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【4月度作品】-一人の男を賭けた戦い- 一之瀬帆波vs軽井沢恵

「そろそろ本格的に動かないといけないな」 自室の勉強机で考え込む綾小路清隆は一人呟く。 4つのクラスで最も低いクラスから始まった清隆だが、二年生としても終盤を迎える頃だ。 昼行灯を装い陰に徹してきた一年の時に比べて彼の本性を知る者も増えてきている。 それはつまり清隆自身に対する警戒も強まることでもあり、様々な方向性の実力者が揃うこの学園では集中攻撃を受ければいかに清隆といえども捌き切れないかもしれない。 必要なのは仲間…というよりも手駒だろうか。 先を見据えるなら龍園の様な支配下における状態が望ましいが、彼の様な支配方法では思わぬ反目の恐れもある。 それならば一之瀬の様な方法ならば…しかしそれはそれで裏切り者は出辛いが今度は互いを気にするあまり大きな動きはできなくなる…それに清隆の柄ではないし今になっては遅過ぎるというのが欠点だ。 人を動かす方法…それに一つ心当たりがないわけではない。 スマートフォンを起動すると待ち受けに一人の少女と一緒にいる姿が映った。 軽井沢恵、二人が一年生の時に清隆が恋愛を知るために付き合っている彼女だ。 彼女が明確に好意を寄せているからこそ互いの都合が重なったために付き合い始めたが清隆に執着するところがあるのは困りものだった。 恋愛感情程人を結び付けるに都合が良い物もないだろう。 須藤は好きな人のために粗暴さを抑え、苦手な学問にも努力するようになった。 軽井沢もまた、この学園で生き残りを賭けた戦いの中、交友関係の広さから情報収集などでかなり助けられている。 しかしこの方法にも問題はある。 軽井沢や須藤の様に明確に誰に対して好意があるか、その対象と関係性を作るに明確なメリットを与えられるかだ。 誰に対して好意を向けてるか分からなければこの方法は使えないし、仮に分かっていてもその相手が敵対していればこちらから協力できることも限られる。 自分がいることで勝率を上げる期待を持たせられれば十分だが、曲者揃いのこの学園ではそもそも男女の仲に発展し辛いのかもしれない。 それならば自分に対する好意はどうか? これもあまり露骨に増やすのは得策ではない。 自分の存在感を無作為に強めるような行動はその分敵を作ったり、関係性が深くなるほどに他者との不和を生む原因になりかねない。 現に軽井沢と付き合っているにも拘らず好意を露わにしてきた一之瀬が現れたことで軽井沢とはギクシャクすることになり、軽井沢と一之瀬の間にも明確な敵意が見て取れる。 軽井沢とはいずれ別れるにしても自分の不得手な部分を補う相棒としても今手放すには惜しい人材だ。 一之瀬もまたクラスをまとめるリーダーなのだから、今彼女が役割を放棄するのは即ちクラスの崩壊を招く恐れがある。 彼女達の不和が自分に対する独占欲から来ているものだと思うとこれが最適解だったのか自問してしまう程に笑えない。 だがこれは好機でもある。 二人の有能な人間が自分に対して執着しているということは、裏を返せば彼らに対して主導権を握っているとも言える。 女心という不安定な要素に対して上手く舵取りをしなければ諸共に沈みかねないがそれでも上手くいった時の公算は大きい。 「やるしかないか」 まるで大航海時代の船乗りの様だと、危険と見返りを天秤に賭けた博打に勝つため作戦を練るのであった。 --------------------- 恵「どうしてこんなことに…」 軽井沢恵は部屋の中で困惑していた。 質素ながら女の子らしい可愛らしい置物がいくつか飾られているその部屋は恵の自室ではなく、他人の部屋だ。 帆波「軽井沢さん、何か飲み物はいるー?」 台所の方からその部屋の主である帆波の声が聞こえてくる。 恵「ううん、大丈夫…」 あっけらかんとしている帆波に対して警戒と動揺に困惑している恵。 