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草鞋武者 from fanbox
草鞋武者

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星熊勇儀と一晩濃密な時間を過ごす話

 呼吸が、荒い。


「――今、なんて言った?」


 盃を傾けて、紅い唇の間に、透き通った清水の如き酒を流し込みながら……ちらり、とこちらに向けられた瞳の輝きは……剣呑な鋭さを隠しもしない。

 見られているだけで、酷く、恐ろしい。


 それも当然だろう。

 その種族としての力を活かしての真っすぐな殴り合いを好む……御山の頂点足る『鬼』の四天王の一人が、目の前の、赤の一角と金色の髪を持つ大柄な女性――星熊勇儀である。

 彼女に一目見られただけでも、矮小な人間など口すらきけなくなってしまって当たり前な程に、迫力がある。


 だというのに。今、自分はその彼女にちらりと見られるどころか……明確に、はっきりと睨まれている。今すぐ、首を、プチ、と引き千切られても。何も、不思議じゃない。


「……で、ですから」


 だから。

 真っすぐ、前向きに向かって、死ぬことにした。


 どうせ、そのつもりで手を伸ばさないと、彼女に届かないなら……せめて、伸ばす位は何かしてから、前のめりに地面に叩きつけられて、砕け散りたかった。何もせず縮こまっているよりは、何倍も何倍も、マシな気がしたから。

 覚悟を決めて、死ぬつもりで口を開いた。


「イカサマありで、サシの呑み勝負をさせて欲しいんです」

「――ほう」


 ……今の一言の間に、死んでも不思議じゃない。

 でも生きている。取り敢えず、話を聞いてもらえる、という事らしかった。


「……い、イカサマの、内容は、先にお伝えしておきます」

「ふぅん?」

「こちらは、僕以外……誰も。そちらも、勇儀さん、だけで……お酒は、そちらが、指定してくだされば……」


 出来るだけ。ない頭と知恵を絞って、弱っちい哀れな人間が、全てにおいて圧倒的な上位の種族を相手に、何とか真っ向勝負を仕掛ける為の、薄汚い策略を練った。それがこの、吞み比べ勝負だった。


「――今はそこはどうでもいい。受けるとなりゃあ、どんな勝負でも受ける。それが鬼ってもんさ」

「は、はい。すみません」

「勝負って事は、あたしに勝って欲しいものがあるんだろう?」


 欲しいもの。


 その一言で、心臓が大きく跳ねる。

 そうだ。この勝負の内容を練ったのも、この人生を賭けて彼女の前に立っているのも、そして練っても尚、絶望的な戦いに挑むのも。

 そう、全ては――


「――たった一夜だけで、良いんです」

「おう」

「貴女に、俺の上で……腰を振っていただきたい」


 ……取り繕う事はしない。

 下卑た欲望を全てぶちまけて。真っすぐに、彼女の瞳を見つめ返す。本来、凡夫たる俺がどれだけ望んでも手に入らない、天上の美女を――この手に抱きたい。否、星熊勇儀を、この手に抱きたい。


「はははっ、腰を振れと来たか! 分かりやすく下衆な事を言うじゃないか。紳士染みた事は言わないのかい、童貞の坊や」

「っ……童貞だからこそ、女性を抱くのなら、自分の欲望のままに、です」

「言うじゃないか――面白い」


 今まで、せせこましい生き方をしてきた。つつましい生き方をして、それで幸せだと思っていた。

でも、たった一度だけ。彼女という、美しい生き物を見て。全てを……投げ捨てる決意が出来てしまった。彼女で、自分の雄としての初めてを卒業できるなら。この先の人生を全て棒に振っても良いと思った。


 だから――


「その面白さと、アタシ相手に、無謀な提案した度胸に免じて……良いだろう。その勝負を受けてやる。鬼相手に呑みで戦いを挑むのが、どれだけの事か、教えてやるよ」


 その一言は。

 自分に、無限の力を与えてくれるような気がしていた。







「……う」


 意識が浮上してきて――初めに感じたのは、頭が割れそうな位、激しい頭痛と……そしてそんな頭痛なんて忘れてしまうに、柔らかくて、むちっ♡としていて……心地の良い感触。

 間違いなく、極上の『女』を感じさせるような、そんな……


「お? ははっ、目ぇ覚めたかい。全く、勝負の後にそのまま潰れちまうなんてね」

「……勝負……」


 ハッと思い出す。

 勇儀さんとの呑み勝負で、確か……何杯目かも分からない様な盃を煽って。そしてその辺りからの記憶が、あやふやで。

 頭痛など忘れた。そんな事より、勝負の決着だ。


「俺、勝ったんですか……負けたんですか」

「何言ってる。アタシが負けた野郎にこんな事をする様な女に見えるのかい?」


 ――その一言で。


 全身の力が、するりと抜けた。


 勝った、ようだ。勝った時の事なんて、何も覚えちゃいない。

 だけど……自分は、星熊勇儀と一夜、身体を重ねる権利を……勝ち取ったのだ。


 そのまま。先ほどまで寝ころんでいた――勇儀さんの膝枕の上に、再び頭を下ろした。そうすると、自然と目に入って来る……少し困ったように笑いながら此方を見下ろす、勇儀さんの姿。


