ここは ひとつの宇宙 黒薔薇さんと 死を共にした 蠍座Scorpioは しばらく 眠りにつき そして 彼女の遺体の側から 射手座Sagittariusが 姿を現しました。
「さて、進みましょうか。」
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Sagittariusは 今いる獅子座Leoの王国を離れ またひとつ壁の向こう側 新しい土地へと 足を踏み入れました。するとそこには 空も 地面も 広大な星の運河に 流れる無数の星座たちが ただゆらゆらと 住んでおりました。
「まぁ、すごいわね。う~ん。どこへ行ったらいいのかしら?」
-やぁ、Sagittarius! 遅かったじゃないか。もう待ちくたびれたよ。
「あなたは、Aries! 久しぶりね。こんなところで何をしているの?」
-ふふん。君たちに負けたくないから、とにかく急いで走ってきたんだ! だけど見てごらんよ、上から下まで星だらけ。何だかどこへ行ったらいいのか、私もわからなくなっちゃってさ。
「そう、目的が見えなくなったのねぇ。でもあなたは目的がないほうが、いいんじゃないかしら。答えのために走るより、走りながら色々なことを身に着けて、とにかく走って走って、気がついたときに私たちよりもずっと、素晴らしい星座になっていたらいいと思うの。」
-なるほど! それはいい考えだ。じゃ、とりあえず行ってくるよ。またどこかで会ったらよろしくな!
そう言うと 牡羊座Ariesは また遠くへと 走り去って行ったのでした。
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歩いても歩いても 行き止まりはなく 無限の宇宙の景色に Sagittariusはふと考えました。
「私は何のために、この運河に来たのだろう?」
-それは、私の国に飽きたからだろう。
-いいえLeo様。彼女は自分を知りたいのです。彼女の肩をご覧ください。あれはScorpioと黒薔薇さんの遺体ですわ。どうしてここまで運んできたと思います? それは二人が何故死んだのか、そしてそこからどうして自分が生まれたのか、きっとSagittariusは考えているからでしょう。
「ううん、Virgo。私はこの二人の死と、私が生まれたことに意味はないと思っているわ。理由は、生死は絶対だからよ。でも、ここまで運んで来たのは…。彼女の存在をこの運河に、後世に残しておきたいと思ったから。それだけかもしれないわね。」
-うむ、素晴らしい! それが、君の"表現"なのだな。
そう言うと 獅子座Leoと 乙女座Virgoは 満足そうに 自分たちの国へ戻っていったのでした。
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歩いても歩いても 姿を見せる星座たち 会話をする星座たち ここはまるで 星々の思想の銀河のようで Sagittariusの足は 止まりませんでした。
「あなたたちは、どうしてここにいるの? いつもどんなことを考えているの?」
-私は、生きるために生きているわ!
-僕は、僕の自由を得るためにここにいる。
-私は、愛したいものを守るために生きています。
「Scorpio、あなたは?」
Sagittariusは 自分の肩に乗せていた Scorpioの遺体に 話しかけました。しかし もちろん答えは ありませんでした。
「…どうしてあなたは、自分の想いを話せなかったのだろう。そうね。きっと話しても、誰も味方になってくれるなんて、思えなかったのでしょう。たしかにあなたの考えに、間違っているところはあるかもしれないわ。だけどそれは私も、ここの誰もが同じ。ただ私は全ての星に等しく、個々の自由な思想があるべきだと思える。あなたの思想にだって、あなたの価値がしっかりと存在していたわ。」
そう言うと Sagittariusは Scorpioの身体を起こし 力一杯 その手の弓で 彼女を運河に放ったのでした。
-ありがとう、Sagittarius。私は、生を愛するために生きていたよ。
山羊座につづくわ。
射手座ブランカちゃん、お疲れ様! では後半は、射手座について解説していくよ!
