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macaroon(まかろん)

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特殊能力持ちのSランクエージェントが敵のアジトに潜入すると?

《 こちらエージェント “アモエナ” 、これより潜入任務を開始する 》


 この通信を最後に、彼女は姿を消した。


ーーー 通信の2時間前、エージェント本部にて。


「…ただいま帰投しました」

「アモエナ君、お疲れ様……と、言いたいところなのだが…」

「次の任務ですね?」

「ああ、帰ってきて早々で済まない。本当は私も現場に出たいのだが、ここを離れるわけにもいかないのでな」

「大丈夫です。いつものことですので」


 ここは、世界を股にかけて活動する “平和維持機構” の本部。

 日夜様々な悪の敵組織と対決し、人知れず平和を守るのが役目だ。

 そして目の前のこの人物が、組織の最高司令官にして伝説の “エージェント” 。


 ここに所属する者は大きく2つに分けられ、その1つが “エージェント” であり、実際に “世界の敵” と対峙する実働部隊である。

 そしてもう1つは、平和維持機構の運営およびエージェントを指揮・監督し、補助するオペレーターだ。


 かく言うアモエナもエージェントで、指揮を取るために前線から身を引いた司令官を “生ける伝説” とするならば、アモエナは “現役最強” の1人だと言えるだろう。

 なぜならアモエナは、世界に数人しか存在しない “Sランク” のエージェントなのだ。


「…しかし、私が出向く必要のある任務と言うことですよね?」

「実はな……」


 司令官によって、何年にも及ぶ調査の末に “とある悪の敵組織” のアジトの情報を掴んだのだが、攻撃を仕掛けるに当たって “事前の調査” が必要だと判断したことを伝えられる。


「なるほど、それで私に白羽の矢が立ったのですね?」


 先程、アモエナは “Sランク” のエージェントだと言ったが、エージェントには “S・A・B・C” と4つのランクが存在する。

 その中でSランクだけは、A・B・Cとは別枠として括られる “特別” なエージェントなのである。

 それは他のエージェントとは違ってSランクエージェントの各個人が、特有の “特殊能力” を持っているからだ。


「そう言うことだ。アモエナ君が持つ、“乗り移り” の能力は “潜入捜査” において非常に強力だ。その為、この任務は君以外に適任が居ないのだよ」

「……潜入捜査…」


 事前調査とは、悪の敵組織のアジト “周辺の調査” だけなく “内部の調査” も含まれる。

 つまり、潜入捜査も込みの話なのだ。

 むしろ “今回の件” で言えば、そちらの方が重要であり、“真の目的” だと言えた。


「 “罪無き者” は救わねばならないのでな…」

「…そう、ですね……」


 いま追っている悪の敵組織は、市民を誘拐して洗脳・改造し、組織の戦闘員として作り替えているという “噂” があるのだ。

 それが嘘か実か噂の真相を確かめて、もしもそうなら利用されただけの人々を助け出さなければならない。

 これは、そのための事前調査なのだ。


「もちろん組織の壊滅はしたいが、それよりも市民の人々の安全が最優先ということを忘れないでくれたまえ」

「分かってますよ、私を誰だと思ってるんですか?」

「そうだな、エージェントアモエナ。間違っても心配などをしたつもりはない、幾多の死線をくぐり抜けてきた君ならば今回も平気だろうと信じているぞ」

「ええ、お茶でも飲んでゆっくりしてて下さい。すぐに良い報告を持って帰って来ますからっ!!」


 そうして、アモエナは本部を発った。


ーーー 通信の1時間前、Xタウンにて。


「……ここね、敵組織のアジトがあるというXタウンは。たしかにこの街は他の街と比べても敵組織の活動が活発だったけど、一体どこにあるのかしら? 司令の掴んだ情報によるとこの辺りのようなのだけれど…」


 敵組織のアジトに関する情報を掴んだと言っても、このビルの地下だとか、この廃倉庫に入り口があるとかまでは分かっていない。

 あくまでも “この辺りで” といった程度までしか絞れておらず……まぁ、だからこそ周辺の調査もするわけでもあるのだが…アモエナは、何か変わったことや不審なものがないかと探索を始める。


「!?(あれは一般戦闘員。“何もしてない時に見る” のは初めてだわ)」


 彼らはどこに現れるか、どこから現れるかも不明で、いつも突然に現れる。

 破壊工作や人攫いが起きたのを受けてアモエナたちエージェントが向かうのが常となっており、現場に着いた時には活動の真っ最中。

 そのうえ、幹部を除いていつもやられて終わるため、どこに帰るかも不明なのだ。


 …だからこそ “何もせずにただ彷徨く戦闘員” は珍しく、これが活動を起こす前の準備中なのか、あるいはアジトへ帰る途中なのか。

 そのいづれにせよ、“絶好の機会” であることに間違いはなかった。


「(…少し様子を伺いましょうか。もし見つかりそうになったら “乗り移って” しまえばいいですし、それまでは泳がせるのが吉ですね……)」


 アモエナの持つ特殊能力 “乗り移り” には “弱点とは違うだろう” が、ちょっとした難点が存在する。

 それは “入れ替え” や “乗っ取り” とは異なり、その相手の体はそのままに “精神のみ” を憑依させているに過ぎない為、その体で行えることには色々と制限があるのだ。