「全く、イカサマ、なんて言っておいて。酒を薄めて飲む、程度の事しかしないなんざ。殆ど真っ向勝負みたいなもんじゃないか。しかも、それで勝つとは……」

「あ、あはは……覚えて、ませんけど。どうして、勝てたのか」

「……文字通りの忘我って事か。全く、初めから遊びのつもりの私とは、覚悟が違った訳かい。全く、殆ど口説きに来ている様なもんじゃないか」


 ……そんなつもりはなかった。

 ただ、恋心なんて伝えても、届かないと思ったから……一晩に全てを賭けようと思っただけで。


「それで? 早速始めるかい?」

「え?」

「ちょいと、アンタ自分が何で勝負したのか、忘れた訳じゃないだろうね」


 呆れたように言う勇儀さんの言葉に――顔が、あっという間に火照り出す。

 慌てて部屋を見回せば、自分と彼女以外には誰も居ない。そして……隣の部屋の中央に敷かれている、布団が目に入って。準備が整えられている事は、それで悟った。

 呼吸が荒くなる。夢の様だった。今、自分は、星熊勇儀を――


「――お望み通り。アンタの雄魔羅の上で、腰を振ってやろうじゃないか……♡」


 そこまで考えた所で。

 後ろから伸びてきた手が、腰に回り、そのまま――股間へと、伸びる。


 袴の中にしゅるり、白く伸びた細指が入り込み。その中で立ち上がる――自分の肉棒に絡みつく。既に、目の前の女との情事を想像して興奮しきって、熱を持ったそれに。


「へぇ……立派なモンもってるじゃないかい」


 呻き声を止められない……その大きさを確かめるように、肉棒の反りに合わせて、勇儀の手が何度も、繰り返し、竿をシゴく。


「こんなもの、ヒトの女に突っ込めば、胎も破れちまうだろうな……でも、妖の女ならこれくらいの方が好みさね」


 裏スジを、指先で擽るその度に……酷く淫猥な言葉で、耳を擽る。

ゾクゾクと背筋に痺れにも似た感覚が走り、腰が抜けそうになってしまう。まるで主導権なんて握れない。寧ろ、彼女はこの状況を楽しんでいるようですらあった。


「初心な娘にこんなもん見せつけたら、ヒトに股開いて媚びを売る、文字通り、魔性の肉奴隷が出来上がるんじゃないかい……♡」

「ゆ、勇儀さんは……」

「ん?」

「勇儀さんは、これくらいの方が、好みですかっ……?」


 それでも……今、自分にとって重要なのは、他の人の事ではなく……彼女の好みだ。我が儘かもしれないが、もし自分のココが彼女にとっての好みであれば、どれだけ幸せかと思って、そう問うて。


「――そうだねぇ」


 ……はぁ、という吐息と共に、熱を感じる。直後、耳が何か柔らかい物に挟まれて。それが……勇儀さんが耳を唇で食んだ感触だと気づいた途端……悲鳴とも歓喜の声とも取れないような、情けない声が漏れる。

 れろり、と。此方を味見するように、舐められて。


「あぁ、好みだよぉ……酒も食い物も、チンポも……喰いでがあるのが一番だ。中々楽しめそうで、嬉しいとも……♡」


 ばちばち、と脳味噌の中に電気が流れるみたいな感覚が走る。

 あの星熊勇儀が、こんなに……こんなに。耳にすれば、此方の理性が蕩ける様な。酔ったように熱くて、ねっとりとした甘い声でしゃべりかけてくれるなんて。

 まるで、遊郭の最高級の遊女の様だった。言葉一つで、ドロドロに融けた理性の代わりにケダモノの様な本能が顔を出す。


「じゃ、じゃあ……」

「ん?」

「勇儀さんのも、見せてください。俺のを、堪能したなら――」


 絶対に、普段なら言わない。強気な台詞。


 鬼の四天王の肢体を見せろ、という命知らずな要求が、するりと口から出てしまう程。今の自分は……星熊勇儀と交わるという極上の時間を楽しむという、欲望に突き動かされていた。


 勇儀さんは。


「いいとも。精々、股座いきらせて、見入ると良い」


 それに、快く応えてくれた。








 寝室の中心で。顔を下ろして、待つ。


 脱ぎ捨てていくのを見ていくのも良い。


 しかし、本当に欲しい物はいっぺんに見たかったから。

 準備が出来るまで。大人しくしていた。呼吸を荒くしながら――


「――いいよ、顔上げな」


 待望の言葉が、来た。


 ごくり、と唾を飲み込んで。恐る恐る、顔を上げていく。ここまで来て、童貞らしい怯えが、未だに身体を縛っていたが……それも、何とか振り払って。

 上げ切る直前、何とか、閉じていた目を――


「――」


 開いた。

 そして。震えた。


「どうだい? 鬼の大将の――カ・ラ・ダ♪」


 低い囁き声に、甘く、少し媚びた様な艶が混じる。耳から感じる声、そして目の前にある景色からの色気に、完全に気圧されてしまっていた。


 行燈の鈍い明かりが、くすみも無く健康的な白さの身体を、少し、火照っているかのように彩って……肌のハリは、五百をとうに越えたとは思えない程に若々しい。


しかし確かに、それだけ戦い抜いて来たからか……筋肉質ではある。六つに分かれた腹筋は、無駄に発達しているという事もなく、あくまで自然な形を保ち。太ももも、丸くしなやかではなく、絞られて、それでも尚、力強さを感じる鋼の如く。


