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草鞋武者 from fanbox
草鞋武者

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ワルキューレの三人がマスターと共に特異点に取り込まれて孕ませセックス漬けになってしまう話

「――これ、かな?」

「そうみたいだね――スルーズ、オルトリンデ、周囲に敵の姿は?」

「ありません。やはり先の交戦に置いて全滅したと思われます、マスター」

「念のために、ルーンによる索敵も行いましたが……反応はありませんでした」


 その台詞を聞いてから――カルデア所属の人類最後のマスター、藤丸立香はほっと胸をなでおろした。どうやら、これで特異点修復は、無事完了したようだった。

 主なエネミーは、空中戦を得意とする烏天狗。であればと、此方も羽持つ戦士を連れて来たのだが。これがバッチリと嵌り、自分達以上に速く、そして軽やかに飛ぶ乙女たちを相手に、天狗達は終始翻弄されっぱなしで、順調に討伐は終了した。


「とはいえ……この周辺は、住居らしき建物も多く、隠れている可能性も否定できません」

「警戒はしておくに越したことはないとは思います」

「そうだね。じゃあ二人は、索敵を続けて。俺とヒルドで回収を……」


 金の長髪の聡明そうな美少女、スルーズ。

 黒の髪をフードで包んだ清楚そうな美少女、オルトリンデ

 桃の長髪の元気溌溂――そうに見える美少女、ヒルド。


目の前の可愛らしい少女たちこそが、北欧の戦乙女ワルキューレであり。背中から広げた光り輝く翼こそ、その証左。例え有名な怪異相手でも、彼女達が後れを取る事なんてありえなかった。


「……聖杯の回収、といってもなぁ」

「……聖杯っぽくないよねぇ、これ」


 だが。

 如何にルーン魔術を駆使し、あっという間に聖杯の居場所から索敵まで終わらせる有能なワルキューレとて、目の前にデン、と置かれた『聖杯らしきもの』には困惑するしかないと見える。

しゃがみこみ、太ももの上に両肘を突いたヒルドの眉間に、皴が寄っているのが、立香からもはっきりと見えた。


「データによりますとこれは――『天狗の面』と呼ばれるものに酷似している様ですが」

「酷似と言うより……そっくりそのまま、な気もします。スルーズ」

「……そうですねオルトリンデ。恐らく、敵エネミーが烏天狗、と呼ばれる種類だった事からも、天狗の面、で間違いないでしょう」


 背後で、周辺を警戒している二人からも良く見える位に、真っ赤で目立つ『面』。

和風の屋敷、畳の部屋の奥に安置されているのは。雄々しく天井に向けてそそり立った長い鼻が目立つ……天狗のお面であった。


「うーん、天狗だから、ってコト? スルーズ」

「はい。分かりやすいシンボルだとは思いますが」

「……それにしても、形状が違い過ぎるのでは」


 若干不安そうなオルトリンデの気持ちも分からないでもない。

 聖杯の反応は、ここから発信されており。これが今回の『聖杯』である事は間違いないようなのだが……ここまで『盃』としての形状から逸脱しているのはかなり珍しい。


 明らかに『加工』、というか『細工』されているのがバレバレだ。純粋なエネルギーの塊とは到底言えない。


「……カルデアに連絡が付かないのはもう慣れて来たけど、流石に今回は……これ、取って良いと思う?」


 そうなってくると、一応自分の中ではある程度方針は決まって来ているが……確認の意味も兼ねて、三人娘の方に振り向いて問うてみる事にした。


 ヒルドは困ったように頬を掻いてから――首を横に振る。

 オルトリンデは、少し考えるように顔を伏せてから――首を横に振る。


 そして。

最後のスルーズは……もはや何ら迷うこともなく、即座に首を横に振って見せる。


「だよね……じゃあ、一旦コレはこのまま放置か」

「それが良いかと思われます。カルデアとの通信が復旧してからでも、遅くはないかと」


 更に背中を押すように力強く肯定されてから……面の前からゆっくりと立ち上がる。周りにある沢山の住居を簡易的な拠点にし、カルデアとの通信を復旧させてからでも遅くはない……自信をもって、次の命を下す事が出来た。


「オルトリンデ、スルーズ、索敵に反応は?」

「「――今のところは、ありません」」

「分かった。引き続き警戒を。ヒルド、先行して使えそうな住居を探して来て欲しい。ここの監視もしたいから、出来れば近場で。見つけたら合図をお願い」

「りょーかい!」


 スルーズとオルトリンデが静かに頷いて。ヒルドが元気で可愛らしい敬礼と共に返事を返してくれる――取り敢えずはこんな所か。


 いい加減、カルデアのマスターとしても長い。こうして、サーヴァントへの命を堂々と下せるようになってきたのは、素人マスターの自分の数少ない成長部分だと思う。


 ……ふと、天狗と言うのは、上下関係に厳しい、というのを何処かで聞いた事を思い出した。まるで烏天狗のように空を飛ぶ彼女達を、この和風の屋敷の中で身分違いながらも使役する自分は、そう言う天狗の上役のようにも見えない事はない……かもしれない。

 まぁ、本物の天狗の師匠の様な豪胆さは持ち合わせられそうにもないが――


『――』


 ……と。


 そんな風に考えていたのが、仇になったのか。


「――っ!? マスターっ、下がって!」


 目の前のヒルドの表情が、一瞬で険しいものになるまで――背後から忍び寄るそれに気が付けなかった。


「な……なにっ!?」


 瞬間、振り向いた自分の目の前は……真っ赤だった。先ほど見た面の色。あの面が此方へとひとりでに飛んできている――それだけは、何とか判断できた。

 ヒルドも反応して此方に飛び出しているが……これは。


「間に合わないっ……ヒルド下がって!」

「だめっ……!」

「――っ! スルーズ!」

「分かっています、ルーンを――!」


 最も近い背後のサーヴァントに向けて忠告するのが、精一杯で。


直後。かぽ、と間の抜けた音を立て……面は、自分の顔にすっぱりと覆い被さった。

だが……意識が遠のいていくような感覚は、ない。体があやつられたりも、ない。不幸中の幸いと頭を切り替え、急いで顔から面を剥がそうとするも、お約束と言わんばかりに、面はビクともしなかった。


「くっ……遅かった!」

「ヒルド、退いていてください。スルーズ!」

「マスター。面を此方に、解呪を試みます」


 とはいえ、取り乱すことはせず。取り敢えずスルーズの言葉に従って、頼れるワルキューレたちに任せる事にし、彼女達の方へ顔を向けた――


 ――カッ!!


