バイバイマン
Added 2021-10-18 11:15:16 +0000 UTC「おい!なんだよ!お前ら!俺をどうしよっていうんだ!?」 「君はこれからバイバイマンになるんだよ」 「バイバイマン!?」 「ふふふ。僕たちバイバイ怪人の力を注ぎ込むことで君をバイバイマンにしてあげるんだ。地球人の第一号は君だよ」 「なんだよ!それ!いやだっ!いやだあああ!」 武藤力也。25歳。小中高大学とずっと柔道を続けてきて、体つきもかなり良く、強面な顔をしていた。彼には力也の親友とも呼べる存在がいた。彼の名前は金森勇斗。同じ学年で、力也と同じ小中高大学と柔道を続け、二人はお互い切磋琢磨して鍛えていた。勇斗のルックスはベビーフェイスで丸い顔に髭は整えられていた。彼は毛深くて胸毛も毛深く、柔道着からちらりと胸毛がみえている。 大学卒業後も会社は違えど頻繁に会っていた。そして、今日は力也の家で宅飲みをしていた。 二人は他愛もない話をしながら酒を交わしていると力也は急にかしこまったような顔で勇斗をみつめた。 「俺らさぁ、小学生からの長い付き合いじゃん」 「どうしたんだよ?急にかしこまって!」 「親友みたいなもんじゃん!俺らって」 「なんだよ!?急に!…でもまぁそうかもなぁ」 「そろそろ次のステップ踏んでも良いと思うのよ」 「次のステップってなんだよ?」 「勇斗…俺はさぁ…好きなんだよお前が」 「はぁっ!?おい酔っぱらってるのか!?」 「酔っぱらってないよ!真剣な話。まぁちょっとお酒の力を借りたけど」 「……ごめん。それは無理だわっ」 「まぁ…そうだよなぁ…」 「これからも友達として仲良くしてこーぜ!」 「それは無理だなぁ!勇斗…俺は別にお前とカップルになりたいわけじゃないんだよ!」 その言葉と共に、勇斗の体に異変が起こった。体が徐々に小さくなっていき、巨大な服に埋もれてしまった。 力也は、そのまま勇斗を拾い上げた。拳のなか顔だけだした勇斗の目の前には力也の巨大な顔があった。 「おいっ!どういうことだよっ!これ!?」 「実はさ、俺バイバイマンの力を手にいれたんだよ」 「バイバイマン!?なんだよそれ!?早くもとに戻せよ!」 「バイバイマンってのは、ある物体や物事や数値を倍に増やしたり、減らしたりする能力のことなんだ。勇斗は、今身長を何倍も縮めたんだよ」 「ふざけるなっ!?もとに戻せ!俺をどうするつもりなんだよ!力也!」 「俺は勇斗のこと好きだよ。でも勇斗は、俺の事そういう対象にならない。…だから君を俺だけのものにするんだ!まずはさぁ、俺の体を味わってもらおうかな?」 「おい!待て!やめろぉっ!やめろおおおおお!」 小さくなった勇斗を自分の体に近づけていく力也。 「俺のくさーい脇毛でも堪能するか!勇斗(笑)!」 力也は巨大な腕をあげながらそう言った。 「やめろ!やめろおおおおお!くそおっ!はなせー!」 勇斗は掌のなかで必死に暴れたが力也の前では無力だった。 毛深い脇毛が勇斗に徐々に近づいていく。ワイヤーのように太い脇毛に不時着すると、汗臭い男臭が一気に勇斗を襲った。 「うぅぅ…くせぇ……くせぇよぉぉ!」 「あぁ…勇斗が俺の脇毛で暴れてる最高だよ!勇斗にはもっともっと俺の脇毛を味わってほしいなぁ!」 力也はそう言いながら、勇斗にバイバイの能力を使った。まずは勇斗の顎を2倍.3倍と重くしていく。すると、勇斗の口はぱかりと開き始めた。 