そしてそんな雄々しい力強さと、確かに同居する、女らしい丸み。


 広い胸板の上には、ゆさっ♡と重たそうに揺れる、特大で、予想以上にまろやかな曲線を描く、柔らかそうな乳房が二つ、乗っかって。

 そのてっぺんに座す、太く勃起した黒ずんだ乳首が、これまた二つ。男達と交わり、吸われ、喘いで、乳を震わせ感じてきたであろう、『こなれた』下品さを感じさせる。


 そして……尻も、大きい。一抱えは余裕であるだろうか。どしん、と乗っかかられたらそれだけで動けなくなるような、圧倒的な質量と、そして、乳にも負けない程の美しいまろみの曲線が、前からでも見える。

 抱え込んで……その尻たぶの奥に肉棒をねじ込んで、可愛らしく喘ぐ雌にしてやりたい、と分不相応にも昂りそうになる。


 少し、しなを作り。乳房を前に突き出して、尻の曲線を見せつけるように、ひねった腰の上に、手を置いたその姿勢は……そのカラダでは、やってはいけない程に、淫靡な格好。普段の屈強な鬼の大将としての姿が頭から書き消え、目の前で、一晩だけは自分の『女』として腰を振る事を約束した、美しい星熊勇儀の姿だけが、焼き付いていく。


「――綺麗、です。勇儀さん」

「おや、嬉しいねぇ。最近は、もっと細くて、それでいて、乳も尻もきっちりついてる様な女が、野郎どもにはウケると思っていたが……」

「そ、そんな……じ、自分は、勇儀さんだから、その……」


 ……例え。

 勇儀さんが、女性らしい、柔らかな曲線に包まれた肉体を、艶やかな着物に包んで。襖を開けた奥で、蠱惑的な笑みで窓際へと手招いていたとしても。

 自分は、鼻息を荒らくして喜んでいた自信があるしかし、それはあくまで勇儀さんだからであって。


 どんなに男共が鼻息荒く手を伸ばす様な、男好きしそうな体つきの女性がいたとして。勇儀さんでなければ、きっと自分は反応すらせず、素通りしてしまうだろう。


「くくっ、初心だねぇ」

「そ、そんな……」

「……ふ、鬼相手に、イカサマを名乗って勝負を仕掛ける様なバカが、そんな女慣れしてる賢しい奴な訳もないか。いいね、どっちも、好みだよ。アンタ」


 ……そして勇儀さんを目の前にして……自分の愚息は、更に硬く、大きくそそり立っている。人生で一番勃起している自信があった。


「あ、あの……勇儀さん」


 しかし。焦ってはいけない。自分は童貞だが……そんないきなり、自分のモノが入れられない事くらいは、知っている。この時間を、最高のモノにする為には、勇儀さんにも楽しんでもらわねばならない。故に、先ずは……


 ちらりと、視線を下に向ける。そこにある、彼女の肉の秘裂へ――


「――はえっ?」


 視線を向けて、思わず、変な声が漏れた。


 勇儀さんの太くて、魅力的な、逞しい太ももと太ももの間に……棒状の何かが、挟まっている。否、太ももの間に挟まってる訳じゃない。それは……

 髪と同じ、金色の茂みの下、少し濃い色の『下の穴』に、深々と咥え込まれている。決して離すまいとぱっくり、大口を開けて食らいついた、いやらしい穴に。

「ふふっ、どうした?」

「あ、あの、勇儀さん、それ……」

「あぁこれかい? アンタに手間かけさせるのも、アレだと思ったんでね。先にまんこ解しておいたのさ。それなりの張り型だが、アンタのと比べると……ふふっ。元になった奴との差を感じちまうねェ♡」


 そう。黒い、肉棒を象った『玩具』が。

 穴に、隙間なくみっちり、と詰まったそれは……勇儀さんが自ら、自分の雌穴に深々と挿し入れたのだろうか。


 彼女とは、全然結びつかない様な玩具。それを使って、勇儀さんが……自分で、肉穴を濡らしていた、のだという。


 しゃがみこんで、はしたなく大股広げて。露になった肉壺に、張り型を鷲掴みにして突っ込んで。ぐりぐり、とまだ準備の終わっていない穴をかき回し、穴を弄る快楽に、腰を軽く震わせて。


『んっ……♡ あっ……ん゛ぉ……っ♡』


 声を抑えようとして……しかし堪え切れない、小さな喘ぎ声を漏らし。

 空いた手で乳房を激しく揉みしだき、指先で乳首の先っぽを弄り回し。荒い息と共に、より激しく、自分の肉穴を慰めていたという。

 信じられないと同時に……物凄く、興奮してくる。


「――なんだい、アタシが股を弄り回してるのがそんなに嬉しいのか?」

「う、嬉しいっていうか……その……」

「ったく。これからアンタの肉棒で、アタシの股……いいや、まんこを盛大にほじり回すってのに。そんなんで顔赤くしてたら、アンタおっぱじめたら死ぬんじゃないかい?」


 からからと笑う勇儀さんの言葉を、同じように笑い飛ばせない。

 腰をくねらせて、悦楽に耽る勇儀さんの姿を想像しただけで……もう自分は、何度でも猿の様に自分を慰められるだろう。


「ま、流石に私と張り合って、アレだけ飲みまくった男がそんな軟じゃないと信じたいけどねぇ……んっ♡」


 ……しかし、そんなただの想像では終わらない。

 カラカラと笑うそのままに、勇儀さんは腰を少し落としながら、脚と、股の穴を大きく広げて。収まり切ってなかった、張り型の根元を引っ掴むと……


「く……ん゛お゛お゛ぉぉぉぉぉっ……♡」


 にゅずるるるるぅぅぅ……っ♡


 少しずつ、引き抜いていく。


 ずる、ずる、と。愛液に濡れてぬらつく男根を模した玩具が、少しずつ抜けていく。それがどんどん抜けていくに連れ、勇儀さんは、身体を。そして乳房をぶるんっ♡と揺らして感じているのが、手に取る様に分かる。