 それが、最悪の一手となった。


「うわっ……!?」

「「「きゃぁぁぁあああああっ!?」」」


 天狗の面に開けられた穴からでも、目を閉じてしまうような激しい発光と共に、目の前にいた三人のワルキューレたちの悲鳴が上がり――


 どろんっ!


 ……耳に聞こえる、何かの爆ぜるような音。

 はっと目を開けると、ちょうど彼女達が立っていた辺り一帯を、突如として立ち上がった真っ白な煙が包み込こんでいるのが見えた。


 からん、と顔から面が剥がれ落ちていく。が、拾う事も出来ない。

 突然の出来事に、彼女達の安否を確かめる事も出来ず。ただ、目の前で立ち上った白煙を呆然と見つめるしかなくて……そんな視線の先で真っ白な煙は次第に晴れて行って――そこに、三つの影が浮かんでくる。


 ちらりと見えた肌に、血液らしきものは一見見えない。オルトリンデの黒の髪、ヒルドの桃色の髪、スルーズの金色の髪もちらりと見える。取り敢えずはケガも無く無事そうに見えて、胸をなでおろしたのもつかの間――



「……なっ!?」


 ……そこに立っている三人の変貌ぶりに、度肝を抜かれてしまった。


 ワルキューレたる彼女達の象徴的な光る翼が――まるで、先ほどまで交戦していた敵のように、黒く艶やかな羽毛を纏った烏の如き翼に置き換えられていて。

 翼だけではなく……彼女達の身に纏っているワルキューレの装束も、お腹で帯を締めた和の装いへと変わってしまっている。


 そして。

 彼女達の身体も。


 薄そうな布地が、ぴっとり張り付いているのは――胸元からたっぷん♡とぶら下がった立派な巨乳。小ぶりなスイカ以上にも実ったデカチチは、袖すらない超ミニの上着では覆いきれず、やわっこそうな横乳が左右からはみ出し、深い胸元の谷間も露になっていて。

 加えて当然、と言わんばかり、密着した布地に三人の乳首が浮かび上がっている。


 たった一枚下がった、頼りない短さの前垂れの下は……細い布だけが、辛うじて三人の股を覆い隠しており、当然その布も……三人のおまんこにぴっちり♡張り付き。

 そして、その布は……前から僅かに見える程に、むっちむちに肉付きの良くなった尻たぶの間に伸びて行って。尻の丸い形を強調している様に食い込んでいる。


「さ、三人とも……?」


 動揺を隠しきれないまま、彼女達に向けて呼びかける。


「「「――」」」


 瞬間。

 三人がすっと目を開ける。

ほっとしたのは、その瞳の色が元の彼女達と同じ、真紅の色だった事と、そして、目が虚ろには見えず、ちゃんと理性の光を保っていた事。

 取り敢えず一安心ではあるがしかし、それ以外の変貌を無視するわけにもいかない。取り敢えず話を聞こうと口を開こうとした所で、三人と目が合った。


 その直後だ。


「「「――大天狗さまっ♡」」」


 三人の眉がだらしなく下がり、頬が赤く火照って……瞳がとろん♡と蕩けたのは。


「……はっ!? だっ……えっ!?」


 突然の変貌に、二の句を継ぐことも出来ず、狼狽えるしかない。

 自分に向けられた三人の紅い瞳は瞳はもうとろっとろに潤んでいて、♡マークを浮かべている様に錯覚してしまうレベルに、『発情』しているのが、立香にも分かる。


 どうしてそんな目を向けられるのか。大天狗とは何か。そもそもどうして呆然としている立香の前で……


「烏天狗・甲……♡ 御前に♡」


 びしっ♡ ぶるんっ♡


「烏天狗・乙っ♡ 御前にっ♡」


 びしっ♡ たゆんっ♡


「烏天狗・丙♡ 御前に♡」


 びしっ♡ たっぷん♡


 オルトリンデが。

 ヒルドが。

 スルーズが。


 それぞれ、たわわに実ったデカチチをぶるんぶるんっ♡と惜しげもなく、寧ろ見せつけるように激しく揺らして弾ませて。背筋をピンと伸ばす、乳揺らし敬礼を決めて見せた。


「か、烏天狗……あっ!?」


 そこで、変貌してしまった背後の羽と彼女達の台詞が、頭の中で繋がった。

 彼女達の背中から生えている黒い翼、確かに先ほど倒した烏天狗の背中に生えていたものと、瓜二つなのだ。


「(さっきの面の光……そうか、あの光の所為で――!)」


 ……原理は分からない。だが……ワルキューレ三人は、先程の面の光によって烏天狗に変えられてしまったようだった。おまけに、何の目的化は分からないが、自分を『大天狗様』として慕う様に洗脳までされている。


 サーヴァントの神秘を物ともせず、霊基を書き換える……天狗の面の力は、形はともかく間違いなく本物。

 愕然とする。カルデアと通信も繋がらない孤立した状況下で、自分のミスで唯一の味方三人がやられてしまうとは――


「「「――ささ、大天狗様……っ♡ お役目を果たしましょう♡」」」


 だが、そんな絶望する暇すら与えないと言わんばかり。

目の前の三人は此方との距離を詰めてくる。左からスルーズ、右にヒルド、そして、体の前面にむちむちと育った体を押し付けるようにして……オルトリンデが。


「(このまま押し切られたら、なんかマズい――!)」


直感的にそう思った立香は、少しでも時間を稼ごうと、何とか頭を巡らせて。


「お、お役目って!? 何!?」


 そう、何とか言葉をひねり出した。

 一応、自分の事を様付けで呼んでいるのだから、素直に教えてくれるのではないか。そんな僅かな希望に賭けて――だが。


 それを聞いた三人が――目を細めた。

 ほんの少し、眉の端をいやらしく斜めに下げながら。


「はい、大天狗様には……♡」


 ぴらっ♡


「「「私たちの胎に、大天狗様のこゆ~いお子種でぇ……た・ね・つ・け・を♡♡♡」」」


 指先でつまんだ前垂れを、持ち上げて。


 ――三人揃いの、ぴっちりと閉じたおまんこを此方に晒してしまった。


「……っ!!??」


 先ほどまで、布地が股を覆っていた筈なのに……何時の間にか、何も着ていない。

元が同型のワルキューレだからか、三人ともおまんこの形までそっくりで。違いは、それぞれの髪の色と同じ陰毛だけ。つやつやで、ぷにぷにしていそうで、綺麗で……それらが何の惜しげもなく、自分の目の前に――


