目覚めると同時に、下半身のどうしようもない異物感を意識させられて、息が詰まる。うめいて、震えて、それから息を吐いた。
どうせまた、ロクでもない悪趣味な何かだ。考えるより先に、そのことだけはもう確信していた。
「んっ……く、ぁぁ……は、ぁ……」
素早く視線を走らせる。目覚めのたびに、同じ部屋だ。氷沢とかいう名のふざけた男の家。ルナたちを捕らえ、聖光珠と陽光珠に手を加えて、魔法少女たちから抵抗の手段を奪った――そして、ネコミミとしっぽを生やした仔猫の姿に強制的に姿を変えられた。それ以来、氷沢とその仲間に弄ばれ続けている。
聖光珠を介した支配は徹底していた。ルナの覚醒は、あの男が配置したビデオカメラと完全にリンクしている。少女猫はカメラが回っている時だけ意識を取り戻す、鑑賞用のペットへと成り下がっていた。
この首輪をつけられてから、恥辱と屈辱の記憶しかない。忌々しげに眉を顰めて、自身にかけられた戒めに爪を立てる。
「まったくぅ、黒猫ちゃんは見た目かわいいのに、すぐそうやって怖い顔するから困ったもんだなぁ。ボク的にはもっとノドをゴロゴロ鳴らしてくれた方が良いんだけどねぇ。視聴者さんもそう……え? そこがいい? アイスバー先生はなにも分かってない? ……あ、そう。すんませんした。みんなツンツンしてる黒猫ちゃんが好きなんだってさ」
ラップトップPCの画面上を流れていくコメントを読みながら、小太りの男――氷沢がニヤニヤとしゃべり続けている。無論そのコメントも、ディスプレイ上に映し出されたルナの姿を好き勝手に品評したものだ。
ふざけている。今すぐ何もかも蹴倒してやりたい。そう思うのに、魔法を封じられた敗北聖光少女にはそのための手段が何もない。仮に隙をついて暴れても、ルナに向けられているカメラの電源を落とされれば、それだけで瞬時に意識を失ってしまう……。
それどころか。ほんのわずか身じろぎしただけでも。
「……んあっ、あぁ……っ! んくっ、ぅぅぅ……!」
ちりん、という小さな音一つで、情けなく甘い声を漏らしてしまうルナだ。乳首とクリに結び付けられた小さな小さな鈴。けれどその音が鳴るたびに、電流のような快感が敏感突起に走って、もうそれだけで腰が砕けてしまう。
ルナなりの決意を表した濃紫のマジックドレスも、胸元の布をずり下ろされ、スカートも半分以下の長さに切り落とされて、秘すべき部分を何も隠していない……むしろ恥部を強調するような破廉恥な服にされている。宝珠をハックされて無理やり生やされたネコミミとしっぽを揺らす半裸の魔法少女……その姿が、ウェブを介して世界中のアングラネットにバラまかれているのだ。
それでも。
「あんたたちに好かれたって……嬉しくも、何ともない……!」
キッと氷沢を、そしてカメラを睨みつける。こんな卑劣な連中に絶対負けたくない、という気持ちがルナを反発させる。
……反撃可能性がほぼ無い状態で強がっても、男たちの嗜虐心を煽り立てる演出にしかならない。けれど、そんなことを察するにはルナは素直すぎた。
そして、さらなる深みへハマっていく。
「すぐに、泣いて喜ぶようになるよ、黒猫ちゃん。ひひっ、それじゃまずは予行演習ってことで……はい、スイッチオン」
氷沢の手の中にいつの間にか握られていた、親指ほどの大きさの機械。カチリと音がして、
「……っ! ひ、ぁっ……ひみゃあぁぁぁぁぁ!」
ヴヴヴヴヴ、という耳障りな振動音と同時に、ルナの腰が跳ね上がった。その拍子に濃紫のスカートも浮き上がり……少女の秘部を覆っている無骨な責め具が、ちらりとその全貌を見せた。
それは金属でできた下着、とでも言うべきもの。貞操帯という名をルナは知らないが、冷え冷えとした感触が乙女の大事な部分に張り付いている違和感は嫌でも意識させられていた。
黒く分厚い鉄でできた板が、クリトリスより下の秘部からお尻の方までを覆って、腰に巻かれたベルトで固定されている。厳重な鍵で封じられた貞操帯は、ルナ自身がいくら手で外そうとしてもびくともしない。そして――その貞操帯の内側には2本のバイブが仕込まれていて、未成熟な少女性器と、そして尻穴に無遠慮に潜り込んでいるのだった。特に、球状のコブがジグザグに連なったアナルバイブが凶悪で、まだ微動だにしていないのに、異様な圧迫でその存在をルナに意識させ続けている。
挿入されているだけで息苦しいほどの異物感を与えてくる淫猥玩具が、振動で敏感粘膜を震わせてくるのだからたまらなかった。思わず猫鳴き嬌声をあげてしまい、黒猫少女の頬が赤く染まる。
「んくっ、うぅぅぅ……ぁ、んぅぅっ! みゅうぅぅ……っ!」
甘えたような声をあげるほど、男たちが下卑た喜びに沸くのは知っていた。とっさに手で口元を覆って少しでも喘ぎを抑えようとして、けれど止められない。細い身体をビクビク跳ねさせてしまうのも……。
そんな様子を見ながら、相変わらず不自然なほど上機嫌な調子で氷沢がまくしたてる。
「さて、仔猫ちゃんの準備は完了、っと。それじゃあ今回のルールを説明するよぉ。ごらんの通り、いま黒猫ちゃんは貞操帯をがっちり履かされて、あそこの中でバイブがぐりぐり動いてます。つらいねー苦しいねー。でも外したくても鍵がかかってて外れない。どうしても外したかったら? はいそこで本日のゲスト登場」
