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macaroon(まかろん) from fanbox
macaroon(まかろん)

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不可逆エロトラップダンジョン 1F 〜 ?F

 ここは、“不可逆・エロトラップ・ダンジョン” として有名なダンジョンである。


 これは要素を集めて繋げることで生まれた名前ではなく、ダンジョンとしての正式名称で、ダンジョンの入り口にある看板にそう書かれているのだ。


 そんなあからさまな名前のダンジョンであるならば、挑戦する者など居ないかと思われるが実際はその逆で順番待ちの状況が続き、日夜問わずダンジョンには長蛇の列ができていた。


ーーーーー


ギィィィィイイイ!!


 固く閉ざされたダンジョンの入り口が、挑戦者を迎えんと低い音を立てながら開く。


「………(ゴクリ)ようやく挑戦できるのね…」


 いつでも、好きなだけ、ダンジョンに入ってしまえば……と思うかもしれないが、ダンジョンにはソロでしか挑戦できず、中に挑戦者がいる時には入り口は開かない。

 つまり入り口が開かれたと言うことは、中の挑戦者がギブアップしたか、あるいは……。


「…前の挑戦者には悪いけど、“秘宝” は私が手にいれるわ!!」


 中の様子は分からず、過去の挑戦者の状態も不明だが、ひとつだけ確実なこともある。

 それは、ダンジョンの崩壊が始まらないのであれば、まだ中に “宝が残っている” ということ。

 宝は大きな力を持ち、それが核となって自らを守るためにダンジョンを生成するとされているのだ。

 報酬もないのに、こんなダンジョンに挑戦するのは溜まったものではないため、挑戦者からすれば助かる仕様である。


「………(よし、いくぞっ!!)」


ーーー ダンジョン1F


ギィィィィイイイ!!


 ダンジョンに入った瞬間、後ろでは入り口が閉じられる。


「…見た感じは普通の……それに何もない、ただの一本道ね……」


 意気込んでダンジョンに足を踏み入れたものの、拍子抜けをするくらい普通で “トラップ” の “ト” の字もないくらいに静かであった。


「いいえ、ここは数々の挑戦者を阻んできたダンジョンよ。気を抜かずに行かないとっ!!」


 気合いを入れ直し、廊下を進む。

 突き当たりに辿り着くと徐に扉が開き、階段が現れた。


「………。本当に何もない? そんなことってあるのかな??? もしかしてこの道は罠で、別に正しい道が…」


 何度も何度も行ったり来たり、次第に “息も上がり” 始めるが、壁や床をいくら調べてもスイッチや隠し扉などは見つからない。


「……私が警戒しすぎなだけなのかな? 奥に進むにつれて難易度も上がるわけだし、最初のフロアはこんなものよね…」


 そうして階段を登った。


発情レベル0→1


ーーー ダンジョン2F


「うん、やっぱり。私は天才ねっ♪♪」


 階段を登った先は、いきなり左右に分かれる分かれ道。

 “徐々に難易度が上がる” という思い通りの状況に、自画自賛の少女……いや、ガキ…いやいや “メスガキ” 。

 いやいやいやいや、“自称” 天才魔術師のメスガキであるっ!!!


 切り替えが早いと言えば聞こえはいいが、それはすぐに調子に乗るということでもあり、一つ当たっただけでメスガキのテンションはこれこの通りである。


「こんなの余裕でクリアできるんじゃないかしら? こういう時は、壁沿いに……」


 壁や床の一部が押し込み式のスイッチになったトラップなんて、それこそダンジョンでは初歩も初歩、1Fでも調べたように何か無いかと一番警戒すべきポイントだ。

 しかし、あまりにも1Fで何も起きなかったせいか、それともメスガキの不注意か。

 警戒心の薄れたメスガキは、不用心にも壁へ手をついた。


カチっ!


