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なお

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【或る高校教師の苦悩21】俺が水泳部の顧問に?

(前話「彼女のインスタ」の続きです。) 次の日の昼下がり。 俺は、職員室でコーヒーを片手に事務作業に勤しんでいた。 すると、どこからともなく「村上先生!」と大きな声が響いた。 みなさんお忘れかもしれないが、村上というのは俺の名前だ。 そんな大きな声で呼ばれることのない俺は、体がビクッ!と反応してしまった。 顔を上げ、呼ばれた方向を向くと、ガタイのいい色黒の男性の姿が見えた。 こいつは、大野とかいう体育の教師だ。 声がデカくて偉そうで、いかにも体育教師といった感じの人間だ。 正直、俺が最も嫌いなタイプだ。 そいつに呼ばれたということで、一気にブルーな気持ちになる。 だが、無視するわけにもいかず、恐る恐る返事をする。 俺「えっと、、なんでしょう?」 大野「いやー、村上先生ね。うちの学校の部活には、副顧問という制度があるんですよ。でね、村上先生は水泳部の副顧問になってるんです。でも、先生は一度も顔を出したことが無いでしょう?それではダメですよ。」 俺「あっ、そうなんですね。。ちょっと知らなかったもので。。」 大野「いやー、知らなかったで済まされちゃ困りますなー。」 俺「は、はあ、、すみません。」 そういえば、大野は水泳部の顧問をやっていた。 その水泳部の副顧問が俺だということを指摘しているようだ。 パワハラまがいの口調で、畳みかけるように話す大野。 俺のテンションはガタ落ちだ。 大野「それでね、今日は村上先生に生徒達を指導してもらいたいって思ってるんです。副顧問の役割をしっかり果たしてもらわないと!ということで、お願いしますよ!」 俺「は、はあ。。」 大野「それと、そんなワイシャツとスラックス姿での指導はダメですからね。それでは生徒に失礼だ。ちゃんと水着を着て、しっかり指導してやってください!」 俺は、何がなんだか理解できなかった。 返す言葉もなく、ただただ茫然としていた。 というか、副顧問という役職を初めて聞いた。 おそらく、他の先生たちも大野のことが嫌いだから、新人の俺に水泳部の副顧問をやらせようということで勝手に決まったのだろう。 本当に勘弁してくれという感じだ。 もっとも、俺は生まれてこのかた運動をろくにしてこなかった。 身長154cm、体重43kgの体形からしても一目瞭然だろう。 まして、水泳なんてトップクラスに苦手な競技だ。 俺が最後に泳いだのは高校生の時だったと思うが、確か5mも泳げなかった記憶がある。 そんな俺に水泳部の指導をしろなんて、、無茶言わないで欲しい。 しかも、水着姿で指導しろ? そもそも、水着なんて持ってきていない。 購買部で生徒用の水着を買えばいいのか? 本当にあほらしい限りだ。 そんな風に思っていると、大野はこう締めくくった。 大野「それでは、17時までに水着に着替えてプールサイドに集合!お願いしますよ!」 やはり、俺が水着姿で部活に参加することは確定らしい。 なぜ体育会系の人間は、これほどにまで俺の気持ちを理解しないのだろう。 俺は、絶望感すら感じた。。 ---- 時間の流れというのは残酷なもので、気が付くとその日の放課後になっていた。 いつものようにホームルームを済ませると、その足で購買部へと向かった。 他でもない、この後着る水着を買うためだ。 自分で水着を買うなんて、人生で初めてかもしれない。 うちの学校の購買部は、校舎の隅っこにある。 昼休みはパンを買いに来る生徒で混雑しているが、この時間は誰もいなかった。 というか、もう閉店する時間らしく、店員のおばちゃんが片づけをしていた。 俺はそこへ急ぎ足で駆け込み、店員のおばちゃんに水着を買いたいと申し出た。 教師が水着を買いたいと言い出すなんて、夢にも思わなかったらしく、おばちゃんはギョッとした顔をしていた。 その顔に勘付いた俺は、急いで事情を説明する。 するとおばちゃんは、納得したようなしていないような変な顔をしていたが、何とか水着を売ってくれた。 