二人の現在の関係性からすれば恋敵。 そして恵からすれば帆波は恋人である清隆を横から掻っ攫う機会を虎視眈々と狙っている今一番の外敵でもある。 そんな相手から部屋に連れて来られて警戒せずにはいられないが彼女の態度は友人に対する対応でしかなくその無警戒さに毒気を抜かれそうだった。 しかし、そんな空気感も帆波が部屋に入って来たところで変わった。 帆波「それじゃあ、話しちゃっても大丈夫かな?…簡単に言うと綾小路君の事なんだけど…」 先程までの穏やかな空気から一変、妖しげな雰囲気を放つ帆波に対して警戒心を顕にする恵。 2人の間の空気はピリピリと険悪なムードを作り、飄々と微笑を浮かべる帆波を睨みつけながら恵は問いかける。 恵「清隆がどうしたの?あいつは今関係ないでしょ?」 そう言って話を反らそうとする恵、帆波が清隆に接近していることで感情的になった挙句関係性にヒビを入れてしまったのだ。 恵としては清隆と別れたくないくらいに好きだからこそ、帆波という邪魔者にこれ以上干渉されたくないのが本音だ。 しかし、目の前の女は容赦なく踏み込まれたくないところに踏み込んでくる。 帆波「そんなことないよね?私のせいで二人が喧嘩しちゃったなら悪いとは思ってるんだよ?……でもね、もう我慢できなくなったんだ…」 そう言って清隆への好意を隠そうともしない帆波。 少しづつ恵の方へと近づくと顔を近付ける。 帆波の豊満な胸が押し付けられ、彼女から香る甘い香りと妖艶な雰囲気に気圧されて恵も動けなくなっている。 帆波「この際だから宣言するよ?…私は綾小路君が好き…だから、軽井沢さんには悪いけど……」 目の前で耳打ちするかの様に、か細く宣言する帆波。 つい先日、恵は清隆に帆波に関わらないようにして欲しいと懇願したが清隆は「自分から恋愛感情を持ってアプローチをかけたつもりはない、お前がそう思うなら直接言ってやればいい」と冷たい反応であった。 帆波の清隆に対する好意が確定的でなかったために動けなかったが清隆が好き…その言葉に恵の中で一之瀬に対して抱いていた不信感は敵意へと変わる。 警戒に動揺していた心は急速に冷めたかと思えば怒りがふつふつと沸き上がり… …ッパアン!! 帆波の部屋に乾いた音が鳴り響く…。 気づけば恵は帆波の頬を勢いよく引っ叩いていた。 恵「私が清隆と付き合っているのに、何言ってるの?…そんなの許すはず…」 …ッパアン!! 再び乾いた音が鳴り響く。 今度は帆波が恵の頬を張り飛ばしていた。 帆波「でもさ、綾小路君とは喧嘩してるんでしょ?そんな簡単に壊れる関係なら貰ってもいいよね?」 帆波もまた、清隆に対してアプローチを仕掛けていたが「軽井沢と付き合っている以上、一之瀬とは付き合えない。喧嘩はしているが現状別れる程ではない。」と断られている。 上手く行っている様には見えないし、主にかき乱すのは恵の方だろうと、嫉妬が入り混じった想いを発露させて帆波もまた恵への敵意を露わにする。 恵「だからって…清隆はアンタなんかに渡さないんだからっ!」 頬を叩き返され怯んだかと思えば帆波を睨みつけるとびかかる恵とそれを迎え撃つ帆波。 帆波「ぐっ…どうせ、軽井沢さんのことだから振り回してばっかりでしょう?…別れるのは遅かれ早かれだと思うけどっ!?」 恵「アンタなんかに、何がわかるっていうのよ!?」 片手で相手の手と組み合いながらもう片方の手で相手の後ろ髪を引いて抱き寄せ合う。 衣服越しに重なる二人の胸。 豊満な帆波の胸の圧迫感に恵は息苦しさが襲う。 しかし、恵は覚えていた。 清隆と二人でいた時に帆波が近づいてきた時に、彼の視線が少なからずその胸元に寄せられていたことを…。 そのことを思い出すと嫉妬心が髪を引く手に力が籠もる。 帆波「わかんないよっ!…だから、力付くで諦めさせるんだからっ!!」 対する帆波もまた今恋仲の関係である恵に対しての嫉妬を覚えていた。 