「丙、乙」

「了解」

「はーい♡」


 見惚れた、その一瞬の事。


 ばさり、と広げられた黒い翼が、目の前を覆った――かと思ったら。


「うわっ……!?」


 突如として身体が浮き上がる。自分の事を抱えたまま、二人が飛んだのだ――と理解した時にはもう遅い。二人に捕まったまま、立香は部屋の中を舞い、ひとりでに開いた障子を抜け……そして。


「とうちゃーく♡」

「うわっ……!?」


 あっという間に見慣れぬ部屋まで連れ込まれ、押し倒されてしまう。

 ふかっとした感触に、背後を振り返れば……何時の間にか、敷かれた布団の上、ヒルドとスルーズの二人にしなだれかかられたまま、寝転がってしまっていた。

 背中の翼は、邪魔にならない様なサイズに縮められていて……今なら、飛んで追いかけられることもないか。


「っ!」

「――天狗の里は、今や滅亡の危機に瀕しております」


 そう思い、咄嗟に、立ち上がって逃走しようと顔を上げた所で――目の前に立ち塞がったのは、オルトリンデだった。ほんの少し、悲しそうな顔をしたまま、柔かな乳で身体に蓋をするように伸し掛かってくる。


「しかし、大天狗様がいればもう大丈夫……♡」

「私たちにい~っぱい♡ 種付けして♡ 子作りして♡」

「産んだらまた大天狗様に孕ませて頂いて……♡」

「「「烏天狗のお妾三匹にぽこぽこ産ませて大繁殖……♡ 大天狗様の雄魔羅のいらいら解消孕ませ交尾でい~っぱい雌天狗孕ませて♡ 赤んぼひり出させて里を復興いたしましょう……♡」」」


 むにゅむにゅ、むちむち、ぎゅうぎゅう。


 考える暇すら与えられず……三人に全方位から柔肉で固められて。強制的に耳に注ぎ込まれるのは、甘く腐り果てた、正しく『甘言』。自分達で滅ぼした天狗の里を、自分達で再び蘇らせる……到底正気の沙汰とは言えない提案。


 だが、しかし。


「丙がたっぷりとお世話いたします、大天狗様……♡」


 股間を煽る、噎せ返る様な雌の匂いに、くらくらとする。


「大天狗様の雄魔羅に、乙もいっぱい奉仕するから♡」


 全身を包む柔らかな感触に、思考を寸断される。


「大天狗様のお子種でたくさん孕んで……たくさん、雌穴からひり出したくて……♡ 子宮が疼いてたまりません……♡♡♡」


 スルーズも、ヒルドも、オルトリンデも。三人ともに、大神に設計された天上の美貌を誇るワルキューレ……世界でもトップクラスの美女三人に、媚びた声で囁かれて、体を摺り寄せられて、種を乞われて。


 目の前の女達の身体に、視線を奪われる。

 自分の種で……孕んで。ぽってり♡と大きくした胎を愛おし気に撫で、黒ずんだ乳首から母乳を噴き出して此方を誘う……孕み天狗三羽の姿を思い描いてしまう。

 こんな状況下だというのに――反応してしまうのが、抑えられない。


「――ふふっ……♡ 流石は大天狗様です♡ 雌天狗三人を相手取っても、寧ろ雄々しく猛っておられますね……♡」

「うぉっ……!?」


 すり♡ すり♡


 ズボンの上から、オルトリンデの掌が股間を撫で回す。掌から指先で、股間を包み込むようにして……優しく、そして、性欲を煽る様にいやらしく、肉棒を、金玉を擽ってくる。

 普段は三人の中で一番控えめな性格のオルトリンデが……まるで当然の事のように男の股間をまさぐってくる。柔乳を此方の体に、むにゅぅ♡と押し付けて。


「嬉しいです、大天狗様♡ 我々三人とも、沢山抱いて、沢山種付けして、沢山孕ませてくださるおつもりなのですね♡」

「嬉し過ぎて……んぅっ♡ 私のお股、きゅんきゅんしちゃう♡ 大天狗様のお子種欲しくて、切ないよぉ♡」

「「あぁ……大天狗様の逞しい雄魔羅様♡ はやく哀れな雌天狗のハメ穴に恵んでいただきたいです……♡」」


 むちむち♡ ぎゅぅっ♡


 両足を、太ももで挟み込んで、火照った熱を伝えるように、メス穴を此方の太腿に押し付けて。二の腕を乳の谷間にホールドして。すりすり、と掌で胸板を優しく撫でて……どこもかしこもむちむちな身体を絡めて。

 肉体と、言葉で……自分を狂わせるように、媚びて、媚びて、媚びて。


「ダメですよ、乙、丙……大天狗様のお子種を先ず恵んでいただくのは……私♡ 烏天狗としてもっとも艶やかな『黒』の私ですから♡」


 そうして――勃起しきった肉棒を。


 オルトリンデは、ズボンの前を寛げ……引きずり出した。


「――はぁぁ……っ♡」

「……っ!?」


 思わず、目を剥いてしまう。

 ズボンの中から出てきたブツは……普段の自分のモノとは、正に別物。AVの男優のモノの様に黒く焼けて。握られたオルトリンデの掌に収まり切らない程の長さ、太さ。巨根というサイズでは収まらない……正しく。


