異形と機械お姉さん達の性的な日常 1話 2/? 先行公開版
Added 2024-08-03 14:30:52 +0000 UTC美緒とキリエが自宅から外出した後、留守番を任された美咲とミレイは、早速2体を見送った後で自宅の奥へと戻っていく。 美咲はテーブルに乗せた食器をシンクへ持っていき、ミレイは物の消えたテーブルの上を拭き始めた。 濡らした付近で、美緒の口からわずかに垂れた体液や、食事跡を払っていく。両者ともにその姿は、まるで家事手伝いロボットのようだった。 稼ぎを基本的に美緒とキリエに任せている分、家内の事は美咲とミレイに任せられている。 美咲は機械化された際にインストールされた家事ロボットのプログラムを適用しながら手を進め、ミレイは元から市販品であるが故に、見事なまでの手際で作業を進めていく。 2体のおかげで、この家はいつも綺麗な環境を保っており、誰を招いても恥ずかしくないような空間が広がっていた。 「登録されたタスクが終了しました。現在実行中のタスクはありません。待機状態へ移行します」 「綺麗になると気分も良くなるものね。2人が帰ってきたときも、2人がいい環境に戻ってこれたって思ってくれるといいな」 掃除を終えて、一旦リビングのソファに腰をかけて体重を任せる美咲。 ミレイは自ら座るようなことはせず、その場に立ったままどこか遠くを見つめて動かなくなった。 2体とも、その原料こそ違うものの同じ機械ではあるが、中身の違いでハッキリと行動や雰囲気に差が出る様が現れていた。 「………………」 「………………」 だがそれ以降、2体は共にしばらく無言のまま、周囲の環境音がはっきり聞こえるくらいに黙っていた。 ミレイに登録されている次のタスクは、部屋全体の掃除と洗濯物の整理などの家事全般業務。それを美咲が手伝う形となる。 基本的にミレイが自発的に行動することは少なく、まるで見た目は有能な美人上司のようにも見えるが、スタンダードな市販品ということもあって、性能は家内にいる3体の機械の中では最も性能が低く、かつ擬似人格も現在インストールされていないため、人間らしさが特に薄かった。 まさに、女性型の家電という言葉が似合う機体である。 その一方で、美咲も今はやることがなく、大抵はミレイが動き始めたのに着いていく形で家事全般を手伝うという役割を負っている。 自身には全身が機械化されているという自覚はなく、ナチュラルに人間だと認識しているが、家内では2番目の性能ということもあって、どこで世間一般には秘匿されている機械技術のボロが出てしまうかわからない。 それもあって、元々は普通の人間らしく働けるし動ける彼女だったが、今はそれが許されなくなっており、箱入り娘のような状態となっていた。 そのため、外に出るという選択肢がない彼女は、自宅で受信可能なメディアなどから話題を作るしかない。が、ミレイとほぼ常に一緒にいることになるが故に、1体だけで過ごす時間も必然的にゼロに近くなっていた。 「…………指定された時刻になりました。家内の家事全般作業を開始します」 「あ、本当ね。私も手伝う」 製造工程が違うだけで召使いアンドロイドであることに変わりはないと言われれば納得してしまうかもしれない状態の2体。 だが、違和感のある日常に対して美咲自身はなんの疑問を抱くことなく、そんな毎日を従順に受け入れていた。 しかし、美咲という存在は元々通常のアンドロイドとはまた違う目的を以て改造され、全身を機械化させられた存在であり、そこには本来人間だった頃のままだったらありえないような思考や行動を行うようなプログラミングもなされていた。 時間は過ぎ、一通りの家事清掃などの作業が終わった後。 美咲は昼に昼食を食べているような認識の動作を行った後、ゆっくりと自室に戻ってゆったりとベッドの上で寛いでいた。 「今日もやること終わったし、あとは2人が帰ってくるのを待つだけかあ……ああ、早く帰ってこないかなあ、美緒もキリエも」 家族と認識している液体金属と寄生生物の2体が帰ってくるまで、外出のできない美咲はただ待つことしかできない。 