XXX4Fans
God of Death from fanbox
God of Death

fanbox


《天国に一番近い場所》 6 ~雌達の生命線~

 今回は雌の食糧事情に触れていこうと思う。 施設の雌は主にフードと呼ばれるカリカリを主食としている高カロリー食品だ。 フードには1級フードから3級フードが存在する。3等級は雑味のある粗悪品で、1等級のフードがおいしい高級品となる。 それ以外に口にするのは生雌肉か自身の汚物となるが、基本的にはフードが与えられる。 ここから野良雌たちにスポットを当ててみてみよう。 とあるビルの隙間に段ボールハウスがあった。ここには施設に管理されていない野良雌が2匹自活していた。 野良雌は主に一般家庭から捨てられるか、逃走した雌が繁殖した形態である。 「ねぇね。おなかすいたぁ」 幼女雌が同居雌の少女雌へ感情を吐露すると、少女雌は困ったように頷いた。少女雌もお腹が鳴って食べ物を催促している。 「ねぇねは働いて食べ物貰ってくるから少し待っててね」 「うん」 少女雌は路地から大通りに出て男を探した。野良の生きる術はこうして身体を売って食べ物を貰うか、露天の食べ物を盗み食うか、野垂れ死んだ雌の死肉を食べるかだ。 早速1人の男を見つけ颯爽と近寄って声を掛ける。 「お兄さん!私とセックスしませんか?食べ物を頂けたらですけど」 「あ?おめぇ野良だろ、クセェんだよ。寄るな!そんなに食い物が欲しけりゃ施設のフード工場へ行って恵んで貰え」 「フード工場?」 「なんだ何も知らねぇのか?野良支援で食い物くれて、風呂にも入れてくれるって」 「その工場、どこにあるんですか?」 「あれだ。あのデカい建物がそうだ」 「お兄さん、ありがとう」 少女雌は男にお礼を言って段ボールハウスに戻った。 「ねぇね、たべものもらったの?」 「食べ物くれる所を教えて貰ったの。一緒に貰いに行きましょ!」 「うん!」 少女雌達は連れ立って男に聞いたフード工場に向かった。 工場の入り口に警備詰め所がありそこで聞いてみる事にした様だ。 「ここで食べ物が貰えるって聞いて来ました」 「え?ああ、野良雌か。確かにここで野良雌支援をしているよ。今係員を呼ぶから待っていてね」 そう言って雌の職員は電話を掛ける。 しばらくすると係員のお姉さんがやって来て、少女雌たちを工場へと案内した。 少女雌たちは部屋に通されて椅子に腰かける様に促されると、皿にこんもり盛ったフードを差し出された。 「3等級フードだけど、お腹いっぱい召し上がれ」 差し出しされたフードを手掴みで食べる少女たち。余程お腹が空いていたのかガツガツモリモリ食べていく。 「そんなにガッつかないでも誰も取らないわ」 お姉さんが優しく諫める。 「食べ終わったらお風呂に入ると良いわ。気付いてないかもだけど、相当臭うわよ」 「ごめんなさい。ありがとうございます」 少女雌たちにとっては体が洗えるのは僥倖であった。このままでは春売りもままならず、食い繋いではいけないところであった。 幼女雌と少女雌はたらふく食べたあと、風呂場に案内された。 風呂場と言っても浴槽は無く部屋四面にシャワーヘッドがあるだけの簡素な作りだ。それでも少女達には余りある設備だ。お湯が使える上に石鹸やシャンプーなども常備されているのだから。 互いに体を洗い綺麗さっぱりと泥と垢を落とす事ができた。 身体と伸びっ放しの髪の毛からはほんのり良い匂いが鼻を擽る。 さっぱりした上にお腹も満タンとなれば彼女達は至福の時間だ。すぐに眠くなって椅子に座ったまま二人は居眠りした。 それを見て案内をしたお姉さんはクスっと笑い懐から取り出したスプレーを二人の鼻先に吹きかけた。うたた寝程度の眠りは更に深く昏睡してしまう2匹の雌。 状態を診てお姉さんは二匹の雌をカートに寝かせ移動させる。別室に運ばれた2匹の雌は別々の台にうつ伏せに寝かされ尻を高く固定された。幼女雌にお姉さん雌が近付いて尻に鉄串の先端を当て少しずつ慎重にゆっくり刺し込んでいく。 グイグイと鉄串を押し込み、時に角度を変えて刺し込んで行くと、遂に口から先端が顔を出す。一気に押し込んで幼女雌を肛門から口までを串刺しにしてしまった。腕を後ろ手に縛り、足も蛙開きに縛ると回転スタンドへ置いて宙吊りにされてしまった。 内臓を損傷させずに幼女雌を串刺しにしてしまう技術はまさに職人技だった。 少女雌に向き直ると、幼女雌と同じ手順で串刺しにしてしまった。 長い髪の毛を団子に纏めて、同じように後ろ手蛙縛りでキャスター付きの回転スタンドに2匹まとめて積み込んで運んでいく。 別室に運ばれた野良雌達は床に回転スタンドがびっしり生えた部屋に個々のスタンドへ据えられた。 