「大天狗様の、なんて逞しい……♡ これこそ天狗の長に相応しい、精力滾る太マラ♡ 他のオス共なんて比べるのもおこがましい……選ばれし雄様の象徴……♡」


 ――魔羅、と表現するべきだろう。


「ど助平な雌天狗の乳や尻、お気に召していただいたようで光栄です……♡ 精一杯お役目に励ませていただきますね……大天狗様♡」


 目の前で、オルトリンデが、腰を上げる……手に持った肉棒を股座に誘う。ぴくぴくと震えるむっちりした雌穴に向けて。


 ……今こそ、止めるべきだ。正気に戻れと諭すべきだ。ここで交わったらもう後戻りできない。

 分かっているのに……口に出せない。否、そんな事したくない。オルトリンデと、セックスしたい。むちむちのスジまんでチンポ咥え込んで欲しい。性欲を、抑えきれない――


「んっ……ぁっ……挿入る……っ♡」


 にゅぷ……っ♡ ずぷぷぷぷぷぷぷ……っ♡


「っハぁぁア……っ♡♡♡」

「うぉおおっ……!?」


 ……入って、しまった。


「あっ、は、あ゛ああ……しゅごぉっ……大天狗様の天狗マラぁっ……お゛っ♡♡♡」


 びくんっ♡と。腰の上でオルトリンデが仰け反らせた体を震わせる。

 それに合わせるように、熱くて、キツキツな彼女の膣が、吸い付いて来るのが分かる。その僅かな刺激でさえ肉棒が暴発しかねない程に、オルトリンデのまんこは名器としか言いようがない。


だというのに。


「あーあー、甲ってばあんなに翼ピーンとさせてトロ顔さらして……まぁでも、仕方ないかぁ♡ 大天狗様の御立派な太マラに貫かれて、喜ばない雌天狗はいないもんね……♡」

「如何でしょう大天狗様、甲のハメ心地は♡ 当然、大天狗様以外の男は知らぬ処女雌ですし♡ これから大天狗様の雄を知る事も無い専用のメス穴でございます……♡」


 そこに、更に性欲を煽る様に、左右から抱き着いた雌天狗二人がしっとりと囁く。自分のチンポで、目の前のメスはメロメロになっている。自分以外に股を開く事はない専用ラブまんこである……男にとっては、どんな幸福にも勝る極上の幸せ。


 しかも……相手は、オルトリンデだ。

 控えめで、清楚。機械的とは言うが、到底そうは思えない位に、心優しい一面を持つワルキューレ、オルトリンデが。勇士でもないごく普通の男の上に跨って。その汚れ無き乙女のまんこに、自分の手にも収まり切らない極太チンポを、優しく迎え入れて……


「は……っ♡ はあぁ……っ♡ 如何、ですかっ、大天狗様ぁ……♡♡♡」


 にゅぱんっ♡ ぷるんっ♡ にゅぱんっ♡


 腰を、振っているのだ。

 にゅぷぷぷ、といやらしい水音を股からさせながら……尻を持ち上げて、叩きつけて。左右の二人が言う通り、自ら、悦んで、雄魔羅に初物まんこで奉仕している。乳を弾ませ、腰をうねらせ、全身からラブアピールしながら。


 極上のハメ心地の肉穴に加え、ゾクゾクと背筋に走る……最上のメスを手に入れたとんでもない征服感。


「あ、大天狗様、切ないお顔されてる……♡ 甲の肉壺、具合すっごい良いんだ♡」

「ふふ、コレはお役目ですが……そのようなお顔を見せられてしまいますと……♡」

「「私たちの天狗穴も……使ってほしくなっちゃうなぁ……♡♡♡」」


 常に、左右から囁かれるチン媚び囁きASMRが、それを常に煽り続けて止まらない。


 オルトリンデが、腰をくねらせ、情熱的に腰を振る様に。ヒルドはパッションを剥き出しにして、柔っこい雌ボディをみっちゅり♡密着させて。スルーズは、頭を、体を預けるようにしてすりすり♡と頬を、乳を、股を摺り寄せて。


「ねぇ大天狗様ぁ……次、私の天狗穴使ってぇ……♡ 甲にも負けないキツキツな膣穴でたっぷり大天狗様のチンイラお鎮めする為にぃ♡ マラ媚び交尾舞するからぁ……♡」

「いいえ、私の天狗穴の方が宜しいかと……♡ 大天狗様のお子種欲しがりなド助平な肉穴が、御珍棒にきゅうきゅう吸い付いて……最上のハメ心地を味わえます、大天狗様♡」


 にゅぱんっ♡ にゅぱんっ♡ にゅぱんっ♡


「大天狗様ぁっ……今は、私の手番でございます……っ♡ お゛っ♡ 二人の事なんて気になさらないで♡ 天狗太マラ様に媚びる為♡ 熱心に乳揺らして♡ 尻を振って♡ ご奉仕に励む甲の初物天狗穴、心行くまで味わってくださいませぇ……♡」


 周りの何処にも、逃げ場所はない。全身を発情したメスボディに包まれて。

肉棒から体、脳味噌に至るまで……全身から♡マーク垂れ流した三人の雌天狗のチン媚び、ハメ乞い、ラブコールで埋め尽くされていく。


「好き♡ 好き♡ 大好き♡」

「好き♡ 好き♡ 好きです♡」

「お゛っ……んぅっ♡ 好き、です……っ♡」


 とちゅんっ♡ とちゅんっ♡ とちゅんっ♡


「「「愛しております、大天狗様ぁ……っ♡♡♡」」」


 雄としての自己肯定感が否応なく煽られてしまうような、劇物確定ハーレムセックス。これが彼女達の言う自分のお役目、だというのなら……それこそ、毎日でも励んでしまう。


「(――否)」


 どうして、励まない理由がある。


 ムクムクと、体の奥で、何かが起き上る気配がした。


「あ……あれっ……? 大天狗様の……っ♡♡♡」


 享受するだけか?

