悪魔の尻尾(9)女性二人から乳房を吸収する
Added 2023-05-13 02:06:52 +0000 UTCさぁ、腕は手に入れた。残るは胸だ。女性としての乳房を手に入れれば、俺の肉体は完全に女性化する。 頭の部分は残しておきたい、というと少し日和ったように聞こえるかもしれないが、現代社会で生きる都合上、ここは変えない方が良いと思った。 顔写真付きの免許証が出ているならば、そこを変えてしまえば「別人が持っている」と思われかねない。そうなれば、面倒くさい事この上ないだろう。 それは本当に口惜しい。いっそ顔写真付きの証明書がない世界があるならば行きたかったが、それも無理だろう。だから俺はすべてが女になる事などできないのだ。 だが、それならそれで構わない。今の俺は「男」としても「女」としても世界から扱われている。顔が男のままでも何ら問題は無いのだ。 だから俺はこれを良しとして、女性の胸をどんな人物から吸収するか、を考えるのだった。 これでも俺は男だ、当然というのもなんだが胸の大きい女性が好きだ。 どんな人物からどれだけの胸を吸収するか、と言う事を考えてしまえば、なかなか選定が進まなくなってしまう。 駅の改札前で、流れゆく人々(特に女性の胸)を見ながら、誰から吸収しようかと悩んでいたところ、ふと、大学生くらいの二人組の女性を見つけた。 一人は少しふくよかな、相応に胸のサイズの大きい女性。 もう一人はスラりとした細い、胸にハリのある女性だった。 そこで俺はふと思いついてしまった。俺の尻尾は相手から物理非物理問わず「要素」を吸収できる。 ならば二人の女性から、それぞれ一部だけを吸収する事はできるだろうか。 そう、つまり、ふくよかな女性から「胸のサイズ」を吸収し、細い女性から「胸の張り」を吸収する事ができるのなら。俺の胸板は立派なサイズの垂れない乳房ができあがるという事になる。 「ミリィ、今すぐ来れるか? 場所は…」 俺は彼女たちを追いかけながらミリィに連絡をし、即座に合流した。幸いにも近くにいたようで、すぐに合流する事ができた。 他愛ない話をするふりをしながら、俺は先ほど考えた事をミリィに話して、可否を確かめてみる。 「…なるほどね、確かにそれもできなくもないかも。今までは『相手の要素をまるごとそのまま』吸収していたけど、要素だもの。一部だけも可能と思えば可能ね」 「なるほど。じゃあ試してみる価値はあるな」 「大丈夫よ、きっとできるわ。…隆正に生えてる尻尾は、あなたが契約によって『こうあってほしい』と願ったものだから、あなたの願望に応えてくれるはず」 「…そう言ってもらえると助かるよ。じゃあ、頼む」 俺はミリィに頼むと、彼女は幻術を女性二人にかけた。 一瞬だけ二人の女性が足を止め、そしてこちらに振り返る。 「…あぁ、そこにいたんだぁ。探したよ」 「合流場所を変えるなら先に言ってよね」 今回の幻術は『俺達二人が彼女等の友人である』という幻術だ。 それも『肉体的関係を伴った友人関係』というオマケ付き。 そしてお互いに自己紹介をしたが、それさえも幻術によって『おかしい事』だとは気づかれていない。 ふくよかな女性が、「江村園美」。 細身の女性が「佐山ニナ」ということを知った。 「それじゃ園美、ニナ、行きましょうか」 「そうだねぇ、玲奈。今日はたくさん楽しもうね」 「隆正も、ちゃんと気持ちよくさせてよね、男でもあるんだからさ」 「あぁ、三人ともちゃんと気持ちよくさせてあげるよ」 そう言って俺達は、乱交可能なホテルに向かうのだった。 * * * 行為はとても気持ちの良いものだった。ただでさえ気持ちの良い女同士のセックスで、そこに乱交という行為が加われば、開放感からさらなる気持ちよさを感じられた。 俺は双頭のペニスバンドを購入してニナを突いて、そしてニナに突かれて悦んだ。 園美の豊満な肉体に溺れるように彼女を犯し、ミリィを犯した。 もちろん俺もするばかりではない。される事だってあったし、ミリィが「犯されてる隆正の喘ぎ声って面白いのよ」と言われた瞬間、園美もニナも俺の体に貪りついてきた。 ペニスバンドでニナに後ろから突かれ、園美の肉体に抱き潰されて、何度も絶頂した。 驚いた事に、美しい肢体のニナだけでなく、園美もかなり性交には手慣れていた。 恰幅の良い体格に似合うように、かなり愛嬌のある性格から男性受けが良く、同時にその肉体に安らぎを求める男も多いのだとか。 そうした行為を繰り返し、しかも女性同士という事で体力の続く限りイかせ合う事ができた俺達だが、先に眠りについたのは園美であった。 ニナが言うには、相手を気持ちよくする事に気を遣って先に寝てしまう事が多いのだとか。 そして寝てくれたのなら、とても好都合だ。 「……」 視線をミリィの方に向けると、彼女も「理解した」と言わんばかりの動きを見せてくれる。 そうしてニナに幻術を仕掛けて、彼女も眠らせた。 「…ふぅ。