「……え!?」


 足元の床が消え、落下する。


「きゃゃゃぁぁぁぁぁああああああああ!!!!」


ーーー ダンジョン1F(不可逆エロトラップダンジョン R)

ーーー 不可逆エロトラップダンジョン B1F

ーーー 不可逆エロトラップダンジョン B2F

 ・

 ・

 ・

 ・

 ・

ーーー 不可逆エロトラップダンジョン B8F


ボフンっ、ねちょねちょ、にちゃ。


「いったぁ〜い! 〇ぬかと思った……てか、なんで〇んでないの? 私…」


ねちゃ、ねちゃ。


「(もにゅ、もにゅもにゅ)この “柔らかい” のがクッションになったお陰で助かったのか…」


 弾力性のある “何か少し温かい” ものが手に触れる。


「…にしても暗くて、湿気の強い場所だなぁ。私の可愛い髪型が崩れちゃうよっ!!」


 落ちてきた際の穴はすでに閉じたようで、上を見ても光は届かない。


「『ブライト』」


 天才かはさておき、仮にも魔術師。

 辺りを照らす光の魔法を唱えるメスガキ。

 しかしそれは、“触手(ワーム)” に対して悪手であった。


「え、まっt …うぐっ 」


 触手(ワーム)は目を持たない。

 その代わりに物の動きや熱源を探知する能力を備え、中でも陰で生きる彼らにとって光は外界と繋がった一番の合図。

 メスガキが落ちてきた時に集まってクッションになったのも、差し込んだ一筋の光に反応してのもの。

 そんな場所で強い光を放てば、結果はもちろん。


「くさいっ!? 呑み込まれた???」


 頭から、一思いにガブリと咥えられ、段々と呑み込まれていく。

 抜け出そうにも、すでに腕まで呑み込まれ、足をバタつかせるくらいしか出来ない。


「何よ、誰かが親切にマットでも敷いてくれてたんじゃ無いの!? さっき触れたのは全部これだったってこと???」


 当たり前だろ! ここはダンジョンだぞ!! というツッコミは置いておき、どんなダンジョンであっても一瞬のミスで “取り返しのつかない事態に陥る” のは普通だ。

 ここが “不可逆” だからと特別なのではく、どこであっても手を切断されたら戻らないし、命だっていくつもあるわけじゃないのだから、剣山や狭まる壁・転がる巨石なんかを考えれば、大して珍しいことではない。

