※文章が途中で途切れていました。途切れた文章は後編として掲載しました。不具合がございいましたことをお詫び申し上げます。 14.帝都 ――カールスクルーナに向けて(前編) 黒革製の乳房絞りだしブラジャーとクロッチ部の穴あきショーツを身に着けたエリルは、膣口から淫液を滴らせながらベッドの脇に立っている。オイリーはエリルの前に立つと、その特殊下着の装着具合を指で丹念に確認していく。 「どれどれ、乳房枷は・・・。随分と激しくベッドにこすりつけたようでございますですね。乳房が赤くなって腫れているでございますです。乳房にお薬を塗っておくでございますですよ。」 乳房が腫れるのも無理はない。一晩中、革の円形パッドの裏側から突き出るスタッドが乳首や乳房に突き刺さっていたのだ。それでは当然皮膚は炎症を起こしてしまう。それに、掻痒(そうよう)促進剤の絶大な効果で耐え難い痒みにこらえきれずに、胸を押し当て痒みを紛らわしていたのだから、エリルの乳房は相当なダメージを受けているはずだった。 オイリーは革の円形パッドと乳房根本を締め付ける乳房ベルトを結ぶ、革紐を緩めていく。両方の乳房から受ける鋭く突き刺す痛みが和らいでいく。解放された乳房は「ヒリヒリ」した感触から次第に「ジーン」と胸全体が痺れていく。その後、甘い疼きが上半身全体を襲う。 被虐嗜好を持つ女にとっては、この時の感覚がなんとも言えない快楽を感じる時だ。 「うう・・・」 全身の痺れと、その後襲う甘美な心地よさで、口から小さな喘ぎ声が漏れた。 オイリーは乳房にかぶさる革の円形パッドを慎重に外していく。円形パッドの裏側に付いた鉄球付きスタッドが乳房の革肌に突き刺さっているのが見える。赤色に変色した柔肌は見るからに痛そうで、その残酷な仕打ちに身震いするほどだ。だが、オイリーにとっては、女が痛めつけられているのが、この上なく楽しいらしい。 「おほほほ、かなり奥まで突き刺さっていたのでござますですね。パンパンに腫れてるでござますです。少し炎症を抑えるお薬をお乳房に塗っておくでございますです。」 そう言うと、オイリーは薬箱から塗り薬を取り出し、軟膏をエリルの両乳房に塗っていく。愛撫されるように、エリルの豊満な乳房を撫でまわすオイリー。その感触は、昨夜から特殊ブラジャーで締め付けられ、尋常ならざる刺激を与え続けられてきた乳首、乳房の不完全燃焼を瞬く間に激しく燃えるように促し、甘美な感覚が身体を襲う。。 ―― うっ、沁(し)みる・・・。あああ、刺激が強すぎる・・・。ああああ・・・。そんなに触らないで・・・。 エリルは心のなかで苦悶していた。身体は正直に、オイリーの手の動きに反応して、ビクビクと小刻みに身震いしている。 「おやま、姫様、お薬をお塗りしているだけでございますですのに、もう気持ちよくなられているのでございますですか? 」 ―― そんなこと言っても、敏感になっているのに触られたら、嫌でもそうなるわよ。 「ち、違うわ、ちょっと肌に沁(し)みただけよ。」 エリルは肉体が感じはじめているのを悟られまいと、懸命にそれを隠そうとする。 しかし、この狡猾な老婆にはそんな子供だましは通用するわけがなかった。 「どれどれ」 そう言って、エリルの腫れた両乳首を指でつまんで潰していく。 乳首は腫れているのだから、乳首の神経には鋭い痛みが走るはずだ。 ギュギュッ ギュギュッ 乳首から脳天を突くような激しい痛みが胸から衝撃となって上半身を襲う。 「い、痛い。ああ・・・」 痛みとともに、ズキーンと甘美な刺激も付随し、なんとも複雑な感覚が上半身を襲ってくるので、厄介だ。 「はぁぁ、ああ・・・」 「あらま、なんだか、痛み以外に出る、おかしな声もしますでございますですね。」 オイリーは面白そうに乳首を「ぷにぷに」と指の先で転がして、刺激してくる。 「はぁぁ、ううう、くっ、もうやめて・・・」 エリルが痛みと甘美な刺激に絶えず、懇願しはじめる。 「あらあら、こんなに乳首が勃起しているでございますです。なんでこんなに勃(た)ってるんでございますですか?」 「くっ・・・・」 エリルは悔しそうに唇を結び、沈黙する。そんなエリルの反抗的な態度をオイリーが見逃すはずはない。すぐさま、乳首を力任せにつねり始める。 ギュギュ ギュギュ エリルの乳首が無残にもねじられていく。 「あー、いたた、痛い。痛いわ」 オイリーはエリルがもがき、泣き叫ぼうが手加減はしない。 さらに、イアリング「乙女の幸せ」からも懲罰として、心を苦しめる「罪悪感」「重苦しさ」「背徳感」「悲壮感」が意識の中に次々と流れ込んでくる。 ―― ああ、やめて、これ以上、もうやめて・・・ エリルは苦しみと痛みから逃れようと必死にもがき苦しむ。この苦しみや、オイリーの責めから逃れるためには、屈服した言葉を口にする以外に方法はない。実際には、心の中が完全に屈していなくても、それを口にするのはなんとも悔しかった。 ―― ううう、オイリーったら、いい気になって・・・。なんてことするのかしら・・・。悔しいけど、ここは従順な振りしてしのがないと。。。 エリルは屈服した振りをしてなんとか切り抜けようとする。 「か、かんじて、います。」 「ああ、き、気持ちよくなってます」 エリルはもがき苦しむなかで、わざと屈服する言葉を発し、オイリーに従順な振りをする。オイリーはエリルの快楽に溺れていくその言葉を聞くと、 「お薬を塗ってもらってる最中でございましても、厭らしくなってしまうなんて、なんて好き者の変態なんでございましょう。もっと淫乱にして差し上げますでござますです。おほほほほ・・・」 と陽気な笑い声を上げ、なんとか機嫌を直してくれたようだ。どうやら、エリルが快楽に身を委ねはじめたと勘違いしたのに、気をよくしたらしい。 