射手座の性質は、【自他ともに存在する哲学や思想に、理解をすること】よ! 人の一生で例えるなら、「深い思考を繰り返す中で、いつのまにか哲学の海に潜っている」ような状態かな? 誰でも考え込んで堂々巡りになることがあったり、口に出さなくとも人はそれぞれがちゃんと考えていることを知っているから、射手座の配置がある場合、その分野の中で「みなが自由な思想を持っていて当たり前」であると、まず思うかもしれないわ。
基本的には「誰にでもオープンで広く、フランクな関係でありたい!」と感じているから、相手の意見を聞くことも、自分の意見を出すことも好き。だけどひとつの哲学にこだわることや、思想を束縛されることは嫌い、例えば「国内(グループ内)にはびこる頑固なルール」のようなものには強い嫌悪感を持ち、その結果「外国などの異文化」の方へ自然と馴染むようになることも多いみたい。
射手座の配置は「より広い世界への教養を得ることで善い影響がある」とされているけれど、注意して欲しいのは決して理解能力が高いわけではないから、自分の中でも抽象的でわからなかったり、思想の海に溺れて学びきれないときもあることを、忘れないでね!
サインの繋がりは「一人の人間の本質を求める(蠍座)」から、「人類全体の広さを学び、思考をする(射手座)」ようになった感じよ!
ちなみに『サイン』は、占星術界では「人の心」を表すと言われているの。
『10天体』は、いわゆる「活動欲求・こういうことがしたい」ときに見るもの。
『12ハウス』は、気持ちがが表れやすい「明確な舞台」よ!
「星の魔術師カード」の裏面に、10つの天体と、12ハウスの簡単な解説がしてあるから、確認してみてね。今回はこれらの場面で起こる、射手座の「心」を一部だけ解説していくわ!
また星座の組み合わせはひとりひとり違っていて、あなたも射手座の性質を持っている可能性があるわ。ぜひ『ホロスコープ』で検索してみて、あなたの生年月日を入力してみてね! みんなは何の射手座だったかな?
★太陽×射手座
11/23~12/21の間に生まれた人は、射手座と太陽が組み合わさった人。いわゆる一般的な、「射手座」のみなさん! 太陽は自主性を持って行動を意識するときによく影響が出る天体なんだけれど、射手座は「善良の星・木星」が守護星になっていることから『「自分の思想、行動は善いもの」だと思う前提があり、そのため非常に楽観的で、多少悩むような状況であっても自分の思想は信じられて、上手に人生を歩んで行ける人が多いみたい』よ。だけど『新しい刺激がなければ「思想が堂々巡り」になりやすいから、常にたくさんのものや人と触れて教養を深めること』を、意識してみてね!
★金星×射手座 - なぎさんの配置!
金星は「趣味や価値観」、「恋愛傾向」。例えばどんなときに心から美しいと感じるか、素敵な笑顔になれるか、楽しいと思えるか、などを見るところよ。ここに射手座が入る場合は、「恋愛関係では親しみやすい態度を心がけ、自分の自由と相手の自由を尊重する、あるいは尊重されるような関係でありたいと思いやすい」人になるわ。また「人と意見を交換することや、本の中などから新しい意見を学べることをとっても楽しい!」と思えるの。頑張ってね!
★第12ハウス×射手座 - これもなぎさんの配置!
12ハウスは「精神世界」、「潜在意識」、「誰にも知られたくない秘密」、「罪の意識」などを見るところ。ここに射手座が入る場合は、「自分の哲学が外に漏れて、型にはめられることを恐れて内緒にしてしまったり、本当は『皆の思想は自由である』と思いたいのに対して、ふと『いいえその考えは違うだろう』と感じてしまったとき、自分の見識の狭さに苦しみを覚える」こともあるかもしれないの。だけどミレーラはこれを「精神的救済」と呼んでいて、「誰にも気持ちを縛られないならば、ひとりで悠々と考え事をするだけで癒やされたりしやすい人」なの。リラックスして、頑張ってね!
なぎさんは射手座の配置が一番多くて、「水星」「金星」「11ハウス」「12ハウス」なんと4つ! ではまたね!
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