芝居がかった声に誘われて、部屋の外から男たちが入ってくる。全員全裸というひどい有様に、ルナが嫌悪と怖れのない交ぜになった視線を向ける……が、男たちは皆、ニヤニヤと笑ってその視線を受け止めるだけだった。
筋肉質な背の高い男、中年のだらしない体形の男、耳と鼻にピアスをつけた色黒の男、氷沢よりもさらに腹の出た肥満体の男、ひょろひょろに痩せた若いメガネの男。共通点も接点もなさそうな男たちが、陰茎を見せびらかしたまま並んで立っているのは異様で。
そして、その異なる5人が、握り締めた左手をいっせいに、ルナの方へ突き出した。
「この5人のうち1人だけが、黒猫ちゃんの貞操帯を外す鍵を持ってるよー。でも誰が持ってるかは秘密。それを調べるためには、黒猫ちゃんがお口でご奉仕して射精させてやらないといけない、っていうワケ。なめなめしてイかせられちゃったゲストさんは手を開いてあげてねー。どう? 今回の新しいゲームは気に入ってくれた?」
「……呆れて、ものも言えないわ。バカなこと、ばっかり……!」
心底からの軽蔑を込めて言う……にも関わらずその声が細く頼りないのは、今の自分にこのバカげたゲームを拒否する力がないことを分かっているから。
抵抗もできないのに反発してしまうのは、わざと相手を喜ばせる演技をして隙を探るような器用さを持ち合わせないほど、気丈で真っ直ぐな性格だから。
そしてその生意気な反発をへし折ってやろうと、男たちはますます鼻息を荒くする。
「ひひっ! そのバカなボクらに、泣きながらおねだりし始めるまでどれくらいかかるかなぁ?」
「誰が、あんたたちなんかに……!」
「はいスタート」
カチリという乾いた音と共に、状況が一変した。いきなりのことに、息が詰まる。
少女の未成熟な秘裂には酷なほど太い玩具が挿入されていた。身体の芯まで震わせるような振動が膣穴を責め苛んでいた。けれど――それは始まりですらなかったのだ。
「は、ひっ……うあぁっ、はうぅっ、んっくっ、あ、ぁぁっ、ひみゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
蜜壺の中で、そしてアヌスの中で、うねうねと回転し、くねる淫具。敏感でか弱い少女穴を容赦なく掻き回すモーターの無慈悲な動きに、絶叫させられる飼い猫ルナ。無理もない、少女のほっそりとしたお腹がわずかに波打って見えるほど大きく動いているのだ。
前後の穴を、めちゃくちゃに捩られる。しかも、前後のバイブで回転の速度が違うのだ。1秒に1回転ほどする膣穴のバイブと、10秒ちかくかけてゆっくりと尻穴をほぐしてくるアナルバイブ、周期が違うから、一度として同じ刺激がやって来ない。耐え方も、わからない――!
「あぐっ、んぅぅぅぅぅぅぅっ、あぁっ、は、ひぃぃぃっ! んぁっ、あぁぁぁぁあぁぁぁっ! ひっみぃぃぃぃぃぃぃぃぃンっ!!」
ルナがいくら恥液を垂れ流してもいいように、今は床の上にビニールのシートが大きく広げられている。そのビニールシートの上で、哀れな仔猫が苦悶に転げ回った。体を支える余裕も失って、上半身を床に押し付けながら、両手で秘部を押さえつける。けれど金属で厳重に封鎖された両穴に、指は届かずに。
結果としてそのポーズは、床に頬と乳房を擦りつけながら、尻だけ持ち上げてカクカクと動かす、あまりに恥ずかしい痴態となっていた。街を守るはずだった宝珠の使者のそんな痴態が、カメラを介して配信されていく……けれど残酷過ぎる責めに翻弄されるルナに、気にするほどの余裕もなかった。柔らかな尻肉に不釣り合いな固い拘束具を上下に振り回して、少女の腰が踊る。それに合わせてスカートが跳ね上がり、めくれ上がり……そして黒猫のしっぽもまた大きく宙を踊っていた。
「くぁっ、ひみゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!! や、め……これ止め、止めてぇ! 強すぎ、るぅ! あうっ、んくぅぅぅぅぅぅぅぅンっ!! 動い、てぇ……中で、激しくぅ……!!」
氷沢たちへの憎悪、反発、軽蔑、何もかもを押し流す、悦楽の奔流。逃れたくとも、悪辣な金属下着に固定されたバイブたちはどうしようもない。
ルナの細くしなやかな指が、無骨な貞操帯の金属表面を狂ったように引っかき、掴もうとする。けれどすべてが無駄だ。硬質の拘束具をむなしく擦り、掻きむしりながら、乱暴な刺激に苛まれ続ける。
「ひひひっ! ほら、さっきのルール説明聞いてたでしょ、黒猫ちゃん。そのオモチャ、外してほしかったら何をしなきゃいけないのか? 覚えてるよねー?」
「……っく、ぅぅ……!」
わざとらしく揶揄うような言葉を聞いて、思わず鋭い視線を向ける。下半身で荒れ狂う、気が狂いそうな恥悦にビクビク反応しながら、それでも気力だけで上体を持ち上げる。
どうしても氷沢の声は癇に障った。
「嫌、よ……絶対、あんたたちの思い通りになんて、ならないから……ルリにひどいことした、あんた、たちには……」
「はい、回転数アップ」
「……っ!? ひ、ぎっ……!! …………っっ!!」
思わず起き上がり、仔猫の背がぐっと反りかえった。ガクガクと腰が揺れ、貞操帯の左右の隙間から愛蜜がしぶきを飛ばした。
周囲を取り囲む男たちが沸く。嘲り笑う者、はやし立てる者、鼻息を荒くする者。