 しかしそうであるならば、むしろ “エロトラップ” の方がよほど安全にも思える。

 なぜなら “服を溶かす” とか、“胸を大きくされる” とか、“壁に嵌め込まれる” とか……。


「(……命までは取られないでしょ…こいつの場合、臭いと感触さえ我慢すれば…)」


 そう考えるほどに、危険は少ないのである。


「………長い、もっと早くできないの???)」


 “さえ我慢すれば” と豪語していたメスガキの集中力は、5分ともたない。


「誰かに見せるショーじゃ無いんだし、ゆっくりやる意味なんて無いでしょ! スッと溶かして、ポンって吐き出してよ!!」


 およそ呑み込まれている側とは思えないが、自分中心に考えることこそメスガキの本分(※ 諸説あり)。

 そして生意気なことを言えば、相手が怒って本気を出すのはお約束(※ 諸説あり)。


「っ! 動きが激しくなった!?」


 ただ実際はタイミングが良かっただけに過ぎず、そもそも服を溶かして脱がすのは目的ではなく、目的のための準備。

 触手(ワーム)の目的は、裸になった肌から直接 “媚薬を浸透させる” ことである。

 触手(ワーム)の体液には発情効果があり、それは気化したものを吸ったり、体に付着している時間に比例して強くなる。

 ゆっくり脱がすのも別に、メスガキの考えてるようなサービスを狙ってのものでは無いのだ。

 そうすることで捕らえた獲物に媚薬でもある体液を吸収させていたのである。


発情レベル1→2


「てかっ/// んっ/// なんか暑い? こいつの中、空気の流れが悪いの? 熱がこもって……んんっ///」


 メスガキはまだ気づいていない。


発情レベル2→3


 発情が進んでいることに……。


「服っ/// 溶かされたのにっ/// まだ吐き出されないの?」


 メスガキは触手(ワーム)の目的を履き違え続けている。


発情レベル3→4


「なんか出るっ!? おしっこでちゃう!?!? この感覚知らないっ/// これ、おしっこじゃない!?!?!?」


 メスガキは初めてイキ、潮を噴いた。


「……体の力が抜ける…」


 イッたことで体力を奪われる。


ズルズルズル、ゴトっ。


 抵抗する力を失ったと判断されたメスガキが触手(ワーム)の肛門から外に出される。

 触手(ワーム)の体液でベトベトのメスガキが、まるでうんこみたく横たわっている。


「……やっと出られたぁ/// …ふぇっ!? なんか出てきた…」


 外にはメスガキを呑み込んだ大型の触手(ワーム)意外に、小さかったり、細かったり、床や壁に苔のように寄生した触手だったりと、さまざまな種類の触手がおり、その中に怪しく光った頭?と呼べば良いのか不明だが一番端が鏝(こて)のように平らな触手がいる。

 その平らな面には、いくつもの模様が組み合わされ、何重にも重ねられ、ハートに翼が生えたようなデザインが描かれていた。

 ……いわゆる、“淫紋” である。


「ちょっと待って、それ私も知ってる!? エッチになっちゃうやつでしょ??? やだっ! やだやだっ!! そうだ、『レジスト』!!!『レジスト』『レジスト』『レジスト』……」


 “抵抗する” の意味をもつ魔法……抵抗力を上げ、スタータス異常を防ぐ魔法だ。

 しかし、『リフレクト』= “反射” や『デリート』= “消去” ではなく、あくまで “抵抗” である。

 “抵抗できない” ことだって十分にあり得る。

 その判定は使用者の状態……つまりメスガキの状態によるわけだが、言わずもがな…体力を奪われ、抵抗する力を失い、発情した状態にある。


ジュゥゥゥウウウ!!!


「…嘘でしょ……」


 抵抗虚しく……いや、抵抗など無かったほど一瞬でメスガキの臍の下には淫紋が刻まれた。


淫紋レベル0→1

発情レベル4→5

淫紋レベル1→2


 淫紋によって興奮しやすくなったメスガキの発情レベルは進み、それによって淫紋も成長し、レベルが上がる。


「はぅっ/// この感じ…やばいっ/// ってか、触手(ワーム)の中で感じたのと同じっ/// あんっ/// あいつ、ただ脱がせてただけじゃなくて私の体に変なことしてたのねっ、あぅんっ///」


 体の異常には気づいたものの、何をされたか、そして状態についてはまだ分かっていないようだ。


「長居するのは危険ってことだけは確かなはず、出口は…次のフロアに繋がる場所はどこ?」


 周囲を見渡し、上に登る階段を見つける。


「…随分と落ちてきたわけだし、あの階段で間違いないよね。同じ失敗はしないわ……」


 今度は気づかれないよう慎重に、音や光を発しないように気を付ける。


「うぅ、気持ち悪いけど……触手のように這っていくのが一番…」


 立ち上がって歩けば、触手とは違う人型の熱源として引っかかり、再び触手(ワーム)に呑み込まれると考えた。

 メスガキにしては、よく考えての行動である。

 しかし、これを始めから出来ていればと後悔の念に駆られるのは……。


「…すれて、あんっ///」


 発情しているメスガキは、触手(床)から伸びる小さな突起のような触手に当たるだけでも感じてしまう状態なのだ。


「…全然進めない……あっ/// ……それに、股から出る液体に集まってくる…ああっ/// ……張り付かないでっ/// 吸われてっ/// はぁぅぅん///」


 触手の体は、その大半を水分で構成している。

 この場所、ダンジョン地下深くの暗く湿ったところに居るのも干涸びてしまわないようにするためであり、維持・成長のために水気を好むのだ。

 メスガキの股から漏れ出る愛液を、我先にと貪り、これでもかと吸い付くのはこのためであった。


「もう無い、吸っても出ないのじゃ/// あぁんっ///」


ぷしゅっ!


