ♡ 特に大会終わりなんて匂いだけで射精できそうなくらいドスケベ淫乱メス臭にまみれててよ♡ 花梨だったよな? インターハイ、最高だったぜ♡ あーいくいく」
びゅるびゅる♡ ぴゅっぴゅ♡ ……びゅくんっ♡
さっき射精したばかりなのに、当然のように軽く射精をする先輩の父親。
先輩の黒いインナーが白濁液で汚される。
「ふいー♡ じゃこっちも使っとくか」
汚れたパンツを適当に床へ投げ捨て、再びタンスに手を突っ込み、スポーティな黒のブラを取り出す。
躊躇なく、それで汚れた男性器を拭いていた。
「な、ななな、なんてことを……先輩の……神聖な下着に……♡」
「節操ないだろ? ああやってずーっとわたしの下着でオナニーし続けるんだ♡ このまま放っておくと全ての下着を汚されて、翌日着るものがなくなってしまうんだよ♡」
「な……な……♡」
「そうなっては困るからな♡ わたしたちが性欲処理してあげる必要があるんだ♡ 花梨もいやだろう? わたしがノーパンノーブラで外をふらふら出歩く姿を見るのは♡」
「それはそうですけど……♡」
「わかってくれたね♡ じゃあ、さっそくやろうか♡」
先輩が私の横に座りなおす。
そして腰に手を回し、ぎゅっと抱きしめる。
先輩が私に顔を近づけ、頬と頬をくっつける。
すべすべしてて艶やかな先輩の頬……♡
そうやって二人で身体とお顔を寄せ合って、お義父さまの方を向く。
「ぱぁーぱっ♡ ほらほら♡ そんなぬのっきれでお射精するなんてもったいないよ? 見てくれ♡ 顔の良すぎる女の子ふたりがこんな風に頬をくっつけ合って♡ ぱぱのおちんぽお世話するために待ってるよ♡ だからおいで♡ お精子ぶっコ抜いて、ザーメンティッシュにパパのつよーい精液塗りたくろう?♡ 学校中が憧れた百合カップルのお顔♡ 好き勝手に汚して征服感満たそう?♡ さあおいで♡」
先輩が信じられないような下品な言葉を、つらつらと述べていく。
まるで嬉しそうに、媚びを売るかのように。
「花梨♡ 花梨も同じように、おちんぽに響くセリフでパパを煽るんだ♡ これはメスとしての基本のお作法なんだよ?♡ 最初は難しいだろうけど♡ やってみてごらん♡」
先輩が私にも要求する。
嫌すぎ……でも言うしかないし、先輩にも嫌われたくない……。
「うう……わ、私たちで男性器を気持ちよくしてください……」
「違うぞ花梨♡ おちんぽ♡ 男性器じゃなくて、おちんぽっていうんだ♡ その方がえっちだろう?♡ これからは男性器じゃなくて、おちんぽ♡ っていうんだぞ♡ 口でも、心の中でも♡」
「は、はい……お義父さまの、お、おちんぽ……♡ 気持ちよくなってください……」
「ふふ♡ かわいいよ花梨♡ わたしの花梨♡ おちんぽ♡ おまんこ♡ ハメハメ♡ なるべくえっちな言葉遣いを心がけるんだぞ♡ ……あれ、パパ、まだ来ないのかい?」
お義父さまはまだその場から動かなかった。
「いや、なんてーのかな……ちん媚びっていうのはさ、心の底から口に出してこそなんだよな。花梨のそういう言わされたちん媚びも好きな奴はいるけど、俺はそうじゃないんだよ。言わされたセリフじゃなくてよ、今の心のままの感情を声に出してくれや」
意味が分らなかった。
これほどの美貌を持った先輩を毎日犯しているにもかかわらず、その先輩がお願いしているにもかかわらず、そしてその先輩がこんなに可愛い後輩を連れて来て、一緒に性欲処理してあげると言っているにもかかわらず、なんてワガママな……。
こんな横暴な人間が先輩のお義父さまだなんて……あんな男性器を……くっっっさいおちんぽを♡ ビクビクとさせているなんて♡
私はなんだかバカらしくなった。こんな男に何を媚びることがある。
涼香先輩に頼まれたから、別れたくないから、好きだから、嫌々やってるだけだ。
勘違いしないで欲しい。
心の底から口に出せ? いいよ、好きなだけ言ってあげる。
「あのですね、お義父さま……私は先輩に頼まれて嫌々やっているだけですから。別にあなたに媚びる気持ちなんて1ミリもありません。さっさと、そのきったねえおちんぽからくっさい精子だして♡ おちんぽスッキリさせて、このお部屋から出ていってください。不快です。言っておきますけど、私はあなたのことが嫌いですから♡」
「ふふふ♡♡♡」
先輩が笑う。
お義父さまのおちんぽが、大きくびくっびくっ♡ と跳ねた。
そして少しずつ私たちに近付いてくる。OKだったってこと?