二人が一緒にいる時に話しかけると決まって恵は清隆を取られまいと腕を絡めだすと、清隆は安心させるかのように恵の柔らかな髪を撫でたり、腰に手を回して安心させようとする。 何度も見せられたあの光景に自身があの位置にいられればと羨み、そんな情景を思い起こされた帆波は恵のポニーテールを引っ張って対抗しようとする。 髪を引っ張られる痛みから逃れようともがくことで狭い部屋の中をふらふらと動き回る二人。 恵「痛いってば!!…離しなさいよっ!!」 帆波「そっちこそぉっ!!そんなに引っ張らないでよっ!!」 ぶちぶちと髪が引き抜ける音と共に二色の髪の毛が床に散らばっていく。 想い人にいつ見られても良いように綺麗に手入れをしている髪。 それが恋敵によって乱され引き抜かれることに怒りが湧き上がってくる。 離せと言いながらもむしろ髪を引っ張る力は強まり互いに振り回し合って取っ組み合いは激しさを増す。 「「うぐぐぐぅぅっ!!……きゃあぁぁっ!??!」」 お互いの脚がぶつかり合って何度も蹴り合ってしまうがついに二人の脚がもつれ合ってバランスを崩してしまう。 二人は咄嗟にお互いにしがみつくように抱き合うが、そのまま横倒しに二人揃って床へと倒れ込んでしまった 。 しかし二人の争いは止まらない。 帆波「よくもやったわね…この、この、このぉっ!!」 恵「一之瀬さんが喧嘩売ってきたんでしょうが!!この、このおぉ!!!」 横倒しのまま相手の髪を再び掴み合いながら足をバタつかせるようにしながら互いの脚を蹴り合っている。 足だけでなく脛や膝のような硬いところをぶつけ合って痛みに涙が出そうになるがそれ以上に相手に対する怒りが膨れ上がり報復し合うように執拗に互いの脚を蹴り合った。 帆波「ぐっ…くっ…いい加減に…してよねっ!」 恵「うっ…ふぅっ…そっちこそ……いっぎいぃ!??」 決定打にはなり得ない喧嘩にお互いフラストレーションが溜まっていく。 その苛立ちによるものか不意に帆波が脚を高く振り上げると、恵の股間を蹴り上げる形となってしまった。 不意の一撃に恵は悲鳴をあげて悶絶、帆波もそこまでやるつもりはなかったために思わず攻撃の手を止めてしまう。 帆波「ごめ…そこまでやるつもりじゃ…ひっぎいいぃっ!?!」 咄嗟に謝って気遣おうとする帆波だが、やられた方の恵は怒り心頭、同じ目に合わせてやると言わんばかりに片手を帆波の股間に伸ばし力一杯に握りしめてやった。 恵「もう、許さない…アンタも痛い目に…ぎいいあぁぁっ!!?」 今度は帆波が悶える番だ。 それでも怒りが治まらない恵はそのまま力を込めて帆波の股間を握りしめる。 だが、帆波も恵の股間を握り返し互いに蛤クローのかけ合いとなる二人。 帆波「あっぐうぅ…!?わざとじゃないって言ってるのに…そっちがその気なら…うぐっくうぅぅ!!?」 恵「うぎぎぎぃ…!?先に、始めたのは…一之瀬さんでしょう…まけ、ないぃ…いっぐぅぅうう!?!」 股間を握りしめられる痛みに苦悶の声が止まらない。 相手が握りしめる度、相手の股間を握る手の力が抜けてしまう。 だが、すぐに仕返しとばかりに握り返し、交互に互いの股間を痛めつけ合う二人。 恵「ひゃぐぅぅ…!?!…こ、の…あそこ…濡らしちゃって…この、変態ぃっ!!!」 帆波「むぎぃぃっ…!!?…濡らして、いるのは…あなた、でしょう…ほ、らぁあ!!!」 何度も何度も力を緩めては握りしめ、股間を掴み合ううちに下着が湿り気を帯びだした。 痛みと同時に快感を恋敵に与えられる屈辱、それが下着を濡らしていることを指摘されたことで改めて実感させられる。 その事実が二人を苛立たせ、一層クロー合戦に拍車をかけていく。 「「ふぎぃぃいいいいっ!?!…いっぎぃぃぃいいいいい…!!!…つぶれ、てぇえええええっ!!!!」」 いつしかお互いに股間を握りしめ合ったまま離さない。 痛みを必死で堪えながら相手が根負けすることを期待するが、同じ男に恋した者同士、意地の張り合いは留まることを知らない。 