「それでは、乳房パッドを違うものにお交換致しますです」 オイリーは、今まで着けていた革の円形パッドの代わりを、エリルの目の前に差し出して、その裏側に付く突起物の特徴について話し始める。 「今度の円形パッドは少し、姫様には物足りないかもしれませんでござますです。」 その円形パッドの裏側には沢山の真珠がついていた。それを目にするなり、エリルの口から、 「ひぃ・・・」 と、嫌悪を吐露する声を漏らし、顔をゆがめる。それもそのはずだ。昨日まで真珠の突起物が付いた特殊下着で乳房をギュウギュウに締め付けられていたのだから、その苦しみがすぐに脳裏を襲ったのだ。 ―― また、こんな汚らわしいものを・・・。あんなものを付けたら、また痛みで苦しまなければならないわ。 「昨日まで着けてました特殊ブラジャーと同じように、この円形パッドの裏側にも真珠が付いてございまして、乳首や乳房に食い込んで夢心地な痛みを与えてくれますでございますです。姫様にとっては、きっとこの上ない至福の快楽でお身体が身震いしてたまらないほどでございますですよ。」 オイリーは、そっと真珠付き円形パッドを乳房の上に添えると、ゆっくりと革紐を通して乳房根元に嵌まる乳房枷ベルトのフチに付くDリングに通してセットしていく。乳房の上のパッドに開く穴に次々と革紐が通るたびに乳房にパッド裏の真珠が食い込んでいく。 「うっ、うっ・・・」 腫れを抑える軟膏を塗られた乳房は敏感さを増し、少しの刺激でも甘美な疼きを胸全体に響かせてくる。 ―― ああ、胸の奥深くまで、ジンジンした甘い疼きが響いてくる・・・。声が止められない・・・。 オイリーは両乳房にパッドを被せ終えると、革紐を引いてパッドを沈め、乳房を潰していく。豊満な乳房はパッドに押しつぶされ、美しいフォルムで豊満な乳房をどんどん平らに変形させていく。同時に裏の真珠が乳首、乳房に刺さっていく。 「くぅ、ううっ、」 眉間にシワを寄せ必死に痛みに必死にこらえるエリル。乳房枷の各バックル部分に緩みが生じていないか、手で入念に確認すると、次は黒革製のショーツを、一旦外していく。 「真珠の縄のT字股縄が切れて壊れたようでございますですから、ちょっと中を確認するでござますです。」 ウエスト部の締め付けを緩め、黒革製ショーツが腰から外されると、ばらけた真珠と、切れた真珠の縄がバサッと床に落ちた。真珠の粒は大きく、美しい光沢を放っている。装飾品として指輪にでもすれば、相当の値がつほどだ。かなりの高級な真珠が使われているのだろう。 「あらあら、真珠の縄はかなりひどい壊れようでございますですね。これはお修理に出すでございますです。」 ―― そんなのわざわざ修理なんてしなくていいわよ エリルはオイリーの執着にあきれる。 黒革ショーツは股から外すと、クロッチ部がぬっちゃりと濡れていた。夜中にディルドで慰めた膣口からほとばしった淫液によるものだ。革製なのですぐにはなかなか乾かないらしい。 「おやおや、姫様の厭らしい淫乱液で、ここがビチョビチョに濡れているでございますですよ。」 と、クロッチ部に鼻を近づけ、クンクンと臭いを嗅いでいる。 「うへぇ~、姫様の厭らしいお臭いがきついでございますですよ。あっはははは」 オイリーはエリルの下着の秘部が密着した部分の臭いをわざと嗅いで、その臭さをわざわざ口にして辱める。エリルにしてみれば、絶対に知られたくない自分の秘部の匂いをかがれているのだ。これほど恥ずかしいことはない。クロッチ秘部の匂いをかがれた恥ずかしさで、エリルの顔はみるみる赤く染まっていく。 エリルは黙って俯いている。 オイリーは黒革ショーツの裏側を異常がないか丹念に調べていく。 「おやおや、姫様が夜中に激しくお動きになったので裏側の突起レールが壊れているでございますですよ。」 オイリーはエリルは夜中に必死になって腰を激しく動かしたのを、このコルクの突起物の破損で察したようだ。 「こんなになるまで、お腰を動かしてしまって、姫様ったら、そんなにオナニーをお我慢できなかったでござますですか。あはははは」 ―― ち、違うわよ。あなたの塗った薬のせいで痒かったからじゃない! エリルは心の中で反論する。しかし、今は屈服している姿を見せなければならなかった。 「そ、そうなの、がまんができなくて・・・」 演技とは言え、自分からオナニーが我慢できなかったと認めるのには抵抗がある。 「姫様、ご安心くださいませです。このコルクの突起レールは簡単に交換ができますですから、すぐにお股にお使いできますですよ」 この黒ショーツの裏側のコルク製レール突起物は、破損しても簡単に交換できる仕様になっていた。 「このレール突起は、女性の陰部を保護するために、ある一定の力が加わると壊れる仕組みになっているでござますです。女のデリケートな肉体を守れるように配慮してあるでございますです。」 オイリーは女の肉体を守るなどとぬかしているが、実際、この淫具は女の陰部を責めるための卑猥なしかけを施した特殊な下着だ。女のことなど微塵も考えていないのが本当のところだろう。 オイリーはコルク製の突起レールを黒革製ショーツの裏側にセットすると、それをエリルの股間にピッタリと装着して、再びバックルでしっかりと固定する。コルクのレール突起物が股間の割れ目に沿って嵌まり、沈む。クリトリス、膣口、肛門をレールの先端が押しつぶして刺激を与えてくる。 「ああ・・・・」 股間に広がる淫靡な刺激に思わず声をあげるが、慌てて口をつむぎ声を抑える。 ―― 馬車の中ではずっと座ったままなのに、これを着けたままで大丈夫かしら・・・ エリルは帝都までの道中が不安になってきた。 「おドレスは、姫様のお気に召しているスキニーロングドレスでよろしいでございますですか?」 オイリーが勧めてきたのは、肌にピッタリとしたロングスキニードレス。