「よくわかってるじゃねえか♡ 涼香、いい女を連れてきたな♡」
「ふふ♡ そうだろう?♡ 花梨は本当に素敵な女性なんだ♡」
おちんぽが近づいてくる。
私は顔を仰け反りそうになったが、先輩のおててがそれを防ぐ。
ずむっ♡
大きいおちんぽが。大きすぎるおちんぽが♡
私たちの顔の目の前へやってきた♡
でっか♡ きっも♡ すっごい威圧感を感じる♡
そして、なんといっても……♡
「くっっっさ♡♡♡ くさすぎです♡ お義父さまのおちんぽ♡ 最低です♡ すんすん♡ すんすん♡ おえっ♡ さいあく♡」
「すーっ♡ すーっ♡ 精液まみれのパパのおちんぽ♡ あ゛~最高だよ♡ すーっ♡ ふふふ♡ 花梨もお気に入りのようだね♡」
「すんすん♡ はぁ?♡ 先輩何言ってるんですか♡ 好きなわけないでしょう♡ こんなおちんぽなんて♡ 好きじゃありません♡」
「その割に熱心に匂いを嗅いでいるじゃないか♡ ふふふ♡ 似ているのだろう?♡ さっきのキスの匂いと♡」
「すん♡ すん♡ たしかに♡ そっくりですね♡ すーっ♡ 先輩とキスしたときの匂いにそっくり♡ でも匂いだけ♡ 匂いがそっくりだからつい嗅いでいるだけ♡ おちんぽは嫌いです♡♡♡」
「ふふふ♡ そうだね♡♡♡」
何度も何度も匂いを嗅いでしまう。
さっきの先輩とのキスを思い返すかのように。
異臭が鼻を突く。くさすぎ♡ ほんとうにくさい♡
こんなの女の子が嗅いじゃダメ♡ 頭おかしくなっちゃう♡
メスの本能が刺激されて♡ 子宮がうずいちゃう♡
「味もそっくりだよ♡ 舐めてごらん♡」
「な、舐め……っ♡ む、むりです♡ さすがに嫌です♡」
「そうか、そしたら……これならどうだい?♡ べろぉ……♡」
先輩がお義父さまのおちんぽを舐める。
唾液を塗りたくるように、舌先で。
おちんぽの一部が、先輩の唾液で輝く。
「ほら、花梨♡ わたしの唾液♡ 舐めてごらん♡」
「せ、先輩の唾液……♡」
「花梨♡ 舐めて♡ わたしの唾液♡ 花梨に舐めてほしいな♡」
「う、うう……♡ わ、わかりました♡ ……ぺ、ぺろ……♡」
なるべく先輩の唾液だけ舐め取るように、舌先でそーっと触れようと近付く。
くっさい匂いがどんどん近付いてくる。濃くなってくる♡ あっつい♡ おちんぽの熱を感じる♡
れろぉ……♡ 自分で想定していたよりもねっとりと、大きく舐めてしまった。
くっさ♡ でもこのお味♡ 先輩とキスしたときとそっくり♡
びくっ♡ おちんぽが大きく跳ね、その瞬間顔に何かが当たる。
「パパの我慢汁♡ お顔に跳んできたね♡ これがより一層メスを発情させるんだ♡」
「が、我慢汁……♡ これが授業で習ったあの……♡」
脳内がぐわんと揺れる。このにおい♡ やばい♡ えっちな気持ちになっちゃう♡
「べろぉ……♡ ほら次はこっちだ♡」
涼香先輩が別の場所を舐める。
「は、はい♡ ぺろぉ♡」
私は先輩の唾液を舐め取る。くっさ♡
どこまでが先輩の味なのか分からないけど、ほんとにくさい♡ キスを思い出しちゃう♡
そうやって何度か、先輩と二人でお義父さまのおちんぽをぺろぺろと舐める。
「れろれろ♡ 次はここ♡ パパのキンタマだ♡ お子種を作る大切なところだから、丁寧にね♡」
