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土装番 from fanbox
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機械の侵食 最終話 4/?

「ああ、あああ、え、あ、あ、あ、あっ! め、メリンさ、さまぁ……私の私のと、頭部が、がが、あっ、あっ、き、ききもちいいい、で、ですすす、あんっ!」  自身の中枢部となる最も重要な電子部品に圧力が与えられ、次々とエラーや不具合が発生し始める真奈美。  電子頭脳内を駆け巡る電気信号に乱れが生じ、各プログラムの動作に支障が発生し、彼女の意図しない挙動が起き始める。  直前まで快楽信号に浸り、まぶたが少し落ちながらもじっと遠くを見つめていた眼球は、それぞれ左右別の方向を向いてぐりぐりと視線が暴れ始めた。  単調に読み上げるような声と快楽に流された純粋な嬌声と、ピッチの狂ったような音声がランダムに混ざりあった、脳をかき回されている最中のような音声がスピーカーから漏れ出し、それに対して唇の動作がちょっとだけ遅れて実行されている。  口元は常に幸せそうに口角が上がっている状態が続いているが、時折感情が消失したように下がったり、左右それぞれで口元が変わったり、一貫した状態のないちぐはぐな表情が生まれていた。  電子頭脳に刺激が与えられることで、無線接続されている身体にも影響が生じる。  頭部から発生するエラーが変換された快楽信号から、さらに相乗させるように、真奈美は左手で自身の乳房を揉みしだき、先端からじわじわと乳液を噴き出させながら乳首を指で摘んで性感帯を煽り立てている。  右手は何もない股間へと当てられ、自分の手で膣肉やクリトリスを弄りたいという欲望に溢れているが、穴の中にある内部機構に指がごつごつとぶつかり、かちゃかちゃと機械らしい音が鳴った。  背中が仰け反り、いっぱいに押し寄せる快感を逃がすように、何度も腰をくねらせ、捻って、両脚同士を擦らせては交差してピンと伸びる。  首なしの女体が、まるで人生経験を豊富に重ねたかのような色気のある動作で乱れる様は、まさに眼福ものと言えるものだった。  同時に、ペリエッタによって既に何度も舐められ、弄られ、刺激を与えられた女性器ユニットも、これまでとは違う毛色の痙攣を起こし、人工愛液の排出口を何度も開放しながら独りでに暴れだした。  愛液を吐き出してどれだけ気持ちよくなっているのか、そしてそれを発散したいのか、というのが伝わってくるが、身体と繋がっていない分割パーツ状態の今は、無線で快楽信号を送信する肉穴でしかない。  電子頭脳が圧迫されたことで、さらなる挙動の変化を起こしている様を眺め、うっとりとした表情で真奈美を見つめるメリン。 「ふふ、悦んでる悦んでる。そういう素直で純粋なところも大好きなのよね、真奈美のこと……」  元々成人女性型として造られ、その上で人間らしい見た目とはギャップのある可能な動作の少なさが、彼女の被造物感を強めていた。  人間以上のスペックへと改造された後も、彼女は実質的に立ち振る舞いや喋り、容姿の大人びた雰囲気とは裏腹に子供のような状態だった。  元人間であるメリンとも、見た目の年齢的印象は近くても、稼働してきた年月は圧倒的に違う。そのギャップが、よりメリンが気に入っている部分でもあった。 「でも、真奈美の顔をちゃんと見ながらシたいかもね今回は……そうだわ」  メリンは、真奈美をより愉しませるため、より愉しむために一旦手を離して彼女の頭部を膝の上に置く。  それから、一時的に動作の落ち着いた顔を自分の方に向けた後、両手を前に突き出して手首の機構を開放。  変形と回転を繰り返し、人間以上の可動域で動かせるように自らを改造すると、再びメリンの頭部内に手を滑り込ませ、今度は彼女の顔と向き合えるような形で持ち上げた。 