 そうは言うものの……確かに吸い切った瞬間は “もう無い” が、吸えばメスガキはイキ、潮や愛液がふき出す始末。

 それを知ってか、面白がってか、責めの手は止まない…触手だけに……。


「…こんにゃ、はずじゃ……っ///」


 メスガキの股は既に占領され、餌にありつけない触手たちが移動を始める。

 当然、こんな状況にもなれば全身から “汗” も流れ出す。

 それを求めて、股に近い太ももや胴体……膝下に胸部…足先、腕、首へと群がり、メスガキの体は触手で埋もれた。


発情レベル5→6

淫紋レベル2→3


「…あれ、意識が……」


 これだけの潮に愛液、汗ともなれば、“脱水症状” に陥るのは必至であり、メスガキは失神した。


「………んっ/// ……んんっ/// …んんんっ///」


 けれども触手たちは、そんなことなど露も知らず……いや、知っていても気にせず…メスガキの体を責め続け、無意識でも反応する体をいじり続けた。


発情レベル6→7

淫紋レベル3→4


 そして最終的には……。


「………はっ!? 私、生きてる? どうなったの!? …体が重いような……」


 疲れによる “怠い” という体の重さ……ではなく、“触手が体に纏わりついた” 物理的な重さ。


「えっ!? 何これっ/// うねうね動いてっ/// ずっと体を撫でられてるっ///」


 メスガキが起きたのに反応し、休息状態に入っていた触手たちが活動を始めたのだ。

 気絶している間も責め続けていた触手だが、さすがに色々と汁の出が悪くなってきたことで、メスガキへの手を止めていたのだ。

 …と言うのも、メスガキをエネルギープラント…… 一種の苗床として認め、殺さず生かし続けることにしたわけである。

 気を失っている間に触手たちは結合し、触手(服)へと姿を変えた。

 それがメスガキの体に纏わりついた物の正体であった。


「…くっ付いてて剥がれ無い……んんっ/// 取ろうとすると余計にっ/////」


 一個一個が個別だったはずの触手は、今や一つの塊となっている。

 無理やり取ろうとすれば、剥がされまいとメスガキを愛撫し、抵抗する。

 発情状態のメスガキがこの愛撫に耐えられるはずもなく……。


「う"ぅ"ごぉ"ぉ"お"お"っ♡♡」


 悶えるのだった。


発情レベル7→8

淫紋レベル4→5

装備:触手服


ーーー 不可逆エロトラップダンジョン B7F


「こんな目に遭ってるんだから、せめて近道であってくれたら嬉しいものだけど……そんなことはないか…まずは、どうにか上を、スタート地点まで戻らないと…」


 罠で落ちてきたのだから、目的地が下であるわけもなく上を目指す。

 なんとか地下8階の “触手トラップ” を抜け出し、地下7階へと進む。


「…はぁ、ここにもあるんだよね……」


 ここは “不可逆エロトラップダンジョン” 。

 トラップの無い方がおかしいと言える。


「お腹の辺りは疼くし、全身はこそばゆいし、そのうえ勝手に息も上がる。最悪よ…」


 最悪とは、最も悪いということ。

 果たして、今が “most” なのか。

 もし本当にそうだったなら、どれだけ良かったことか。


………ズボっ!