腰から裾は両サイドに細いスリットが入るセクシーなドレスだ。南国アクアマリン王国の宮廷内で来ていたエリルのお気に入りドレスなのだが、生地が薄いのが難点だった。 今、エリルは黒革の特殊下着を装着されている。このドレスの生地の薄さではそのシルエットがうっすらと透けて見えてしまうのだ。 ―― 濃い色彩のドレスにすれば、大丈夫かもしれないわ。 「ええ、それでは濃紺のドレスにしてもらえるかしら?」 この特殊下着は黒革なので、濃紺にすれば透ける心配が少しはなくなる。 「いえいえ、姫様、やはり帝都に初入りでございますですので、ここはピュアなイメージのホワイトがよろしいかと存じますでございますです。」 オイリーは最もらしく白を勧めてくるが、そこの魂胆は透けやすさからのことだった。 ―― こんな生地が薄いのに白じゃ透けるじゃないの! エリルは黒革製の特殊下着が透けないか心配しながらも、オイリーと揉めても余計面倒になるだけなので、白のロングドレスを着用するのを不承不承に受け入れる。 首元からバストラインが女性らしいラインを醸し出すホルタースタイルのスキニーロングドレス。腰から両サイドに細い切れ目のスリットが入り、エリルの肉感的な太ももをのぞかせる。エレガンスなピュアホワイトのスキニーロングドレスで飾られたエリルは、身体のラインが余すところなく浮き上がらせ、セクシーな肉体美を晒していた。 当然、身体にフィットするドレスは特殊下着のブラックのシルエットをうっすらと透けさせている。その下着の影がなんともエロチックに見える。 ―― やはり、これほどのスキニーだと、身体のラインが必要以上に強調されるわ。それにこの下着が淡く透けるのもかなり気になるんだけど・・・。 エリルは自分のドレス姿が気になったが、とりあえず着付けが終わったことに安堵する。 「あらま、姫様、おひとつお下着にお付けするパーツをつけ忘れてございましたです。」 オイリーが思い出したように不気味なことを言い出す。 「つけ忘れた下着のパーツ?」 エリルは不安になって聞き返す。既に黒革製のショーツは入念に調整してフィットされ、エリルの下半身に固定されたはずだ。なんとなく嫌な予感がした。 「もうしっかり着けてるわ。これで大丈夫よ。」 エリルはこれ以上、なにか変な細工をされるのを恐れた。 「いえいえ、姫様の淫慾をご満足させますものが欠けてございましたです。今のままではオマンコへのお慰めが不足し過ぎて、途中で疼いてオナニーしたくなってしまっては困るでございますですから、淫乱を抑えるための処置をしておくでござますです。」 「な、なにを言ってるの。私はそんな痴女じゃないわ!」 「いえいえ、姫様は夜中にディルドを使って、必死にオナニーにお励みになるほどの淫乱でござますから、オナニー中毒の御病気が日中に表れてきても不思議ではござませんです。ちゃんと淫乱封じをしておかないとダメでございますです。」 「オ、オナニー中毒? 病気?」 ―― だ、誰がよ! オイリーはエリルが耳にしたくもない、昨夜の淫らな行いを口実にすると、あっという間にエリルのドレスをまくりあげて、股間に何か差し込もうとする。 「あっ・・・・」 一瞬の隙にロングドレスの裾をまくられるエリル。オイリーの手には見慣れないピンポン玉サイズの球が乗せられていた。 「これを、姫様の膣口付近に埋めるでござますです。」 黒革製のショーツのクロッチ部は楕円形の穴が開いて、オープクロッチの状態になっている。その穴に押し込んでいけば、膣口にこの球を押し込めるのは可能だ。球は真っ白な色で、表面はツルツルしていて金属製ではない。 「この球(ボール)は、木製のボールの表面に体温で溶ける固形ワックスをコーティングしたものでございますです。固形ワックスには姫様が大好きな『掻痒(そうよう)促進剤』を練り込んでありますです。膣口入口にこれを埋め込みますですと、徐々に固形ワックスが溶けだして膣内が痒くなっていくでござますですよ。姫様のお股がどうなるか、誠に楽しみでございますです。おほほほ・・・」 オイリーはエリルに施す陰湿な仕打ちを、うれしさいっぱいの笑みを浮かべながら、楽しそうに話す。人が嫌がることをして喜ぶなど、性格が著しく歪んでいるとしか思えない。 ―― もしかして、変質者? ―― あんなものを入れられたら、帝都に着くまで痒みで下半身は地獄だわ。 エリルはオイリーのその残忍な仕打ちを聞き、血の気が引き顔面が蒼白になる。 「姫様、うれしく思ってくださいますですか?」 こんな仕打ちを悦ぶ人間などいないのに、エリルにこの仕打ちが「うれしいのか」と、聞いてい来る。もちろん、エリルは抵抗も、反論もできないのだから、答は決まっている。それを承知の上で、オイリーはエリルにわざと屈辱的な言葉を口にするように仕向けているのだ。 「・・・ええ、うれしいわ。」 と、沈んだ声で答えると、 「あら、姫様、あまりうれしくなさそうでございますですが・・・・」 「オイリーが、そこまで私のことを考えてくれて、とてもうれしいいわ。膣に入れるのが楽しみよ。」 エリルはオイリーが満足するように、わざわざ卑猥な言葉を口にして、自分を貶めていく。 「それでは、姫様のオマンコに埋め込みますです。」 エリルはオイリーがボールを挿入しやすいように、両脚を開いてクロッチ部を晒す。オイリーはしゃがんで、黒革製ショーツのクロッチ部に開く穴に固形ワックスでコーティングされたボールをゆっくりと埋め込んでいった。 ぐにゅ 丸いボールが膣口付近に挿入され、「ジーン」とする刺激が膣口周辺に広がる。 「うっ・・・」 小さく、短い喘ぎ声を漏らす。 オイリーは一本の細い黒革のベルトを取り出すと、エリルの股間に通して黒革製ショーツウエストベルト部のフロントとバックに付くバックスに接続し、強く引き締めた。