「れろれろぉ♡ ごぽごぽ言ってる♡ 興奮しすぎですよお義父さま♡ 最低♡」
お義父さまのお顔を上目遣いで見上げながら、悪態をつく。彼は顔をニヤつかせながら、おちんぽをビクビクさせて、私たちのお顔に我慢汁を降りかけてくる♡
「次は、そうだね♡ 花梨、見ていてくれ♡ あ~……でろぉ~……♡」
涼香先輩がおちんぽの上から、唾液をだら~っと垂らす。
先輩のお口からあんなに唾液があんなに……♡ 美味しそう……♡ いっぱい舐めたい♡ 飲みたい♡
私はいつの間にか、とってもえっちな気分になっていた。
「ほら♡ わたしの唾液でおちんぽコーティング♡ ふふ、花梨♡ これをいちいちぺろぺろと舐め取っていては埒が明かないね♡」
「たしかに♡ そうですけど♡ だとしたらなんですか♡ 何が言いたいんですか、先輩♡」
「お手本を見せてあげるから、真似するんだよ?♡ こうやって、口を大きくあふぇてぇ……♡」
分かってる。先輩が何をしようとしているかは分かっている。
私だって、必要最低限のえっち知識は知っています♡ ちゃんと授業も聞いていましたから♡
というか、さっきも私の真上でやってたでしょ。先輩のきれいなおくちで、いやらしいフェラチオを♡
「んぁ~♡ にゅじゅるるる~♡ じゅるるっ♡ じゅるる~っ♡ ちゅぽんっ♡ ふふ♡ こんな感じだ♡ やってごらん♡」
先輩の唾液にコーティングされた、お義父さまの大きな勃起おちんぽ♡
私はそれを見て、かっこいい♡ おいしそう♡ しゃぶりたい♡ と思ってしまった。
いやちがう、おちんぽは関係ない♡ 先輩の唾液を舐めたいと思っただけ♡ ぜったいそう♡
そんなことを考えながら、私はいやらしく口を開いた。
「ん、なぁ~♡ にゅちゅ……♡ んっ!♡ う……♡」
どうせやるんだったらさっさとやればいい、ディルドだと思ってしまえばいい、そんなことを考えながらおちんぽを咥えた。
そして気付いてしまった。いや、理解してしまった、だろうか。
その味と匂いが、先輩のキスの味と同じで……でもそれよりもさらに濃くて……♡ あつくて……♡ いやらしくて……♡ 固くて♡ 興奮しきったメスの本能が刺激されて……♡
大好きかもって思ってしまったから……♡
「じりゅるるる~っ♡ じゅる♡ じゅるるっ♡」
だから……♡
「じゅるる♡ ぢゅぞぞっ♡ にゅる~♡ れろれろぉ♡」
止まらなくなっちゃった♡
「じゅぽ♡ じゅぽ♡ じゅぞぞ♡」
「おやおや花梨♡ そんなにパパのおちんぽしゃぶりたかったのかい?♡ そんなに何度も♡ 初めてのおちんぽしゃぶり♡ おいしいかい?♡」
いや♡ おいしくない♡ おちんぽはべつに嫌い♡ きらいです♡
でも、先輩の唾液が美味しいから♡ 先輩のキスと同じ味がするから♡ さっきのキスよりもっと濃いお味がするから♡
このお味と匂いが好きって思っただけですから♡ だからおちんぽは別に好きじゃないです♡ 嫌いです♡
それにさっさと射精させた方が良いし♡ 先輩にこんなきったないおちんぽのお世話させるの嫌だし♡
私は、誰に聞かれるでもない、そんなことを思いながらおちんぽをしゃぶっている。
はたから見たら、ただおちんぽ大好きな変態女でしかないというのに。