だが、いくら二人の意思が負けないと貼り合ったとしても快感は着実に蓄積していく。 自分が逝かされる前に相手を逝かせようと必死な二人は、力の全てを振り絞る気持ちで相手の股間を握り潰そうとした。 「「い………ぎ……ひぃぃぃいいいいいいいっ!??!?!」」 しかし、その瞬間に走る股間からの痛みに耐えきれず絶頂。 捨て身で行った攻撃と同時、相手の手にも力が籠り握り潰されたかと錯覚する痛みに身を震わせて絶頂に達してしまった。 ぷしゃぁぁぁあ…と潮を噴かせ、フローリングを濡らしてしまう二人。 横倒しとなったまま、目の前で荒い呼吸を繰り返しながら絶頂の余韻で動けない。 それでも、意識がまだはっきりしない状態で互いを睨み合ったまま視線は外さなかった。 帆波「はぁ…はぁ……僅差で、私の勝ち…だね?」 恵「はぁ…はぁ…先に…イったのは…一之瀬さんでしょ?」 同時に絶頂したとしても僅かに相手の方が早かった。 そう言い放つもどちらも相手の主張を受け入れるはずがなかった。 挑発的な笑みから一変、再び互いを睨み合う二人。 身体を起こすと自身の噴き出した愛液溜まりに座り込んで下着もスカートも濡れていることに気づく。 まるで、恋敵に犯された痕跡のようで、怒りが込み上げて歯噛みする。 この屈辱を払拭するには相手にそれ以上の屈辱を与えてやらないととても晴らせない。 座り込んだままの二人は片脚を相手に向かって伸ばし互いの秘部にまで伸ばしていく。 二人の身長にほとんど差がないのか、相手の股間に足を押し当てると同時、自身の股間にもしっかりと相手の足の裏が当たる感触がする。 恵「覚悟は良いかしら?…簡単に止めてなんて…あげないから…」 帆波「軽井沢さんこそ大丈夫?…みっともなく、泣きじゃくったって、止めてあげないよ…」 お互いに冷たい視線で睨み合い挑発し合うが、相手の挑発に頭に血が昇りながらも行動は極めて冷静だった。 「「んおおぉぉおおおおぉっ!??!?」」 どちらも膝を曲げたかと思うと、一気に飛ばし相手の股間を踏みつけた。 完全なクロスカウンターに逃げることもできず股間に衝撃をモロに受けてしまう。 絶頂したばかりの身では辛い一撃だが、涙に目を浮かべても苦悶の声を上げようとも止まらない。 しっかりと相手の股間を踏みつけたかと思うと足を振動させて相手の股間を刺激する電気アンマをかけていく。 「「んひぃぃぃぃいいいいいいぃぃいいい、くひぃぃぃいいいいいぃぃぃいいっ!!??!?!」」 ガクガクと二人の足が快感の痙攣と勝利への渇望から激しく揺れる。 その振動はダイレクトに股間へと伝わり、散々痛めつけられた股間に対する追い打ちに愛液を噴き上げて悶絶してしまう。 悲鳴を上げて天井を見上げ股間を刺激される快感に悶えながらも、相手の足を掴んだままに離さず報復の電気アンマをかけ続ける二人。 股間を刺激される快感に背を仰け反らせ相手の姿を確認する余裕もない中で、相手の悲鳴と靴下が濡れる感触を頼りにより相手を感じさせようと必死に責め合っている。 帆波「ひっぎ…いぃぃぃいい…!?!?…こ、壊れたって…知らないんだからっ…はぐぅぅうぅううう!??!?!」 恵「うぎぃ…んいぃぃぃいい…!!??…その、前に…アンタの方が…壊れるん、だからぁぁぁあああ!!???!」 始めはガツガツと踏みつける様に踵を押し付けていたが、強気な挑発とは裏腹に動きは鈍るばかりであった。 お互いに電気アンマを継続しようとするが踏みつける様な力強さはすでになく、ぐりぐりと足の裏を押し付けて震える足で振動を加えるのが精一杯な状態。 「「ふぐぅぅぅううううぅう!!??!…んひぃぃいいぃいぃぃいい!!??!?…くぅうぅあああああああぁぁぁあああっ!!??!」」 言葉を交わす余裕もなく、相手が先に力尽きることを願って振動をかけ続ける二人。 すでに座り込んでいる場所には水たまりが広がっていて、何度も絶頂に達している様子が窺える。 