「あががっ…あぁぁ…」 次に勇斗の舌を2倍、3倍と伸ばしていく。口から飛び出した舌は力也の臭い脇毛にくっつきはじめた。 「あええっええお!あぁぁ!」 舌も使えず言葉にならない言葉で必死に助けをこいている勇斗。 「あぁ!力也の舌が俺の脇を刺激する…きもちぃい」 あえぎ声をあげながら力也は勇斗の舌を感じていた。 「勇斗に俺の脇毛をもっと味わってもらいたいなぁ!」 力也はそう言いながら、今度は自分の脇毛を2倍、3倍と伸ばし始めた。 「んんがっんごっ!んんん!」 勇斗の口のなかに脇毛が入っていき、勇斗の全身を覆い隠すほどの量の脇毛が脇に生えていた。 「俺の脇にとじこめられちゃったよ(笑)このまま腕をおろして閉じ込めてやろう」 力也は巨大な腕をおろして勇斗を脇のなかに完璧に押し込んでしまった。 「ふふふっ。脇のなかで必死にもがいてるのを感じるよ。くすぐったくて気持ちいいなぁ!勇斗の苦しむ姿をもっとみたいなぁ(笑)」 力也は、そう言いながらニタニタとみつめた。 脇に閉じこめられた勇斗は口を開きながら伸びた毛に舌が絡んでいた。 『うぅ…くせぇーし、苦しい…このなかムシムシして頭がぼわっとする』 勇斗は自分の汗だかボーボーの回りの脇毛の汗だかわからなくなり目眩いや息苦しさを感じていた。 時間がたつにつれ脇毛から滝のような汗がどろどろと流れてきて勇斗の体を襲った。 「あ…あがっ…あああああっ!」 「ふふっ!僕のバイバイの能力で脇毛の汗を倍にしたよ!どうだい!?俺の汗は?苦しいかい?」 力也はそう言いながら、脇に閉じこめられた勇斗に語りかけた。 「まぁ、聞こえるわけないんだけどねっ!じゃあ次は…こうしてやるっ!」 脇毛の中は大量の汗で少しでも動かすとぬちゃぬちゃと音を出していた。そこに無惨にも巻き込まれた勇斗に次に襲ってきたのは臭いだった。 大量の汗と熱気から放たれた激しい臭いが次第に増していき、脇毛の一本一本から強烈な臭いが放たれていた。どんどん臭いは濃くなり、勇斗は息を止めて必死に耐えたが、すぐに息を吐いて鼻につんとくる刺激臭が襲ってくる。 『やめろおおおおお!やめてくれぇえ!くせぇーよ!だしてくれえええ!』 「あががが!あえがががが!うぁぁあ!」 言葉にならない発狂した声をあげる勇斗。すると、ようやく脇がぱかりと開かれた。 辺りにまぶしい光が見えて助かったと思った勇斗。力也はニタニタと笑いながら勇斗に話した。 「俺の脇毛どうだった?汗倍々だっただろ?今俺の脇毛の臭いも倍々に増やしてやったんだけど最高だっただろ?」 「あうええ!」 『最高なわけないだろっ!頼む!たすけてくれぇー!』 「その苦しそうな顔いいねー!じゃあさらに全て倍々に増やしてやろう!」 !!!! 勇斗の脇毛はさらに伸びはじめて、勇斗の顔面にねちょりとつき、ねばつく濃厚な汗がべっとりと勇斗の顔面にへばりつく。そしてさらに濃密な臭いとなった腋臭が勇斗の体を蝕んだ。 「あがっ!あぁぁ!」 『うぅ…たすけて……』 「しんどそうだなぁ勇斗!でもまだまだ!遊びはこれからだ!」 そう言いながら、力也の、化け物脇毛が閉じられていった。 『待ってくれぇ!いやだあああ!』 勇斗の叫び声もむなしく再び閉じこめられた勇斗。力也は、かなりの量のはみ出した脇毛を指で脇のなかに押し込み始めた。 脇のなかは、地獄だった。そこらじゅうに腋臭は立ち込め、毛深い脇毛が体全身を包み、ベトベトの汗が勇斗の体にへばりついた。 「やめろおおおおお!