ひとまず、最初の関門はクリアだ。 だが、その水着がなんとも許しがたい。 というのも、昔ながらのブーメランタイプのスクール水着なのだ。 しかもカラーは白だ。 本来白以外も選べるようだが、俺の体形にあうサイズ(150)は白しかないらしい。 まあ、高校生で身長150cm台の男子はそうそういないだろうから、ラインナップが少なくなってしまうのだろう。 ここにきても、自分の身長の低さが恨めしい。 俺は、職員用トイレに向かい、その水着に着替えてみることにした。 個室にカギをかけ、全裸になってその水着に脚を通す。 150サイズとのことだが、少しブカブカなくらいだ。 そして、スマホで全身の姿を確認する。 あばら骨が浮き出たガリガリの上半身に、白いブーメランパンツ。 足もゴボウのようにヒョロヒョロだ。 俺が童顔で眼鏡をかけているのも相まって、その姿は小学生が白ブリーフを履いているようにしか見えない。 小学生と違うのは、脚にすね毛が生えていて、股間がちょっとだけモッコリしているところくらいか。 我ながら本当に滑稽な姿だ。 本当にこの格好で生徒の前に出るのか。。 そう思うと、俺は泣きそうだった。 しかも、俺はあることに気づいた。 んっ、ちょっと待て。。 そういえば、水泳部には岩倉も所属している。 ということは、岩倉にもこの貧相な裸を見られるということ? 俺は、それまでにも増して血の気が引くのを感じる。 彼女が俺のガリガリの小さな体を見たらどう思うだろうか? これまで以上に小バカにしてくるだろうか? いや、貧相な体すぎて気持ち悪がられるかもしれない。 そうなったら、俺の教師人生、いや岩倉のストーカー人生は一巻の終わりだ。。 だが、もう引き返すこともできない。 俺「も、もう知ったことか!!」 俺は自分に言い聞かせるように声を張り上げた。 意を決した俺は、脱いだ服をカバンに詰め込み、水着姿のまま職員用トイレを出た。 できるだけ目立たないように、前にカバンを抱えて忍び足で移動する。 今考えるとその姿も相当滑稽だ。 校舎の脇を抜け、校庭の隅の草木ボーボーの道を進み、プールの前まで到着した。 まあ、幸いにも他の教師や生徒とすれ違うことは無かった。 もしかすると、遠目で見られていたかもしれないが、もうこうなってしまったらどうでもいい。 俺は、完全に開き直っていた。 しかし、プールの前に到着したものの、集合場所のプールサイドにどう行けばいいかが分からない。 目の前には更衣室と倉庫のような建物がある。 そして、奥に柵が張り巡らされており、さらにその向こうにプールが見える構造だ。 プールサイドには、もう水泳部員たちが集まっているようで、生徒たちの話し声が聞こえる。 だが、どうプールの方に行けばいいかが分からないのだ。 そうこうしていると、5分ほどが経過してしまった。 俺は、ずっと落ち着きなくそわそわしていた。 誰か来てこの状況を打破して欲しい。 だが、この水着姿を見られるのは嫌だ。 かといって、このまま約束の時間を過ぎると大野に何を言われるかわからない。 俺の心は葛藤していた。 その時だった。 目の前の更衣室の引き戸が「ガラガラ…」と乾いた音を立てて開いた。 そしてその中に女子の頭頂部が見えた。 俺「えっ、、!」 そう驚いた瞬間、その頭は遥か上空、何なら更衣室の屋根よりも高い位置まで登って行ったのだ。 何が起こったか? そう、スクール水着姿の岩倉が現れたのだ。 高さ180cmくらいしかない引き戸をほぼしゃがみ込むように通った岩倉は、俺の目の前で大きく背伸びをした。 その光景は、目の前に肌色の壁がそびえ立っているといっても過言ではなかった。 俺の目線から見ると、その指先は天空まで届くのではないかと思うほどの高さだ。 加えて、そのガタイもまるで化け物のようだ。 俺は彼女の水着姿を初めて見たのだが、ここまで凄いとは思っていなかった。 そのあまりの迫力に、俺は前に抱えていたカバンを落としてしまった。 そして、そのまま動けなくなってしまった。 どう凄いかというと、まず水泳選手らしく肩幅が信じられないくらい広い。 この279cmの身長を持ってしてもバランスが悪く感じられるくらいだ。 