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エリナーー強制マゾ奴隷調教される魅惑のモデル 4.会長

4.会長 「仕事しようと思う」 エリナは夕飯の仕度をする母の背中に向かって小声で呟いた。 「えっ?」 母は驚いた様子で振り返り、エリナの顔を見つめている。 「仕事って、アルバイト?」 母は困惑した様子で尋ねる。 「そんなところ」 そういうとエリナは自分の部屋に引き返した。 22時半を過ぎた頃に父が帰宅すると、リビングに呼ばれた。 勤務先官庁では審議委員会事務局の責任者である父は、連日座長の教授をはじめ、委員の有識者、関連業界関係者との調整会合があり、深夜に帰宅することが多かった。今日の帰宅は早いほうだ。 エリナにソファーに座るように促すと、母に話した仕事について聞いてきた。 「母さんに『仕事をはじめる』と話したそうじゃないか?」 エリナは先日出合った大手芸能事務所の多川の話をして、一度父に会って話を聞いてもらうように頼んだ。 「まだ、エリナは高校生なんだから、学業に専念しなさい」 父の答えはいつもと変わらなかった。 「今、エリナの成績は校内でどのくらいなんだ?」 隣に座る母に尋ねる。 「ええと、確か20-30位くらいだったかしら・・・」 母が困ったように答える。 「ゼロがひとつ多いんじゃないか?」 父は憮然とした表情で母につぶやいた。 公務員一族出身の父は、エリナが名門大学を卒業し、中央官庁で活躍するのを望んでいた。父方の親族で最も尊敬されている人物は内務省官僚として活躍した長老であった。幼い頃、親しみを込めて「内務爺ちゃん」と呼ばれていたのを思い出した。 官庁の名称がニックネームになる家系だ。 父方の親族は全てがこんな感じであり、母も付き合いに苦労をしていた。 エリナは黙ってその場を立って部屋に戻った。 多川には「父の説得は失敗」とメールした。 リビングでは母がエリナの学園生活の不安について話していた。 「あなた、エリナの器量をどう思います?」 「昔からあの子は、器量よしで周囲がほっとかないんですよ」 母は薄々エリナの学校生活に気づき、心配を抱きつつあった。 「私の姉さんも、妹も、それを乗り越えている」 父は渋い顔で母に言い聞かせた。父方の家系の女性は美形が多かった。父の姉・妹とも美形であり、その2人も多くの男性から言い寄られて苦労したのを父もよく知っていた。 その2人は苦労の末に、旧帝国大学といわれる名門難関大学に入学し、国家公務員として務めている。「器量がよすぎて、勉学に集中できない環境」など、父からすれば甘えに過ぎなかった。 実際、エリナの学年成績20-30位は、彼女自身の手抜きのよるものだった。 ただ、エリナには選択の余地が残っていないのも事実だ。 不良グループのリーダーは、エリナの煮え切らない態度に業を煮やしていた。 ある日、放課後の廊下でエリナに壁ドンすると、人差し指で彼女の顎を上げ、今にもキスをするような勢いで 「そろそろ、お前の気持ちを聞かせてくれよ」 とグッと迫まってきた。 彼は木下翔太といい、地域でその筋の人物と多くのかかわり合いを持つ。 クールで危ない雰囲気に惹かれる女子も少なくなかったが、援交や売りをさせられたなど悪い噂が絶えなかった。 彼らが活発な活動をしているのにも理由がある。 暴力団対策法により、反社会的組織は著しく活動が難しくなっていた。彼らの関連団体やそのメンバーが当局に捕まれば、上層部まで捜査の手が伸びて組織が壊滅的打撃を受けるのは必至だった。 そこで彼らが目をつけたのが、「未成年者達」だった。罪を犯しても少年法によって守られる彼らは組織にとって貴重な戦力になっていた。 木下には、そんな噂を裏付ける数々のエピソードがあるのも事実だ。 「翔太、アイツどうすんだよ?」 彼らが溜り場にしているクラブで、メンバーの敦は翔太に詰め寄った。 