 ちらり、と。彼女の鋭い牙が見える程に大きく開いた口は、張り型で膣内を抉られて悦んでいる事を隠しもしない。端を垂れ下げた瞳は、僅かな涙と――隠しきれも無い情欲で潤んで、蕩けてしまっている。

 瞳に、桃色の、妖しい光が宿っている様にも見えて――


「あ゛っ……んんっ♡」


 ぬぬぬ……っぽん♡


 最後まで、ぴったりと吸い付いた肉穴から……遂に、張り型が抜けきった。

 茸の様な、肉棒のかえしまで見事に再現した見事な張り型は、だらん、と想像以上に柔らかく、力なく、勇儀さんの手の中で垂れ下がっている。

 そして……その張り型が抜けた後の、ソコは。


「ふふっ、ほら、見えるかい……♡」


 くぃ、と。指二本で軽く引っ張るだけで、肉穴の奥まで見える程に、シッカリと蕩け切って、緩んでいる。

 抜けてしまった張り型の代わりを求めるように、広がって、すぼまってを繰り返し……まるでそこだけが、淫欲に塗れた、雄をしゃぶり倒すだけの別の生き物のようにも見えて。


「助平だろう……雄に飢えてるのさ。咥え込んで、青臭て、ねばついた、新鮮な子種を欲しがって、ヒクついて……もう咥え込んだら、玉に貯め込まれたモノを、飲み干すまで止まらないよ♡」


 そこに、自分の肉棒を咥えさせたら、一体どんな事になってしまうのか。

 ……それを想像する前に、腰が抜けてしまった。勇儀さんの言葉に、頭がおかしくなりそうな興奮を覚え……ふらり、と足に力が入らなくなって。


「あっ……」


 そのまま布団の上、尻餅をついて勇儀さんを下から見上げる姿勢になった。下から見上げれば、余計にその乳の大きさと豊かさが分かる。思わずふっくらと膨らんだ乳房から、つんと勃起した乳首に至るまで、視線を奪われてしまう。


 そんな自分に対して……一歩、前に、勇儀さんは踏み出した。

 最早、勇儀さんの鬼乳は、自分の頭のすぐ真上――手を伸ばせばすぐにでも届く距離でふるん♡と揺れていて。此方を誘惑するように。

 その誘惑に、耐えられる訳がない。手を震わせながら。その魅惑の果実に、手を伸ばそうとして――


「――ほれ♡」


 その動きを制するみたいに……自分の鼻先に向けて、くぃっと、前に突き出された。勇儀さんの股座が。


「――」


 くち、くち、と僅かな水音を立てながら。綺麗な形をした股座の中心で、肉壺がその入り口を広げている。濃い桃色の肉の穴から……頭を殴りつける様な、濃い『発情した雌の匂い』が、顔を包み込む様に漂って来る。

 ぽたり、ぽたり、と汁を布団の上に零す雌穴は、例えいきなり肉棒を挿入したとしても一切の抵抗なく、自分のイチモツを問題なく呑み込んでくれるだろう。


 股を広げ、肉穴を自分に見せつけるようなその姿勢は、鬼の四天王として星熊勇儀の印象からはかけ離れたもの。男根を求め、路地裏に適当な男を誘って、帯を緩め乳も股も晒して、立ったまま肉棒を咥え込んで、恥も外聞もなく喘ぐ……色欲狂いのするような、それだ。


「……覚えておきな」

「はぁっ……はぁっ……!」

「これがアンタの勃起チンポむしゃぶり尽くす、鬼の四天王のド助平まんこだよ……二度と忘れられない、心の傷にしてやるからねぇ……♡」


 ……そう言われた直後、とん、と軽く肩を押されて。

 鬼の雌穴……否、鬼まんこに見惚れていた自分は、何も抵抗できずに、布団の上に背中から転がって。


「よ……っと」


 ずっ……しり……♡


 そんな自分の上に、間髪入れず、勇儀さんがその豊かな臀部を下ろしてくる……彼女の丸い尻に、たっぷりと女らしい柔肉がついているのかが、その重みだけで容易に想像できてしまった。

 叩けば柔らかく波打って、揉みしだけば指が何処までも沈み込む。男の欲情と種付け欲を掻き立て、猿の様な腰振りを柔らかく受け止める、むっちりとした巨尻。


「――っ♡」


 すり……すり……♡


 その尻たぶで、肉棒を更に煽り立てるように、二度、三度と軽く挟んだまま、擦られて。優しく肉棒を可愛がるその動きに、体をよじらせて呻くしか出来ない。

 腰だけを動かし、尻肉で雄のチンポを可愛がるために艶めかしく滑らす姿は、実に堂に入っている……どれだけの経験があるのだろう。


 当然の様に、何人もの雄の魔羅を咥え込んで、しゃぶって。

 時には。周りに無数の肉棒を無造作に並べて、乳に挟んで、尻穴で咥え込んで、口で舐め蕩かせて……種付け欲を煽る淫猥な雌肉ばかりの豊満な肉体が、無駄撃ちした子種塗れになるまで、乱れ交わった事だってあるのかもしれない。


