近況12/21 人形愛
Added 2021-12-20 22:33:19 +0000 UTCバスチーユバッドエンドの進捗、60~65%くらいでしょうかね。ちょっと遅れ気味。ぐぬぬ。
まぁでも、ギリギリまで頑張ってみるとしましょう。
昨晩、変な時間にソファで寝てしまって早朝目が冴えてしまい。眠れないままにFGOの溜まっていた幕間の物語などをやっておりました。
ガラテアの幕間読んでて、改めて面白く思ったことなんですがね。
「自身が作った彫刻に恋してしまったピグマリオンの話」って、私これまでネガティブな言及しかほとんど見たことなかったんですよ。実際の生きた女性でもない、そんなものを愛するなんて「異常」だ、という価値判断からの、否定的な、あるいは好奇の視線丸出しな紹介ばっかりだったんですよね。
ところがFGOでは、秋葉原のフィギュア文化を題材にしたイベントでガラテアが登場したという文脈から、ピグマリオンの人形愛・彫刻愛が全面肯定されてて。それが逆に面白いというか、すげぇなってなってたわけです。
物語は一言一句変わらずそのままだとしても、時代が変わればその物語の読み解き方は変わっていくので、同じ物語も常に違う話として表れてくる、だからこそ夏目漱石とかシェイクスピアとかの研究され尽くしただろという作品にも未だに文学批評・研究が出され続けるのだ、という話がありますが。
現代日本のオタク・フィギュア愛好文化が、遡及してギリシャ神話のピグマリオン説話の解釈を変えてしまってるわけで、ある意味「作品読解」が変わっていくダイナミズムを現在進行形で味わえた貴重なケースであるな、などと思って読んでおりました。
いずれガラテア周りのイベントや幕間の物語が、英語版FGOで英語圏の人たちにも読まれるのかと思うと、いろいろ愉しみでありますねぇw
実際、ピグマリオンの人形愛を異常性癖と捉えてネガティブに見ていた頃と、現在はけっこう空気が違ってきたのかなという印象は受けます。まだまだ一般的ではないでしょうが、それでも昔よりは「うんうん、それもまた愛だね」っていう受け取り方は増えてきたのかなと。
現実に、等身大初音ミク人形と結婚式を挙げた方が今もTwitterでそのことを公言しつつ現役で活動されてたりもしてて。その結婚式には現職の議員さんも出席したとかなんとか。
私の書く作品なども、どう頑張ってもマニアック性癖でありますから、世間が多少とも性癖の多様さに寛容になっていってくれるのはありがたい限りでもあり。もちろん逆向きの動きもあるわけですが、好きになっちゃったもんはしょうがない、というところで寛容さが広がっていけばいいなぁと思ったりしております。
FGOで人形愛を全面肯定するシナリオが何十万人とか何百万人とかに読まれたかも知れない、というのは、そういう意味でも良い話だなーと。
それはそれとして、お金と時間と住環境スペースが許すなら、エッチなフィギュアもいつか買ってみたいねぇ……。
追記:クリスマスが今年もやってくるー、わけですが、クリスマス関連の小説とかは無いですけどちょっとした企画はお出しする予定ですので、やんわりとお楽しみに。
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