正面で拳を突き出してルナの屈服を待つ5人の男たちも、ルナの激しい乱れぶりを見て股間の肉棒を真上にそそり立てていた。
捕らわれの少女猫に、周囲の男が皆、欲情混じりに笑みを向けている。そして誰より一番得意げに笑っているのが、氷沢だ。
「ふひひっ、残念ながら、そのバイブまだパワー最大じゃないんだなぁ。ほら、視聴者さんが退屈しちゃうからね。みんな、君がニャンニャンポーズでおねだりするところが見たいんだからさ」
「ひぁっ、あぁぁぁぁっ! はくっ、うぅっ、んんんんぅぅぅぅぅぅぅっ!! くぁ、あ……! ん、ぅぅ……嫌だって、言った、でしょ……みゃう、ぅぅう……」
下腹部で暴れるバイブの動きを少しでも抑えるように、おへその下あたりを手で押さえながら、ルナは汗と涙にまみれた顔を氷沢に向ける。蓄えた脂肪のおかげで落ちくぼんだ目、だらしない笑みを浮かべた口元。見るだに憎らしい表情。
この男を喜ばせるような事だけはしたくない。とっさにそう思わせる。あるいはそれすら氷沢の計算の内なのか。黒猫少女が強がるほど、目の前でそそり立った5本のペニスはますますいきり立って。
「しょうがないなぁ。仔猫ちゃんはもっとイジメてもらいたいってさ。いいよいいよ、じゃあゲームのレベルを上げちゃおう。無問題、無問題。君と遊びたいってファンはいくらでもいるんだから」
「……な、っ……!?」
背後から伸びてきた手にギョッとして振り向く。そこに、不気味な白い仮面をつけた男がさらに2人。
二穴バイブ責めで腰が砕けたルナに、逃れられるはずもなかった。新たに現れた男たちの手が少女の細い手首をがっしりと掴む。その間に、別な手が、無防備になった両胸の突起――卑猥に鈴を結び付けられ、その結んだ紐すら千切れそうなほど固く大きく勃ち上がった乳首を、キュッと抓み上げる。
バネ仕掛けの人形のように、仔猫が背をそらして全身を硬直させた。
「ひっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁンっ!! やだっ、乳首触るなぁっ、ひゃあんっ、うぁっ、ああぁぁぁぁっ! これ以上、気持ちよく、されたらぁっ!」
長い黄金色の髪房を跳ね上げて、首を振りたくって身悶える。指先でぐりぐりと揉み潰された乳豆から生じた快感電撃に見舞われ、まぶたの裏で火花が立て続けに散って。
背中にぴったりとくっ付いた男の鼻息が首筋に当たる。けれど感じた嫌悪も全身を貫く悦楽に流され、背後の男に自分から身を任せるように反りかえってしまう。上半身で起こる乳悦、下半身で荒れ狂う二穴陵辱の激感、逃げ場もなく追い詰められて。
「ダメっ、ダメぇ! イ、っちゃう……こんなの、で……イヤなのにぃ……こんな、こんなの……うぁっ、あぁぁぁぁぁっ! むりっ、こんなの耐えられ……ひみぃぃいぃンっ! イっひゃうっ、イっくぅぅぅぅぅぅぅぅっ! ひにゃあっ、あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
貞操帯に封じられた下半身をカメラの方へ突き出して、惨めにイき狂う愛玩仔猫。激しく身体を痙攣させたことで、三点突起に結び付けられた鈴も大きく鳴らしてしまう……その鈴の音がさらなる悦楽を叩き込んでくる。
そう、ここからが本当の地獄。イった直後で敏感になった身体だからといって、機械仕掛けの責め具が加減などするはずがない。少しも緩まない、凶悪な振動と回転刺激が絶え間なく絶頂痙攣中の膣穴を、アヌスを掻き回す。
乳首を摘まみ上げた手を振り払ってしまいそうなほど身をもがかせて、喘ぎ狂う……けれど終わらない。そう、氷沢の要求通りにしない限りは。
「あぐぅっ、んぁっ、ひみぃっ、いぃぃぃっ、みぃぃぃぃぃンっ!! やだ、また、イっ…………ひぁ、あぁっ、~~~~~~~~~~~~~~~っ!! うぁ、みゃ、あぁぁうぅぅぅっ! イった、ばっかりの、おまんこ……かきまわさないでぇ! あ、くぁっ、ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「ほらほら仔猫ちゃん、早くご奉仕始めないと、イってもイっても終わらないよぉ?」
「……っく、うぅ……! イヤっ、ぜったい……あんたたち、みたいな、最低の……連中にぃ……」
「アナルバイブ逆回転~」
「っっっっ!? ぁ、はっ…………くぁあぁっ、うああぁぁぁぁぁぁあっ!! おひりっ、こわれぇっ!!」
蜜壺に挿入されたバイブと、尻穴を掻き回すバイブが互い違いに回転する、未知の淫撃。お腹の奥で、プラスチックの固い責め具がこすれ合いせめぎ合う激感に翻弄される。引き攣った下半身がガクガクと揺れて、止まらない。そしてどれほど腰を躍らせても、金属の下着に固定された淫ら玩具からは1ミリも逃れられない。
本来なら排泄のための穴をえぐり回される嫌悪と屈辱……にも関わらず湧いてくるたまらない感じ。性器を突き回されるのとは違う、終わりのない虚脱感と共に背筋を駆け上がってくる、望まない快楽。そして両穴を責められているからこそ、前の穴と後ろの穴で感じる悦楽の違いまで、意識してしまう。
膣穴をえぐり回す、鋭いアクメ。アヌスから波紋のように下腹部全体に広がる、泥沼のように重い、鈍い絶頂感。そんな性質の異なる二種類の波が、少女猫の細く狭い腰の中でせめぎ合う……!