しかし、同じ男を好きになった少女達の戦いだ、簡単に諦めが着くものでは無い。 部屋に泣き叫ぶような声が響き渡りその声は5分、10分と続いていき… …………………………………………………………………… …………………………………………… …………………… 「「ひゅひぃい………ふへぇえ………んいぃぃいぃ……!?!?」」 延々と電気アンマをかけ合い続けた二人の勝敗は未だ着かなかった。 最初の威勢なんて嘘だったかのように涙や涎を垂らして顔をくしゃくしゃにしながら力ない声を発していた。 足の動きも更に鈍くなって、意識的に脚を震わせているかも怪しい程にただ痙攣する足の振動を伝えあっているに過ぎなかった。 それでも未だ相手の秘部に押し当てた足を引き離さないのは最後の意地だろうか、相手が諦めるまではと押し付け続けている。 しかしそれももはや限界だろう、意識を保つのもやっとの状態だがそれはおそらく相手も同じ。 止めを刺される前に先に自分が刺さなければと、びくびくと震える脚の震えを気合で押さえ込む。 相手の様子を気にする余裕なんてないが、ずっと踏み続けていた相手の股間の位置は見なくても把握できている。 最後の力でピンと脚をつま先までまっすぐ伸ばすと、そのまま真下へ一直線。 槍の様に突き出した脚は真っ直ぐ相手の秘貝へと下着越しに突き刺さるが… 「「…ふんっぎいいぃいぃぃぃぃぃいいいぃいいいいいいっ!!??!???」」 交差する相手の脚の様子を気にかけることができなかったからこそ、相手の最後の一撃を無防備にも食らってしまった二人。 ショーツに遮られて二人の脚の指が割れ目に入り込んだのは極僅かであったがそれでも秘貝の口をこじ開けられる刺激は限界間近となっていた二人の止めには十分な一撃であった。 薄い布越しに相手の噴き出した潮の感触を感じながらも、当人達は耐え切れない快感に悶えてそれどころではなかった。 しばらくはガクガクと足の指を突き刺し合ったままガクガクと震えていた二人であったが、やがて力尽きたかぴくりとも動かない。 それでも恋敵に負けられないという思いが意識だけは繋ぎ止めたのか、天井を睨みつけたまま荒い呼吸を繰り返していた。 そのまま数分後、身体を起こした二人は目が合い驚愕と同時に睨み合う。 恵「泥棒猫のくせに…諦めが悪くて嫌になるわね…」 帆波「軽井沢さんこそ…綾小路君に執着してるだけに…しぶといわね…」 お互いに皮肉を言い合いながらバチバチと火花を散らす。 まだお互いに意地を張り合う相手に苛立ちながら、それでも最後の勝負に臨んでいく。 ここまで互角の勝負を繰り広げてきた相手が今更不意打ちで勝ったところで納得するはずがない。 最後まで真っ向から叩き潰す、勝つのは自分だと信じて二人は自らのショーツを脱ぎ捨て近寄り合う。 帆波「次で…終わりにしてあげる…覚悟は良い?」 恵「アンタこそ、清隆の周りを付き纏えないように、しっかり叩き潰してあげるから…」 互いに挑発し合いながら濡れた秘貝を近づけ合う。 握り潰し合い、踏み躙り合った秘貝同士が直接触れ合えばどうなるか…。 想像するだけで興奮し愛液が噴き出してしまうなか、二人の秘貝が吸い付き合う様に重なり合った。 「「んんんっ!??!…っくぅぅぅぅううううううっ!???!!」」 どぷっと愛液が噴き出し互いの股間を濡らし合う。 重ね合っただけで軽く絶頂に達して震えが止まらない。 それでも負けられないと、どちらともなく腰を揺すって秘貝同士を擦り合わせると… 「「ひぃあああああぁぁぁっ!!??!…ふひゃぁあ…?!?!…んはぁぁあああああ!??!?」」 ぬちゃ、くちゃっと水音を立てながら秘貝同士を捏ね合わせる。 愛液に張り付けられた秘貝を引き剥がし、そしてまた吸い付かせて擦り合わせる感触。 薄い陰毛同士がざらざらとした感触を伝えあって秘貝をくすぐり、柔らかい秘貝の口同士が互いをこじ開け、擦り合う感触に喘ぐ声が止まらない。 