「くくっ♡ 何を想像したのか知らないが。良いじゃないか、雄マラが、雌まんこぶち抜いてやるっていきり立ってる……やっぱ、チンポは限界まで煽り立てたほうが、喰い出があるからねえ……ふっ……」


 そんな、何人もの男を昇天させて来たのかもしれない、極上の蜜壺を……もう直ぐに味わう事になる。

 目の前で、勇儀さんの巨尻が持ち上がっていく。極上の時間への期待で硬くそそり立った股間の上に……とろとろに蕩けた秘裂が――


「……あれ?」


 降りて、来ない。


 肉棒の先で、ぴたりと止まってる。


「――なぁ、オイ。コレで良いのかい?」


 不意に声をかけられて、視線が上に向かう。

 肉棒を咥える直前で、中腰、脚を曲げた踏ん張り姿勢で股大開き、乳を見せつけるように胸を張り、頭の後ろで腕を組んだ姿勢で……それでも、最後の一歩を踏み出してはこない。


 その状況に戸惑っている自分を……勇儀さんは、面白そうに見つめて来ている。


「な、何が……」

「アンタは、私を酒飲みで負かしたんだ。自分のチンポの上で、最高の女に腰を振らせる為にさ――良いんだよ?」


「一言くらい……『媚びろ』って命令したって」


 ……そう言われて。


 少し、考え込んでしまう。

 彼女と繋がれるという、確かにそれだけで十分だった。今までは。


 でも……確かに、自分は勝者だ。星熊勇儀との勝負に勝った。

 勝負に勝ち、明確に彼女の一晩を、自分は手にしている。逆に言えば、この特権を維持していられるのは一夜だけで。

 それを意識すると。欲が出てくる。


 まだ酔いが残っているのか……それとも、この裸体を晒して肉穴を晒した女の痴態に更に肉欲が刺激されたのか。思ったよりも、するりと何を言うかは思い浮かんだ。


「――」


 ごくり、と唾を飲み込む。

 勇儀さんが、面白そうに此方を眺めている。


 詰まれば、きっと怯える。酒を飲んでいた時の様に……やるなら、とことん傲慢に、目の前の女に、命令を下すのだ。


「――そう、ですね。まだ、入れて欲しくは、無い……」

「ふぅん……何をして欲しい?」

「もっと、興奮させて欲しい。下品に、無様に、その姿勢のまま――チンポに、みっともなく、媚びろ。お前に種をくれてやる、魔羅に対して」


 普段言いなれない言葉だが、なんとか、つっかえつっかえ……言葉をひねり出した。出来るだけ、威圧的に――自分が彼女の一晩を買って、彼女を好きに出来るのだと、殊更にその事実だけを頭に浮かべながら。


 言い切った所で……勇儀さんは、殊更、愉快とでも言いたげに、笑った。


「――いいねぇ♡ 無理くり必死に言ったその感じも、悪くない……ふふ、それじゃあアンタの――いや? 今夜一晩は、アタシのまんこを可愛がってくださるんだ……『旦那様』の雄マラに、お種を恵んでいただくために、媚びるとしよう♡」


 旦那様。

 自分を、勇儀さんがそう呼んでいる。


 それだけでも、極上、最高、胸が高鳴って来る……が、それだけでは終わらない。寧ろ今からが本番だ。


「――っ♡」


 くぃ、くぃ、と。


 腰が、左右に軽く揺れる。ちらちら、股の間で広がった肉穴を見せつけるように。準備万端で……もう、肉棒を恵んで欲しくてたまらない、とでも言うかのように。

 

 たっぷん♡ たっぷん♡ と。


 豊かな乳を、敢えて揺らす。雄に媚びる雌肉を存分に震わせて。自分は雄の種を乞う為なら恥なんて捨てられる『雌』なのだと示すかのように――


 文字通り、手拍子に乗っているかのように、助平で、色狂いで、最高に無様な、中腰大股開き種乞い舞踊と共に――勇儀さんは、口を開く。


「旦那様……っ♡ 私、星熊勇儀の、数百年物の使い古しまんこをお使いいただき、ありがたく存じます……♡」


 ――驚く。


 あの、多くの妖怪から畏れられ、認められ、そしてその強さ相応に、気高く立つ鬼の四天王たる星熊勇儀から、こんなセリフが飛び出す等と。


「鬼の四天王などと、奢り高ぶった馬鹿雌を、おチンポ様で躾けて頂く事、光栄至極に存じます……♡ 無駄にでかい牛の様なこの乳も、赤んぼひり出すしか能のない大きな尻も、全て雄チンポ様を御慰めする為の媚肉である事、肝に命じさせていただきます……♡」


 本当に、土下座でもする勢いの、低頭な台詞だった。

 肉棒チラつかせるだけで、土下座して崇め、自ら股を開き、肉棒を収めるための器として使い潰す事を、あの星熊勇儀が懇願してしまう程に……自分が彼女を、快楽に堕としているかのように、錯覚する。