「ひゃ、ぉ、おぉぉぉ、うぁっ、あっ…………っっ! ら、めぇ、おひり、イ、っへ……ッ! くぁ、あぁぁぁっ、みゃあっっ、ぁ、んぅぅぅっ……!! これ、ら、めなのっ、れひゃうっ、れひゃうぅぅっっ!!」
じょばばばばばば!
少女の股間を覆う鉄の下着、その両脇から、さながら壊れた水道管のように噴き出す黄色い液体の奔流。世界中に公開された配信映像の中で、破滅的な粗相を晒してイき狂う悶絶聖光少女。
焦点を失った瞳を天井へ向け、小さな愛らしい舌を先端まで痙攣させた仔猫のアクメ顔を、取り囲んだ卑劣な男たちに鑑賞されて……。
「……もう……ムリ、れすぅ……っ! する、からぁ……なんでも、するから、これはずしてぇ……っ!!」
とうの昔に限界だった。これ以上耐えられるはずがない。涙と涎にまみれた情けない顔で、とうとう氷沢が言った通りの懇願を口にしてしまう。
そんな敗北少女の前に突き出される、5つの肉槍。太いもの、黒ずんだもの、長いもの、それぞれ違う……。こんなものを口に含むなんておぞましい、という思いはけれど、1秒も途切れることなく下腹部から突き上げてくる狂おしい悶虐アクメの前に消し飛ばされる。
この責め苦から逃れたい一心で、自分から、男の性器に舌を伸ばしていく。近づいて、近づいて──けれど、男たちの腕に引き留められる。
「おおっと、お行儀が悪いのはダメだよ仔猫ちゃん。おちんぽミルクが欲しかったら、ちゃんとおねだりしなきゃね。ほら、両手を丸めた猫のポーズして」
「……っ! そんな、の……!」
ここに至ってもまだ、恥辱にまみれた言葉を言わされる事に躊躇してしまうルナ。半泣きの顔で恨めしそうに氷沢を見る表情に、最初の気丈さはない。
あまりに哀れな、おあずけ仔猫……けれど少女が止まることを、男たちは許さない。
「あれぇ、できないの? そしたら、もっと虐めちゃおうかなぁ!」
新たな手が、伸びてくる。ゴツい手のひらが触れたのは、ルナの下腹部、おへその下あたり。リンゴの表面のように滑らかで艶やかな若い肌の奥で、機械仕掛けの玩具がうねり動いている感触まで伝わってくる。
その下腹部を、男の手がギュッと押し込んだ。
「かひっ………………!? うぁ、あぁっ、~~~~~~~~~~~~~~~~っっっ!!」
声にならない絶叫。全身を弓なりに反らせて、膝立ちのまま悶えて悶えて、悶える。小ぶりな胸の膨らみと、そこに結わいつけられた鈴が狂ったように揺れた。
そうでなくても、思春期独特の不安定なほど細い体に2本ものバイブを突き入れられて軋んでいた少女の身体。そこをさらに外側から圧迫されて、敏感性器が淫具をさらに締め付けてしまう。硬質なプラスチックが腹中でぶつかり合い弾き合い、その衝撃のすべてが許容を超えた絶頂連撃となってルナの理性を消し飛ばす……
「みゃあっ、ひみゃああぁぁぁぁぁぁっ!! それダメぇっ、それやめてっ、おまんこ壊れるぅっ、くあぁぁっ、お、ひりもぉっ…………っ!! うあぁぁぁっ、はぁうンっ、くぁっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」
発展途上の少女の身体で受け止めるには、あまりに過酷な、激しすぎる二穴陵辱だった。ルナがどれほど強い意志を保っていたとしても、こんな暴虐の前では荒海の中の小舟に過ぎない。
そして、少女のなけなしのプライドが、焼き切れる。
「もう、やめっ……っ! 言うっ、言うからぁっ! もう、やめてぇっ!」
「ひひっ、最初からそうしてれば良いのに。じゃあ、ほら、カメラの方を向いてねぇ。お待ちかねの、黒猫ちゃんおねだりタイムだよ」
男たちが離れる。両手が自由になったけれど、それは愛玩仔猫の解放を意味しない。2つの敏感穴に固定されたバイブは、どれほど激しく腰を振りたくろうが1ミリも抜けることなく、互い違いに回り続ける。
そして、その回転の一つ一つが、絶頂続きで敏感になり過ぎた敗北仔猫にとって、誇張なしの拷問だ。こんなの、耐えられるわけない!