普通ならば出ようと思えば出られるが、彼女の場合はキリエによって行動プログラムに制限が加えられており、そもそも外に出るという思考が発生しないように調整されている。 よって、家の中に大きな変化が起きる時は、まず2体が帰ってくることである。 ミレイは現在、4階の個室にて充電を行いながらデスクトップ端末との接続を行い、椅子に座った状態でデータ整理を行っている。 視線はずっと端末と繋がっているモニターを見ており、一定時間で行われる瞬き以外はピクリとも動かない。 表情はずっと氷のように冷たく、一切の感情がない。家内で最もモノ感が強いのもあって、ただじっと何もせず、喋らず待機しても、彼女は何も問題はなかった。 美咲の方も、人格エミュレートをOFFにしてしまえば自動的に同じようになり、何もなくても平気になるが、美咲自身のせいでそうすることはできないため、人間と同じような時間の使い方しかできなかった。 「…………あっ……なんだか……少し…………興奮したかも……」 だが美咲の場合、とある仕様によってただじっとしているだけでも、勝手に自ら行動を行うようになっていた。 それは、強制的な性欲値の上昇である。 美咲は、人間がアンドロイドの能力を得られるようにというような崇高な目的があったというわけではない。全身機械化された彼女は「スレイブドール」という名称の機械人形として改造されていた。 「スレイブドール」は、文字通り人間の奴隷となるように調整された機体であり、全身の機能、容姿、反応、挙動、全てが、人間を楽しませる為のモノとして組み上げられた存在である。 痛覚信号の存在や破損を防止する各種セキュリティや防護策などの類が実質的に排除されており、その痛覚信号として受信される信号が自動的に快楽信号に変換され、淫らな声を上げてしまう。 たとえ首を折られても、人工皮膚をナイフで切り裂かれても、ウィルスを送信され内部データが破損しエラーが生じても、電子頭脳を直接壊されても、その全てを性的快感へと変換して嬌声を上げる。まさしく、これ以上ない程に都合の良い機械人形が「スレイブドール」なのである。 どんなことをしても全てが快楽信号に変換される彼女だが、それ以外にもランダムで、一定時間ごとに性欲値が上昇するという仕様が存在する。 それによって、どんな状況でも突然発情してしまうことがあるという、日常生活には大きな支障が出てしまう迷惑極まりないものだった。 「ん…………あっ…………ちょっと……あつくなってきたかな……?」 その仕様は、アルゴビット製の機体ではスレイブドールにのみ存在している。そもそもスレイブドールは見世物や性奴隷、実験道具としての存在価値しか想定されていないタイプの機体であり、それが人間の世界で普通の日常生活を送るということはまずありえない。 そんなことが起きてしまったのが、他でもない美咲なのだった。 そして今、そんなスレイブドールの仕様によって、彼女は1体、自分の部屋で頬を赤らめながら唐突に発情し始めていた。 「あっ……ん……ぅ…………う…………なんだか……気持ちいいのが……あっ……欲しくなってきた……あっ…………」 性欲値の上昇によって、システム側から快楽信号を求めるように動作の調整が働き、全身に疼くような感覚が発生し始めた美咲。 女性器ユニットや両胸の先端から内部、奥底、さらには電子頭脳にまで、性欲を発散したいという感覚が生じ、人格データが強い影響を受ける。 それまでゆったりしていた彼女は、困ったような表情で頬を赤らめ、口元を歪めながら左右に揺れた。 その拍子に、乳首が擦れたり乳房が潰れたりと、彼女の胸に小さな刺激が与えられ、それが快楽信号の発信源となるが、むしろそのくらいの刺激だと物足りないと感じ、さらにはそれが呼び水となってさらなる快感が欲しいと思考するようになってしまった。 「あっ……胸……が…………これだけじゃあ、足りない……の……あっ……ん…………」 美咲は部屋着を脱いで雑に横の方へ置き、全裸姿をさらけ出した。 人間だった頃から彼女の体型は非常に優れており、魅力的で誰もが釘付けになるような豊満さと細さを兼ね備えていた。 