股間ベルトとなったそのベルトは、デリケートな肌にぴったりと密着しクロッチ部の楕円形の穴を完全に塞ぎ、膣口に埋め込まれたボールが外れることを完璧に防いでいる。 エリルは膣口にボールを入れられた異物感に不安を覚えながらも、帝都に向けて出発の準備に取り掛かった。 ―― ああ、あそこにボールが入って気持ちが悪いわ。 「これで身支度が終わったでございますです。固形ワックスはジワジワとゆっくり時間をかけて溶けていくでございますでから、時間が経つほど徐々に痒みが強くなってお楽しみいただけるでございますです。きっと姫様は気に入っていただけるでござますですよ。」 ―― この老婆はホントにろくなことしないわね。どこから、その変質的な発想が湧いてくるのか不思議だわ。でも、これをなんとかしないと、時間が経つうちにボールが溶けて、痒さで正気が保てなくなるわ・・・。それに少しでも動いたり、歩いたりするだけで、刺激されて疼いてくる。なんとかしないと・・・。 オイリーは女の敏感でデリケートな部分にボールを挿入され、歩行や動作などがぎこちなくなっているエリルを横目に、その悶々する姿を楽しんで眺めていた。 「あ、それとでござますね。朝食は大勢の方がよろしいかと思いまして、ダム閣下やテクレンス様をこちらのお部屋にお招きしておきましたです。」 オイリーはエリルに相談もなく、朝食を一緒に摂るように手配をしていた。掻痒(そうよう)促進剤でコーティングされたボールを膣口に挿入され、特殊下着で戒められている状態にあるエリルにとって、ホストとして客人をもてなすことがどんなに辛いことか、想像に難くない。 ―― テクレンス様達を朝食に招いたですって? こんな変てこな下着を着けてるのに? とてもじゃないけど、おもてなしなんてできないわ。 「オイリー、こんな変な下着をつけたままで、テクレンス達をもてなすなんてできないわ。」 エリルは朝餉をなんとか避けようと試みるが、オイリーは一向に気にする気配もなく。 「それでは、朝餉の準備をさせていただきますです」 と言って、スタスタと料理の準備に向かって行ってしまった。膣口の中で徐々に溶け出す固形ワックス状の掻痒(そうよう)促進剤の効果か、段々と膣口部分に熱を帯びはじめている。一旦痒みがはじまれば、強くなっていくことはあっても弱くなることはないだろう。 ―― こうなったら、少しでも動かないようにして、痒みが起きないようにするしかないわ。 エリルは陰部へ刺激をしないように、息を潜めてなるべく動かないようにした。 リンリン 呼びベルが部屋に響く。テクレンス達がやってきたようだ。エリルは股間を刺激しないように、ゆっくりと歩き「麒麟の間」の大扉に向かう。 ―― やっぱり、この特殊下着を着けながら歩くと、クリトリス、膣口、肛門とかの敏感なところが、突起レールによって圧迫されて、疼いてくる。これじゃ、愛撫され続けるのと同じだわ。 エリルは特殊下着からの責めに不安を募らせる。「麒麟の間」の入口である大扉前には、帝国親衛隊長のテクレンス、宰相代理のダム、親衛隊付訓練生のホセ、親衛隊副隊長のマグーニが正装をして立っていた。 ―― あら、わざわざ正装してきている。気を遣わせてしまったみたい。 彼らはアクアマリン王国王女の朝餉に招かれたことから、わざわざ軍服を着用してきたようだ。エリルの顔を見るなり、ダムが口を開く。 「エリル様、おはようございます。朝餉に私どもをお招きいただき御礼申し上げる次第です。」 朝餉招待に礼儀正しく御礼の言葉を述べるダムと一堂の姿に、 ―― 礼節を重んじるのは、さすがは、帝国の官僚と軍人ね。 と、内心そのスマートさに感心した。 「いえ、こちらこそ、急にお呼びだし致しまして、失礼ではなかったかと気になっておりましたが・・・」 先方の都合を考えない、オイリーの無神経さを心配するエリルだったが・・・。テクレンスが、不安になっているエリルの内心を察したのか、すぐさま口を開いて、 「いえ、とんでもございません、エリル様。エリル様と朝のひと時を一緒に過ごせるのを楽しみにしておりました。どうぞご心配なく・・・。」 と、安堵する言葉を述べて、エリルの不安をあっさりと打ち消す。エリルはテクレンスの言葉を聞くと、乙女心がウキウキしてうれしくなった。 ―― テクレンス様と、ご一緒に朝食ができるなんて・・・。 「皆さま、どうぞこちらへ。」 エリルは朝食が用意してある会食室に4人を通し、それぞれの席に案内する。会食室には、長方形のテーブルが置かれ、長辺の席に4人を向かい合わせて座らせ、エリルは短辺部の上座に腰かけた。座るときは股間の特殊下着による刺激が強くならないようにゆっくりと腰を降ろしていく。黒革の円形パッドも腰をかがめたりすると、乳房に食い込みを増し、痛みが鋭くなる。 ―― いっ、痛い。胸に円形パッドの裏側の真珠が食い込んできてるわ。 ―― うっ、かがむと、このショーツのコルク突起のレールが、きつく割れ目に食い込んでくる。クリトリス、膣口、肛門が一層感じてきてしまう・・・。 座るためにしゃがみ込むと。股間の割れ目のデリケート部にショーツのレール突起物が、「グイ」とめり込んでくる。秘部3点への同時責めは強く、肉体に性的な刺激を与えてくる。 「ううん・・・あっ・・・」 必死に口をつぐみ声を漏らさないようにするが、あまりの刺激の強さに、顔を歪め妖しい声を漏らしてしまう。その仕草をじっと見ている瞳があった。ホセだ。 ―― やっぱり、座るときのあの仕草や顔つきはもうバレバレだよ。姫様はまた股間に、なにか厭らしい器具を着けてるんだ。あの胸のシルエットもちょっとおかしいぞ。姫様の胸は豊満なはずだけど、今日は凹んでいるように見える。いつもアソコに刺激を与えて、その快楽を楽しんでるなんて、姫様はかなり厭らしいんだなぁ。 