【一人で寝る】←
――それもまた良し。
「……そうだな俺は寝るとするさ」
「そう、ですか」
「お前達も自由にしろ。せっかくの休日だ」
またたっぷり働いてもらうのだ。
今日は俺に気遣うことなく、休むのもいいだろう。
「……はい」
「……主様がそうお望みなら」
「あの……主様っ」
「んっ?」
「そのっ……」
「お一人をご所望でしょうか」
「ああっ……」
考える。
「そうだなっ……今は一人でいい」
せっかくゆっくり休む方向にしたのだ。
自分がいると彼女達はどうしても気遣ってしまうだろう。
配下の女達にもこの機会に休んでもらおう。
草薙は一人でゆっくり休める場所に向かう。
◆
波の音がする。
爽やかな風。
澄み渡る蒼い海。
穏やかな時間が流れていく。
「…………」
草薙はビーチの外れで一人休息をとっていた。
(一人があってるしな)
本質的に一人の男なのだ。
この一人の時間は草薙悠弥という男になじんでいた。
夏の風が吹いた。
常夏の地に吹く涼風。
戦いとは無縁の匂いがした。
「いい風だ……」
ゆっくりと目を閉じる。
一人で過ごす夏。
これまで幾度もあった。
今日は前向きに一人でいようと思う。
(一人、いいじゃないか)
一人ハーレム。
「――それもまた良し」
穏やかな時間が流れる。
爽やかな孤独の風が吹いた。
~一人ハーレムEND~
※おっぱい枕エンド 数十分後に配信予定