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ケモ夫人 怨念流星編あとがき そしてこれから

こんにちは。藤想です。


大変!長きにわたり!流星編お付き合い頂きまして、ありがとうございました!


メイズナースの豊胸手術からスタートした本編は、7月後半から描き始めたのに五ヵ月くらいかかってしまいました。総ページ数146。解析桟敷編が164ページなので大体同じくらいですね。皆様、いつもご支援いただきありがとうございます。


何から語ったら良いんだろう、色々ありましたね。

208話、209話付近からケモ夫人が商業ではなくなり、私としては大きな心境の変化がありましたが、それによって流星編の後半はより自分が描きたいものに忠実に描いていっている感じです。

(ちょっと具体的に言うと、謂わば全員共闘!みたいな熱い展開をもう一度やろうという目論見が当初あったんですけど、こっちの方が面白いからと思って後半がかなり私が好きなように改編されています。でもメインの流れは変わってないですね)


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まず、流星編をどういう話にするか、それについては、「ほぼ全てのキャラクターを活躍(or団結)させる」「より物語の核心に踏み込む設定を開示していく」という二つの軸を重視して、まあかなり多くのキャラにそれぞれ動きが与えられたと思います。(それによってケモ夫人は活躍するタイミングが少なくなっちゃった、ごめんね夫人!でもThe beginning描いたからいいか)

他には「新たな設定を増やさない」とかもかなり意識していました。新キャラクターは出てきますが世界観的には拡張していません(作者的には)。あくまでも設定の解説、のつもりです。


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ユリイカ達の目的について。いきなり死んだ上に断片的な会話しか描かれていないので推測することしか出来ませんが、彼女たちの目的は一応裏設定的に「英雄の召喚の待望」でした。しかし本編の通り果てしない時間が経ち、その目的意識もイグゾーストによって歪んだ結果、主人公のケモ夫人は戦闘に殆ど関わらず、コレクトウッドが決着をつけるという形になりましたが…。


もっと彼女の心を掘り下げると、彼女も他のメンバー(巨人討伐派・巨人擁護派)と同じように、この世界やこの世界に生きる人たちに大いなる疑念を抱いて、行動しなければいけないと思ってしまった人なのです。


ユリイカが何故メスガキなのかについてですが、私が丁度メスガキ概念に興味を持っていて性的ではないコンテンツにプロトタイプ・メスガキが登場するの面白いと判断したからです。

あと太郎は「情けないキャラクター」としてデザインしたのになんか本物の主人公っぽいキャラが出てきたと言われたのは笑いました。太郎の仮の本名は「カキザワ」です。


IFストーリーとして太郎がケモ夫人と団結してユリイカを"わからせる"ルートもあったのですが、生きている時間が違っていたためにそれは叶いませんでした。


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今回もハンターサーティーンを使えずすみません。ハンターサーティーンずっと使うタイミングを伺ってるけどまだ使えてませんね。


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ツー様がケモ夫人達に協力する切っ掛けについて、ツー様が解析桟敷の三人を思い出してうんたらかんたら~という案があったんですが、いやツー様の行動原理的に多分こうだろう、と考え直した結果がオーダードキュメントです。

オーダードキュメントは今後も「意志を超越した意志」としてキーワードになってくるかもしれません。


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この章はシリーズが巨人目指し部を勝手に結成するところから始まって、巨人目指し部がなんとなくダラダラ活動してる様子が見ていたい的な感想があって私も同感だったんですけど、いや同感です。

彼女たちは世界の外側に居ることが明らかになっておりますが、そのよく分からん空間で適当に部活っぽいことをしてて欲しいという願望がありますが、

何しろこの作品の敵である巨人を目指す部活なので、嫌でもなんか意味深な会話をせざるを得なくなってしまいました。


作品の流れとか無視していいなら、この三人でパン屋とかを襲撃して欲しいです。

そういう小悪党なことをしてなにか充実感を感じたり、ほんのり仲間意識が芽生えたりして欲しいなと思います。


まあ全然そうはならないんですが…。彼女たちのしていることは謂わばおぞましい悪魔召喚のような儀式なので…。彼女たちに自覚はありませんが。

もうバレてるかもしれませんがシリーズちゃんのことがかなり好きです。ストーリー的な役割は別として…デザイン的に…大きいし…。


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イグゾーストが相手の肉体をコピーして収納する攻撃方法が「怖いボーボボ」みたいなこと言われてましたが、あれはSF的には量子もつれ的なイメージだったんですけど、実際の作品世界での効果的には「精密すぎる呪いの人形」とかの方が感覚的に近いのかな?