「別にどうもしないさ」 「けどよ、俺らのことガン無視だぜ。こんなんじゃ、他に示しがつかねぇ。早いところ、俺らのペットにしちまおうぜ」 敦は翔太にたたみかけるように言った。 ――――久々に存分に楽しめそうな女がいたもんだ。これからじっくり遊ばせてもうらうさ。 エリナのあらゆるものを破壊していくことを考えると、体中に抑えきれない爆発的な衝動がみなぎってきた。 「だな・・・」 ―――― 楽しもうぜエリナ 翔太はニヤリと笑うと、ブランデーグラスの中身を飲み干した。 エリナは多川の言葉が脳裏から離れなかった。 「お前、奴らの肉便器になりたいか?」 「うちの事務所なら、お前を守ってやれるよ」 今のエリナには頑固者の父を切り崩す術はなかった。 一方、多川はエリナからのメールを読んで、事務所の会長である大川に報告していた。 「父親は筋金入りの堅物のようですね」 会長室のデスク席に腰をかけ、葉巻をふかしている会長・大川は多川に太く低い声で静かに尋ねた。 「そいつで儲けられるのか?」 ブラウンのダブルのスーツ姿で、イタリア製の高級肘掛イスに深々と腰をかけ、足を組む様子は、業界最大の芸能事務所会長の威厳を見せ付けていた。 「いいものを持っています」 「いくらスタイルや顔がよくても、この業界ではそれだけじゃダメなんだよ。わかってよるよな?」 「もちろんです」 「それなら、構わんがね」 大川はニヤリと笑うと、吸った葉巻の煙を天井にフーッと吐き出した。 「一度、実物を拝んでみたいもんだね~、優作」 多川は深々と一礼をすると会長室を後にした。 自分のデスクに戻ると、社長から内線がかかってきた。 この事務所はオーナーが会長であり、会社の実務は大川の実姉である玲子が社長を務めていた。 「多川です」 「どうでした?」 エリナについての会長の反応を気にしている様子だった。  「会長はお会いになりたいご様子でした」 「そう、それなら安心ね」 「早速、セッティングの準備に取り掛かります」 「よろしくね」 多川は内線電話を切ると、エリナと会長の引き合わせについて考えをめぐらせた。 エリナをスカウトしたといっても雑誌のサブモデル程度のポジションであり、事務所が総力を挙げて売り出すアイドルや女優ではない。通常では現場マネージャーや多川が判断する案件といえた。雑誌モデルのそのレベルのモデル候補者に大川が興味を示すのは珍しかった。 多川は、平日の授業終了後に大川との顔合わせをセッティングした。学校帰りのエリナは当然セーラー服姿で事務所に訪れ、大川の前に姿をあらわした。 会長室に多川とともに入ると、大川はいつものようにデスクにどっしりと構え、葉巻を吹かしていた。 「会長、エリナさんをお連れしました」 「エリナです。よろしくお願いします」 多川が紹介すると、エリナは丁寧に深くお辞儀をして挨拶をした。 「これは、これはようこそ、待ってましたよ~」 普段は気難しい雰囲気を漂わせている大川だったが、 今日は上機嫌でエリナを迎えた。 ソファーへの着席を進めると、最近の芸能界のことや、所属するアイドルの内輪話をはじめ、饒舌になっていた。 大川は、自分の話を静かに聴きながら適度に相槌を打ち、スムーズに会話を返してくるエリナの物怖じしない性格に感心するとともに、セーラー服という制服をファッション衣装のように着こなす雰囲気に将来性を見出していた。 ―――― なかなかやるじゃないか、この小娘。 大川は久しぶりに高揚する気持ちを感じていた。 大川が一方的に話していると、秘書から次の予定を告げられ、惜しむように席を離れていった。 ――― 結局、一番熱を入れているのは会長だった。

 エリナーー強制マゾ奴隷調教される魅惑のモデル 4.会長

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