ホセはエリルの仕草や顔つきさから、そのカラダに淫具が装着されていることを見抜いていた。 ―― ああ、また、変な声が出てしまったわ。みんなに気づかれなかったかしら? ホセは、私が変な下着を着けてるのを見ているから、心配だわ・・・。 今、肉体に淫具を着けていることをホセにバレやしないか、不安を募らせ、気が気ではなかった。 ―― ううう、このボールが挿入されている部分が段々熱くなってきているわ。それと、ズキズキする感覚が湧いてきてる。クリトリスからも「ジーン」と痺れるような感覚が身体の奥に響いてきてる。なんとか我慢しないと・・・。 エリルは全身に力を込めて必死に、もどかしさと戦い始める。 朝食はオイリーが用意したもので、パン、肉料理3品、デザート、ワインのメニューだ。朝から肉料理が3品もあるのは、エリルにとっても贅沢な感じがした。料理を見るや、ホセが我慢できないといった素振りで、 「うわぁ~、うまそうだなぁ~。俺腹ペコなんだよ。」 それを聞くとみんな笑いはじめ、その場の雰囲気が明るくなった。 ―― やっぱり、ホセにはいつも助けられるわ。あっ、そうだ、ホセからプレゼントしてもらった「ペンダント」を、せっかくだから身に着けないと・・・。 エリルはホセからプレゼントされた「虜のペンダント」を首にかけ、身に着ける。 一瞬「ズキン」とした小さな衝撃が胸を貫いた。 ―― ん? 何かしら? 特に、異常はないので、気にしないでそのままやり過ごした。 先ほどホセの無邪気な様子からエリルはホセに対する親しみが一層深まっていくのを感じていた。 ―― そう、私はホセにいつも助けられている。ホセは私に必要な人。ホセは私にとって大事な人、ホセのためなら、私はなんでもしてあげられる・・・。 ―― えっ、ちょっと、ホセは弟みたいなものなんだから、「私はなんでもしてあげられる・・・」なんて、ちょっと変よ。何考えてるのよ、私! 変な下着付けられてるから混乱してるのね。しっかりしなくちゃ、私! エリルの心の中でホセに対する思いが、「弟」の存在から徐々に「特別な人」へと変化が生じはじめていた。それは、まぎれもなく「虜のペンダント」の効果であったのだが、エリルは知る由もなかった。 オイリーはそれぞれに紅茶を入れ始めている。こういうシーンで小まめに動き、気が利くのが彼女のいいところだ。 ―― これで、あの凶悪な変態さがなければ、何よりも頼りになるのに・・・。 エリルは心の中でため息をつく。朝餉は、帝都の話題になっていた。エリルは秘部の疼きを鎮めようと、腰を左右にモジモジ動かせながら、会話を続けていく。途中、集中力が何度も途切れそうになった。まさに、地獄だ。 「帝都はどのような雰囲気なのでしょうか?」 ―― はぁ、アソコがむず痒い。ここは、我慢、我慢、持ち堪(こた)えるのよ。 エリルの話題振りにテクレンスが乗っていく。 「帝都は国際都市になりますから、世界中から様々な人やモノが集まってきます。特に、ファッションは各地から流行の最先端のモノが入ってきて、人気があります。お時間がござます時に、ご案内致しますので、街を覗いてみてはいかがでしょうか?」 ―― テクレンス様の話に集中できない。痒い、もどかしい。アソコを掻きたい。 テクレンスの話をなんとか聞き、やっとのことで会話を切り返す。 「そうなのですか? 世界中から最先端のファッションが入ってきているのですね。」 ―― ああ、足を動かしたら、余計に痒みが増したわ。それに膣の奥までジンジンしてきてる。膣に力を入れて鎮めるしかないわ。 エリルは下半身に力を入れて、なんとかもどかしさを鎮めようとやっきになる。腰がビクビクと動いて止まらなくなっている。 「ええ、さまざまな国の衣服文化が入ってきていますから、とてもユニークなデザインの衣服がたくさんあるんです。服飾産業はこのオプシディアの重要産業でもあるんですよ。」 ジーン ジーンと強く重い悦楽が下半身に広がっていく。 ―― はあああ、ああ、気持ちがいい・・・ 膣に力を入れたため、膣口部分のボールが締め付けられ、膣内に甘美な快楽が流れ込んできた。その悦楽に思わず、目をつぶってその快楽を受け止める。 ―― こ、これは、たまらない・・・ 「ふぁぁ」 「クシュン」 一瞬淫らな声を漏らすが。口に手を当てあくびとくしゃみが出たようにして誤魔化す。テクレンスが話している時にあくびをするなど、いかにも退屈してると思われてしまうかもしれなかったが、喘ぎ声をみんなの前で晒すよりはましだった。 「失礼しました、くしゃみが出てしまいました。」 そう断ってから、 「それは楽しみですわ。是非、一度参りたいと思います。」 と、話をつづけた。会話はごく自然に見え、うまく誤魔化すことができ、ホッとする。しかし、ホセだけはエリルの演技を見抜いていた。 ―― あれは、くしゃみなんかじゃない。喘ぎ声だ。さっきから、腰や足をやたら動かしているのは、アソコになんか着けて感じてるからだな。どんな仕掛けを身に着けているんだ。 ホセはエリルの身のこなしひとつ、ひとつを食い入るように見て、不自然さを見逃さない。これもこれで、ストーカーのようであるが・・・。 ―― やっぱり、眉間にシワを寄せたり、目をつぶってじっと耐えていたり、口元を慌てて抑えたり、グッと口元に力を入れたり、腰をソワソワ動かせたり、かなり不自然で妖しいな。 ホセの観察力も優れたものだ。 オイリーはテーブルに紅茶を入れながらエリルの横に立つと、 「姫様、テーブル下で大股開きにするでございますです。」 こんな場所で、とんでもない恥ずかし行為を命令してきた。 ―― ここで、そんなこと、できるわけないじゃないの。 エリルは心の中で叫んだが、今のオイリーの命令は絶対とも言えた。テーブルにはテーブルクロスが掛けられているため、各自の下半身は見えない。