 これだけの極上の『雌』達の心からの愛情表現を受けて。雄として、応えるべきではないか――たっぷりと注ぎ込んで、孕ませてやるべきではないか。

 彼女たちが、幸せそうに肉穴から子種を零しつつ、三人纏めて桃尻を掲げたまま布団に崩れ落ちて気絶するまで、抱き潰すのが雄の甲斐性というモノではないか。


「ん? どうしたの大天狗さ――ひゃあんっ♡」

「どうかされましたか――あっ♡ ふあぁあっ♡」


 体を起こしつつ、両脇の雌天狗達の乳房を揉みしだきながら、纏めて体を起こさせる。

 目の前には、健気に尻を振って、自分の腰の上で肉棒に奉仕していた愛い『烏天狗』の姿が見える。先ほどまでの『半勃ち』の状態で相手にする等勿体ない、艶やかな黒髪の綺麗な最上の雌天狗だ。


 隣二人の雌天狗の腰を、ぐっと掴む。びくんっ♡と二人して体を震わせ……何も言わずとも嬉しそうに頷いて見せ……先ほどよりも、強くカラダに抱き着いてくる。体に感じる柔らかな女の感触に、興奮した魔羅が力をどんどん取り戻す。

三人とも、実に好い女ではないか――!!


「だ、大天狗さ――んむぅっ♡♡♡」


 そのまま、オルトリンデの体を抱き寄せて。

頭の後ろに手を回して……強引に唇を奪う。


「っはぁ……♡ だ、だいてんぐひゃま……っ♡」


 それから。


 ――どちゅんっ!


「ひぎぃぃぃぃいっ!?♡♡♡」


 下から、思い切り彼女の体を突き上げた。


 ずっちゅん!♡ ずっちゅん!♡ ずっちゅん!♡


「お゛っほぉっ♡ だっ♡ 大天狗様っ♡ 嬉しいですぅっ♡ ふお゛ぉっ♡ 御身から私を求め、はしたない天狗の雌穴を使って頂けるなんてっ♡」


 そうしてやると……オルトリンデも、向こうから此方の体に抱き着いてくる。

 その言葉通り――目の前の雌天狗の膣穴は先ほどよりも激しく、締め付け、吸い付いて来るのが分かる。激しくされて膣も悦んでいるのだろう。


三人の女を体にぴったりと纏わせ、最上の肉壺と雌の媚肉を纏めて味わう。やはり、多くの女を抱くならこうでなくては――自分でも、不思議なほどに、暴力的な思考が頭を満たしているのが自覚できる。

口の端が、勝手に吊り上がっていく。


「雌穴、ではなく、雌まんこと言え」


 どちゅんっ!♡


「ん゛ぉおおっ!?♡♡♡」

「そちらの方が俺の好みだ」

「は、はいっ♡ かしこまりました大天狗様っ♡ んひぃっ♡ 甲の雌まんこっ♡ 大天狗様の雄魔羅にお情け頂けて幸せにございますぅっ♡ お゛ぉ゛おっ♡」


 肉棒で子宮を突き上げながら一言命じてやれば、あっさりとオルトリンデはその命に従った。カルデアの時とはレベルが違う。

体の芯から屈服し、肉奉仕する事に至上の悦びを覚え、自らの意志で腰を振って、膣で肉棒をシゴくその姿。雄としての優越感はどんどんと煽られていく。


「あー♡ 大天狗様、悪い顔してるー♡ 雌天狗のまんこ、使うの楽しくなっちゃってる顔だー……♡ かっこいいなー♡ 私たちのご主人様のオス顔、またまんこ疼いちゃう♡」

「お気に召していただいて、光栄です♡ まだまだ雌天狗の発情まんこは二人分ございますので♡ 存分に雌天狗まんこと種付けパコハメ遊び♡ ご堪能下さいませ♡」


 オルトリンデに倣う様に。左右の二人も即座に言葉を切り替える……より卑猥に、より此方の肉棒に響くように。雌穴の中で、肉棒が興奮して蠢く度、オルトリンデの膣も反応してまた締め付けてくる。


 ……最高だ。

 男好みしかしない。肉欲を煽るグラマラスな肉体と自分の太魔羅を当たり前のように受け入れて、天井にも上る様なハメ心地の極上の雌穴をもち、尻を振り、乳を揺らして、自らに媚びる最上の雌と共に、何人もの子を作る。

 産ませるのは『雌』ばかり。自分以外のオスは要らない。里の全ての雌天狗に種付けしてどんどん増えていく――『大天狗』たる自分に相応しい酒池肉林の里。


「はぁっ♡ はぁっ♡ 大天狗様っ♡ 私っ♡ 私もうっ♡」

「何だ、存外に弱いな! ……くくっ、それも愛い! 気に入ったぞ!」


 気分が高まる――目の前の三人を、どれだけ貪っても足りない。

 そうだ、と思いつく。名を与えよう。この女どもの全てを、自分で染め上げる。名前から何まで……以前の名前でもなく、自分達で考えた味気ない名前でもなく。

 自分の与えた名前で、縛る。


 掌一杯に尻たぶを鷲掴み。奥まで強く突き上げながら、潤む赤い瞳と目を合わせる。自分の青い目と対になる、美しい色。それを覗き込みながら、堂々と告げる。


「甲、乙、丙などと言う名前は似合わん! その色を取って、貴様、これより『黒』と名乗れ! 俺だけの愛妾としての名だ、光栄に思えっ!」


 ずぱんっ! ずぱんっ! ずぱんっ!


「はひっ?♡ お゛っ!?♡ お゛っほぉっ♡ 大天狗様専用まんこっ♡ ひぎっ♡ しあわせっ♡ 頭ばかになるっ♡ お役目なのにっ♡ 幸せ過ぎてっ♡ まんこばかになって逝くっ♡ 逝くイくいく逝くぅうううううううっ♡♡♡」


 壊れたように『黒』が腰を振る。

 結合部から激しく雌汁が飛び散る。

 絡みつく膣に締め上げられ――高まって、溜まって、煮え滾ったモノが、今。


「うぐぅうっ!」


 びゅるるるるうっ!! びゅぐんっ!! どびゅるるるぅうううううううううっ!!