力也ー!だしてくれえええ!」 勇斗は自分が喋れるようになったことにも気付かずに地獄と化した脇毛に取り込まれていった。 しばらくして脇毛が再び開くと、力也の顔が脇毛に近づいた。 「勇斗!良い姿だねぇー!じゃあ俺のバイバイの能力で二人の力也でさらに脇毛で遊んでやるよっ!」 「なんだと!?おいどうする気だ!?」 力也はバイバイの能力で分身を作った。もちろんその分身の脇毛は同じ臭いを放っていた。二人の男がお互いの脇毛と脇毛を絡み合わせた。 さらに伸びていく脇毛は生き物のように動きながら勇斗の全身に絡まりくっつきあった。 汗も臭いも倍の倍と重なりあい、毛深い脇毛の中に完璧に飲み込まれてしまった。 「くせぇー!たすけてくれええええ!いやだああああ!」 勇斗は重なる脇毛と脇毛にサンドイッチにされながら必死にもがき続けた。そして気がつくと、勇斗はぐったりとして動かなくなり、気を失った。 勇斗が再び目を覚ますと、机の上に座っていた。というよりは座らさせていた。手足は縛られて身動きがとれない。 「今までのは夢だったのか!?」 回りをみても大きさは、変わっていない。いつもの大きさだった。勇斗の前には机があり、らんちょんまっとが置かれて、スプーンとフォークが置かれていた。 「目を覚ましたねっ!勇斗!」 力也は、扉を開いてやってきた。片手にもっているおぼんに皿らしくものがなっている。 「さっきは大変だったんだろ!ごめんなっ!ついおもしろくなっちゃって…お腹減っただろ?」 やっぱりさっきのは夢じゃなかったのか…確かに言われてみればお腹が減ってきた気が… 「今日は俺の特製のピザだよ!さぁたーんとお食べ!」 力也は勇斗の目の前にピザをだしたが、勇斗はその中身に驚いた。 勇斗が気を失ってから、力也はすぐに元の大きさに戻して机にくくりつけた。勇斗の倒れそうな体をバイバイの力で紐を固く縛り動かないように固定した。 力也は、晩飯の食材を買いに半袖短パンで電車に乗った。無事に買い物も終わり電車に乗るとちょうど混み始める時間帯になっていた。勇斗の左右に座ったのは高校2.3年くらいの二人組が左右に座った。 ワイシャツにネクタイ姿に学生服のズボンを着ていた二人は腕まくりをしていた。 力也は、ちらりとみるともさっりと生えた濃い腕毛とがっちりとした腕だった。 両隣とも同じくらいの毛深い腕毛を生やしていた。顔をみると、二人ともモテそうな顔をしていた。 『かわいいなぁ』 力也はそう思っていると、隣の男の子が足を広げ上半身を深く座ると男の体が触れた。特段気にする様子もなく男の子は携帯を続けていた。 『やばいねぇー!これ!かわいすぎるわっ!』 力也はこの幸せを噛み締めているとぷーんと汗の臭いが漂ってくる。 『あぁー。最高だよ。この臭い(笑)部活動終わりだろうけど何の部活なのかな?』 力也はそう思っていながらちらちらとみつめたが向こうは気づいていなかった。 満員電車ということもあり、ぴったりとくっつきあうなかで力也は、耳元に気がついた。 『この子達俺らと同じ柔道部か!』 柔道をやってた人は絞め技や寝技で耳がこすれぷくっと膨れてしまうのだがまさに力也の両隣はそれだった。 『同じ柔道部かぁー』 一気に親近感がわいた力也は満員電車のなか幸せな時を過ごしていた。 けれど、電車は最寄り駅まで来てしまい、降りようとした瞬間その高校生達もちょうどここで降りるタイミングだったらしく一緒に降りた。 