「うっ♡ 涼香、この子すごいぞ♡ かなりドスケベだ♡ 拙いのにこんなにいやらしくしゃぶって♡ あーやばい、そろそろ出そ……♡」
「おやおや♡ お射精するかいパパ♡ どこにお射精する?♡ お顔ぶっかけ? 口内? 喉奥?」
「口の中に出すからな、花梨♡ 絶対に飲むなよ? 口の中に溜めたままにしろ♡ 涼香、サポート頼む♡」
「わかったよパパ♡ なんだか余裕無さそうだね♡ 花梨のお口まんこ、そんなに気持ちいいのかい? 少し嫉妬してしまうね♡」
そう言いながら先輩が立ち上がり、お義父さまの横へ並び立つ。
そしてお義父さまの乳首を愛おしそうに弄りながら、耳元を舐めたり、言葉を囁いたりしている。
その様子を上目遣いで見た時、お義父さまがびくびくと震えた。もしかして上目遣いってえっちなのかな♡
ってそんなことどうでもいい♡ だから早くお射精なさってくださいよお義父さま♡
「花梨♡ パパがこれからお射精するから、しっかりと口の中に溜めるんだぞ?♡ お射精されたなーって思ったら、おちんぽのさきっぽだけを咥えて、舌先で裏筋を優しくなでなでしてあげるんだ♡ 花梨にならきっとできるよ♡」
先輩が私に期待してくれている♡
お射精の直前におちんぽ放して中指でも立ててやろうかと思ったけど、先輩の頼みなら仕方がない♡ やるしかないですね♡ 先輩に嫌われたくはないですから♡♡♡
「じゅるる♡ じゅぞぞぞっ♡ にゅるぢゅるる♡」
「ほらパパ♡ 花梨がしゃぶるの早くしてくれたよ♡ 口内射精OKだって♡ だしちゃえだしちゃえ♡ 現役JKのおくちまんこにお射精しちゃえ♡ ほら♡ お耳♡ じゅるる♡ れろろぉ♡ ふふっ♡ お乳首も……♡ かりかりかり♡ くにくにくに♡」
先輩がお義父さまの興奮を耳元で煽っている。先輩のお口から発せられる、下品な言葉の数々♡ 楽しそうな声色♡ なんて贅沢な♡
もういいからさっさとお射精なさってください♡ ほらはやく♡ はやくきったねえ精液ぴゅっぴゅして、終わらせてください♡
出せ♡ 射精しろ♡ イケ♡ イケイケ♡♡♡
「じゅるるる♡ じゅぞぞぞ~~~♡ じゅっぷ♡ じゅっぷ♡」
「イケ♡ ぱぱちんぽ射精しろ♡ 娘の彼女のくちまんこ犯して射精せ♡ あーいく♡ おくちまんこきもちいい♡ いくいく♡ ふふ♡ いーけ♡ だせ♡ だせー♡ お射精しちゃえー♡♡♡」
「お射精どうぞ♡ パパ♡」
びゅるるるっ♡ びゅるるっ♡ ぶっぴゅ♡ ぴゅくぴゅくぴゅく♡♡♡ ぴゅ~っ♡
「ん゛ん゛~~~っ♡♡♡」
「ぴゅくぴゅく♡ ぴゅくぴゅく♡ 娘の彼女にお射精ぴゅるぴゅる♡ ほら、しこしこしこ♡」
お射精され、言われたとおりに舌先でおちんぽの裏筋を優しくなでなでしながら、口内へ精液を迎え入れる。
先輩が竿をシコシコする。精液をわたしの口内へ送り付けるように。
あっつくてくっさいお精子が♡ 私の口の中に溜まっていく♡
知ってしまう♡ これがお義父さまの精液のお味♡
これが100%のザーメン♡
この……濃厚なお味……♡
大好きなキスの味よりずっと濃い……♡
だめだ、これ、すきだ……♡
この味が好き……♡
キスじゃなかった……♡ 先輩の唾液じゃなかった……♡
この味が好きなんだ……♡