瞬く間に二人の座る場所にはショーツに吸われていた分もなくなり愛液の水たまりが先ほどよりもその大きさを広げていく。 恵「ぬぎ…ぎぎぃ…?!?!!…は、やく……い、いって…よぉぉ…!!」 帆波「ひゃん…ひぃあ…!!??!…いく…のは…そっち、だってぇ…!!」 くちゅくちゅと卑猥な水音は大きくなり二人の動きは更に激しくなっていく。 しかし、股間同士の鬩ぎ合いは長時間に及んでいる。 勢いの激しさはそのまま消耗の激しさにも繋がり、憔悴しきった体で決着を着けるには短期決戦しかなかった。 両手を後ろに着いて自ら秘貝を突き出し、押し付け合う二人。 クリトリスが潰れ合って痛いくらいの快感に今度こそ意識を刈り取られてしまいそうだった。 「「いぎゅうぅぅぅうう!?!?!!…んびいぃぃぃいいいい!!??!?…ひゅいいぃぃぃいいいぃぃいっ!!??!?」」 勝ちたいと思いながらも思いの強ささえ同じなのか、決して引くことのない相手の勢い。 幾ら腰を振っても、突き出しても、相手も同じ分だけペースを上げてくるから心が折れそうになる。 最後の最後、精も根も尽き果てても最後に勝てれば良い…。 次こそ相手が力尽きることを信じて相手を睨みつけ最後の攻勢に出る。 「「今度こそ……イっけぇぇぇええええええええっ!!!!!」」 秘貝同士どころかクリトリス同士を切り結ぶ様にぐりぐりと秘貝を捻じ込む様に押し付け合う。 柔らかい秘貝を固いクリトリスが擦り上げる快感… 柔らかい膣壁同士が互いに吸い付き合う快感… 固いクリトリス同士が衝突し擦り合う快感… 全てが着実に二人を絶頂へと突き上げていくがあと少し、あと少しだけと張り合い続けた二人の戦いは… 「「いっぎいいぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいいぃぃいぃいいいいぃぃいっ!!??!?!?」」 二人の重なり合った大絶叫と共に終わりを告げた。 双方が全身を痙攣させてその場へと崩れ落ち、大量の愛液が二人の全身が濡れる程の水たまりを作り上げていく。 ガクガクと大きく身体を振るわせた二人は白目を剥いて失神してしまい、その場にガクリと糸が切れた人形のように倒れ込んでしまった。 二人の一人の男を賭けた戦いはついに決着が着くことなく終わってしまった。 -------------------------- 二人の戦いが行われてから数日が過ぎて、清隆は一人学校からの帰り道を歩いていた。 一之瀬と軽井沢は相変わらず接触を図ってくるも、その頻度は前よりも少なくなり反対に二人が揃ってどこかへ行く様子を見かけるようになった。 二人は何でもなさげに清隆に隠す様にしているが、清隆は知っている。 どんな形にせよ清隆を巡って争いを繰り広げているであろうことを。 それも全ては清隆の計画通り、軽井沢の前で一之瀬の胸元に目線を向けたのも、一之瀬の目の前で軽井沢を愛しむのもお互いの嫉妬を煽るためだ。 その上で二人にはそれぞれの交流に口出しはさせない。 傍から見れば最低な男の振る舞いかもしれないが、清隆の性格上二人共そこに合理的な理由を見出していると判断すればあとは簡単だ。 どちらかが不満を爆発させればどうにか二人きりの状況を作り出し、そして当人達で話を着ける。 とはいえ、二人の性格的にどちらかが退くとも思えないし、二人共に身体能力は並みだからこそ喧嘩になっても決定打にはなりにくい。 もしもどちらかに天秤が傾いて決着が着くなら着いたでこちらからの接触は制限されるものではないから、後でケアすればいずれまた敗者は勝者の障害となって立ち塞がるだろう。 自分の目的のためにもいましばらく二人には争ってもらった方が都合が良いと、清隆の掌で踊らされながら二人は今日も勝負に臨むのだった。


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