例えが古くて申し訳ないが、ガンダムのような肩幅といったらイメージがつくだろうか? 広大な肩幅に小さな頭がチョンとついた感じだ。 いったいどのくらいのサイズがあるのだろう? 余裕で俺の肩幅の2倍はありそうだ。 また、その肩から伸びる二の腕も信じられないくらい太い。 俺の太ももよりはるかに太いはずだ。 そして、胸には2つの大きな膨らみ。 制服を着ているときは岩倉の胸がこんなに大きいとは思わなかった。 カップ数でいうとFカップとかGカップとかになるのだろうか? だが、普通の女性のGカップとは訳が違う。 この身長、体格を持ってしても、Gカップに見えると言っているのだ。 どういうことかというと、胸の膨らみの直径が普通の女性とけた違いなのだ。 おそらく直径が常人の2倍以上あってもおかしくないだろう。 つまり、彼女の胸の膨らみが普通の女性の胸にあったら、片乳だけで胸全体が覆われてしまうということだ。 そしてその片乳の形状が、Gカップに見えると言っているのだ。 いかに桁違いの話をしているかが理解できただろうか? その膨らみが隠してしまうせいで、下から見上げている俺からは、彼女の顔をはっきり見ることができない。 少し目を移すと、ハイレグで覆われた彼女の股間は、俺の頭よりはるかに高い位置に存在している。 つまり、彼女がしゃがまない限り、俺は彼女の股間に顔をうずめることすらできないのだ。 股下が170cmくらいあるのではないか? 彼女の身長からしても、とんでもない股下比率だ。 股下170cmということは、男性の半分近くは彼女の股間を見上げることになる。 本当に桁違いの体形だ。 そして、そこから伸びる太ももの立派なこと。。 まるで大木の幹のようだ。 俺の胴体よりはるかに太い。 しかも、ただ太いだけでなく、ピチピチの張りのある肌、そしてムチムチの脂肪と程よい筋肉によって芸術作品のような造形美だ。 この片脚に、俺がどんなに本気で体当たりしてもビクともしないことだろう。 逆に、下手したら俺が致命傷を負うかもしれない。 俺は、彼女の片脚と比較しても、全く勝負にならないのだ。 そして、最後。 その長くて太い脚の先には、これまた巨大な素足が鎮座している。 彼女の素足は何度も見たことがあるが、この距離でまじまじと見ると、迫力が半端ではない。 まあ、実寸50cm越えなのだから当たり前だ。 肉厚な足の甲、外反母趾気味の太くて長い足指、その足指に乗る少し汚れた大きな足の爪。 どれをとっても、巨人の足という形容詞がぴったりだ。 その足が、文字通り「大地を踏みしめている」のだ。 おそらく、彼女が大昔にタイムスリップしたなら、古代人たちは彼女を女神として崇めることだろう。 そのくらい彼女の体は完璧なのだ。 彼女の全身を舐めまわすように眺めた後、一転して俺は顔を下に向け、自分の体に目を移した。 悲しいほどガリガリで貧相な体がそこにはあった。 幅の狭い肩、あばら骨が浮き出た胴体、ちょっとだけモッコリした股間、ゴボウのように細くすね毛が汚らしい脚、そして小さな小さなガリガリの足。 本当に滑稽な体つきだ。 しかも、白ブリーフのようなブーメランパンツを履いているというおまけ付きだ。 彼女と俺の体は何から何まで違い過ぎる。 そのことを頭ではわかっていたが、水着姿で向かい合うことによってまじまじと実感させられたのだった。 そのことは、俺に絶望感とこの上ない興奮をもたらした。 そんなことを考えていると、俺の股間に血液が送られていく感覚に襲われた。 これはまずい。 この状態で勃起してしまったらどうなることか。。 焦りから背中に冷たい汗が流れるのを感じる。 だが、幸か不幸か彼女の一言によって、俺の股間の膨張は一瞬で収まるのであった。 岩倉「えっ?何してんの?」 気味悪がるような、突き放すような口調でそう聞いてくる彼女。 まあ、その反応はごもっともだ。 俺「あっ、、あっ、、」 完全に挙動不審になる俺。 俺は、もはや冷静な思考ができなくなっていた。 口をぽかんと開けて、彼女の顔を大きく見上げることしかできない。 俺の運命はどうなるのか。 それは、次回のお楽しみに。 つづく…


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