 そして、最後には。へこ、へこ、と。早く肉棒が欲しい、と情けなく腰だけを揺らし。文字通り、肉棒に媚びるように……鬼まんこを、躍らせる。


「おチンポ様に奉仕できる喜びと共に、精一杯、お相手を務めさせていただきます♡ ですからどうか……この哀れな雌鬼の行き遅れちん墜ちまんこを、優秀な旦那様のお子種で、孕ませてくださいまし……♡」


 グラグラと視界が揺れてくる。


 絶対上位者を、チンポに隷属する肉便器として今まさに、使おうとしている……そんな景色が目の前に広がっている。

 勿論、本気で彼女が自分如きに身も心も捧げている訳がない。あくまで、勇儀さんの表情は、余裕に満ちたもので、この景色は、幻想のモノだ……だけど。


 それでも。

 鬼の四天王が、弱い人のチンポを頂戴するために、恥も外聞も捨てて、みっともなく媚びて、乳も尻も無様に振る、というのは、余りにも甘美な毒だった。


「ふ……ぐ……っ!!」


 今すぐにでも、この女をハメ倒してやりたい。

 本当に、自分の肉棒で堕としてやりたい。幻想郷の何処に行くでも侍らせて、陰嚢がイラついたら即座にまぐわう。外でも立ったまま、片足上げでメス穴晒させて、繋がっている処丸見えにしながら交わる。人里の奴らに見せつけるように、大股開きで抱え込んで、まんこにチンポぶち込んでハメ殺す。


 自分の肉棒に隷属している、と言うのを見せつけるように、大衆の前で肉棒に唇を何度も何度も捧げさせて……最後には、あさましく肉棒をしゃぶる姿を見せつけてながら、極上の射精をくれてやる――!


「――ほぉらよ!♡」


 そんな、凶暴な想像をしていた所で。


 どっ……ちゅん!!♡


「――」

「ん゛ぃぃイっ♡」


 一瞬の事だった。


 蕩ける様な熱さに、あっという間に吞み込まれた。


「……っ! ~……っ!?」


 悲鳴も上げられない。

 キツい。熱い。肉棒全部が、色んな処から絡みつかれて、責め立てられて。寧ろ、しゃぶられて気持ちよくされていない所がない。

 想像なんて、一瞬で吹っ飛んだ。


「あっ、はぁ……♡ あ゛~っ……ひっさしぶりのデカチンまんこにキクぅ~っ……♡」


 五百年物の、熟成されきった鬼まんこは……文字通りに、とんでもない名器だ。勇儀さんには楽しむ余裕はあっても、自分は、その国宝級の膣に入れて即出ししないだけで、精一杯。

 取り敢えず、一旦、気持ちを落ち着けようと、呼吸を整えようとして……


 ……ぐりゅんっ!♡


「うぁっ!?」


 しかし、それを許さないと言わんばかりに。


「ほぉらっ♡ 鬼まんこの具合はどうだいっ♡ 旦那様ァっ♡」


 ぐりんっ♡ ぐりんっ♡


 勇儀さんの腰が、尻肉を腰に押し付けてこね回すように、動き出す。腰の動きと、まんこの締め付けて、咥え込んだ肉棒をより激しく、責め立ててくる。


 どんな風に腰を回せば、膣壁が肉棒の弱い部分を擦り上げるか、どんな風に尻たぶを弾ませれば、鬼まんこの締め付けが強くなるか……それを分かっている、腰の動き。

 雄に何もさせず、陰嚢に溜まった精液全部絞り出して、子宮で飲み干す、極上の淫売娼婦がする、極限の種乞いの腰遣い。


「お゛ほっ♡ やっぱデカチンは、腰グリングリンしてシゴくのが一番……まんこにビリビリくるなぁっ♡ んひぃ~っ♡ 子袋孕みたがって降りてくるぅ~……っ♡」


 ぐりゅんっ♡ ぐりゅんっ♡


「ひぃっ、あ゛っ、おぎぃっ!?」

「ははっ♡ そうだよっ♡ もっとアタシのまんこで喘げっ♡ ん゛あ゛っ♡ 雄マラ様に媚び媚び♡ 腰振り種乞いの舞してんだから子種寄こせっ♡ 混ざりもんの赤んぼを鬼まんこに孕ませろこの雄チンポ様がよぉっ♡」


 腰と言うより、お尻をもっちりと尻たぶが柔らかく密着するくらい押し付けられて、勇儀さんに、膝を手で押さえつけられて……極上鬼まんこの搾精交尾の快楽を逃がす事も出来ないまま……情けない喘ぎ声を晒す事しか出来ない。


 ……甘かった。


 想像上の勇儀さんは、肉棒に支配されてくれたが……しかし、現実の勇儀さんは全然違う。


 人里でだって、旧地獄だって、道端でだってまんこがイラつけば即交尾。生ハメ交尾。種付け交尾。着物を脱ぎ捨て全裸になって、男の上に跨って、腰振って尻たぶ叩きつけてチンポをまんこでぐっぽり♡咥えてるの見せつけ交尾で、乳を弾ませ子種を絞る。

 チンポでぽっかり開いた肉穴から精液垂れ流しながら、即座に他の雄のチンポに乳房をぶら下げてしゃぶりついて、尻振って誘惑した別の雄のチンポに尻穴貫かれても余裕で締め付けるだろう。


 ヤるとなったら自分から食い尽くす。

 自分等……彼女に食いつぶされる、一本の肉棒でしかない。


「あぁ……ダメだ、そんな情けねぇ面見せられたら……余計まんこ疼いちまうっ♡」


 ――どっちゅん!!