彼ら三人意外誰も降りてこないそんな駅に自分の好みの男性が降りてきたことに力也は運命を感じた。 『これは何かの円明だなぁ!彼らを俺のおもちゃにしてやろう(笑)』 力也は高校生二人組に近づいた。 力也が家に戻ってくると、ポケットのなかから二人の男を取り出した。 「柔道部の帰宅途中の男の子捕まえちゃった」 そう言いながら、聞こえるはずのない勇斗に向かって話しかけながら目の前の机の上にごろっと落とした。 「うわあぁぁ!」 足が動かない友達に 「ばかっ!なにやってる!?早くにげろ!」 と言いながら走って逃げる男の子二人にバイバイの力を使った。まるで時間が止まったかのようにゆっくりと走る男の子達。 「あれー?君達それで全力疾走なのかなぁー。おそいねぇ(笑)」 そう言いながら、力也は足が動かなかった方の1匹目を捕まえた。 「やっぱり君たちを選んで正解だったよ!鍛えてある筋肉に毛深い脛毛。ちんこも大きめだねー!顔もイケメンでモテそうな顔してる(笑)」 力也は高校生をゆっくりと回してみたあと、逃げようとスローモーションで走っているもう1匹も拾い上げた。 「君もなかなかの素材だよ。彼は胸毛まで生えてるし、そのベビーフェイス俺の親友にそっくりだなぁ」 そう言いながら、力也は元のスピードにもどしてやった。 巨大な手のひらに捕まった高校生達は必死に巨大な掌で暴れている。 「無駄無駄ー(笑)」 「はなせっ!お前は誰だ!?俺たちをどうするつもりだっ!?」 ベビーフェイスの高校生が叫んだ。 「俺は武藤力也だ。高校んときは柔道やってたからお前達の先輩だな。俺は、どんな物でも数値でも倍に増やしたり減らしたりすることができる。今はお前達の身長を何倍にも縮めてやったんだ」 「ふ、ふざけるなっ!そんなこと出来るわけないだろ?」 「今こうやってお前ら縮んでるだろ(笑)言っとくけど夢じゃないからなっ!ほらっ!」 力也が拳に力をいれると、二人は苦しそうに叫び始めた。 「だろ(笑)さあてとお前らはこれから俺の玩具として捕まったわけだが(笑)名前聞いておこうかっ!」 ニタニタと笑う巨大な顔。二人は萎縮しながらも 「玩具になんか誰がなるかっ!お前の言う通りになんかならねぇぞ!」 と叫び声をあげた瞬間、再び拳に力が加わった。 「名前を聞いたんだっ!」 「うぅ…がっ!慎二ですっ!篠田慎二…」 「慎二君って言うのか?そっちのベビーフェイスの君は!?」 「う…内田高史……」 すると、力は急に弱くなり始めた。 「慎二くんと高史くんねっ!あっそうそう…目の前にいる今気を失ってる彼は俺の親友の金森勇斗だよ!」 「お願いです。帰してください」 「いやだよ!なにいってるんだい(笑)君達は一生俺の玩具だって」 「こんなことして、警察がすぐみつけて俺達を逮捕してくれるよ!」 「あぁ、それはないよ!だって君達の分身が変わりに過ごしてるからねっ!見ててごらん」 力也はそう言うと、勇斗の分身を気を失っている勇斗の分身を作った。 「姿形も同じだろっ(笑)中身も同じなんだよ。このバイバイで作った人間はね(笑)今頃君達の分身は家に帰ったところじゃないかな(笑)」 「そんなっ……」 絶望にうちひしがれる二人。唯一の救いはなくなってしまった。ここはどこで帰れることは出来るのか、二人は恐怖で心臓が高鳴っていく。 「さあてと!それじゃあ今日の夕飯でも作るかっ!そうそう食材を忘れないよつにしないとね」 力也はそう言うと、買い物袋を手に持ってさらに横たわっている分身の勇斗を縮めて高校生達と一緒につかんだ。 