「え……嵌まった…」


 急に目線が低くなったかと思うと、メスガキの体が床に沈んでおり、胸より上の腕や肩と、首から上の頭をだけ残した状態になる。

 そして同時に、床に埋まった部分の感覚が消える。


「……何も感じなくなった…!? 今なら全力を出せるっ!! 『レジスt… 」


 集中でき、抵抗力を取り戻した状態なら『レジスト』で触手服くらい解除できると考えたのだが、あくまで感覚を失っただけで床の下が “平和である” とは限らない。


「…変ね、魔法を唱えようとした途端に、おほっ♡♡(なにっ!? おほっ? 今の、私の声???)」


 何も感じないのに、声だけは上げてしまう。

 それも自分のものとは思えない変な声。

 感覚も何もないわけだから、耐えるも何もないわけであり、制御の効いた言葉ではなく言葉にもならない声……言い換えるならば、ただの音を発してしまったのである。


「いったい床の下で何が起こっているの?」


 ここは地下7階……その床の下は、嫌と言うほど知っているはずだ。

 そう、触手の蠢くあの空間である。

 発情状態を高めてもダメだったし、淫紋だけでは足りなかった。

 触手服を着せてもそのまま抜け出してしまった。

 そんな獲物(メスガキ)を我が物とせんがために、今度は “もっと改造する” 。


「手に力を入れても這い上がれない。私がここで生きている以上、次の挑戦者はダンジョンに入れないわけだし、救助を待つのも無理……詰んだか。干からびるまでここで一生…いや、同じ罠に掛かった人だっているはずだ。それでもダンジョンが閉じていた最長記録、つまりダンジョン内で生存していた時間は2日と無い。ダンジョンと外の時間の流れが異なるなんて事さえ無ければ、人が朽ち果てるのに2日は短すぎるからありえない。であれば、ここから抜け出す方法がなにかあるはずで、もしかしたら触手(ワーム)のようにある程度耐えていれば出してくれるかも知れない。今はどうすることも出来ないし、その可能性に望みをかけて待つしか……」