そんなことを思いながら、いつの間にか両手でお義父さまの両脚に軽く触れながら、お義父さまのいやらしいおめめを見つめながら……♡
頭の中を、濃厚な精液のお味で真っ白にされていったら……♡
言いつけも守らず、つい♡
本当についですよ?♡
飲んでしまいました♡ このくっせーザーメンを♡
「んく♡ んく♡ んく♡」
「あっ♡ 花梨♡ パパザーメン飲んでるじゃないか♡ こらこら♡ んちゅー♡」
先輩が私に駆け寄り、おちんぽを押しのけ、口づけをする。
先輩のかわいらしい舌が入ってくる。
私の口内の精液をかき集め、奪っていく。
「じゅりゅる♡ れろぉ♡ ちゅる♡ ああもったいない♡♡♡ ……ふふ♡ 我慢できなかったんだね、花梨♡ パパの精液エロすぎて♡ 思わず飲んでしまったんだね♡ パパのこと、大好きになってくれてうれしいよ♡ 花梨♡」
「ちゅる♡ ちゅぷ♡ べつに♡ お義父さまのことは好きじゃないです♡ 性欲処理♡ 性欲処理の為です♡ 仕方なくなんです♡ んちゅ♡ んちゅ♡」
今更な言い訳をしながら、先輩と唇を重ねる。
そんなことをしていると「おい、顔並べてこっち向け」との声が聞こえてきたので、再び頬を合わせて、お義父さまの方を見ようとする。
見た。頬を合わせ、お義父さまを見た。その瞬間だった。
べちょっ♡
濃厚な匂いの、熱く、未だに固い、大きなおちんぽが、私の顔に当たってきた。
「お゛っ♡ な♡ なんですかいきなり♡」
ずりずり♡ ずりずり♡
お義父さまはそのまま、お射精したてで精液にまみれたおちんぽを、わたしと先輩のお顔にずりずりと擦り合わせる。
未だにその鈴口からは、精液がとぷ……♡ とぷ……♡ と漏れ出ている。
そのたびに先っぽを擦り付けたり、精液を伸ばすようにおちんぽ全体を使って私たちの顔に擦り付ける。
「お、おんにゃのこのお顔を……♡ そんな風に精液まみれにして……♡ さいていです……♡」
「パパの濃厚な精液臭が顔に塗りこまれていく♡ ああ♡ この匂い♡ すきだ……♡」
「なーにが性欲処理のためだよこのドスケベファッションレズが、ちんぽ大好きじゃねえか♡ 愛おしそうに精液飲みやがってよ♡」
「ちっ♡ ちがいます♡ おちんぽは好きじゃありません♡ 嫌いです♡ だいきらい♡ ただちょっと精液が濃くて♡ えっろぉ~いお味だったから♡ メスの本能刺激されて飲んでしまっただけです♡ ちんぽきらい♡ お義父さまはもっときらい♡ それに私は別にレズではありません♡ 涼香先輩が好きなだけです♡ 男性も女性も関係ありません♡ お゛っ♡ くっさ♡」
「ふーん、まあそういうことにしておくか♡ いいわお前♡ その反抗的な態度、めっちゃちんぽにくる♡ ……なあ、風宮花梨さん。うちの娘のこと、本当に好きなんだよな?」
「あ? なっ? いきなりなんですか?♡ はい?♡ 好きに決まってますけど???」
「結婚、したいほどかい?」
「なっ♡ えっ♡ ……も、もちろんです♡ 涼香先輩と結婚……♡ したいです♡ したいに決まってるじゃないですか♡」
お義父さまの精液をお顔に塗りたくられながら、時々おちんぽでほっぺたをぺちぺち叩いて遊ばれながら、急に冷静に結婚のことを聞かれて混乱しつつも、答える。