 例えば “頭の中を探って、過去の記憶を読み取る” ことは出来ないし、“体の持ち主の以上の身体能力を発揮する” ことも出来ない。

 しかし、これを無能というには尚早で “現在進行形としてなら、乗り移った体を私の意思で動かせる” のだし、“体は持ち主のままである以上、言動さえ気をつけていれば、身体検査等でもバレる心配はない” のである。


「(…この先は確か、この街で一番大きな病院のはず……)」


 戦闘員の後をつけ、たどり着いたのは予想通りの大病院。


「(まさかここを襲う気なのか!? …ん? 正面入り口へは向かわず、裏手に回って……さては、人目のつきにくい場所から侵入するって魂胆だな。なるほど、あいつらも脳筋ではないと言うわけか…)」


 戦闘員は皆、“真っ黒な全身タイツ” に身を包み、“大きな胸” を持っている。

 そのため、正面切って病院に入ればたちまちパニックになることは必至だ。

 それだけ目立つ、とても “特徴的な姿” なのだが、反対に “個性がない” とも言えた。


「(…にしても、いつ見たって不気味だわ。全員が全員 “同じ格好” をしているだけじゃなく、“あの大きな胸” 。戦闘員は全て女性なのかしら? …だとすると、攫われた街の人々が戦闘員として洗脳されている噂は間違っている?)」


 何も連れ去られた者は女性だけでは無く、男性も多分に含まれているし、胸の大きな女性だけを攫っているという報告もない。

 “誰か選んでいる” というよりも、無差別的な活動だと言えるのだ。


「(…まぁ、それも潜入すれば分かること。まずはアジトを突き止めないな……となると、こいつはハズレか。ここの対応は本部にお願いして、私は他を探そう)」


 そう思い、この場から去ろうとした時である。


「(ちっ、向こうから別の戦闘員が…仕方ない、もう少しだけ息を潜めて……)」


 その場から身動きの取れなくなったアモエナは、草むらの影に身を隠す。


「(…いや、待てよ。これはチャンスじゃないか? その体、利用させてもらうぞっ!!……)」


ドサっ。


 アモエナは戦闘員に乗り移り、アモエナの体はその場に倒れ込む。

 これが “入れ替わり” なら戦闘員の意識がアモエナの体に入るわけだが、何度も言うけれどこれは “乗り移り” 。

 その間、戦闘員の意識がどこに行っているかは定かではないが、アモエナ曰く “眠っている状態” のようだ。

 しかしそれは、乗り移っている最中はアモエナの体に意識は存在せず、無防備になることを指してもいた。


「(…ちょうど草むらの中だったし、私の体が見つかることはないかしら……って、今はそんな心配よりも目の前の事に集中するべきね)」


 今は不審な動きをして怪しまれる方が問題であると、アモエナは戦闘員の動きを真似て歩き続ける。

 そうして、向こうから来る別の戦闘員と接触する。


「あら、あなたも帰るの?」

「(…帰る? これから何かするんじゃないのか??? 分からんが、今は話を合わせておいた方がいいか……)え、ええ。そんなところですね…」

「ん、どうかしたの?」

「…どうかしたとは?(嘘でしょ、いきなりバレたの?)」

「なんだか余所余所しいと思って、あなたと私の仲でしょ? 何かあったのなら話を聞くけど?」

「(そうか、こいつとは気の知れた仲だったのね。だったら…)あははっ、気のせいよ。少し疲れただけね…」

「…そうなの、“疲れた” のね……」

「何よ、あんたこそおかしくない? 疲れるのがそんなに不思議なこと? あ、もしかしてあんた “サボってた” でしょ?」

「………」

「ちょっと、なんか言いなって…まさか図星なの?」

「いいえ、“そんなはずない” でしょう。まぁでも、疲れたのなら “ポットでゆっくり休む” といいわ。ほら、行くわよ」


 そう言うと、戦闘員は病院の裏口から中へと入っていく。


「(え、病院に入るの? この格好で大丈夫なのかしら? バレて捕まるのは勘弁したいところなんだけど……ここでついて行かないのは怪しまれるし…)あ、待って…」


 アモエナも、慌てて戦闘員の後ろについて病院に入る。


「!?(…嘘でしょ!? 戦闘員がこんなにいっぱい……)」


 病院の中に入ったはずなのに、裏口から一歩進んだその先にはたくさんの戦闘員が集まっている。


「私は次の指令まで待機するけど、あなたはどうする?」

「(……どうする、か…口が裂けても “施設を調べて回りたい” とは言えないし、かと言って何をすると言うのが正解なんだ? 何も分からぬ状況では下手に単語を出すのも憚られる。存在しない場所の話してしまっては……あ、そうだ。先ほどポットが何とかと言っていたな、そこに行くことにするか)えーっと、ポットで休もうかなぁ…何て……」