「あ゛ぁっひ♡ お゛っお゛っひ♡ お゛っほおぉぉぉおおおんっ♡♡♡」


 ――爆発した。


 膣の締め付けが最高潮に達する中……肉棒の先端をこじ開けるようにして、どんどんと精液が噴き出していく。そこに降りてきた子宮がチンポの先端に吸い付いて……一滴残らず飲み干していく。


 緩み切った口から舌を覗かせ、白目を剥く寸前。人には見せられぬような顔。

へこへこっ♡と彼女の腰だけが、痙攣した様に、気持ちよさそうに震え……その途端、ぷしゃああっ♡と言う音と共に、黒の股から漏れ出した生暖かい汁が此方の服を濡らす。

気をやって、失禁してしまったようだった。


「は……あ゛……っ♡」


 ぱたり


 ……それからしばし、抱きしめながら、何度か膣の奥を突き上げて、一滴残らず雌天狗まんこに搾り取らせ。それから、ようやく解放してやると。

 最早、気絶して、畳めなくなったのか。真っ黒な羽も、手も、足も、だらしなく広げ。潰れたカエルのように、黒は布団の上に転がった。


 倒れたまま、腰だけが、かくかくっ♡と自分の意志とは関係なく、快楽の余韻にヘコつく姿を見て――左右の二人が、ごくりと息を呑んだ。


「――『黄』、『桃』、次は貴様らだ。少なくとも、七晩は寝かせんぞ」

「あ……あははっ……わ、私達の天狗まんこ、壊れちゃうかもー……?」

「……お手柔らかに、お願いいたします……大天狗様……っ♡♡♡」


 困ったように桃色の髪を掻く『桃』と。

 三つ指ついて、頭を下げた『黄』の姿に。


 先ほど射精したばかりの肉棒が……再び力を取り戻すのが分かる。

 背中から『広がった』翼で、二人を覆い隠すように……今度は、纏めて布団の上に押し倒す。コレの使い方を覚えるのにも、ちょうどいいだろう、と考えながら。


 ……覚えているのは、『お役目』を熟し、里を復興する事だけ。

 それ以外の事は、思い出せない。否、思い出すつもりも、無くなっていた。







「う……」

「あ……」


 ――どさり、と。


 奮戦虚しく……遂に、二人のワルキューレは倒れ伏した。

萌黄色の乙女エルルーン――通称、エルンと。黄昏の様な橙の乙女ゲイルスケゲル――通称、イルスは……今回、司令塔としての役割を負っていた彼女――金色の髪を短く整えた乙女、リンドを庇って。


「そ……んなっ……!」


 ……決して、彼女達が弱かったなどと言う事はない。

 寧ろ、所持した銃火器と、完璧にも近い連係プレーによる制圧射撃は……襲い掛かって来ていた、女性型の翼を生やしたエネミー達の猛攻を寄せ付けず。その悉くを撃ち落とし。

 殲滅、には至らなかったものの……ほとんどを撃退せしめていた。


 だが――


「――大天狗様っ、お怪我は!?」

「大事ない。それよりも、主らに怪我は?」

「あ、ありません。いえ、そうではなく!」

「御身においで頂かなくとも、我々烏天狗が……!」


 その中にただ一人――男性型のエネミーが現われてから。全てが一変した。

 ワルキューレの同期機能によって成立いる無敵の連携は……雄天狗の虚実織り交ぜた奇襲や力押しの連続、時には自らを囮にする様な奇策をも用いた指揮によって少しずつ切り崩されていき……遂に、地に伏せる事になってしまった。


「……それにしても。ふむ。如何なる場所からの闖入者か」

「あ、大天狗様! 近寄ってはなりません!」

「危のうございます! 我々の後ろに!」

「そう言うな! 我が里の精鋭共を蹴散らした者の顔が見たい!」


 若い、とも。壮年の一歩手前、とも取れるような声の天狗は、散歩でもするかのような軽い足取りで、此方に近づいてくる。顔に被った天狗の面の奥――青い、アクアマリンのような瞳が瞬いたのが見えた。


 先ず、倒れたエルンへ近寄った『大天狗』は、彼女の顎をもって上を向かせ、その顔を確かめる。その次は、イルス。そして最後に……リンドの前に立つ。

 触れられる前に、俯いていた所から、何とか顔を上げ。その面の奥の瞳を睨みつける。ここで相手に調子に乗られては、自分も、イルスも、エルンも、目の前の男の好き勝手にされてしまいかねない。


 そうさせない。姉妹機を守るための、せめてもの抵抗。

 それを見た大天狗は――ほう、と感心するようにつぶやいた。


「良い目をする。良き戦士だ。我が配下をここまで蹴散らすのも、不思議ではない」


 ……褒められても、嬉しくもなんともない。


 寧ろ、悔しさしか浮かんでこない。

 行方不明になったマスターと、自分達ワルキューレの姉妹機――オルトリンデ、ヒルドにスルーズ……その四人の行方を探る筈のミッション。

 四人の影を踏む事すら出来ず、謎の敵勢力にしてやられて、このザマ。


 再び、顔を俯けそうになったところで……『大天狗』は他の二人へと視線を移して。それから改めて、リンドを見つめてから。考えように顎に手を当てた。


「ううむ……それにしても、なんと見目の良い女共だ。我が里の天狗共にも劣らぬ、否、それ以上の……」


 ぎろり、と真っ赤な面の奥から、射抜かれるように見つめられる。顔を、それから……無遠慮にも、胸や、尻の辺りまで、じっくりと。余りにも隠さないその視線に、思わず両手で身体を覆って、体を背けてしまう。

 余りにも無遠慮な……『雄』の視線。顔に血が上るのが分かる。見目が良いのは、一応自分でも理解しているつもりだが……それでも、余りにも欲望をあけすけにし過ぎているのではないか。


 そんな似合わぬ程に、羞恥に体を震わせている自分を見た男の瞳が……弧を描いて細められるのが分かった。


「なんとも愛い事をする。いかんな、魔羅が疼くではないか……桃! 桃はおらぬか!」


 此方を覗き込んでいた姿勢から、ゆっくりと『大天狗』は体を起こすと……森一杯に響いて、此方のお腹にまでビリビリと来るほどの、太く、低い大声を上げた――その直後。

一人の少女が、上から一直線に降り立った。男の目の前に降り立ち、跪くような姿勢を取ってから、彼女はすくっと立ち上がって見せ、背筋を伸ばして敬礼を決めて見せた。


「――はーい♡ 大天狗様、お呼びですかっ♡」

「あぁ、お主の女陰を貸せ。目新しい良い女を見ていると、魔羅が疼いてたまらぬ」

「りょーかいですっ♡」


 ――その後ろ姿に、目を見開いた。

 他の烏天狗と同じ、真っ黒な羽と、露出の高い衣装……だが、その間の桃色の髪は、マスターと共に姿を消した、自分達の同型機、姉妹機の一人の色に相違なかった。


「――ひ、るど?」


 口から洩れる言葉に反応して、少女は此方に視線を寄越す。その真紅の瞳も、自分達と似通った造形も……間違いなかった。リンドの事に気が付いたのか。目の前の少女――ワルキューレ、ヒルドは、此方へと改めて振り向いた。