「ひぅっ……っ! あ、ぁ……おちんちん、なめ、させて、くらひゃいぃ……っ!」
両手を猫の手のように丸めて、顔の横に添えて。涙でくしゃくしゃになった顔のまま、最低の媚態を晒す聖光少女。
まるで安っぽいコスプレのような、猫耳としっぽをつけた格好で。丸出しの乳首とクリには卑猥な鈴をつけたまま。そんな格好で、男たちのぺニスに向けてネコポーズでのおねだりをしてしまう、恥ずかしすぎる姿。取り囲んだ男たちから、そしてカメラを通して世界中の視聴者から見られている、中で。
もう既に、影霊と戦う凛々しい宝珠の戦士から駆け離れた敗辱姿だ……けれど氷沢は、満足しない。
「ダメダメだよぉ黒猫ちゃん、もっといっぱいおねだりしないとね。負けちゃったよわよわ猫が、ご主人様たちにミルクを恵んでもらうには、何を言えばいいかな? それとも、もっといっぱいバイブを味わいたい?」
カチリ。氷沢が手の中の機械を弄れば、ルナの2つの穴の中から聞こえるモーター音が、さらに激しく。
「ひみぃぃぃぃぃぃあぁぁぁぁっ! ゆるひてっ! ゆるひてくらひゃいぃぃぃっ! おちんぽっ! おちんぽミルクぅっ、ルナにいっぱいくらひゃいぃっ!」
「もっと」カチリ
「っっっ! あ、ぁ……! ルナはぁ、負けちゃったダメな仔猫ですぅっ! もうイタズラしないからっ、ご主人様たちのおちんぽミルクいっぱい舐めさせてくらひゃいぃぃ!」
「もっと」カチリ
「ひぁぁぁンっ! ルナはっ、おちんぽミルク大好きな淫乱仔猫ですっ! ご主人様たちの、おっきくてカチカチのおちんぽ、ルナにいっぱい舐めさせてほしいのぉっ!」
舌を突き出し、涎を垂れ流しながらの、屈辱おねだり。卑劣な調教によって、淫乱仔猫へと変えられていく敗北魔法少女の姿に、氷沢がついに満足げにうなずいて。
「いいよ」
その一言を待ち焦がれていたのだ。我慢の限界を迎えていたルナは、エサを前にした猫のように跳ねて目の前の肉槍に飛びついていた。まるで本当に、空腹のあさましい獣であるかのように。
一番近くにいた、耳と鼻にピアスをつけた色黒の男の、色黒の肉棒に、むしゃぶりつく。不快な苦みが口内に広がる嫌悪を感じたのもほんの一瞬のこと、とにかくこの責め苦から解放されたい切迫感がすべてを押し流した。
上向きに屹立した男性器を、正面から一気に咥え込む。気が狂いそうなバイブの刺激から逃れたい一心で、ヘッドドレスが揺れるほど激しく頭を前後に動かす仔猫少女。もちろん、ルナにフェラの豊富な経験があるわけではない、知識としてすら覚束ない。テクニックも何もないまま、ただ必死に、自身の口で男のモノをしごく。
それでも、少女のその切羽詰まった必死な様子こそが、この上ないスパイスだ。猫の舌に竿を激しく刺激され、吸い立てられて、ピアスの男は早くも夢見心地な顔で息を荒くする。
「んむっ、ふちゅっ、んんんっ、んむぅぅっ、んんんっ!」
口がふさがっていても、ルナの「早く、早く」という懇願の声が聞こえるようだった。男の陰毛に鼻を突っ込むような勢いで、上半身を動かしながら仔猫の奉仕が続く。動きに合わせて、乳首の鈴がりん、りんと鳴り響いた。
「う、くっ……これ、すげ……っ! もう出る、出るぞ……うっ!!」
ここまで、二穴陵辱に悶えるルナの姿を散々見させられていた男も焦らされていたようなものだ。そこから間髪をおかずに仔猫の必死過ぎる激しい口淫を受けて、ほんの数分で最初の男が果てた。
小さな口腔内に放たれる、穢れた白い粘液。小さな赤い舌に熱いスペルマが浴びせられる、そんな刺激ですら今のルナには新しい絶頂のトリガーだ。白濁に染まった舌を突き出したままビクビクと震えて。
「み、ぁぁっ……かぎ、かぎぃ……!」
まるでネズミに飛びかかるように、ルナの身体が跳ねてピアス男の握り締められた手を捕らえた。細い指で、無理やり男の手を、開いて。
けれど拳の中には、何も握られていなくて。
「……うぁ、ぁぁぁぁ……。んっくぅっ、あ、ぁあぁぁっ、くぅぅぅぅぅぅぅぅ……っ!!」
開かれた男の掌を見て落胆した、気が抜けた途端に、ここまで耐えていた快感が一気に噴き出して、さらに絶頂。苦労が実らなかった、悲しい表情、眉の下がり切った情けない顔のまま、腰を揺らしてイく。その場にべたんと座り込んで、金属の貞操帯が床とぶつかって重たい音を立てた。そのまま床の上で、しなやかな背を何度も反らせて、イく。二度、三度。
「ふあぁっ、あぁぁぁ……あぁぁっ、っくぁああぁぁぁぁっ!! みゃあうぅっ、みぃンっ、は、みゃああぁぁぁぁ……! 次の……つぎの、おちんぽぉ……!」
うわ言のように卑猥な言葉を口にしながら、隣の男の性器へ寄っていく。もう意識も朦朧としている、熱に浮かされたような顔で男のペニスを求めて縋りつく姿は、普段のルナとはかけ離れた痴態だ。けれどそんなことを意識する余裕なんて、あるはずがない。