 なんて一生懸命に考えるが、最後にメスガキも述べたように “どうすることも出来ない” から、思考を巡らすくらいしかないのだ。

 その間にも、自分の体が変化しているとは気づかずに……。


ーーー 床の下


触1「ウネ(感じやすいように、乳首の感度をあげよう!)」

触2「ウネウネ(注射をして、馴染ませるようにマッサージだな!!)」

触3「ウネウネウネ(せっかくだし、胸を大きくしてあげよう!!!)」


 触手たちによる会話が繰り広げられていた。


触1「たしかに、こいつの胸は小さすぎる!」

触2「AAサイズじゃないのか!?」

触3「俺は大きいのが好みだ!!!」

触1・2「「 俺も! 」」

触3「じゃあFサイズに…」

触1「いや、Gだね!」

触2「バカ言うなよ、Hだろっ!!」

触4「僕はKを推すよ」

触1・2・3「「「 Kだとっ!? 」」」

触4「乳も大きければ、それだけミルクも出るだろ?」

触1「…なるほど」

触2「これで水分には困らないで済むな!!」

触3「よし、Kに決まりだ!!!」


発情レベル8→9

淫紋レベル5→6


触1「触3が乳首改造している間暇だな〜」

触2「口でも開発してれば? 俺はマンコを貰うよ!!」

触1「おい、ずるいぞっ! 俺だってマンコが良いっ! ってか口はこっちに無いだろっ!」

触2「うっせぇ、早い者勝ちだっ!!」

触1「あぁ……」

触4「…じゃあ、アナルは僕が貰うね……」

触3「お前って本当に物好きだな〜」

触4「知らないのかい? 尻子玉ってのがあるように、アナルは一番 “生命力を秘めた穴” だって」

触3「尻子玉ってあれだろ? 河童が引き抜くっていうあれのことだろう?」

触4「そう、僕らはあれを抜くことはできないけど、アナルには何かと “溜まる” もんなんだよ……茶色いもの然りね…」

触3「その茶色いものが、物好きだとされる一番の原因なんだけどな」

触4「慣れれば悪くないけどな、癖になる苦味もあって…」

触3「俺らに味覚なんてないだろっ!!!」

触4「分からないかなぁ、雰囲気だよ雰囲気。その気になれば感じるものがあるんだよ」

触3「……そうか」

触4「それに、僕の行為はみんなの為にもなってること忘れたの?」

触3「それは分かってる。尻子玉に近い要素で、お尻からは生命力…… “人格を抜くこと” が可能なんだよな?」

触4「そうだよ、そして人格を失った者は “〇んだのと同じ” 。これでダンジョンも回り、新たな獲物が入ってくるってわけさ」

触3「〇んだって言っても、精神的にであって肉体は生きてるんだけどな」

触4「こんなに優れた肉体(苗床)を、すぐにポイって捨てるなんて勿体ないからね、使えるだけ使わないと。こいつらのように…」


 ズラッと並ぶのは挑戦者たちのあられもない姿。

 その多くは壁に埋まり、一部と化している。

 メスガキも一早く脱するためにと階段を目指したから気づかなかったのだ。


発情レベル9→10(MAX)

淫紋レベル6→7


触1「まだかい」

触2「早く抜いてしまってよ」

触4「なかなかに精神力が強くてね……いや、能天気なだけか…事態を理解できないバカのせいで、パニックを起こさないんだ」

触3「こっちの改造は終わるよ?」

触4「じゃあそろそろ引き摺り込んでしまおうか。感覚も戻って、そうすりゃ嫌でも理解する。正気を失った時が “人格を排泄させられるタイミング” さ」

触1「溜まった快楽が一気に来るぞ!」

触2「イキ狂う姿が見ものだな!! …見えはしないけど……」

触3「熱源で暴れ回ってるのは分かるさ。ほら、ショーの始まりだ!!!」


ーーー


「……さっきより沈んでない? なんか引っ張られてる!? これマズイのでは??? くそっ足で踏ん張れないし、腕でなんとか……ダメ、このまま引き摺り込まれるっ!!」


 感覚遮断は、ダンジョンの “床に” かかっている効果だ。

 床の上か下かで判断するものではなく、感覚を受信する器官の脳がある方だけがそのまま感じているだけで、もう片方が失われているわけはない。

 何度も言うが、あくまで床が遮断しているだけでおり、脳が床を通り越してしまえば……。


「う"お"ぉ"っ"!? 何っ??? 全身がビリビリって、頭もバチバチしてっ!!!」


 止まっていた感覚が一気にメスガキの脳を襲う。


「おっぱいキモちぃぃぃいいい …え、大きくなってるっ!? 私の大事なところに何か入ってっ/// うぶぶっ、うひにもはひっへ(口にも入って)……」


 それでも触手たちは止まることはない。


淫紋レベル7→8

淫紋レベル8→9

淫紋レベル9→10(MAX)


 そして遂に、淫紋のレベルが上限に達し……。


「うびょょょょぉぉぉおおお!!!」


 滝のように流れ込む快楽にメスガキの脳は破壊され、精神も崩壊寸前。


触4「うねうね(今ですっ!)」


「お尻の触手が激しくっ! まだ何かする気?」


ズルっ。


「ほへっ?」


 頭が揺さぶられる感覚。


ズルズルっ。


「お"お"ぉ"」


 無理やり引きちぎられる感覚。


ズルズルズルっ。


 メスガキのお尻から、茶色とは違う色の物体が顔を覗かせる。

 瞬間、体から抜け出るものを感じ、理解した。


「出て、出てる。これ私が出てるっ!?」


 しかし、気づいた時には遅かった。


触4「うねうね(止まらず、一気に抜くぞっ!)」


 顔を出すまでが大変なのであり、すでに最難関は突破している。

 自然と出るのを待つことだって出来るが、触手は勢いそのまま引き抜くことにしたのだ。


「うぉ"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ"お"お"お"お"お"お"お"お"、お"、お………。」


 メスガキの人格は、ボトリと地面に落ち、触手たちに貪り食べられた。


「………」


 人格を失ったメスガキの体は、もぬけの殻となり動かない。

 そのまま壁へと引き摺られ、埋め込まれ、苗床になった。


ーーー [ ゲームオーバー ] ーーー



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