白黒でラフを描き、主役となるオブジェクトの配置を大まかなシルエットで決めます。
遠景の木々と彼岸花は最終的にぼかす予定なので正確さは気にせずガシガシ描きます。
見易さの為に前景の彼岸花のみカラーで描いています。
光源を決めます。メインの光源は逆光気味の西日です。
今回は日光が木々により遮られ木漏れ日が彼岸花に降り注ぐようなライティングとしました。
光の色は彼岸花の赤色が際立つようにオレンジ~赤系統の色を強めに入れています。
固有色を決めます。
草や葉には緑色、幹には茶色、彼岸花には赤色をそれぞれオーバーレイレイヤーで乗せます。
カラーバランスで色彩調整を施します。暗めの色は青系統、明るめの色は赤、黄色系統に調整します。
キャラクターのカラーラフを作成します。
荒めの鉛筆ブラシで下書きを作成し、肌や髪、服などの固有色を大まかに置きます。
その後、上から薄紫色の乗算で大まかな陰を乗せます。
木漏れ日は陰レイヤーを消しゴムで斑に消した後にぼかしをかけることで表現しました。
カラーラフを参考にキャラクターの描き込みを開始します。
物影が落ちる箇所、凹となる箇所に一段階暗い陰影を加えます。
ここでキャラクターが全体的に暗く背景に埋もれてしまったので、リムライトを当てて輪郭を強調しました。
更に背景もぼかすことで前景と遠景の区切りもはっきりとさせます。
前景のキャラクター、彼岸花、蝶の描き込みを開始します。
キャラクターは下書きのイメージを損なわないようにペン入れし、色合いはそのままに光の当たる箇所とそうでない箇所を明確にします。
特に目を引く装飾、特に帽子の金属部分の質感に注力しました。
複雑な形状の彼岸花は3つのパーツに分けて考え、それぞれに適したブラシを用いてそれらしいシルエットを目指します。
一輪が完成したら複製して時短を図ります。反転や影の位置を変えることで不自然さはある程度誤魔化せると思います。
蝶はシルエットと模様に注力します。
仕上げに鱗粉の表現としてパーリンノイズをオーバーレイで乗せるとリアリティが向上します。
仕上げです。キャラクターの顔周りの修正、全体的なコントラストの調整、シャープ加工を施して完成!
・・・・・・
本記事に関するご質問などございましたら可能な限りお答えいたしますので、是非コメントをいただけましたら嬉しいです。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
2021.03.26 ぢせ