太った中年男の性器へ飛びつき、しゃぶり出す。じゅぶじゅぶという音をたてて。
口でペニスをしごきあげる動きと、バイブの回転を受け止めイき続ける快感で、少女の尻はゆらゆらと上下に動き、しわしわになったスカートもゆらゆらと揺れる。そのスカートを持ち上げる猫のしっぽがたまに通電されたように震えるのは、ルナの下半身に走る快感電撃の強さのせいだ。
フェラチオの最中、仔猫の身体は無防備なままだ。そして、この場に集まった男たちは皆、あられもない痴態を晒し続ける少女を傍観していられるほど、行儀良くはない。つい先ほど、背後から乳首を愛撫してきた腕が再び伸びてきて――。
「んんぅぅぅっ!? んむぅっ、んんんんっ!! んぶっ、ふぁうぅっっ!! んんぅぅぅ~~~~~っ!!」
肉棒を咥えたまま、苦しげに悶え鳴く。一刻も早く男を射精まで持ち込みたいのに、乳首を圧し潰された刺激がたまらなくて、思わずフェラの動きが止まる。右手を男の性器に添えたまま、左手で相手の腕を掴むが、たび重なる絶頂に攪乱された感覚のままではろくな力も出せずに。
どのみち、男たちの愛撫をやめさせるなんて出来そうにない。背後の男に好き勝手に乳首を弄り回されるまま、仔猫少女は恥辱フェラを再開させる。乳頭を撫でまわされ、小ぶりな胸の中に沈むほど押し込まれるたびにガクン、ガクンと大きく全身が震えて、ぎこちなく口淫のリズムを乱しながら。
じゅぷじゅぷと舐め回す音。ぽたぽたと、床のビニールシートにこぼれる愛液の雫の音。たまにカサカサと鳴るのは、ルナの長い黄金色の髪が床のシートに擦れる音だ。
「んむっ、ふぇぶぅっ、んぶぅぅっ、んっ、んっ……んぅぅっ!? ふぁむぅっ、ん……んんっ、んっ、んっ!」
ザラザラの猫の舌で舐め上げられて、中年男も限界が近い。口内のおぞましい肉のわななきから、もう少しであることを察したルナが奉仕の速度を上げる。もう少し、もう少しのところで、けれど。
背後から伸びてきた別な手が、仔猫の下半身へ伸びて来る。秘裂は貞操帯によって塞がれているけれど、その上部、鈴をつけられたクリトリスは金属下着の外に露出している。ひくひくと震えていた勃起陰核を、陵辱者の指がぐり、と押しつぶして。
「ふぁぁぁぁっ!? ひっ、んぶっ、むぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!! ぷぁっ、あぁぁぁっ、くああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!! クリだめっ、そこ触ったらイっひゃ……イっひゃうぅぅぅっっ!! あひぃンっ、ひゃっ、みゃああぁあぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁっ!!」
思わず口内からペニスが飛び出すほど激しく身を捩って、猫鳴き声と共にイき狂う。もう何度目か分からない潮噴きで、まるで大雨の日の傘みたいに、ぱたたたたたっとビニールシートが音をたてる。
激しすぎる陵辱刺激の余韻に惑い、惑って、荒い息をつきながら顔を上げれば、男の肉棒は元気に屹立したまま……せっかく絶頂直前まで高めたのに、また最初からのフェラチオを求めている。
「……ひぐ、うぅぅ……いじわる、しないでぇ……!」
「ひひひひっ! ほら、そんなんじゃ、いつまでたっても終わらないよぉ? 仔猫ちゃん」
「う、ぅ……んぁっ、はぁンっ! わかった、から……わかったから乳首触らないで……っ! ごほうし、するからぁ……!」
薄笑いを浮かべた男たちが、仔猫のミルク摂取を邪魔するための悪戯をやめない。弱り切った泣き顔のまま、敗北聖光少女は再び男の肉棒に舌を伸ばす。小さな口を精一杯開いて、獣欲に膨れ上がった性器をしゃぶり、舐め上げて。
気が狂いそうな絶頂を何度も迎えながら、気が遠くなるような時間――少なくともルナには永遠とも思えるくらいの時間――仔猫少女のご奉仕タイムは続いた。
バイブの回転に喘いで中断され、乳首やクリを弄り回す手に感じさせられて中断され、ようやく男を射精に導いても手の中に鍵はなく……半狂乱になりながら次の肉棒に飛びつく口淫仔猫。
フェラの間は、顔を男の股間に埋め込むようにして必死に上半身を動かし続けている……男の股間以外は何も見えないような状態だ。だからもちろん、男たちが背中側でこっそり鍵を受け渡ししていたとしても、ルナが気づくはずがなかった。
数えきれないほどのアクメに悶え狂いながら、それでも、一人また一人と男たちを射精に導いて。どろどろになった口の中を唾で潤す暇もなく、最後に残った一人、筋肉質な長身の男のペニスにたどり着く。
「……う、ぁぁ……ひみゃあっ、はうぅぅ……んんっ! あ、はぁ……ぅあ、あ……せいえき……せいえきぃ……」