「おい!料理ってなんだよっ!」 「まさかっ!俺達も…」 「君達も食材だよ!小人を乗せたピザ…最高だろ(笑)」 そう言いながら力也は台所につれていくと具材をおいて最後三人は瓶のなかに閉じこめられてしまった。 「君達もトッピングしてあげるからねっ!ここでじっとしててね笑」 力也はそう言いながら瓶を見えるところにおいた。 瓶のなかでは必死に瓶を叩く慎二と、勇斗を起こそうと高史が何度も声をかけた。 「起きてください!このままだと食べられちゃいます!」 「だせーっ!だしてくれーーー!」 すると、勇斗がようやく目を覚ました。 「ここは……」 「助けてください!あなたの親友俺らを食べる気ですよ!」 「力也…おい力也!どうしてこんなことを…」 「目を覚ましたのか勇斗(笑)今日俺の両隣に可愛い高校生いたんで捕まえてきちゃったよ(笑)俺らと同じ柔道部みたいだよ!」 力也は食材をザクザクと切りながらしゃべっている。 巨大な食材達が切り刻まれていくのをみて3人は恐怖した。 「俺らも食べる気なのか…」 「そうだよ!小人達がチーズに絡まって叫んでいるなかがぶっと丸かじりたまらないなぁー!」 「お前本当にどうしちまったんだよ…バイバイマンになってからおかしいぞ!」 「いやだなぁー最初からこういう性格だったんだよ俺は!さあてと!それじゃあトッピング始めようか!」 力也は、ピザの生地の上にトマトソースをつけて、チーズを全体に乗せた。 「さあてと!お前ら、小人をトッピングするか」 巨大な男が瓶のなかに手を突っ込む。 「いやだああああ!くそっ!はなせーーー!」 最初に捕まったのは、勇斗だった。 「やめろ!力也!こんなことして良いと思っているのか!?」 「小人のくせに、なにいってんだよ(笑)もうお前に人権なんか存在しないんだよ」 巨大な掌は、そう言いながら勇斗を落とした。 落下した先のチーズの上に落ちると、力也はバイバイの能力を使い始めた。 「なんだこれ?力が抜けて…どうなってるんだこれ?」 「勇斗は身体能力をバイバイの力で下げてあげたんだよ!どんなに力があるやつでもこれを使えば動くことすら出来なくなるってわけだよ(笑)そうだなぁまだ生まれたての赤ちゃん位かな?寝返りすらうてないだろ(笑)」 「くそーっ!なんてやつだっ!?」 「だって、作ってる途中で逃げられたら困るでしょ(笑)さあてと、あと二人だね(笑)」 力也は瓶の方をみてにたりと笑った。 「や、やめろぉ!食べても美味しくないぞ!」 「頼む!助けてクレーっ!」 「ふふふっ。安心しろよ。君達オリジナルは食べないよ!」 そう言いながら、力也はバイバイの能力を使い、二人の分身を瓶の外に作った。 「君達運が良いねぇ!自分たちが巨人に食べられる姿を間近でみられるんだから」 力也はコピー達を右手でつかんで言った。 「はなせーーー!」 「いやだああああ!たすけてくれーーっ!」 情けない声をあげるコピーの小人の二人。自分の分身が巨人に捕まり呆気なくピザの上に落とされていく様をまじまじと見せつけられた。 「ほら、お前らも先輩達と同じ赤ちゃんになれよ!」 バイバイの力により、逃げようとする二人の体は動けなくなった。 「体が…いやだああああ!」 「なんでこんなめに会わないといけないんだ!たすけてくれーーっ!」 叫ぶ高校生二人組。 「いい姿だなぁ!でも位置が悪いねぇ!