「こんなことをしているけどな、俺は家族愛はホンモノなんだ。白鳥母娘には幸せになってもらいたい。そのためだったら俺の資産なんていくらでもつぎ込んでやるつもりだ。もし涼香に男ができたなら徹底的に寝取って再起不能にしようとも思ったけど、こんなマゾメスが彼女になるなら、俺のちんぽももっと気持ちよくなれるし、涼香は恋人ができて幸せだし、最高だと思ってな。だから、涼香と結婚するなら俺はちゃんと認めるつもりだよ。美人のマゾメスに生まれてきてよかったな? 涼香のこと、ちゃんと幸せにしてくれよ?」
セクハラなんだか真面目なんだかよくわからなくなっていたが、声のトーンから察するに大真面目なんだろうということが伺える。
……いや、結婚を認めると言われた。こんな状況で、こんなセリフの中で。
「あ、ありがとうございます……?♡」
鼻の穴をおちんぽでぐいぐいと押し上げられながら、そんなことを答えていた。
ふと横を見ると、涼香先輩は涙ぐみながらお義父さまのことを見上げ、「パパ、ありがとう……♡」と小さな声で呟いていた。
なんだろう、この状況。
「ほら、涼香♡ パパへの感謝はあとでいいから、言うことがあるだろう?」
「そうだね、パパ♡」
先輩が私を見つめる。
え? 今言うの? あの言葉を、この状況で?
本当に頭がおかしくなりそう。
もしかしておかしいのは私の方なのかな?
「風宮花梨、告白はキミの方からだったから、今度はわたしの方から言わせてくれ」
あ、マジで言うじゃん。
「わたしと……結婚してください♡」
プロポーズされた。
顔中を精液まみれにされたまま。
すぐその横で、その恋人の父親がおちんぽをシコシコ扱いている状況で。
なんだこれ、自然と笑ってしまう。
でも、それはこの状況に対してだけではなかった。
こんな状況でプロポーズされても、しっかり胸をきゅんきゅんさせて、飛び跳ねそうなくらいうれしい気持ちになっている、私自身のちょろさが一番おかしかった。
「は、はい♡ ふっ♡ あはは♡ なにこれ♡ はいはい♡ 涼香先輩♡ こちらからもよろしくお願いします♡」
「あー♡ 涼香も結婚かー♡ あーやべやべイクっ♡ おい、射精するから二人で手コキしろ♡」
お義父さまがぶっきらぼうにいう。
思わず睨みつける。
「はー……なんですか本当に♡ ほら、これでいいですか? 本当にきもい♡」
「ふふ♡ ぱぁぱ♡ 娘とそのお嫁さんにおちんぽシコシコ♡ 高ぶっているね♡」
二人でねっとりとおちんぽをシゴく。だんだんとスピードを上げながら。
二人して頬をくっつけながら。
「パパ♡ おちんぽきもちいいね♡ 可愛い女の子のおててでお射精しようね♡ ほらほら♡ いけいけ♡♡♡」
「さっさとお射精してください♡ お義父さまのそのくっさい精液コキ捨てろ♡ いけ♡ だせだせ♡♡♡」
「いけいけいけ♡」「だせだせだせ♡」
「「ほら♡ 射精しろ♡♡♡」」
びゅるーっ♡ びゅるるーっ♡ びゅるっ♡ びゅるる♡♡♡
私たちは婚約した。父親からの祝福のザーメンシャワーをその顔に浴びせられながら。
◇◇◇
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