ストーリー進むにつれてやたらと強敵にさせられてしまったイグゾーストくんがかなり気に入っています。


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ミックスナッツさんの「笑い=安全」の原理についてはこれで20ページくらいは割くべきだったと後悔しているんですが、ミックスナッツさんが技術の修練によって強さを極めてるシーンってこの作品で表立って描かれてないので、また彼女なりに何か強くなったんだなと思っていただければ大丈夫です。


タクシーの死をクソデカ消しゴムに変換して戦っているミックスナッツさんですが、実はミックスナッツさんが発狂するIFストーリーって今までもかなりの量あって、それでもミックスナッツさんがそれらに抗い続けてずっと正気で戦い続けてるのは作者としてはかなり褒めてあげたい気持ちがあります。

一歩間違えればコノマチのように狂気の淵から転落する可能性を常に抱えながら戦っている、強い女の子だと思います。不屈の精神がある。


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エイプリル、及びスペアダストとウーデンの物語も掘り下げがありますが、これもまあツー様が登場したあたりからあった設定で、いつ語るか迷っていたので出すことができてよかったと思います。


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センターを護衛している兵士に夫人達が出会った時に「一般的な人から見るとこの集団ってかなり異常なんだよ」っていうのはずっとやりたかったですね。一般人枠として二人の兵士を冒頭から配置することにしました。

彼らがどうしてセンターを護衛しているのかについては諸々事情があります。


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かなり細かい小ネタなんですが、ダンデ先生たちが乗った飛行船は実はAIに戦闘機のデザインを出力させる遊びをしていたら気に入るものがあったので採用しました。

雲形定規みたいな曲線の美しい本体に、定規みたいなのがブッ刺さっています。


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最後の方でいきなりケモ夫人が激太りしてますが、もう一年以上連載してる漫画なのにこんな所で唐突にケモ夫人が第三話か?みたいなギャグやるの面白いだろと思っていきなり太らせてしまいました。スラッとした夫人が好きな方は申し訳ございません。

でも丸々と太ってる動物は可愛いと思います。


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ケモ夫人の物語をより前へと進めていくために、なるべく分かりやすく物語をかいていますが、分かりづらい箇所も多くあったかもしれません。力不足で…。恐縮です。


今振り返ってみると流星編はかなりやりたいことが詰まっていて好きな章ですね。

刃編や電話番号編も結構好きなんですが。黒傘編も好きだ。全部好きだな。


これからも好きなものをいっぱい詰め込んで最後まで走っていくので是非応援頂きたいと思います。ペースは遅くなるかもしれませんが…。


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今後のケモ夫人のスケジュールについてはツイートした通りですが、今後の章について少し言える範囲でお話します。


いよいよケモ夫人達は本格的に試練の山を登り始めるようなイメージで、病気条約も人間基盤も動き出し、隠された兵器がどんどん姿を現し、世界とケモ夫人の繋がりが明らかに、そして最終的には「この世界ではどういう戦いが行われているのか」も明らかになってくるでしょう、多分。(かなり先の話をしている)

いい加減巨人の善性反応とか何なんだよと思ってる人もいるかも知れないんですけど、時が経てば分かると思います。


恐らく、「この世界の戦いとは何なのか」。それが分かる時、全てが終わる。(多分…。)


次章の題名はまだ決まっていませんが、「上の世界」とか「ゴッドワン」あたりはキーワードになるでしょう。今のこの流れで、後々の章では都市観光とかも予定しているんですよ。旅漫画みたいに。穏やかなものになるかは分かりませんが。


今後の意気込みと日頃の感謝も含めて、これにてあとがきとさせて頂きます。

今後も面白いものを描いていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。


おわり~(鳩羽つぐ)












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