ちょっと動かして!ポーズも決めさせてやろう」 3人は大の字にさせられ、三角形の頂点に三ヶ所それぞれに小人たちをおいた。 「よしっ!この位置だなぁ!まだまだトッピングは始まったばかりだぞ!」 「やめろぉ!力也!!頼む!こんなことはやめてくれぇ!」 「ほんとにたべれちまうのかよ!ピザの材料になんかなりたくねぇ!」 「助けてくださいー!なんでもするんで食べないでください!」 3人は情けない声をあげながら、必死に声をあらげた。 「ふふふ。それじゃあ次はチーズをさららにかけるぞ!」 男達の頭上にチーズが振りかけられていき、つづいてトマトソースが再び塗り手繰られた。顔や体にもトマトソースがかかり、具材にされている感じが伝わってきた。 「あとは他の具材をいれて…」 トマトやハムやコーン等などを全体にまぶし、再びチーズでコーティングされてようやくトッピングが終わった。具材のなかには、哀れにも一緒にトッピングされた情けない小人達3人の姿があった。 「じゃああとは、焼くだけだなぁ!さぁてとどんな風に仕上がるか楽しみだなぁ!」 そう言いながら力也はオーブンレンジへとピザを移動させた。 こうして出来上がったピザが目を覚ました勇斗の机の上に置かれた。二人の高校生と小さくなった自分自身がピザの具材とされている。そして、ピザの隣には二人の高校生の小人が割りばしにくくりつけられて立たされていた。 「助けてくれー!食べないでくれー!」 「いやだああああ!食われるなんていやだああああ!」 「くそーーー!なんでこんなめに…」 三人の小人は必死にピザの上で暴れて逃げようとしたが、大量のチーズが溶けて自分たちの体にぴったりとくっついて離れなれない。 「ふふふ。バイバイの力解除して動けるようになったはずなんだけど、もう具材の一部となったお前達には逃げられないだろう(笑)」 「くっ…ちきしょー!」 小人たちは完璧にピザの一部となっていた。 「おい…力也…これお前の仕業なのか?」 「あぁそうだよ!二人で食べるために作ったんだよ!ここにいる高校生達はさっき捕まえてね、コピーしてピザの材料にしてやったよ(笑)割り箸に捕まってるのは、オリジナルで自分達のコピーが喰われる様を見せようと思ってね(笑)」 「二人って…俺は絶対食わないからなぁー」 そう言いながらも勇斗のお腹からはらのむしがなり始めた。 「お腹減ってるんだろ(笑)手足縛ってあるからオレが食べさせてやるよ(笑)」 力也は、ピザの方に手をもっていくと、引きちぎった。ちょうど。勇斗のコピーの部分を切り、顔の前まで近づける。 「いやだよ!食べないでぇぇ!」 ピザの具材の一部となった勇斗は必死に体を動かすもとろけるチーズに絡まってとれそうもない。目の前には己の巨大な顔がこちらを覗いていた。 「いやだ!いやだあああ!食われるなんて絶対いやだああ!!」 「おい…こんなもの食えないって頼む…やめてくれぇ!」 「良いのかっ!腹減ってるんだろ?まぁいいよ…俺の言うこと聞かないなら次はオリジナルの勇斗…お前を生で食ってやってもいいんだぞ(笑)」 力也の言葉に勇斗の心は揺らいだ。 「お願いだ!頼む!食料になんてなりたくねぇんだよ!」 小さな勇斗は必死に懇願していた。 「くっくそぉ…!わかった…食べるよ…」 勇斗は、大きく口を開けた。自分が喰われる恐怖には勝てなかったのだ。 「いいこだねぇー!ほらあーん!」 力也の言葉と共に大きな口をあける勇斗。