「う゛あぁっ!?」


 だけどそんな弱々しい姿は、寧ろ捕食者たる星熊勇儀に、火を付ける結果となって。肉棒を絡めとる様に責めていた動きは……遂に、直接シゴいて精液を絞り出す様な、激しい上下の動きに変わる。


「オラっ、強チンに媚びっ媚びなまんこにチンポで接吻しろっ♡」


 にゅぱんっ♡ にゅっぱん♡ ぶるるんっ♡


 尻を弾ませながら、激しく上下に腰を振る。


「種付け交尾期待して蕩けたハメ穴で雄マラしゃぶらせろっ♡」


 ぱちゅん♡ たっぷん♡ ばっちゅん♡ たぷるんっ♡


 乳を弾ませながら、全身を使って腰を振る。


「種付けしろっ♡ 鬼と人の合いの子作れっ♡ 牛みたいな孕み雌むちむち乳房にしろっ♡ 鬼の一族の繁殖しろっ♡ 私のまんこ使って産ませちゃヤバイ子供産ませろっ♡ おらっ♡ おらぁっ♡ お゛♡ ん゛お゛ぉっ♡」


 どすんっ♡ どっすん♡ ぐっちゅん♡ ぐりゅんぐりゅんっ♡ 


 肉棒の種付け欲を煽る為に、孕ませ汁搾り取る為に、ばるんばるんっ♡視線が釘付けになるくらいに激しく、乳揺らして、尻を震わせて、腰をへこへこ♡振り乱す。


 とろとろの膣のひだが、激しい腰遣いと一緒になって更にきつく締め上げてくる。しこしこしこしこ……鬼まんこが精液絞り出そうと本気まん扱きで責め立ててくる。尻肉の立てる、ぱん♡ぱん♡といういやらしい交尾音が、どんどん加速していく。


 もう、とっくのとうに抵抗とか、そういう事は余計な事は考えず、肉棒をおったてる事だけに意識を傾けていた。されるがまま、貪られていた。というか、それぐらいしか出来ないようになってしまっている。


「お゛ほっ♡ チンポで突かれて子袋降りるぅっ♡ 本気で孕むっ……あー人との間の子供、鬼まんこで孕むぅ~……っ♡ ん゛ぃっ♡ く、くくっ、久々に孕んでボテ腹になるんだ、妊娠とろ鬼まんこでチンポ絞ってやろうか……?♡ だ・ん・な・サ・マ♡」


 ぬっぷ♡ ぬっぷ♡ ぬっぷ♡


 それでも。そう言われてると、また余計な事を想像してしまう。

 自分との子供を孕んで、その筋肉質で細いお腹を、ぽっこり、と丸く大きくしてしまって、乳首からとろり、赤子の為の乳を漏らすようになった姿で布団の上に寝転がって。


『ほら……お前との子だぜ♡ 鬼まんこ、本当に孕ませやがったなぁ……♡』


 不敵に笑いながら、股とまんこ開いて此方を誘惑する……勇儀さんの姿を。

 ……肉棒が一層、硬く、そそり立つ。万が一もない筈の桃源郷に、欲が湧く。


「くくくっ、本当にシたいか?」


 当然、一も二も無く、頷いていた。


「ならいいさ……♡ 今回のよしみだ、本当にお前との子を孕んだら、その孕みまんこでアンタの種を絞ってやるよ♡ 最近は、そういう楽しみもしてなかったからねぇ……丁度いいじゃないか♡」


 ぱんっ♡ ぱんっ♡ ぱんっ♡


「精々必死になって、たっぷり射精して孕ませろよぉ~……がんばれ♡ がんばれ♡」


 ……後の事など、どうでもよかった。


 もし、星熊勇儀の胎に種を仕込めれば、もう一度この最高に気持ちイイ時間を味わう事が出来る。極上の女のまんこと乳と尻をチンポで味わう事が出来る……それだけが、今考えられる、最も重要な事だ。


 人間として、最低の発想だ。

 快楽に墜ちて、人として終わったのは自分の方だった。最早道徳すら快楽の為の道具に変わりそうになってる。

 でも、それでもいい。どうでもいい。


ぱんぱんぱんぱんぱんぱん……っ!♡♡♡


「お゛ほぉ~っ……凄いのクるっ……まんこイクまんこイクまんこイク……人チンポで鬼まんこガチイキしてチン墜ちするぅ~……っ♪♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛~っ♡」


 この最高に美しくて淫乱で孕みたがりな、ド助平雌鬼に種を仕込む。無責任種付けする。まんこを子種で真っ白にどろどろにしてやる――


 どちゅんっ!♡ ……びゅくんっ!


「あ゛っ♡」


 びゅびゅるるっ! ぼびゅびゅびゅびゅびゅびゅるるるるるぅうううううううっ!!


