近況6/8 人間椅子のこと
Added 2022-06-08 14:37:06 +0000 UTC先月公開した、『原神』八重神子の二次創作小説、つまり
これについてですけれども。
先月の近況でちょっと触れたように、このSSのインスピレーション元の一つは江戸川乱歩の短編『人間椅子』だったりします。
といっても、椅子の中に人間が入っているという部分ではなく、話の構成――女性の元に男が異常な内容の文章を送ってきて、読んでいるうちに思わぬ形で自分の生活を侵食してくる、という部分ですね。
ちなみに本作は青空文庫で無料で読めます。
まぁもちろん、文章の内容が自分の生活を侵食してくる異様さの演出、その手管と構成の巧みさは本家たる乱歩には遠く及びませんけれどもね。大乱歩に私ごときが及ぶわけがない。
とはいえ、普段とちょっと違うアプローチからエロシーンに持ち込む話が書けて、作者的にはなかなか楽しい執筆でございました。
私がこの『人間椅子』を読んだのは学生時代。
実はですね、これを最初に私に勧めてきたのは、私の母親でありますw
やはり若い頃にこれを読んでなかなかに衝撃を受け、思わず自分の座っている椅子を振り返って見てしまった……というわりと生々しいインプレッションまで話してくれました。
まぁ何というか、ねぇ。それもどうなんだ、という気もしなくもないですけどね。自分の子供に乱歩の『人間椅子』勧めますか普通?w しかも同時に勧められたのが『黒蜥蜴』ですからね……w
とはいえ。変な気取りとか見栄とかもなく、純粋にすごかったという理由で乱歩を勧めてくれる母親を持ったことは、私の読書人生にとってすごく幸運な事でもあったな、と今となっては思う次第です。
やっぱり気になるんで勧められてすぐに読みましたしね。そして強く印象に残って、それが巡り巡って自分が作品書く時のヒントになってくれたと思えば、いろいろと感慨も湧くというものです。まぁいかんせん中身がエロ小説なので親には話せませんが……w
エロ小説書きにオカンの思い出話をされても困る、と言われればスンマセンとしか言いようがありませんが……まぁでも、『人間椅子』という作品のことを思い出したら、どうしても連鎖的に念頭にのぼってしまうのでした。
さて現在は6月の支援者向け小説をコツコツ書き進めています。まだ完成度40%くらいかな。
今月後半に書く予定のルリルナ第五話バッドエンドもかなり書くのが大変な回になる予感がするので、支援者向けは早めに片付けてしまいたいですね。頑張ります。
しかし気づけばここ一ヶ月ほど、自炊も手抜きが続いていてカレーすら作っていない始末。さすがにたるんどる、ということで次の休みはカレーも作ろうかなぁ、などと思いつつ。
まぁまったりと続けていく予定です。
ではでは。
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