「ん? んー……あぁ! そっかそっかぁ……♡」


 そして、此方の顔を上から覗き込んで確認した後……にんまりと。嬉しそうに――そして、僅かに嘲笑するように。彼女は笑って見せる。


「君たち、昔の私を知ってる子、だよね。しかも……うんうん、分かるよ。元は同型、って奴だ。へー、なんだろう。不思議な感じ~」


 ……愕然とした。その笑顔も、そして、そこから紡ぎ出された言葉も……以前の彼女からは絶対に出てこない台詞。自分の名前すら全く出てこない事に、リンドは想像以上にショックを受けてしまっていた。


「ひ、ヒルド……私たち、だよ……? 分からないの……?」

「えー? 分かるも分からないも……この私と貴女は初めまして、だからね? 私はこの天狗の里、烏天狗の纏め役の一人、乙改め、桃! それとぉ……♡」


 だが。

 そんなリンドの驚愕は――更なる絶望で、塗り替えられる。


 もにゅぅうっ♡


「あんっ♡ ふふっ、大天狗様の……お妾さん♡」


 目を見開いた。

 リンドの目の前で。装束の側面で剥き出しになった横乳に、突如として後ろから手が突っ込まれて。無遠慮にヒルドの乳房が揉みしだかれたのだ。


「な……っ!?」


 豊かな乳に深く指が食い込む程に鷲掴みにされている。

衆人観衆の中で、乙女の体を辱めるような行為……データに等存在しない変態行為を見せつけられて、驚いてしまうリンドを他所に。


「あはっ♡ ごめんなさい大天狗様♡ 直ぐ雄魔羅様をお鎮め致しますね……♡ よいしょっ♡」


目の前のヒルドは寧ろ、頬を赤らめ……先ほどの笑顔とは違う、純粋に喜悦に彩られた満面の笑みを浮かべて……くぃっ、と。何のためらいもなく、股布をずらしてから。

後ろの男に向けて、尻を突き出して見せたのだ。


「ひ、ヒルドっ!?」

「あはっ♡ 大天狗様の、本当にがっちがち♡ 君たちの事、相当気に入ったんだねー♡ どうぞっ、大天狗様♡ 召し上がれ♡」


 その先を見て……悲鳴を上げそうになった。

 何時の間にか、大天狗の服の前から……グロテスクな肉棒が放り出されている。勃起状態のそれは、馬並といっても不思議ではない程のサイズで。データでしかその部分を知らないリンドにとっては常識外れも良い所のブツ。

 そんなリンドの目の前で。『大天狗』は、何も言わず。自分に向けて突き出されたヒルドの腰を、両手でがっしりと鷲掴んでから――


 どちゅんっ! ぱんっ♡ ぱんっ♡ ぱんっ♡


「あっはぁあんっ♡ あっ♡ 大天狗様の太マラっ♡ 今日もとっても元気ぃっ♡」


 何のためらいもなく、そのいきり立ったモノを……ヒルドの膣に差し挿れた。

 思わず漏れそうになった悲鳴を、手を口にやってなんとか抑えた。周りで天狗達が見ているのも、リンド達が目の前にいるのにもお構いなしに、目の前の二人は……生で、性行為を始めてしまったのだ。


「な、なにやって……っ!?」

「んぅっ?♡ 何って、大天狗様のお相手っ♡ 大天狗様の雄マラのイライラは、私にとってどんな任務にも優先するのっ♡ あはぁっ♡ 大天狗様、今日の桃まんこの具合、どうかなっ♡」


 にゅぱんっ♡ ばるんっ♡ ずっちゅん♡ ぶるんっ♡


「実に良いっ! 相も変わらず、我が魔羅を心地よく締め付けてくるわ!」

「良かったぁ♡ い~っぱい完堕ち済み天狗まんこ使ってね♡ 大天狗様っ♡ お゛ほぉっ♡ ちょっとまんこイくぅっ♡」


 後ろから激しく腰を振られ、肉槍で深く貫かれ、尻を波打たせ、乳房を揺らして、雌穴から潮吹き出し、喜悦をに滲ませた声で存分に喘ぐ姿は……正しく、雄の肉棒に恋する雌穴といっても過言ではなかった。


 ぐらつく視界。


 他の三人が無事かどうかは分からない。

 だがしかし。誰とも知らない男の肉棒に媚びて尻を振り、乳を振り乱して、膣奉仕を悦んで行うヒルドは……最早、元に戻れるのかどうか、リンドにも分からない。


「(……スルーズ……オルトリンデ……マスター……私、どうすれば……!)」


 漏れそうになる弱音。

 耳に無情に響く、男女の交わる肉音の響く中で……


「だ、大天狗様! 流石に仮面をしたままというのは……」

「ん? おう、そうだな。そこの、任せるぞ!」


 そんな声が聞こえた。

 ……まだ、可能性はある。せめて、この元凶と思われる男の顔を覚えておかねば――そう思って、顔を上げて――そして。


 見えてしまった。


「――ふぅ」

「あぁ……その可愛らしいお顔を隠すなんて、やはり勿体のうございます、大天狗様♡」

「ふん。ただ童顔と言うだけだ全く……」


 近くにいた女天狗に仮面を渡した、大天狗の、仮面の下の顔――それは。

 間違いなく。ヒルド達と共に失踪した、マスターに相違なく。


 ……目の前が、真っ暗になる。

 確信があった。先遣隊四人は、全滅した。マスターも、ヒルドも、スルーズも、オルトリンデも全員。この『天狗の里』に取り込まれて。

 ここの支配者として、君臨しているのだ、と。







 ――部屋中が、蒸す様な熱気に包まれていた。


 焚き占められた香の中に混ざる……動物的な、雌臭さ。そして……部屋中に響く、ぱんぱん、という肉と肉のぶつかる音と、雄の肉棒が、濡れそぼった女の肉穴を貫く水音。その度に上がる、雌穴を抉られて悦ぶ雌の喘ぎ声。