「ん゛オ゛ぉっほぉぉおお゛お゛っ~~~~~~~っ♡♡♡」


 ……無意識のうちに。


 勇儀さんの尻たぶを掴んで、チンポにまんこをしっかりと押し付けて――射精していた。しっかりと、自分の子種が。鬼の四天王の胎に、届くように。もう一度、彼女の股に肉棒を挿入する、繋がりとなるように、と。







「ほぉら……もっと出しちまいな……びゅっ♡ びゅっ♡ びゅーっ……♡」

「うああああっ……」


 ――足の裏で与えられる、強烈な刺激に耐え切れず。


 びゅぅぅぅうううう……っ


 再び、肉棒からを精を吐き出してしまう。

 だがそれだけじゃ終わらず、何度かと足の裏でシゴかれて……玉袋の中身を全て出し切るまで、終わらせてもらえない。

 勇儀さんの胸の谷間に、頭を埋め……後ろから抱きしめられる様な姿勢のままで。


「射精しろ……♡ ザーメンだせ……♡ チンポしこしこ♡ ずーっと甘やかしてやるからどんどん漏らせ……♡」


 ぶびゅっ……びゅぅぅ……びゅっ、びゅっ……


 何度も、丁寧に、丹念に、足の裏で、扱かれて。

 ……最後の、『甘やかしながら射精させて欲しい』という願いにも、勇儀さんは快く頷いてくれた。彼女の柔らかな肢体を椅子の様にして寄りかかり、乳房の間に甘えながらの情けない射精。最高に、気持ちが良い。


「――はぁ……はぁっ……」


 ……それも終わって。


 ふらり、と布団の上に倒れ伏す。

 身体から力が抜けきって、緩み切った体に、心地よい疲れと、甘い痺れだけがじんわりと残っていて。本当に、幸せだった。


 最後まで、星熊勇儀という最高の女を味合わせてもらった。今日は間違いなく人生最高の日であることに疑いはない。天井をうすぼんやりと眺めながら……彼女と、何度も何度も交わった事を、思い出す。


 彼女を孕ませて、次の機会を得る。そんな意志のまま、何度も、何度も……彼女に腰を降らせ、自分で彼女の上で腰を振り。

疲れた肉棒をよみがえらせる為に、口でしゃぶらせて乳で挟ませて尻で扱かせた。そしてその蘇った後の全てを、彼女の胎に注ぎ込んで……


もう、交わるだけの気力は残っていない。

 愚かにも、鬼の四天王と交わったのだ。死なないどころか、こんなに心地よい疲れの中で終われるなら、天国にいるかのように、幸せだった。


「――ありがとう、ございました……」

「あん? 何言ってんだい?」

「え――んっ!?」


 せめても、とお礼の言葉を口にしたその時。


「ん……っ♡」


 勇儀さんの顔が近づいて来て。止める暇もなく。深く、深く口づけられた。

 柔らかな唇の感触を味わう暇もなく――勇儀さんが含んでいた何かを、口移しで飲まされたのが分かった。喉を伝って、落ちていくそれは……


「な、なにを……っ!?」


 胃に到達したその瞬間、爆発したかと思う程に、強い熱となって体に広がっていく。一体何が起きているのか……それを判別する間もなく……その熱は、どんどんとある一点に集まって行って。


 そこで、最早疲れ切ってしぼんでいたイチモツが――その熱によって、あっという間に硬さを取り戻していく。否、寧ろ、最初よりも更に、血管が浮かび上がって、荒々しく勃起している様な……!?


「な、なんだコレ……!?」

「おっ、効いてる効いてる♡ 流石妖怪向けの精力剤、一滴でも人間には十分だね」

「はぁ!?」


 思わずして悲鳴のような声が漏れる。

 妖向けの精力剤って、それ人間には最早毒なのではないか――等と考えている暇もなく。再び勇儀さんに押し倒されてしまう……胸を押し付けて、二人の間でもんにゅり♡柔らかく潰れる位に。


 彼女の下に敷かれ、抵抗も出来ない。というか、混乱していて、何をどうすれば良いのかも判別がつかず……そんな間に。


「そいじゃ、さ~いかい……♡」


 にゅぷっ♡ ぬぷぷぷぷぷぅぅぅう……♡


「んっ……お゛っほぉぉ~っ♡」


 再び、肉棒が勇儀さんの膣内に、飲み込まれてしまう。


 一瞬の隙を突いて即おまんこ。アレだけ交わった後だというのに、満足するどころか、寧ろ嬉々として股を開いてくる。

 ここで漸く思い知る。鬼と言うのは欲深な存在という噂の意味を。それは酒や殴り合いだけに留まらず……性欲に至るまで、とんでもない強欲で極まっている事を。それは自分の想像を、二重も三重も、上回っているという事を。


「私を孕ませるっていったろう……?♡ 嘘は嫌いなんでね、本当に孕むまで、朝まで種を絞ってやる……♡」


 ぱんっ♡ ぱんっ♡


 自分の肉棒の上で……想像していた通り、否それ以上に激しく、勇儀さんが腰を躍らせる。男根を肉穴で激しく責め立てながら、乳首の桃色が宙に跡を残す位に、乳房をたわわに弾ませて、精を求め、『雌』を振りまき淫らに踊り狂う。


「たっぷり出してもらうからな♡ 旦那様ァ……♡」


 どちゅん♡ どちゅん♡ ごちゅん♡


 ……自分は、命を懸けて至上の女を抱き、そしてそのまま、届かぬものに手を伸ばした大証に、地獄へと突き落とされるのだろう。

 それでも……自分の上で腰を振る助平な雌鬼の姿を、目に焼き付ける事が出来たのだから……最早、悔いはないと思いつつ。


 そのまま、彼女の下で、鳴く事すら出来ず、荒い息を吐き出す事しか出来なかった。




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