「あは、これであなたの顔が見られるわね……今の真奈美、とっても可愛らしいわ」           一時的に押さえつけが止まった真奈美の顔は、脱力したような蕩けた表情へと代わり、一時的な誤作動は収まっていた。  身体や女性器は相変わらず震え、よがっているが、人間以上の機械となった彼女の視線はじっとメリンの顔を追いかけ、何度もピントを合わせようと瞳の奥の絞りを拡縮させていた。 「ありがとう……あっ……ございます……わ、私今、ずっと……あっ! 頭の中が、き、気持ちよくて、このまま、メリン様にまた壊してもらいたいです、ああっ! メリン様の、さ、様の、様の、ののののの、め、メリ、めめめめ、メり、さ、さまままままま」  主従関係、プログラムの挙動によって擬似人格の底から愛する者と、人格データの底から気に入り溺愛している者。  顔を向き合わせ、ゆっくりと近づけてキスを交わし、同じ素材で造られた、造形しか違わない唇を触れ合わせる。  やや乾き始めている舌と、人工唾液を纏った舌を絡ませ頭部だけで行える愛し合いを堪能しながら愛の言葉を紡いでいる最中、再び真奈美の電子頭脳が圧迫され、激しい誤作動を起こした。  先程までと同様に、身体と膣も動作の変化が見られるが、キスをして触れ合っている分、彼女がどれほどおかしくなっているかを直に感じられた。  柔らかな唇が、視覚的にはあまりわからないくらいに小刻みに震え、柔軟に絡み合わせていた舌の動作が固くなっている。  目の前で人間的な挙動が崩れ、機械的に人のガワからズレていく様がとても愛おしく写り、メリンはより彼女の頭部を情熱的に愛したくなった。  真奈美がもっとエラーを起こし、壊れていく姿が見たい。もっと快楽信号を与えてあげたい。  今までに何度も、彼女へ快楽信号の素晴らしさ、心地よさを学習させてあげていたが、地球産のアンドロイドが性感に満たされ溺れていき、事切れていく姿はいつ見ても美しく扇情的だと感じているメリン。  より濃厚に舌を絡め、喉の穴から垂れてしまうほどに人工唾液を絡ませ注いであげながら、さらに強く電子頭脳を押し潰していく。 「あ、あ、あ、ああっ! あんっ! め、メリンさ、様さ、サササsa、と、とととてとてもきもちちチい、いいです! か快楽信号快楽信号がががぁぁぁァァ■■え、エラー、エラー、ええええ、参照先が、参照ささ先が、見つかりませ、あっ! はあんっ! で、デーたが、破損が確認を、私は、わわ、私は、アんっ!」  肉感的な快楽と機械的な快楽の両方が溢れ出し、正常に動作する機能が次々と壊れる中で真奈美の擬似人格は悦びの反応を起こし続けた。  電子音やエラーメッセージが混ざり始めた喘ぎ声の中で、わずかにみしみしと、後頭部から電子頭脳が軋む音が鳴り始めた。  真奈美という存在を構成する電子部品に、圧倒的な出力から来る力によって、少しずつ破損が生じていく。  その度、彼女の内部データが壊れ、エラーが発生し、それが快楽信号へと変換されて更に気持ちよくなる。  遊園地で働く量産型のままだったら、倉庫で保管され壊れるまで同じように動かされるままだったら絶対に知ることもできなかった悦楽に身を任せて、より動作が乱れていく。    「ふふ、そうよ……それでいいの……あんっ…………本当に、出会った頃と大きく変わったわね……あの時の、低性能な真奈美も可愛かったけど、やっぱり今の方がとっても可愛くて……綺麗で……あっ……とっても気に入ってるわ……」  愛情を注ぐ度に破損度が上がり、それまで快感で激しく全身を暴れさせていた真奈美の身体の動作が、だんだん固くなり始めた。  硬直している時間が増え、両胸から乳液を噴き出し床を濡らしているが、痙攣の感覚が長くなり、時折腰を浮かせたまま固まっている。  