 周りから漏れだす、無数の艶っぽい吐息は……部屋の左右に控えた、女天狗達のものだ。

 火照った肌の色も、興奮して勃った乳首も、全て透けてしまう程に薄い襦袢だけを羽織った彼女達は――『順番待ち』、あるいは『盛り上げ役』としてここにいる。


 ……または。

 こうして、後ろ手を縛られ……畳の上に座らせられている、自分を取り押さえる為の戦力なのかもしれない。

 自分の左右には、未だ目を覚まさないエルンとイルスが寝かされていた。


 エルンも、イルスも。ある種、目覚めてない事が幸運だったかもしれない、とリンドは思う。自分は意識あるそのままに……絶望を待っている事しか出来ない。

 顔を上げたその先には――白木で出来た台に置かれた、赤い天狗の面と……その傍らに立つ、オルトリンデの姿が見える。


「素晴らしいでしょう♡ 自分にぞっこんの雌天狗の思いに応えて、差し出されたまんこを雄々しい魔羅様で貪り食う大天狗様の御姿……♡」


 ……その奥では。


「大天狗様♡ あっ♡ 大天狗様っ♡ あんっ♡ はぁっ♡ もっと♡ もっとお情け下さいっ♡ 黄の寂しがりまんこにっ♡ たくさんのお子種をぉっ♡」


 ぱんっ♡ ぱんっ♡ ぱんっ♡


 敷かれた布団の上に、堂々と胡坐をかいた大天狗……マスターがいて。その上にスルーズが跨って。咥え込んだチンポを貪って一心不乱に尻を振っている。

 手足を、目の前の男に深く絡め。乳房も、太ももも密着させ。股をぐりぐりと動かして。全身から好き好きオーラを垂れ流して男の肉棒を貪る姿は……ヒルドと同じ、『完堕ち済み大天狗様専用まんこ天狗』に間違いない。


「はぁ……んんっ♡」

「大天狗様の太マラ……なんと雄々しい♡」

「産みたい……産みたいなぁ……♡」


 そして……女天狗達が、中心でまぐわっている男女たちに熱視線を注ぎながら、乳を揉みしだき、広げた股の間のメス穴を指先で掻き回し。雌汁を撒き散らしながら自らを必死に慰めている姿を……見つめる事しか出来ない。

 ……この里は、変貌したマスターの為だけの、酒池肉林なのだ。彼にとってはこの里全ての女天狗が都合のいい雌穴であり。彼女達も全員喜んで大天狗の為に、マラ媚びして、腰を振って、孕んで、まんこから産む。孕ませ放題繁殖ハーレム。


「そして……貴女も、今からその一員となる……♡」

「……っ」


 ……オルトリンデの言葉は、嘘でも何でもない。


 目の前に置かれた、赤い天狗の面から溢れだす――膨大な魔力が、それを物語っていた。

 その魔力は……オルトリンデの黒い羽から感じるモノと、そっくり同じ。彼女達の変貌の理由が今、目の前に置かれている。


 マスターを取り込み、ワルキューレ三人を烏天狗に変えた。自分達もじきに……マスターのチンポで胎を掻き回され、はしたなく喘ぐ雌天狗に――


「ふふっ、光栄に思う事です。貴女達は、私たちと同型……立派な烏天狗に生まれ変わった後は、私たちと同じ様に大天狗様の御傍に侍り、側近として、そして……愛妾として、天狗まんこをたっぷりと可愛がっていただけるのですから……♡」


 ぺろん♡と前垂れをめくった先。


 黒い長ストッキングに包まれた両足……その右側。黒の布地に乗っかって見える程にむっちりとした太ももに黒い筆文字で記されているのは、『大天狗様専用高級天狗まんこ♡』という卑猥な落書きだ。


 ぱんっ♡ ぱんっ♡ ぱんぱんぱんぱんぱんっ……!♡


「あぁっ♡ 大天狗様の腰遣い凄いぃっ♡ 大天狗様の極太魔羅で膣穴ほじくり返されてまんこ悦ぶっ♡ もうコレ以外じゃまんこ満足できないぃぃっ♡」


 目の前で、極太チンポに突き上げられて、乳揺らして悦んで犯されているスルーズの太ももにも、同じような文字が記されている。

 見えていなかっただけで、ヒルドにも、恐らく。

 

「お射精くださいませっ♡ 黄の大天狗様専用雌天狗まんこにっ♡ 大天狗様の特濃つよつよお精子っ♡ たくさんお恵みくださいませぇっ♡♡♡」

「出すぞっ、黄……ぬぉおおおっ!!」


 ぼびゅるるるるるうっ!!


「お゛っほぉおおおおおっ♡  孕んでイくぅうううううううんっ♡♡♡」


 ……仰け反って、射精の快楽に震えるスルーズ。


 それをちらりと振り向いて見つめてから。オルトリンデは、そっと赤い天狗面を持ち上げた。天狗面から発せられる魔力が、更に増していく。最早、感じようとしなくても肌にびりびりと来る感触で分かる程に。


「大天狗様、お喜びくださいませ……極上の烏天狗が三羽、我々の里に加わります♡ 今まで以上に多くの天狗がこの里では飛び回る事になるでしょう……ただし全員、大天狗様の専用のメス天狗なのですけれど……くすっ♡」


 ……次の捜索隊が来るのは、何時になるだろうか。


 せめて、スカディ様が来ない事を、祈るしかない。

 きっと……自分達以上に美しい『雌天狗』にされて。マスターがスカディ様にかかりきりになって。ずっとおまんこぱんぱんされっぱなしで。ずーっとボテ腹のまま、股から雌天狗をぽんぽん産むだけの、『孕み天狗』になってしまうから。

 それでは……自分のアソコが、寂しくなってしまう。


 最早、諦めと淫の気に浸り……狂い始めたリンドの意識は、ただただ、そんな心配をする事しか出来なかった。


Comments

良かった 欲をいうとボテ腹描写があるともっと良かった

31日

好き❤

koinj


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