実際に、大股開きにしても誰も気づかないだろう。しかし、1ヵ月以上もの旅路を一緒に過ごしてきて仲間意識が芽生え始めた彼等の前で、大股を開き、下着越しであっても間接的に性器を晒すという破廉恥極まる変態行為をするのは、背徳的でもはや変質的な淫乱以外のなにものでもなかった。そんなことが王女のエリルにできるわけがない。 しかし、エリルの耳にはイアリング「乙女の幸せ」が飾られいる。そう、オイリーの命令には従わざる得ないのだ。エリルの心の中、胸の内が段々と重苦しくなってくる。苦しみが意識のなかを満たしてきた。 ―― ああ、苦しい、重い・・・。こ、これは、オイリーが命じたものよ、私の意志でやるのではないわ。私が望んでするのではないの・・・。 エリルは変態行為をオイリーに命じられて仕方なくするという理由に無理矢理自らを納得させ、破廉恥極まる変態行為に手を染める。 左右の太ももを大きく開いて股間を晒していく。股座に新鮮な空気が入り涼しくなる。 ―― はああ、みんなの前で、股を開いている。股間を晒してる。恥ずかしい・・・。 イアリング「乙女の幸せ」は、オイリーへの服従に対してのご褒美をエリルの肉体と意識に与えてくる。 肉体への快楽と、多幸感が心を満たしていく。 ―― はあああ、気持ちがいい。とろけそう・・・。 ―― この感じ、マジでまマズイわ・・・・。 エリルはあまりの異常な行動と、イアリング「乙女の幸せ」からの褒美に思考が麻痺していく。 両脚を左右に大きく開いてゆくと、下半身が小刻み揺れる。それをホセは見逃さない。 ―― なんか、腹のあたりがビクビク動くけど、なにしてるんだ? エリルは時折、顔を俯け、大きく深呼吸しているようにも見える。既に股間は180°前回に開脚している。 「まぁ、そうで・・・、ございましたの? そこにも行ってみたい・・・ですわ。」 エリルの会話も時々、不自然に途切れることもある。ホセは「虜のペンダント」の力を試してみることにする。 「姫様、アクアマリン王国の紅茶の入れ方に違いはあるの?」 ホセはエリルにお茶の入れ方の違いを聞いてみた。 「ええ、少し違うわよ。急須をくるくる回して淹れるのよ。」 「へえ~、それ実際にやって姫様に淹れてもらいたいなぁ」 ホセは屈託なく、エリルにお茶を淹れてくれるようにせがんだ。もちろん、エリルを席から立ち上がらせるためだ。 ―― 今、立ち上がったら、大股開きをした姿勢から立つから不自然な立ち上がりになるわ。それに、足を閉じるのも不自然な動きだし・・・。 エリルはこの大股開きの姿勢から立ち上がるのに困惑した。 ―― そうだわ、オイリーを呼べばいいわ。 「オイリー!」 エリルがオイリーを呼ぶと、部屋の片隅で食器を片づけていたオイリーが飛んできた。 「なんでござますですか、姫様?」 ホセからせがまれていることを知っているのか、ニヤニヤと笑っている。その隙に少しづつ大股開きを閉じていく。 「紅茶を入れる急須を用意してくださるかしら?」 エリルは大股を閉じながら、もっともらしくオイリーに依頼する。 「はい、承知いたしましたです。すぐにお持ち致しますです」 と言うと、急須を取りに行った。 ホセの急なリクエストで、大股を急いで元に戻したことで、クリトリス、膣口、肛門の陰部には余計な負担がかかり、痒みが一層強まってしまった。中途半端な快楽の波が押し寄せて、肉体はいわゆる寸止めの状態に達していた。 エリルの脈拍は激しくなり、体温も上がり始めている。膣口からは淫液の滲みが激しくなっていた。 はぁはぁはぁはぁ・・・ 息も荒くなってきている。明らかに肉体は興奮し、欲情しはじめていた。 オイリーが用意したお湯の入った急須を手渡すと、エリルはそれを手にして立ち上がるが、膣口付近からズキン、ジーンと肉体の奥に響く、淫悦が打ち込まれ、へっぴり腰のように腰が引いてしまう。 「ああ・・・」 全身から力が抜けそうになり、急須を落としそうになる。みんなの視線がエリルに集中し、テクレンスが心配そうな表情を向ける。 「ちょっと、ふらついてごめんなさい。」 エリルはとっさに取り繕うが、足元はふらついていた。ホセの脇に立ち、急須を横に振って茶葉をよくかき回す仕草を見せるが、腰は今にも砕けそうなくらいだった。ただ急須を横に小刻みに振る仕草でさえも、胸の円形パッドに振動を与え乳首や乳房に痛みとともに、甘美な刺激が肉体を襲ってきていた。 ―― ああ、脚から力が抜けそう・・・。 「こ、こんな感じで急須を揺らすのよ。」 エリルは冷静さを装うが・・・。 さらに、身体の揺れと共に膣口に埋め込まれたボール、クリトリス、肛門の各陰部に肉欲を燃え滾らせる刺激が継続的な与えられ、エリルの肉体は徐々に本格的な発情を迎えさせるように追い打ちをかけてきていた。 ―― 足から力が抜けていく、頭の中がはっきりしない、呼吸が荒くなる。 エリルは立っているのがやっとだ。 「それで、こうしてお茶を入れるの」 ホセのカップに紅茶を注いでいく。 ―― よし、ここで「虜のペンダント」の効果を試してやる。あの婆さんの言ってたことが、本当か確かめるいいチャンスだ。 ホセの顔の真横には凛としたエリルの顔がある。だた、その表情は、時々目をつぶって何かに耐えているような艶めまかしい表情の時もある。ホセは「虜のペンダント」に向かって、エリルが「欲情し、感じる」ように強く念じた。 「ああ・・・」 聴きとれないほど小さな声で、エリルが一瞬喘ぎ声を漏らす。 ―― 今かな ホセは意を決する。 「ショック!」 ホセは、エリルのみに聞こえる小声で「虜のペンダント」に向かって呪文を唱える。 「えっ?」 エリルが不審に思い顔をホセに向けようとすると、身体全体に甘美なショックが電撃のように駆け抜け、頭の中が真っ白になる。 