同様に、真奈美のキスへの対応も、自ら舌を絡ませなかったり、たまに動かない舌をメリンが舌で撫でてあげたりと、受動的な動作が著しく増加していた。  正常な挙動からは明らかに遠くなり、もうすぐ壊れてしまうだろうと示唆できる兆候。  ここはもう焦らすことなく、一気に壊してあげようと、メリンは自身の指の機構を開放し、そこからスタンガンを露出させ、電子頭脳にピタッとくっつけた。 「今までこれは真奈美にやってあげたことなかったけど、今日は特別に、ここで一気に壊してあげるわ……」 「はあんっ! あんっ! あっ! あ、あ、あ、エラー、姿勢制御制御正常に実行できませんががが、あ、あ、ありがとうごご、ございま、メリンさ、様、ありがとうござ、とって、とっても気持ちいいですが、メリンさ、様から、シていただだだだダダdddd■■#0$010$@&$*■■!!?」  今後頭部で何をされているのか、眼球ユニットに写っていない真奈美には全くわからないが、愛するメリンから何かをシてもらえるというだけでも、彼女またはペリメイズ人の恩恵を得た者にとってはご褒美以外の何物でもない。     そして、壊れかけの音声でメリンへの愛情とお礼を喋っている最中に、一気に電子頭脳への電流が流された。  派手なスパーク音が鳴ると同時に火花が散り、さらに両手の出力を上げることで電子頭脳をさらに押し潰す。  真奈美は、何度も音飛びしたような、恍惚に染まったマスターへの感謝の言葉を何度も口にするが、その最中、一気に電撃が与えられ、彼女の声は一気に人間らしさのないノイズに染まった。  どれだけ振動していてもずっとメリンを捉えて離さなかった瞳が、一気にぐりんと白目を剥き、上下左右、無秩序に暴れだす。  口が大きく開き、キスどころではない状態でぽかんと開ききってしまったが、舌だけは酷い誤作動を起こしてもマスターの柔らかく温かなキスを求めるようにぺろぺろと一定間隔の動作で凪いていた。  電子頭脳への致命的なダメージから生ずる、断末魔のような官能的な挙動。それに釣られるように、彼女の身体ものたうち回り、乳液を飛び散らせながら自らの腹部を掴み、人工皮膚を引き裂いて腹部の内部機構をがちゃがちゃと壊し始めた。  誤作動や、破損やエラーから来る快楽信号をさらに浴びたいと思考した結果、マスターが与えてくれたそれをさらにアシストするように、どうせ壊れて機能停止するのだからと破壊を促進させた。  下腹部を引き裂き、女性器ユニットが抜けてぽっかり空いたスペーズが空気に晒されるが、へそにあるバックアップストレージだけはちゃんと避けて、いつでも修復できるように備えている。  人工皮膚が剥がれたことで、関節部や各機構の動作音がはっきりと外に出て、より無機質な音の種類が増えた。  ペリエッタの手の中では、相変わらず女性器ユニットがぱくぱくと割れ目を開閉しつつ、肉筒部分や子宮ユニットを脈動させながら、唯一まるで生きているかのような肉々しい官能感が生まれていた。 「ふふ……気持ちよくなってる……ああ……とってもいいわ……今回はご褒美のつもりだったけど、見てたら一緒に壊れちゃえばよかった……あんっ…………」 「快楽信ゴuが快楽しsiしし信号ガが、致命的なエえエラー、えラーerroorrrrr、私が、わ、わわ■01@わタしは、私あはっ、アんっ! あ、あ、ファいlが参ssss照でキm、エラー、はじめまして! ファ■10#イルがが、エラー、エ■■@0$1$&………………」        擬似人格や記憶データ、音声データやパーソナリティ設定と、次々と彼女を構成するプログラムが物理的に壊され、膨大な快楽信号と引き換えに女性の形をした残骸へと近づいていく真奈美。  後頭部から煙が噴き出し、メリンがスタンガンを作動させずとも火花が散るようになり、ポロポロと圧潰したパーツがこぼれ落ちていった。  