その上で全身機械化に際してより体型が魅力的になるように調整され、同時に目から下の全ての産毛やムダ毛、わずかなシミといった要素は全て排除され、ツルツルとしたとても美しい人工皮膚によって、さらに女性的な良さを付与されていった。 それらも全て、人間を楽しませるためのものだったが、今の楽しむ相手は、無意識下の自分と家族である。 美咲は、衝動的な性欲に身を任せて両手で胸を鷲掴みにし、徐々に固くなった乳首を摘みながら揉みしだき始めた。 柔らかな乳の奥底と、センサーが特に密集している乳首から快楽信号が発生し、激しく形が変わるほどに揉んだり力を入れて摘んでいく。 「あっ……あぁ……あんっ! あっ……ん……きもち……いい……あっ! は、あっ! ん……もっと、もっとこうして、いっぱい……気持ちいいのが……ほしいの……ああっ!」 快楽信号が発生すればする程、自慰を行えば行うほど、その行動はよりエスカレートしていく。 それもスレイブドールの仕様であり、快楽信号を求めだすと人格データはより強い快楽を求めて激しい行動へと移っていく。 これは、スレイブドールが破損、破壊、自壊を前提に造られた機体である為であり、後に修理、または新しい機体へとデータを転送またはコピーして再起動が行われる。 美咲もその例に漏れず、胸を鷲掴みにして変形するほどに握り潰しながら、このままいけば自ら胸を引き千切ってしまいそうな程に荒く扱い始めている。痛覚信号が実質的に存在せず、エラーや破損行為なども含めて全てが快楽信号に変換される彼女は、誰かが止めなければ止まることはなかった。 快楽信号の量が増加していくごとに、全身や人格データの挙動にも変化が表れ始める。 まるで行き場のない大きな快感をどうにか散らすように、足同士を擦り合わせてはピンと伸ばし、時折両足をばたばたと暴れさせている。 現在はまだ女性器ユニットにも触れていないが、現時点でもあまりの気持ちよさから、人工愛液が分泌されて割れ目を濡らし、じんわりとしずくがベッドの上へと落ちていった。彼女自身には自覚がないが、割れ目部分が一定の感覚でぱくぱくとゆっくり開いては閉じ、とても物欲しそうにしている。 両足の動きに連動して腰が捻られ、曲線的な動作が他に誰もいない室内で官能的な雰囲気を漂わせている。 ずっと弄られている両胸は、すっかりと固くなりその存在とピンク色を主張した乳首が、乳と一緒にもみくちゃにされている。そんな中で、現在彼女の乳頭部からは、人間からはまず出ないであろう空気が時折ふしゅ、ふしゅ、と噴き出していた。 これもスレイブドールに搭載されている機能のひとつで、人間の女性のメカニズムとは違うポンプ式で、乳液タンクに補充されている液体を乳首から出すように設計されている。 だが、今の美咲のタンクの中身は空っぽである為、まるで空振りしているように空気が代わりに噴き出していた。仮に牛乳が補充されていれば、まさしく牛のように白い液体を嬉しそうに放出していただろう。 同時に、このまま空気を噴き出し続ける状態が続くのは、破損の危険性を伴う。それを彼女が認識することはない。 呼吸の必要がなくその機構も存在しない彼女は、スピーカーから鳴る音だけで人間のような吐息を再現し、それによってより気持ちよさそうな姿を強調させている。 現時点ではまだ、美咲の姿は人間の美女がよがっているようにしか見えなかった。 「あっ! あんっ! だめ……ぇ……もっと、いっぱい……気持ちいいのが……ほしいの…………ミ……ミレイに……一緒に……ああっ! あんっ……き、来て……もらわないと…………」 だが、1体だけで気持ちよくなるにはどうしても限界がある。このままいけばいずれ彼女は壊れてしまうだろうが、それまでには時間が明らかにかかる上、人格データが求める快感の値に現状追いついていない。 そこで、現在自分と同じく自室にこもっているはずのミレイに連絡を行い、部屋に来てもらうことにした。 美咲は携帯端末を手に取り、ミレイの電子頭脳へと通信を行う。だが実際には、美咲が手に取ったそれは電源が切れているただの縦長の板も同然であり、実際の動作は彼女の電子頭脳内で無自覚に行われている。