小人の勇斗の目の前にぬちゃあと開いた巨大な口と骨ごと噛み砕きそうな大きな歯が並び、全身をひとなめできそうな巨大な舌が待ち構えていた。 「待って!まってくれええええ!」 巨大な掌は巨大な口に向かって動き始めた。小さな勇斗をみつめる巨大な勇斗。自分に喰われるというなんとも情けない状況に勇斗は必死に暴れだした。 『すまない…俺……』 勇斗は近づくピザを目の前に大きな口を閉じていった。 「いやだ!いやだああああ!助けてくれええええ!!」 叫び声をあげる勇斗に閉じていく巨大な口。 小人の勇斗は、口のなかに閉じ込められると口のなかでクチャクチャという租借音共に全身が大きく揺さぶられた。周りからはピザの臭いと唾液が混ざったような臭いが混ざっていた。口のなかで勇斗は自分が噛み殺されてしまうのではないかという恐怖で一杯だったが、巨大な口のなかでは無力だった。体は勝手にぐるぐると口のなかをまわされ租借音だけが響いていた。 『頼む!噛まないでくれえええ!』 勇斗は小人を噛まないように注意しながらピザを食べていた。コピーとはいえ人間をしかも自分の分身を噛むことはしたくなかった。丁寧に口のなかで勇斗だけ取り分けていた。 口のなかでようやく咀嚼がおわると、喉の奥に向かって引きずり込まれるような感覚になった。 「やめてえええれ飲み込まないで!!」 勇斗は必死に叫んだ。飲み込まれていく体を巨大な舌が抑えゴクンという音共になにかが飲み込まれた。 「た、たすかった……」 勇斗は小人の勇斗だけを残してピザだけ飲み込んだのだ。 「飲み込んだよ!もういいだろ……」 「小人の勇斗飲み込んじゃったの(笑)じゃあ確認しないとね!」 力也はそう言うと勇斗に顔を近づけると、顎をくいっとさげて自分の舌をねじ込んだ。 「やめあがっ!あぁ!」 力也の舌は嫌がる勇斗の舌に絡まりぬちゃぬちゃという音共に口のなかで絡まっていく。 「うわぁぁ!なにがどうなってるんだ!?」 小人の勇斗は巨大な2つの舌に絡まりながら情けない声をあげていた。 「みーつけた!」 力也は、舌で勇斗を確認すると、舌を引き上げた。 「やっぱりいたね…」 「違うんだっ!これは!」 「いいんだよ(笑)やっぱりメインディッシュは最後まで残しておかないとねぇー」 そう言いながら、力也は再びピザへと手をかけた。 「さあて、次はどいつを食べさせようかなー?」 「やめろおー!」 「いやだあああ!」 二人の小人はピザの上で必死にもがいていた。 「それじゃあ君からにしよう!」 力也は、高史が乗っている場所を切り取った。 「高史!!」 慎二は捕まっていく高史を見ながら叫び声をあげた。 「慎二!!うわぁぁ!たすけてええええ!!」 高史の叫び声がむなしく響いている。 「捕まえたぞ…高史君。君は今から大先輩の口のなかで閉じこめられて消化されちゃうんだよ(笑)」 「いやだああ!たすけてええええ!!」 泣き叫び懇願する高史。力也はそんな高史を楽しそうに見つめながら、勇斗に近づける。 「ほらぁー!あーんしろよ!勇斗!」 「くっ…いやだぁ…」 「食わねぇとこいつらと同じ目にあうんだぞ!大きな口あけろ!ほら!」 力也の脅しに勇斗はおもいっきり口を開けた。 口のなかには小さな勇斗がベロの上で横たわり歯にはビザのカスがついている。 「うわぁぁ!やめろおおおお!食われたくねぇーーー!」 高史の最後の叫び声は口のなかへと消えていった。 巨大な口は再び閉ざされて、咀嚼音が再び口のなかに広がる。 