こんにちは。こちらの記事で、ALGLが同人版のまま進行していた場合のトゥルーエンドがあることをお話してたの思い出して、書きにきました!
単行本のお話をいただいたとき、世に出るなら少しでも気分を害する人が出にくいようにと、エンディングを変更していました。
私にとってはこれから書くストーリーが、ALGLのトゥルーエンディングになります。エンディングが変わったことで回収出来なかった伏線の一部説明にもなると思います。
🦩エンディングのネタバレがありますので、読んでない方は注意🦩
ALGLではロラミラとアリーとエルが全員直接関わるシーン(4章)があります。その中でエルちゃんが好奇心によって、ミラちゃんの魂が生まれ変わるよう細工をしていました。
生まれ変わり方
生死を操るエルが、女神アリーちゃんの身体にミラちゃんの卵を宿します。アリーちゃんはお腹に命を宿している間、冥界に来たロラちゃんの記憶を見ていて、ロラにとって大切なミラちゃんを産もうと決めます。
最後に現世の教会へアリーちゃんが降り立ち、ミラちゃんの赤ちゃんを産み、女神としての役割を終え、その場で灰になります。
意志の強いロラちゃんは死ぬことなく教会で目が覚め、ミラの赤ちゃんを見つけて2人で(ALGL時点でアシュリーはいないため)人生をやり直します――
今見ると輪廻転生の概念と、少し宗教的だったのかなと思います。
エンディングを変更した1番の理由は、ミラちゃんのような問題を抱えながら(または身近で支えながら)今も実際に生きている人がいることです。私も触れ合ったりして、1人1人にとって重要な問題を簡単に生まれ変わらせたりすることは軽視してしまっているかなと思いました。
なのできりくものミラちゃんは何も変わることなくありのままです。ただ贖罪シーンによって、世の中から偏見がなくなって欲しい、自分の意思ではどうにもならない立場や性別や人種を隠すことなく、そのままでも生きられるようになって欲しいという願いだけが伝えられています。(物語で最も好きなシーンです💭)
アリーちゃんは、古い女性像を描く風刺のような存在でした。ウエディングドレスをまとい、子供を産み、綺麗に灰になるみたいな。2014年当時はちょっと前時代的だよねくらいだったのですが、単行本になる2020年ではさすがに時代錯誤かな…思って変更しました。
結果的にミラちゃんとアリーちゃんのエンディングは誰かを傷つけかねなかったため変えることにしました。
またこの「加害(情熱)恐怖」こそロラちゃんの概念で、私も共感していたし、性別関係なく抱えている人がいると思ったから、傷つけ傷つきながらもどう生きていくかのロラちゃん視点で描いていきました。
ロラミラが人生をやり直すエンディングは今でも好きだけど、そのためには必ずアリーちゃんが犠牲にならなければいけなくて、ALGLを描きながらいつも引っかかっていました。
きりくものアリーちゃんが誰にも干渉されず自由になった姿は、アリーちゃんが好きな人にとって(灰にしかけていた私にとっても)ほんとに救われたと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
わたし(永愛)
2022-11-05 14:38:59 +0000 UTCえる
2022-11-05 14:01:09 +0000 UTC