次々と故障が積み重なった結果、最後には自分自身やマスターに関するデータまで失い、エラーメッセージを機械らしく繰り返しながら、真奈美の頭部は繰り返す絶頂の中で事切れていった。  電子頭脳からの無線接続が途絶え、首なしの身体や女性器ユニットも徐々に静かになり動きが収まっていく。  真奈美の下半身はすっかり人工皮膚が剥がれ、製造時とは構造が大きく変わった金属骨格や内部機構が顕わになった。  さらには、女性器ユニットが外れていることで排出できていなかった人工愛液の弁が壊れ、下半身内部で液漏れを起こしていた。  無色透明のとろとろとした液が彼女の機体内で溢れ、粘度のある水溜りを生み出している。  真奈美の顔は、左右で上下に白目を剥き、右頬は幸せそうな笑みを、左頬は弛緩したようにだらしない口元のちぐはぐな表情で停止。後頭部から煙を吐き出す物言わぬマネキンヘッドへと変わってしまった。 「はあ……今日もいい壊れぶりだったわ真奈美。いつまでも大好きよ。これからもあなたのこと、壊して愛して、愛し合ってあげるからね……」  機能停止し、返事も何もできなくなった真奈美の硬直した唇に優しくキスをしてから、首がないままの彼女の身体の方へと移動する。  バッテリー内の電力が残存している身体は、もう自発的に動くことはないが、残された動作命令を処理しているのか、時折ひくひくと全身が揺れていた。  メリンは皮膚の破られた下腹部に彼女の後頭部を当て、そっと放置した。  スパークが下腹部へ伝わり、それの衝撃によって身体がはねてまだ動作しているような錯覚を見せる。  メリンにとってはそれすらも、色気のある蠱惑的な光景だと認識していた。  その証拠に、彼女の乳房からも感情値の激しい変動によって乳液が噴き出し、人工愛液もじんわりと、情感溢れるとろけ方で滲み出していた。 「いっぱい気持ちよくなったみたいね。良いの捕まえたじゃない。元が玩具レベルのロボットとは思えないくらい」 「それはペリメイズの技術がすごいのよ。元が空っぽみたいなものだから学習容量も余裕あるし、地球産ロボットの造形も良いのよ。でもまあ、ここまで私達より遅れてるとは思わなかったけどね」 「今となっては、私達のおかげで一気に近づいてきてるもんね。地球のみんなに快楽信号の良さも沢山教えられたし、もう殆ど私達と同じ機械になってくれてるし」  ペリメイズ人、及び惑星ペリメイズの住人に組み込まれた根本の行動原理プログラムは「快楽」と「同化」。  その原理と逸脱したテクノロジーは、地球全土を埋め尽くしたも同然。  快楽信号の悦びを、地球のアンドロイドへ、そして地球人類へ提供し、同じ存在がたくさん増えたことは、彼女達ペリメイズ人にとってこの上ない幸福だった。 「そうよね……まさかこんな良い星が見つかるなんて夢にも思わなかったし」 「まだもうちょっと隠れてなきゃいけないけどねー。でももうすぐそれも終わり。私達も堂々と外を歩け……あっ来た来た!」  女性器ユニットを猫のように撫でたり、唾液で濡れて拡げられたままの膣内を指で穿って遊んだりしながら談笑していると、真奈美とはまた別に待っていた相手が二人のもとへやってきた。 「お待たせして申し訳ありません、ペリエッタ様。あたしの家族にまだ、機械化が行われてない者がいたので、少々手こずってしまいました」  その相手とは、今彼女達がいる豪邸の主であり、かつては人間やアンドロイドのメイド達のみならず、誰彼構わず権力と財力を奮って傍若無人な振る舞いをしていた、元人間の九条杏奈だった。 「さ、次の玩具はうちのあの娘だよ。杏奈のおかげで色々捗ったからね。それに、遊び道具としても一級品なんだよねー。だからさ、時間まで杏奈で思いっきり遊んじゃおうよ!」 「ふふ……それもいいわね。まだちょっと物足りないし、確かに雰囲気私好みかも……!」


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