【進捗】DomSub
Added 2023-08-22 19:15:45 +0000 UTC「はい、じゃあこれで終わり。優乃、抑制剤はちゃんと飲むんですよ」 コマンドを出すだけのプレイを終えた麗くんは、そう言って水を差し出してきた。俺が3歳で引っ越してきた時、隣に住んでいたのがこの麗くんがいる空本家。麗くんは麗斗くんって言って、今は26歳の会社員。名前通り凄く綺麗で、小学5年生の俺にも敬語を使ってくれるお兄ちゃん。 去年に俺のSubが発覚してから、Domである麗くんとこの関係が始まった。勿論親には内緒。麗くんは最初凄く反対してコマンドを出してくれなかったけど、泣いて頼んだら渋々OKしてくれた。 「優乃、聞いてますか?……聞いてないなあ。ほら、僕が飲ませてあげるから」 「ん……、♡」 別にえっちなコマンドは出されてない。Kneelとか、そういう簡単なやつだけ。それでもふわふわになって薬が飲めない俺に、麗くんは自分が持ってる抑制剤を飲ませてくれた。俺は発情期がまだ来てないから、フェロモンっていうDomを誘き寄せる匂いを抑えるお薬だけど。 麗くん、優しい…かっこいい…。 コマンド出しちゃえば良いのに、プレイは終わったからって俺が動けなくなったらいつも面倒を見てくれるんだ。 「…麗くん、すき……」 「うん、ありがとうございます。最近匂い強いですね。初めての発情期、いつ来るか分からないから気を付けるんですよ」 「………ん……、」 いつも好きって言ってるけど、ありがとうって流される。俺は本当に麗くんのこと、恋愛の意味で好きなのに。でも麗くんは大人で、俺は子供だからきっと相手にされないんだよね。プレイをしてくれてるのも俺のわがままだし。少し悲しくなって、麗くんにぎゅっとしがみついた。 「どうしました?ちょっとコマンド強かったかな。落ち着くまでこうしていて良いですからね」 さらさらと髪の毛を撫でられる。…ああ、気持ち良い。だんだん眠くなって来て、気付いた時には俺は寝てしまっていたみたいだった。 ─── ……? なんだろう、これ、体がおかしい。 頭がふわふわってして、全身が熱くて。ちんちんがむずむずして、お腹が変で、ちょっと苦しくて怖い…。 いつもはあがらせてくれないベッドに仰向けに寝かされてて、覆い被さるように麗くんが俺のことを見下ろしていた。 「……優乃…、好きですよ」 …あ、これ、夢か…。体がおかしいのも、麗くんが好きって言ってくれてるのも。 夢でも嬉しいなあ…。麗くん、麗くん…。 夢の中の麗くんは、いつもと違ってちょっと怖い顔をしてる。でもそれもかっこいい…麗くんの顔を見てたら、お腹の奥がじくじくしてきた…。 「お薬飲んだけど、これはフェロモンの放出を抑える効果しか無いですからね。…優乃の発情期、すごいなあ」 ぺろり、麗くんが舌なめずりをした。何か言ってた気がするけど、よく分からない…♡ もう頭が回らなくて、麗くんのことと、コマンドして欲しいってことしか考えられない…♡ 「麗くん……♡ からだ、おかしい…♡ コマンド、して…?♡」 「優乃は、僕のこと好きですか?」 「あぇ……?♡」 なんでそんなこと聞くんだろ…?♡ 俺はいつも好きって言ってるし、好きに決まってるのに…♡ 「好き♡ ずっと、すきぃ…♡ でも、麗くんは俺のことただの子供だって…♡」 「そうですね。優乃はまだ子供だから、僕はずっと我慢してたんです。本当はずーっとえっちなコマンド出したいって、そう思ってたんですよ」 「……っ、?♡ 麗、くん……?♡」 はぇ…♡ なに…♡ 我慢…?♡ えっちなコマンド……?♡ 随分都合の良い夢だなぁ…えへへ…♡ 「優乃は?僕のこと好きって言ってくれてるけど、本当に恋人として好きですか?手を繋ぎたいとか、キスしたいとか。えっちなことしたいとか、思ってくれていますか?…『Say』、教えてください」 「あ、ぁ……っ、?♡」 びりびりっ♡ 麗くんがコマンドした瞬間、体中を電気みたいなのが駆け巡った♡ なに、これぇ…っ♡ 夢だからいつもより気持ちいいの…っ?♡ 「…っは、顔凄いトロットロ…。ほら、『言って』ください?」 「~~~っ♡ すきっ、ぃ…♡ 麗くんのこと、友達じゃなくてっ…♡ 恋愛の意味で、好き♡ えっちなコマンドも、出して欲しい♡ 麗くんになら、何されても良い…♡」 半分くらい、自分が何言ってるか分かんなかった♡ コマンド通り、思ってること全部言って…、恥ずかしいこと言った気がするけど、これは夢だから大丈夫だよね…?♡