「あうっ・・・」 エリルの全身から力が抜け、もはや床に崩れ落ちそうだ。 その瞬間を狙って、ホセは再びエリルの膣をイメージして「欲情し、感じる」ように念じた。 「ショック」 エリルのクリトリス、膣口、膣全体に甘美な刺激が走り、下半身に強い刺激が襲う。 「はあああ・・・」 エリルは腰から下半身の力が抜け、その場に崩れ落ち、しゃがみ込んだ。 クリトリス、膣、膣内、アナル、子宮といった下半身の性感帯が敏感になり、ジンジン疼く。さらに、「性的な愛撫が欲しい」とこれらの陰部が激しく疼いていた。 エリルは膝が折れ、その場にしゃがみ込む。 ホセは「虜のペンダント」に本物の魔道装飾具と同等の魔力が宿っていることを理解した。 ―― す、すげー。この魔道装飾具の力は本物だ。先ずはこれをもっと使いこなせるようにしないとな。 ホセは、エリルに身を崩すほどの性的衝撃を与えた「虜のペンダント」の魔力に驚くとともに、買ったときに付いてきた「虜のペンダントの手引書」で、使い方をマスターしなければならないと本気で思った。まだ話半分に信じていたホセは、簡単な呪文を覚えているだけで、この魔道装飾具を使いこなすには至っていなかったからだ。 「姫様、しっかりして」 ホセは介抱する仕草を見せながら、エリルの傍にしゃがみ込み、どさくさに紛れて彼女の腰や肩に手をまわし、肉体に装着されている淫具の感触を確かめていく。 ―― 肩のブラジャーのストラップはやけにゴツイ感じがするな。これは革かな? それと背中のブラジャーのバンドも同じだけど、何か金具と南京錠みたいなものがある。腰もゴツイ感じのベルト状みたいなものが着けらてる。やっぱり、下着に仕掛けがあるな。 ホセはエリルの肉体をそっと撫でまわしながら、確かめていった。傍(はた)から見れば、ホセがエリルを立ち上がらせようと奮闘しているように見える。 性欲が極限までに高まっていたエリルは「虜のペンダント」の魔力によって、さらに欲情を高められ、アクメを与えれていた。ホセの呪文はまだ不完全なことから、軽いアクメで済んだものの、これが本格的な深く強いアクメを与えられていたら、喘いで倒れ込んでいただろう。 エリルは、まだ何が自分の身に起こったのか理解できずに、床に崩れたまま、「はぁはぁ」と荒い息遣いをして、俯き呆然としている。しかし、膣口に埋め込まれた固形ワックスのボールからは掻痒(そうよう)促進剤がジワジワと染み出し、膣内の肉壁に痒みを生じさせていた。 ―― か、軽く逝った。立ってるだけで、逝った。みんなの前で、逝くところ見られた。ど、どうしよう・・・。 エリルは、みんな面前でアクメに達し、異常なほどの恥ずかしいで身震いしていた。まだ全身から力が抜けていいて、立ち上がれない。 「姫様、大丈夫?」 ホセの声が段々とハッキリ耳に聞こえてきた。ホセは心配した様子でエリルの横にしゃがみ。腰や肩に手を当てエリルを立たせようとしているらしい。ホセの手が背中や腰を撫でまわす感触が伝わる。その感触でさえ、今のエリルには愛撫に匹敵する刺激となって、肉体に甘美な波紋を広げてくる。 「はう・・・」 声を出さないように堪えていても、敏感な肉体はどうしても刺激を愛撫として受け止め、肉体を快楽に酔わせる。 ―― だめ、声を出しちゃ・・・。 エリルは必死にこらえながら、やっとのことでホセに口を開く。 「はぁ、ホ、ホセ、ありがとう・・・」 エリルは、はぁはぁと肩で荒い息を繰り返す。顔は熱でもあるように赤く染まっていた。トロンとした目つきから、ホセはエリルが欲情していることが一瞬でわかった。 「姫様、まだ、体調が万全じゃないんだよ。ムリしちゃだめだよ。」 ホセは最もらしくエリルを気遣う言葉を口にして、床からエリルを立たせた。 「ええ、ありがとう、ホセ」 エリルはホセの肩にもたれながら、自分の席に歩きはじめたその時。 「ショック」 ホセは小声で呟く。 同時に、エリルの全身に電撃のような快楽が全身を突き抜け、頭の中が真っ白になり、力が抜けていく。 カク 「あうっ、はあああ・・・」 エリルは顔を天井に向けのけぞらせると、再び淫らな喘ぎ声を発しながら、全身から力が抜けていき、だらりと崩れる。 ―― ま、また逝く。いっちゃう・・・。 エリルは肉体の疼きの高まりの中で不自然にアクメに達したのが不可解でならなかった。 エリルの肉体には次々と、快楽の衝撃が押し寄せ、瞬時にアクメに達する。その度に足をとめビクビクを身体を動かす。膣口は痙攣し、淫液はポタポタと滴り落ち、太ももを伝わって脚を濡らしていく。ホセはエリルの腰に手を回し、彼女の腕を自分の首にかけて歩き抱えてるが、身体が密着するため、エリルの温かい体温がひしひしと伝わってくる。 ―― うわっ、すげー体温が上がってるよ。それに身体がビクビク動いている。姫様はいい香りがするなぁ・・・。 ホセはエリルに身体から温もりと香りを感じ、股間をはちきれんばかりに勃起させていた。 ―― や、やべえ、勃っちまった・・・。 テクレンスも急いで席を立ってエリルに駆け寄ろうとするが、ホセは勃起した姿が見られたくなかったこともあり、 「俺が肩で抱えていくから、大丈夫だよ」 と、テクレンスを席に戻した。 ―― ふう、やべ~、テクレンスに俺の股間見られるところだった。しかし、よがっている姫様の顔はそそるな~。この口に俺の肉棒を突っ込んでみて~・・・。 ホセはエリルを席に運びながら、卑猥な妄想で頭がいっぱいになっていた。 一方、ホセに抱えながら、エリルはホセの手の動きの不自然さに戸惑う。 ―― やだ、ホセ、どこ触ってのよ・・・。 ホセはエリルの身に着ける特殊下着の感触を指先で確かめている。その指の動きがエリルの肌に伝わってきてる。 エリルのテーブル席の前まで来ると、オイリーが寄り添いエリルを椅子に腰かけさせる。