疲労も限界に達していた。どうにか、たくましい肉の竿に舌をつけるけれど、口を開けるのさえままならない。両手で男根に縋りつくように掴まって、唇と舌でどうにか男を刺激する。もう、自分が何のためにこんな恥ずかしいことをしているのかさえ忘れかけるほどに疲れ果てて……それでも、まるで本能に促されるように、ペニスを舐め続ける被虐仔猫。
「くくくっ、さぁ仔猫ちゃんのフェラチオ挑戦もいよいよ最後の一人! 無事やりとげられるかなぁ? けれど、そうはさせじとさらなる妨害が仔猫ちゃんに襲いかかるぅ! おぉっとあれは、禁断の秘密兵器だぞぅ」
白々しい氷沢のアナウンスもルナには聞こえていない。無我夢中で、周囲に向ける注意力などとうの昔になくなっているからだ……先に気づいてさえいれば、少しは身構えることも、できたのに。
ルナを取り囲んだ白仮面の男たちの手の中にあったのは、大ぶりの鈴だ。紐に吊り下げられたその鈴は、少女の乳首とクリに結わいつけられた鈴と連動した、地獄の責め具。宝珠の変身状態をハックして性質を変える氷沢の首輪によって、敏感突起につけられた鈴の音が快楽神経をダイレクトに刺激するようになっている。
その鈴が。いっせいに。ルナのネコミミの近くで、振り鳴らされた。
ちりちりちりちりちりちりちり!!
「んぷっ!? んむぁっ、んんぅぅぅぅぅぅぅっ、んぷあぁぁっ!! あ、ひぃっ、んいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!! ひみゃっ、みゃあ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!! 乳首ぃっ、震えっ……それ鳴らしひゃらめえっ!! ほんろにむりぃっ、これ以上気持ひいいの増やさないれぇっ……!! あぎっ、ぃぃぃっ、みゃンっ! それ鳴らされひゃらイっひゃうのぉっ、イくぅっ、おまんこもおひりもぉっ、いっひょにイっくぅっ!! ひあぁっ、くみゅぅぅぅぅぅぅぅうンっっ!!!」
あまりに激しい絶頂に膝から力が抜けて、両手で男の性器に掴まりぶら下がるような態勢のまま、悶え狂う淫乱発情仔猫。あられもない嬌声が暗い部屋全体に響き渡り、カメラのマイクが音割れを起こしたほどだった。
そして、肉棒を掴む指がよほど強かったのか、あるいはイき乱れる黒猫少女の痴態にあてられたのか、その瞬間に男も果てていた。「うっ!」というくぐもった声とともに、先端から白濁が噴き出す。
「みゃあっっっ! うぁぁ、はぁンっ、ひゃみゃあぁぁ……ミル、クぅ……っ!」
連続絶頂に耐えかねて上向いたルナの顔に、熱いスペルマは降り注いだ。だらしなく開いた口と、だらりと垂れ下がった舌に。随喜の涙で濡れた頬に、ピクピクと震える猫耳に。
膝立ちになって、頭上に男のモノを捧げ持つような姿勢のまま、白濁の洗礼を恍惚と受け入れる黒衣の魔法少女。
最後の力を使い果たし、ルナの体が床に敷かれたビニールシートの上に沈んでいく。どしゃりと倒れ込んだ先は、ルナ自身がさんざん垂れ流した恥液の溜まった、水浸しの中だった。
「……ぁ、はぅぅ、ん……ぁ、ぁ……」
虚脱。こんなにもイき続けて、もう立ち上がる気力もない。ただ過呼吸が小刻みに続くのに合わせて、膨らみかけの胸が上下に動くばかりで。
そこに近づいてくる、男の足。上から覗き込んでくるのは、氷沢の顔。
「いやぁ、おめでとう黒猫ちゃん、最後までやり遂げたねぇ。ゲームクリアだよ。配信を見に来てる視聴者さんも大盛り上がりでさぁ、ほんとよく頑張ったよぉ。そしてほら、これが……クリア報酬。欲しかったんでしょ、貞操帯の、鍵」
ずんぐりとした氷沢の手の上に、小さな小さな、鍵。
その途端、もう1ミリも動けないかと思っていたルナの体が跳ね上がって、男の手からむしり取るように鍵を奪い取っていた。この責め苦から逃れられると思った瞬間の、とっさの、最後の気力。
スカートを自分からまくり上げて、無骨な金属の下着、その腰の部分にある鍵穴へ鍵を近付ける。限界までイき続けた余波で指も上手く動かせず、鍵の先端が震えて揺らいで、なかなか解錠できない。もどかしさに泣きそうになりながら。
それでもついに、カチリと音がした。拘束が外れる。
下半身の2つの穴の中で暴れまわるバイブを、とうとう抜き取る。けれどそれもまた、弱りきった絶頂ボディには酷すぎる刺激だ。小さな球がジグザグに繋がったアナルバイブ、その球を一つ一つアヌスから抜き出すたびに、恥ずかしすぎる排泄穴快感が弾けて、
「んあぁっ、あおぉぉ、ひゃ、おぉぉぉぉ……!」
情けない獣の声をあげて、なおも追加の絶頂を味わわされる。
ようやく、ようやく最後の先端が二つの肉穴から抜けて、けれど抜ける瞬間に腫れ上がったクリトリスをバイブ先端が跳ね上げてしまい、
「~~~~~~~~~~~~っっっ!」
ぷしゃああああああ!