「…そう。うん、そうね。それがいいわね。そしたらあなたは向こうか。私はこっちだから……またどこかで」


 そう言って戦闘員はどこかへ行ってしまう。


「(今の会話だけでも結構大変だったし、まだ他の戦闘員と接触するのは危ないわね。情報を集めたいのはやぶさかだけど、先にある程度の探索は必要そうだわ。そうしないと、何について聞けばいいかの判断もつかないし……たしかポットがあると言うのは向こうだったな。他に情報も無いし、ひとまずポットが何であるかを知るために行ってみるとするか…)」


 アモエナは、戦闘員の指した “ポットがあると言う向こう” へと歩みを進める。

 そして廊下を進んだ先に扉を見つけ、深呼吸をし、1拍置いた後で “本部へ通信を入れる” 。


《 こちらエージェント “アモエナ” 、これより潜入任務を開始する 》


 アモエナは扉を開け、部屋の中へと姿を消した。


ーーーーー


「…何だこれはっ!?」


 部屋に入ったアモエナが最初に目にしたのは……いや、最初というか…部屋には大量の “カプセル” と、その中で緑色の溶液に浸かる “戦闘員” が並んでいるだけで他のものは存在しなかった。


「右を向いても、左を向いても景色が変わらない。何だがおかしくなりそうだ……でも、これで分かったこともあるわ。おそらく戦闘員は “クローン” だったのね!」


 この光景を見て、アモエナはここがクローンを製造・保管している場所だと考えたのだ。

 しかし、もしもそうなのならば、“疲れた” と言ったアモエナをこの場所に案内した例の戦闘員の意図が不明である。

 それに、アモエナが乗り移っているこの体も “人ではなく、クローン” ということになる。


「…あの戦闘員は、このカプセルをポットと勘違いしているのか? 休むと言ったって、これでは……」


 液に浸かり、酸素を送る管もなければ、呼吸をしているようにも思えない。

 まだ命を与えられていない、もしくは途中であるかのように静かである。


「…人とは体の作りが違うのか?」


 今の自身の体も同じであるはずなのだから、何も違和感なく乗り移れている時点で “そうでない” と分かりそうなものだが、アモエナは気づかない。


「No.1176、1177、1178……いったい、何番まであるのかしら…」


 どこまでも同じ景色と言った割には、何か無いかと部屋を回る。

 異変はないか、見落としはないか、自分の目で確かめる。

 この辺りはしっかりとエージェントである。


「1192、1193…あれ? 1194のカプセルには "中身がない” ???」


 1194番目のカプセルの前に立った時のことである。


〈 認証完了 〉


 そんな電子音と共に、カプセルが開く。


「うわっ! 突然開いたっ!?(…中に入れと言ってるようにも思えるわね……)えっ、どうしてそう思ったのかしら???」


 アモエナの頭の中に一瞬過った “自分の知らない” 考え。


「…私は生きているのよ? 中にいる奴らとは違うでしょ???(……でも何だか懐かしい…)はっ!? また何か」


 頭では分かっていても体が反応を見せるような、覚えているような。


「まぁでも、入ってみれば分かることもあるかも知れないし…組織にある設備で、組織の仲間を殺すことはないわよね……」


 気づけば一歩、右足をカプセルの中へ。

 そしてもう一歩、左足もカプセルの中へ。

 そうなれば当然、体全体がカプセルの中にスッポリと収まり……。


〈 対象の帰還を確認 〉

〈 調整を開始します 〉


 再びの電子音で扉が閉まる。


「調整!? 聞いてないわyごぼぼおぼっっぼ!?!?!?」


 焦っても時すでに遅し。

 頭上から緑色の液体が注がれ、アモエナの体が沈む。


「……溺、れる…」


 そう思ったのも束の間。


「(あれっ? 苦しくない??? …でも、呼吸をしてるわけでも……)」


 アモエナは、戦闘員の着ている全身タイツを通して、緑色の液体から皮膚呼吸をしていたのだ。

 …であれば、他のカプセルに入っている戦闘員も同じように呼吸をしていて、“生きている” 。

 つまり、ここがクローンの製造場所というのは間違いで……まだ保管場所という可能性は残されているが、おそらくは違う。

 なぜなら “調整” と言った電子音が聞こえたからだ。

 アモエナの入ったカプセルだけ、他のカプセルにはない “電気パッド” が現れる。


「何よこれ、こっち来ないで」