エリルの股間の割れ目には、黒革ショーツの裏側に付いたコルクレールの突起部が、深々と割れ目に食い込む。オイリーはエリルの両肩に手を当て心配する仕草をするが、両手には力を込めており、エリルの下半身を椅子の座面に押し付けている。 「はああ・・・」 エリルは秘部を特殊下着に圧迫され、あまりの痛さと甘美な刺激にたまらずに喘ぎ声を漏らす。 「姫様、大丈夫でござますですか? ホセ様、どうもすいませんでござますです。姫様は、昨日からお疲れがまだ抜けないようでございまして、お腹の調子が優れないようでござますです。」 オイリーはエリルの両肩に乗せた両手で身体をグイグイと押して、エリルが窮地に陥るように追い詰めていく。エリルの陰部にコルクのレール突起がグイグイ押し付けられ、ズキズキ、ジンジンする疼きが襲ってくる。膣口に埋められた固形ワックスでコーティングされたボールも肉壁を刺激し、モジモジする痒みを一層強め、肉体を蝕んでいく。 ―― あああ、そんなに身体を押し付けないで・・・。下半身が痺れる・・・。声が出ちゃう・・・。 エリルはオイリーの意地の悪い悪戯に心の中で叫ぶが、オイリーはそんなエリルの心の中などお構いなしだ。 「姫様、大丈夫でござますですか? 姫様、姫様!」 ユサユサユサ 介抱する振りをして、エリルの身体をゆすり、下半身の陰部に強く刺激が生じるようにするオイリー。その表情は邪悪な笑みを浮かべているのは言うまでもない。全くもって悪質なサドと言える。 「ああ、あっ、はぁ、あっ」 オイリーによって身体を揺らされ、その揺れに伴って、喘ぎ声をあげるエリル。その顔は口を一文字に結び、目を閉じ、じっとなにかに耐えているように見える。膣口からは淫液がドロドロと流れ出し、黒革ショーツは水分を含み、肌に冷たい感触を伝えている。 ―― さあ、姫様、みんなの前で、もっと恥ずかしい姿をさらけ出すでございますですよ。 テクレンスをはじめ、他の男性達が心配してエリルに視線を向けてくる。みんなの面前で、肉体の快楽に疼き、恥ずかしい女のよがり声をあげていることに、赤面する。しかも、膣口からは性交の準備を整える淫液が滴り落ちてきているのだ。そして、肉体を襲っている陰湿な痒みによって、乳首、乳房、膣口、クリトリス、肛門を手や指でかき回したいくなっているのだった。 ―― こ、これは、もう、我慢できないわ、身体がもう限界よ。 エリルは、膣口に埋められた掻痒(そうよう)促進剤の恐ろしさを身をもって知る。 「オ、オイリー、私は、ちょっと体調が、わ、悪いわ。席を外すから、後は頼むわね・・・」 エリルは立ち上がるが、下半身の疼きでしゃがみ込みそうになる。 「くぅぅ・・・」 下腹部に手を当てしゃがみ込みそうになるエリルの身体をやさしく抱きかかえる腕。その腕からは温かさや愛情が滲み伝わってきた。テクレンスだ。 「エリル様、私が寝室まで寄り添ってご案内いたします。」 テクレンスの優しい顔がエリルを覗き込む。 ―― えっ、テクレンス様、うそ、いつの間に・・・ 体調が悪そうにしているエリルの姿を見て、テクレンスがいつの間にかエリルの横に駆けつけていたのだ。 ―― あっ、ちょっと、ベッドにはあのディルドが突き出ている。 テクレンスはエリルの体調を気遣って寝室まで運んでくれようとしているのだが、寝室にはベッドにディルドが生えている。それを見られたら、一貫の終わりだ。 テクレンスに腰を抱えられながら寝室に向かうエリル。全身に疼きが広がり、歩行で足を前後させるだけで乳房や下半身の陰部にジンジンと甘い刺激が広がっていく。 ―― ああ、歩くだけで快感が打ち込まれてくる・・・。 エリルは喘ぎ声を漏らさないように必死で唇に力を入れ、口を紡ぐ。 「お辛くないですか?」 テクレンスが心配そうにエリルの顔を覗き込んでくる。 「んは、ええ、だ、だいじょぶ、です。あそこの、ソファーに、降ろして、ください。」 エリルは応接間のソファーを指さす。 「寝室でお休みになった方がよろしいのでは?」 「い、いえ、少し休めば、落ち着きます。」 エリルの身体はかなり熱があるようで熱い。それにテクレンスの腕には、激しい心臓の鼓動が伝わってくる。全身にもうっすらと汗もかいているようだ、 ―― 風邪でもお召しになったか? テクレンスはエリルの求めに従って、応接間のソファーにエリルを横たえさせると、エリルを包み込むスキニーなドレスからうっすらと黒い下着のシルエットが透けている。テクレンスは、目を背けて見ないように紳士的な振る舞いをする。 エリルはソファーの上で、はぁはぁ荒い呼吸をしながら、目は虚ろで、いかにも苦しそうだった。 ―― ああ、アソコが痒い、全身がジンジンする。アソコや乳房を掻きむしりたい。 エリルはテクレンスを前にしても、肉体の疼きを鎮めるのに頭の中がいっぱいになっていた。 ―― テクレンス様にこのはしたない姿を見られてる・・・。 「テクレンス様、あ、ありがとうござます」 肉体の疼きの苛まれながらも、なんとかお礼を言うエリル。 「いえ、とんでもござません。医者をお呼びいたしましょうか?」 テクレンスは、エリルの体調が思わしくないと考え、医者を呼ぼうとした。 「テクレンス殿、姫様をお運びいただきありがとうござますです」 背後からテクレンスにオイリーが声をかける。 「お医者様でございましたら、お呼びしなくても大丈夫でござますです。姫様がいつも服用しているお薬がござますです。」 と言って、一本の薬瓶を見せる。それは、以前馬車の中でエリルに飲ませた睡眠薬だった。キャップを外すと、有無を言わさずエリルの口の中に流し込む。 「ううぐ、・・・・」 ゴクゴクゴク エリルの口の中に流し込まれた薬液は喉に流し込まれ、エリルの体内で吸収されはじめる。エリルに急に眠気が襲ってきた。 ―― 会話の声が段々遠くなっていく・・・・。