腰を大きく持ち上げての、恥液スプラッシュが噴き出て、部屋中に広げられたビニールシートの端までを濡らしていた。
1時間以上ぶりに責め具を吐き出した秘裂と尻穴は閉じることを忘れて、ぽっかりと穴の奥まで見えるほど開ききったまま。そして、余韻のように残り続ける絶頂感に、少女の腰はさながら打ち上げられた魚のようにシートの上で跳ね回り続けた。ビクビクと病的な痙攣を続けながら……。
「…………………っ、………っ」
やがて倒れ込み、この配信が始まって以来の静寂が部屋に訪れた。
今度こそ、完全な虚脱感に見舞われて、もう身動きひとつ出来ないルナだ。もはや指一本動かす気力もなく、何かを考える余力もなく、天井に向けられた瞳も何も映してはいない。
やっと訪れた、責めの終わり。束の間の解放……。
けれど、これで終わりなら、どうして、男たちがルナの方へ、近づいて、きているのか。
「…………え?」
先ほど、最後に精を放ったばかりの、長身の男が乱暴に黒猫少女の腰を掴んで。まだギンギンにいきり立った肉槍を。
開いたままの膣穴に。
乱暴に、ねじ込んできた。
「ひっ、あ、ぁ……!? うぁ、あ……~~~~~~~~っっっ!」
もはや声にならない。弛緩しきった身体を襲う、急激な絶頂の再来。ただ口をぱくぱくと開閉して、目を見開いて、終わったはずの悪夢に苛まれる。
「…………くぁ、あ、はっ…………ひぃぃっ……! なに、して……!?」
「あははは、いやゲームが終わったばかりでお疲れのところ悪いんだけどさぁ、黒猫ちゃん。君のエッロい姿を見続けてたせいで、出演者さんもスタッフも、もうギンギンなんだわ。1回出したくらいじゃおさまらない、ってことで……みんなのお相手してあげてよ?」
薄ら笑いを浮かべた氷沢の言葉に、けれど文句を言う暇も与えてはもらえない。ルナが二穴バイブに悶えていた間、男たちは焦らされ続けていたようなものなのだ。性欲に駆られた力任せのピストンを、バイブ責めでほぐれきった膣穴に乱暴に突き込まれ、少女の視界が真っ白に染まる。
剛直な杭は、とろとろの粘膜を難なく押しのけて、最奥の子宮口へと打ちつけられ。もはや為すすべのないルナはその衝撃をただ、受け止め続けて。
「…………っ、……………………っっっっ!!」
快感神経はもう飽和している。イっているのかいないのか、混濁していてルナ自身にも分からない。ただ、破滅的な、あまりにも大きな衝撃だけが絶え間なく送り込まれてきて。
呼吸さえ、失いそうになる。
「へへっ、そぉら」
そんなルナを、大胸筋の浮き上がった大男は軽々と持ち上げた。もちろん、ペニスを挿入したままだ。まるで小さな子供のように抱き上げられて、けれど重力によって肉棒をより深くまで押し込まれて、
「はくっ、んぅぅぅ…………ぁ、ああっ……っ!! ひみゃ、あ……!」
少しでも負担を減らそうと、相手の腰に両足を絡めて……まるで自ら求めているかのように男に抱きついてしまう。
そんな仔猫の青息吐息な顔を覗き込み、筋肉質の男がニヤリと笑う。そう、わざわざルナを持ち上げたのは。
「お、すまないねぇ。それじゃ俺は、後ろの穴を使わせて、もらうよっ、と」
中年の男が背後に近寄ってくる。狙うのはもちろん、まるで男のモノを待ち受けるかのように広がりきったアヌスだ。
一片の容赦もない。屹立した肉の鎚を、一息に、突き込む。
「………っっっ!? あ、かっ……ひぁ、あ、きひぃぃぃぃぃぃっ!! うそ、でしょ……そんな、そんなの、むり、ぃ……っっっ!!」
結局再開される、悪夢の二穴責め。あれほどの屈辱と苦労の果てにようやく逃れたはずの苦悶に、少女の意思が暗く閉ざされていく。
わけもわからぬまま、泣きながらそれでも、少しでも抵抗しようと両手で目の前の男を叩く。とはいっても、両足が地面についてすらいない姿勢で力が入るはずもなく、駄々っ子が暴れているような無力なことしかできない。
強大な宝珠の力を使いこなしていたはずの聖光少女が、まるで無力な娘のように無為に暴れるしかない姿は、あまりにも哀れだった。
もちろん、挿入だけで終わるはずがない。前から、後ろから、男たちがてんで勝手に腰を動かして、膣奥を、尻穴を突き回す。
「……うぁぁ、や、め……っっっひぃっ! ひにゃ、ぁぁ…………っ」
終わらない。
たとえ目の前の、背後の男が精を放って離れても、その周りには順番待ちの別な男が列をなしている。だからこの地獄は、いつまでも、終わらなくて。
絶望の中で、敗北聖光少女は最後の抵抗の意志を、ゆっくりと手放していった。