 暴れて見せるが、カプセルという閉じられた空間の逃げ場はなく、胸やおしりなどに張り付いた。


「くそっ開け、開けっ!」


 カプセルを叩くが戦闘員の力ではビクともせず、代わりにアモエナの体がビクッと震えることになる。


〈 対象の抵抗を確認、電気ショックを与えます 〉


「えっ!? あばがばががが!?!?!?!?」


 電気パッドから電流が流される。

 直接当てられている胸などはもちろんのこと、液体の中にいるため全身へと伝わる。


「(やめて、とめて、いたい)」


〈 対象の沈黙を確認、電気ショックを停止します 〉

〈 メディカルチェック開始 - 正常 〉

〈 正常なのは、異常。理解不能、原因不明 〉

〈 システムの再構築 〉


 従順なはずの戦闘員が抵抗をしたのが、カプセルに搭載された機械にとってはありえないことで、それなのに異常が見つからないため、余計に異常でエラーを吐いているようだった。


「(なんか分からないけど、手が止まった。今のうちに手を考えないと……“元の体に戻るのも手か?” )」


 せっかく手に入れた体ではあるが、この戦闘員の体では脱出するのは難しい。

 それならば…と思案するアモエナ。


〈 対象への調整を開始 〉


 システムの再構築をした結果、初めに戻って調整を行うことにしたようである。

 電気パッドとは別の、今度はヘルメットのようなものが降りてきてアモエナの頭へ取り付けられる。


「(…なんだ結局 “調整” か、だったら “私には効かない” し平気だな。それよりも従順にしておいて、自然とカプセルから出して貰うのを待った方が得策よね。そうすれば敵側も調整済みとして、少しの間は疑いや監視の目も薄まるかもだし……このまま、この戦闘員で行くわっ!)」


 自身が脳への干渉を得意とするのに、逆に干渉されたら目も当てられないというか……アモエナは乗り移りという特殊能力の性質上、同系統である脳への干渉に対する耐性が高いのだ。

 そのため悪の敵組織の機械如きがすることなんか、自身には効かないと高を括っているのだ。


〈 調整用補助バイザーの装着を確認 - 起動 〉

〈 同時に、電気パッドの威力(小)で出力を開始 〉


「(…何か鳴っているようだけど、変な音のせいでよく聞こえない……んっ/// 何だか体が熱いような…)」


 調整用補助バイザーからは “みょんみょんみょんみょん” と変な音が流れ出る一方で、外のを音を遮断する役割を担っていた。

 また、先ほどの罰を与える電気ショックとは違って、威力の弱められた電気パッドは “戦闘員の体” を火照らせるには十分であった。


 脳への耐性が高いアモエナと言えど、体は戦闘員のものであるという域を出ない。

 戦闘員の体が “皆” 、豊満な胸を持ったわがままムチムチボディであるのは、体の改造が行われた証拠である。

 その過程で体には様々な調教が施され、快楽には逆らえないように “調整” されている。


 そう、調整とは “脳へ直接” ではなく、“体へ……そして、その体からの影響で間接的に脳へ” 行われるものである。

 ゆえに脳への書き換えは、自身の体からされるもので、“抵抗” という概念には当てはまらない。

 つまり、いくら耐性の高いアモエナであっても……。


「(体が感じてるっ♡♡ 何これ、何この感覚っ♡♡ …違う、知ってるわ♡♡ 脳が忘れても、体が覚えてるっ♡♡ 気持ちいいっ♡♡ 素晴らしいっ♡♡ ……心を委ねれば、もっと? それじゃあ♡♡♡)イィィィィィィィィィイイイイイーーーーーーーッ♡♡♡♡♡」


 アモエナは “思い出した” かのように声を上げる。

 カプセルの扉が開き、外へと放り出される。

 しかしアモエナは、すかさず立ち上がると、一糸乱れぬような綺麗な直立姿勢を取り、それから片方手をビシッと高く上げ、誰も聞いていない、他に誰も起きていない部屋で宣言する。


「調整完了しましたっ! 疲れるはずもなく、サボることもない、組織のために、身を粉にして働きますっ!! 私は戦闘員ナンバー1194でありますっ!!!」


 この日、1人のエージェントが姿を消した。

 後日見つかったのは、抜け殻となったアモエナの体だけ。

 しかし体だけの彼女を、アモエナとは言えない。

 むしろアモエナの本体は、体ではなく意識だと言えよう。


 …だから彼女は、姿を消した。


 どこかで今も、生きているのかも知れないと願って……。



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