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旧都なぎ from fanbox
旧都なぎ

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キャラクターメイキング EL-エル-

長寿のお絵かき仙人・ELさんが出来るまでのお話です。

ELは「ALGL」の世界を創る前の、「もうひとつの世界」からこちら側へ移住してきた人物です。なので、ALGLの中では最古参になります。

2011年組 - EL 2012年組 - ALLIE MIRELA ROLANDO 2014年以降組 - LANA HELIOなど

2011年 ANOTHER CONCEPT(記事の最後にも数枚あります。)

当時、8人くらいの女の子を集めて創っていた話がありました。彼女たちに共通することは、それぞれが独立をしながら「パートナー」の役割を果たす「人外」と暮らしていることです。

舞台は「森」「地下研究所」「洞窟」「地下牢」「墓場」「氷山」「海底」などがあって、ELはそのうちの地下牢にいた人物、そしてパートナーは「死神」でした。

純血

もともと雲の上で暮らしていいたものの、純血な天使でなかったELはそのために周囲の天使から迫害・追放をされて、一度「大地の地下牢」に閉じ込められてしまいます。

数100年経った頃、エルフの”アイリ(ALGL未登場)”という女の子が地下牢を訪れます。そこでELを解放してあげるのですが、そのときのアイリがELのことを「天使みたい。」と思って、"エル(エンジェル=天使)"と名付けてくれました。

ELは他の子と段違いで長生きですので、これは「ALGLのみんなと出会う前に経験したのかな」くらいに感じてもらえるのが良いと思います。本編で触れる余裕はないですが、この設定は生きているので、これからのELを見るときに何となく思い出してくれたら嬉しいです。

ALLIEもこの「もうひとつの世界」と「ALGL」の間に生まれていて、当時のパートナーは寄生虫でした。(※メイキング参照)しかし結局はあちらの世界の話になってしまいますので、今のALGLにはっきりとした寄生虫や死神は存在しません。ただそれらを「概念化」した、微妙な名残だけがあるように思います。

パートナー

ALGLの本編を読んでいたり、またイラストだけでも読み取れる方はいると思いますが、当時の「パートナー制度」は今もあって、本筋でも人と人との関わり(関わりのパターン)を重視するように描いています。

7章までの色々な「2人」の掛け合いの中、言葉やコンセプトに囚われない視点で、それぞれの「本当のパートナー」を考えて物語を読み進めるのも、面白いかもしれないですね。

長寿

このときのELはまだキャラクター性を掴めず、ただ本当に「儚い雰囲気だけ」の人物でした。純血な天使でなかっただけで、地下牢に閉じ込められてしまったのは確かに理不尽で、悲しみを背負ってしまったことが理由かもしれません。だけどそこで終わってしまうのは、「長寿の存在」としてはあまりにも単純です。

私個人の考えですが、生命そのものは「繰り返し」だと感じているから、一生悲しみを背負い続ける心を持つことは、「繰り返されずにその場で終わる=その者の死」だと解釈します。長寿は「生きている」ことをベースに成り立つ存在なので、ELにはそのようにさせたくありませんでした。

視える

どこにも全く同じ人間(天使)はいないから、どんな者にもその者にしか見えない特異な眼差しがあるはずです。

以前誘惑のコントラストという記事で、「自分に置かれている状況とは反対のものの方がよく見える」というお話をしました。なので、普段は瞼を塞いでいるELが見えている世界は、世界の景色が見えている私たちとは全く違うものだと思います。

景色のない世界の姿がどんなものなのか、またそこでしか見えないものが何なのかを、この頃からは考えるようになりました。

死神

率直に言ってしまうと、長寿(死)の存在の眼によく映るのは生命の誕生、または生命力なんだと思います。多少ズレていても、ELがそういったものに「全く興味関心を抱かない」とは考えにくいです。

例えば7章でも少し触れましたが、「経験豊富な大人が純粋な若さを羨ましいと思うこと」は多少ありますよね。この根源は、「自分の生命が途絶えることへの恐怖」にあると私は思います。

大人は若い人よりも高確率で「死」が近い存在だから、自分の生命が終わることへの悲しみや諦め、焦り、開き直りはきっとどこかで持っているのかなと感じています。

※「死にたい」のではなく、「ああ、死が近いんだなぁ」と感じるイメージです。

自由

ELは一見何者にも囚われない自由人に見えますが、多分そうではありません。理由は「何事も自由であるべき」というのがすでに「固定観念」だと思うからです。ELは「”何事にも囚われない”ことに”囚われている”」人々をよく知っていますので、世の中の条理には流れるままに同意し、特に抗いもしません。人間サイドにわかりやすく言うと、死を宣告されたらそれもまた良しと受け入れられる、それが本当の意味での「拘らない自由」だと思っています。

だから世の中を変えたいとも、目に見えるものの姿や価値を変えたいとも思っていないんでですね。ただ「目に見えない世界の方がよく視えてしまう」ことから、そちらの方がELにとっては常識で、周囲からは何となく変わり者に見えたりします。

そしてその「目に見えない世界」を描く「絵」こそが今この瞬間のELですが、ここは本編と深く交わるので割愛しますね。

少し前の話に戻りますが、人間の世界にも「時代は繰り返される」という考え方がありますね。そうやって長寿の中で喜怒哀楽を繰り返してきた結果、「今この瞬間のEL」が存在しているんだと思います。そして私やALGLのみんなやここを見ている皆さんは、たまたま「その瞬間」に居合わせているだけで、またELはELなりに変化をしていくのかもしれません。この辺りの基盤は、ロラちゃんと少し似ているような気がします。

ALGLよりも以前から存在していたということで、逆にALGLが終わってからもELはきっとどこかでずっと存在してくれるはずです。もしもELだけのお話を書くとしたら、その長い長い人生で出会った者たちを語るだけになるのかもしれませんね。そのときはまた遊んであげてくれたら嬉しいです。

ここまで読んで下さりありがとうございました。

2011年 ANOTHER CONCEPT

 

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Comments

エルちゃんが大好きなので、このような記事を書いてくださりとてもありがたいです。格好良くて、可愛くて何処か儚いエルちゃんのイラスト、今後とものんびり待ってますね


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