「いやだああああ!噛まないでくれぇーー!」 「もういやだ!ここからだしてくれえええ!」 叫び声は勇斗の口のなかで木霊した。 「くっくそおぉぉ…」 勇斗は小人を噛まないように注意しながら、ピザを噛んでいた。 「よしっ!じゃあ次は俺もいただくとするか!最後はこいつか!慎二!」 「いやだああああ!食われるなんていやだああああ!たすけてええええ!!」 助けを懇願する慎二を容赦なく拾い上げる力也。ピザの上に乗った慎二は苦しそうに声をあらげた。 「小人ちゃん!いただきまーすっ!」 巨大な口はぱかりと開き大きな口で慎二をおおった。 「いやだああああ!うわああああ!!」 巨人の口のなかにあっという間に押し込まれた慎二。叫び声をあげ助けをこいているのを楽しそうに弄ぶ力也。 ピザの具をクチャクチャと食べながらごろごろと転がしながら慎二を食べた。勇斗とは違い慎二をぐわんぐわんと動かし、噛まれるギリギリの所で避けて食べていた。 「うわああ!いやだよ!食べないでーー!」 口のなかで必死に叫ぶ慎二。力也は楽しそうに慎二を口のなかで遊びながら、勇斗へと顔を近づけた。 「なぁ、小人交換しようぜ!」 力也はそう言いながら有無も言わさず勇斗の口を奪った。舌と舌が絡まりあい、小人たちは口のなかで悲鳴をあげる。 「やめっ!んんんっ!んんん!」 二人の巨人のDEEPキスに巻き込まれ、3人は巨人の口を行き来きし何がどうなっているか分からなくなっていた。ただただ、されるがままなすがまま巨人たちの口づけに巻き込まれていった。 「さぁどうなったか!みてみよう!」 力也はようやくキスをやめて口を開くと、口のなかには高史が閉じ込められていた。 「残念だったな!高史くん!俺に食われるなんてさっ!これから俺の栄養として体のなかで働いてね(笑)」 「ふざけんなっ!おいっ!まてやめろぉ!やめろおおおお!」 徐々に落ちていく高史。 「ほおら、勇斗!お前の口のなかにいる二人にもこの男の最後を見せてやれよ」 勇斗は口をぱかりと開くと唾液でベトベトになった二人の姿があった。 「高史!!」 「慎二!!たすけてええええ!!」 とろとろと落ちていく高史はのどちんこまでいくと巨大な舌で押し込まれてごくんと飲み込まれてしまった。 「さぁてと!あとは君達二人だよ!勇斗!そろそろ食ってやれよ(笑)」 「…いやだぁ食いたくねぇよ!」 「しょうがねぇーな手伝ってやるか」 力也は再び勇斗に近づき舌を押し込んだ。巨大な舌は二人の小人を喉のおくまで押し付けていく。 「いやだぁ!たすけてええええ!!」 「くわないでくれぇ!頼む!」 必死な二人の声が口のなかで響く。 『すまない…二人とも…』 勇斗は、力也の舌が奥までいったことに耐えきれなくなりごっくんと飲み込んでしまった。 暗闇のなかまっ逆さまに落ちていく、小人たち。ぬるぬるした液体が身体中に付着しながら胃袋の深部へとたどり着く。 「だしてくれえええ!」 「とけちまうよ!おい!」 小人の悲鳴は二人の巨人にはまで響いた。 「胃袋のなかで小人たちが暴れてるだろ?情けない声だして(笑)お前も感じてるか…」 「くっくそぉ…」 自分自身の泣き叫ぶ声が胃袋の中で感じていた。 「どうだった?勇斗!高史!慎二!自分のコピーが食われていく様を見せつけられるのは(笑)お前らはこれからも俺の玩具として飼ってやるから楽しみにしておけよ!」 力也は笑いながら3人を見つめた。