この部屋は雌肉販売のショールームだ。 生きたまま雌を陳列する事で、鮮度を落とさず雌肉を購入できるメリットがある。 とはいえ、串刺し状態ではその生存時間にも限りがある。その状態で死んで売れ残ってしまった場合、肉をそぎ落とし、内臓と骨を分離し、頭皮ごと髪の毛を分離して破砕機にかけてミンチと骨粉に加工される。分離した髪の毛はウィッグなどの加工品に利用される。 別の機械に投入され、ミンチと骨粉を決められた分量で練りこみ成形機械へ送られ等間隔に抽出寸断をし、乾燥させれば雌用フードの出来上がりである。 3等級フードは内臓や脳、眼球など肉とは違う部位を使用したり、そもそも解体作業をせずに破砕機に丸ごと投入した雌を原料にしている。 2等級はショールームで売れ残りの部位や、すでに死体で運ばれて来た雌が原料となる。死肉には煮沸消毒の工程が挟まれる。 さてこの雌たちは如何な末路を辿るのだろうか。 数人の雌を連れたお客がやって来た。串刺しで宙吊りになった雌を物色する。幼女雌は目を覚ましていてジタバタと身動ぎして鼻でんーんー言っている。目覚めていきなりの、この羞恥極まる状況に混乱しているのだろう。 少女雌も同じく隣り合って藻掻いている。 お客は幼女雌を指差して店員に何事か指示すると、幼女雌はスタンドから外されて処置室に運搬された。 それを目にした少女雌はより一層些末な抵抗をみせる。幼女雌が売れてしまったと勘付いたのだろう。 暫くして処置室から運ばれて来た、ラッピングされたブロック肉を目の当たりにして、少女雌は涙を流し嗚咽を漏らした。 モズの早贄状態の少女雌は暫くそうして泣き崩れた。自分が連れて来てしまった責任に、打ちひしがれている事だろう。 そんな少女雌を背景にブロック肉を受け取ったお客はそれを雌に運ばせ安い代金を支払って帰って行った。殆ど手間賃程度の端金額だった。 夕刻が過ぎ、夜がきて深夜を過ぎても幼女雌が再び戻ってくる事は無かった。朝になり、泣き腫らした少女雌は既に生きる気力を失っていた。寧ろ早く死にたいとさえ考えていた。 3日間、モズの早贄状態のままショールームへ放置されたことにより遂に少女の肉体は生を手放した。 どこからともなくハエが集り少女雌の死肉を舐める。 管理係の雌がそれにいち早く気付いてすぐに処理室に運び込む。 鉄串を抜いて拘束を解き、処置台に横にする。爪の様な皮剥ぎナイフで頭皮を剝いて頭髪を除去する。綺麗に纏め上げた長髪を籠に入れ、眼球を刳り抜いて除去し、軟骨の多い耳と鼻を削ぎ落す。  顎からナイフを入れ首に沿って切れ目を入れると、牛刀で頸椎を叩き切った。取り外した頭は別の処置雌が回転工具で脳天を開き、脳みそを取り出す。舌の繋がった首から切れ目を入れ、一気に下腹部まで切り込んで左右に開く。小腸、膀胱、大腸、直腸、肝臓、腎臓、胃袋、肺、心臓、最後に子宮と順に取り出していくと、少女の中身は空っぽになってしまう。呼吸器、循環器、消化器、生殖器全てを少女は失って、ポリバケツに捨てられた。 ここから肉と骨を分離していく作業だ。滲み出る血を洗い流しながら丁寧に肉を剝いでいく。 腱やリンパ節を丁寧に除去しつつ肉だけを切り分けていった。 頭を受け取った処置雌も額や頬肉などを削ぎ頭蓋骨だけにしてしまっていた。 早贄の格好で綺麗に白骨と化した少女雌。 切り分けた肉を破砕機に投入しミンチを作る。骨も専用の破砕機に投入し粉々にし、更に磨り潰して乾燥から粉になる。 取り出した内臓類も専用の機械に容れて乾燥させ、粉微塵にされた。 この時点で少女雌の原型は跡形も無く消えてしまった。 排出口からザラザラと2等級フードと3等級フードが別々に排出され、袋に貯まっていく。  これらの破砕機はポピュラーなため、一般家庭でも購入設置が可能な小型タイプも販売されている。 この施設の正体を知っている野良雌は絶対にここには来ない。一部の情報弱者だけが騙されて来て雌用フードに姿を変えるのだ。 ちなみに犬や猫に与えるフードは1等級の物が主流だ。3等民の雌には2等級のフードとなる為、犬猫よりもヒエラルキーは低いのだ。 主人によっては1等級を与える富裕層も中には居る。反対に全く餌を与えないか、与えても3等級の死肉や粗悪品だけといった主人がいるのも事実だ。どちらにしても共食いをさせているのは変わりない。雌の生命線は他の雌の命が支えているのだ。 人口の9:1が雌なのだ。出生率も変わりない為、雌には生き難い世の中である。世の不条理が変わるのは自然の摂理が変わる必要がある。その時は来るのだろうか・・・。

《天国に一番近い場所》 6 ~雌達の生命線~

Related Creators