それらの操作が、目の前で行われていると誤認するように、キリエがあらかじめ設定していた。 『はい、ミレイです。どうしましたか、美咲様』 待機状態になっていたミレイは、美咲からの通信に即座に応答し、無表情のまま電子頭脳内で返事を返す。 「あんっ……ミ、ミレイ……あっ! ん……ちょっと……お願いしたいことが、ああっ! あるの……私の、部屋まで……来て……あ、ああ!!」 美咲は、相変わらず電源が切れたままの携帯端末を耳に当て、彼女と同様に電子頭脳内での会話を自動的に行う。 声を出して喋ってはいるが、これはただの人間のフリを行うためのカモフラージュ用動作である。 右手で端末を持っている間、空いた左手は股間へと持っていき、女性器ユニットの膣内をかき回したり、陰核を弄ったりしていた。 『かしこまりました。では、美咲様の部屋へ移動します』 ミレイは、通信の向こうで明らかに異常な彼女の声に一切の同様も反応もないまま、淡々と命令に従った。 通信が切られた後、椅子からすくっと立ち上がり、無駄のない動作で美咲の部屋へと向かった。 「到着しました、美咲様。ご用件をお聞かせください」 「あっ、あ……ミレイ……き、来てくれ……てありが、ああっ! あんっ!」 ミレイの視点では、美咲は今、股間部にあたるシーツを人工愛液で濡らし、左手で女性器ユニットを弄りながら、通話を終えた後の右手は再び右乳房を握り、再度揉みしだいている。 ミレイは冷静に、今後洗濯すべきもののリストを自動的に作成してそれを保存し、美咲からの命令を待つ。 「わ、私と一緒に、き、気持ちよくなってくれる……? あんっ! わた、し……今、き、気持ちよくてしかたないけど、も、もっとほしいの……ね、ねえミレイ……また、シようよ…………」 「かしこまりました。性行為の要望を聞き入れました。しばらくお待ち下さい」 ミレイはいつも通りの調子を保ったまま、戸惑ったり驚くこともなく、まるで当たり前のことのようにその場で部屋着を脱ぎ、美咲とは違って丁寧に畳んでドアの側に重ねて置いておく。 晒されたミレイの裸体は、着衣時と同様に家族の中で最も細身であり、人工皮膚も全体的に色白で、どこか非人間的な神秘性と人工物的な美しさを抱いている。 そんな細身についている乳房は、他の3体と同様に豊かであり、授乳機能が搭載されているということもあって、しっかりとピンク色の乳首は艶々としていて今にも指で触れたくなるような魅力があった。 全裸姿になった後、ミレイは迷わずベッドの上に移動し、頬を赤らめた美咲の腰の上に跨った。 「あっ……ぁ……ミレイ……ねえ、どんなことを……してくれるの…………? あんっ…………」 「キリエ様からインストールしていただいた、美咲様専用のセックスプログラムが複数パターン存在しています。その中のひとつをランダムに実行します」 ミレイは過去にも、現在と同じような状況、同じような理由で美咲との絡み合いをしたことが何度もあった。 ミレイには元々複雑なセックス用のプログラムは組まれていないが、キリエ経由でその行動が拡張され、様々なプレイに対応できるようになっていた。その度に美咲は、発信される膨大な快楽信号に満足し、時には壊れてしまっていた。 だが、機械的な面を曝け出したりおかしくなってしまっても、美咲の記憶データには修理後には残っておらず、性行為をしたという認識だけが保存されている。 そのような経緯もあって、こうしてミレイを頼りにしたのだった。 美咲はじっと、感情のない無表情の美人が見下ろす姿を、バッテリーを熱くしながら見つめている。 そして、ミレイはゆっくりと前屈みになりつつ顔を近づけ、両手で頭を挟み込んだ。 「プログラムの展開が完了しました。これより、美咲様とのセックスプログラム、パターン14を実行します」 これからもっと気持ちよくなれる、大好きな家族であるミレイと快感の中でより深く繋がりあえる。そう思考していたその時、ミレイは両手の人差し指を耳の中で突き立て、思いっきり彼女の中へと深く深く突き入れていった。