これでようやく気兼ねなく話せるな」 「えぇ。隆正の尻尾を見えないようにする幻術も掛けてたから、意外と気を張ったわね」 「俺もミリィのように尻尾を消せれば良いんだけどな」 「それは人間と悪魔の違いね。悪魔であれば、角や羽や尻尾を消して、人間のように振る舞う事もできるの」 随分と素晴らしい能力である事だ。出来るなら俺もほしい。尻尾を常に脚に巻き付けているのは、これはこれで難しいものであるのだ。隠せる事が出来るなら隠しておきたい。 「じゃ、隆正。…お楽しみのお時間でしょ?」 「そうだな。それじゃあ早速…、ニナの方からいただくとするか」 俺は尻尾を伸ばし、ニナの胸に突き刺した。そしていつものように吸収するだけではなく、少し細かい念じ方をして、吸収を開始する。 ドクン、ドクン、と、相手から要素を吸収する感覚がしてくるが、俺の胸が膨らむ事はない。代わりに俺の黒ずんだ乳首の色が変わり、先端がピンと張った感じがしてくる。 胸のハリと乳首の気持ちよさ。まずはそれをニナから吸収させてもらう事にしたのだ。 代わりにニナに残されたのは、Cカップほどの綺麗な形をしていたが、今や垂れている乳房と、触っても以前のように気持ちよくなれない乳首だけ。残酷な事だが、仕方ない。胸が残ってるだけありがたいと思ってもらわないと。 尻尾をニナから離した瞬間、俺の股間が“じゅん”と濡れ始めてきた。形こそまだ男の胸のままだが、俺の胸板はまさに今、女の胸になったのだ。 それを理解した瞬間、俺の中で興奮が止まらない。あぁ、俺は女になっていくのだ、今こそ本当の「女性の肉体」を得るのだ。 そう考えながら、今度は園美の胸に尻尾を突き刺す。 さぁ、いよいよだ。 俺は再度尻尾に念じ、今度は園美から「胸のサイズ」を吸収していく。ふくよかな女性の、ふくよかな体格から得られるものではない。純粋な胸のサイズだけを奪うのだ。 吸い取っていく感覚がしたと同時に、高鳴る心臓の鼓動に合わせて、俺の乳房がむく、むくと膨れ始めていく。 相対的に園美の胸がしぼみはじめていくが、「俺が吸収している」という現実を殊更に理解させていく。 胸の膨らみが止まらない。あぁ、俺の胸板が乳房になっていく。鼓動の高鳴りが激しくなっていくと同時に、俺の胸が膨らみ続ける。 そして園美から要素を吸収しきった直後、俺の乳房が現実を突きつけるように、“ぷるん”と震えた。 「おぉ…、おぉぉ…!!」 俺は嬉しくて、自分の乳房を見下ろす。大きくハリのある、文句のつけようのない女性の乳房は、俺の視界を遮るように存在を主張している。 あぁ、俺の肉体が完全に女性化したのだ。尻尾を得てから長いようで短かったが、ここに俺の本懐が果たされたのだ。 俺は恐る恐る自らの胸に触ってみる。 「ん…っ!」 触ったという感触と、触られたという感触が2つ同時に襲いかかってくる。柔らかい。女性器の他にも存在している「女性の象徴」が、俺の体に付いている。それが嬉しくてたまらない。 肩からは前に引っ張られるような感覚がして、胸に付いたものの重さを実感させられる。 すくい上げるように持つと、柔らかさを主張するように形を変えて、俺の手のひらに収まらない大きさがあり、そして感じる重さが少しだけ解消される。 なるほど、女性がブラジャーをつけるわけだ。この胸をそのままにしておけば、動くたびに揺れて大変な事になるだろう。 今度は恐る恐る、乳首を指先でつねってみた。 「んひ…っ!」 その瞬間、頭の中に快感が走った。男の時とは違う、女性の乳房だけによる女性の快感が俺の胸から脳に届けられる。 「あぁ、俺の…、俺の胸だ…、俺だけのおっぱいだ…っ!」 その事実が嬉しくて、俺は自分の胸を揉み続ける。その度に胸が形を変え、その度にもまれている感触が襲い来る。 俺の肉体が女性化した事実。頭以外の余すところなく女性化した現実が、その事実が、今や俺の体中を悦びで満たしている。 胸をもみ、ぐにぐにともてあそぶ。乳首をつまみ、こりこりといじる。 あぁ、あぁ、これだけでイキそうだ…っ! そう思った瞬間、ミリィが俺の腕を掴み、おっぱいから離したのだ。 「はいちょっとそこまで。…隆正、おっぱいが嬉しくなるのはわかるけど、それだけじゃつまらないわよ?」 「つまらない? このおっぱいを吸収できた事を喜んで、どうしてつまらないんだ?」 「それはね、こういう、ことっ」 少しばかり苛立たしさを感じたが、それはすぐに消失する事になる。ミリィが言葉少なに証明すると言わんばかりの行動を取ったのだ。 そう、俺の胸に吸い付くという行動を。 「んひぃっ!」 「んふふふ、ろう、たかまひゃ? おっはいすわれぅの、ひもひいいれひょ?」 ミリィが俺の胸に口をつけながら喋る。舌が動き、俺の乳首をなで回す。 それだけで気持ちいい。先ほどの指以上の心地よさを感じてしまっている。 そしてなにより、「膨らんだ乳房を吸われる」という女性としての充足感を得られる行為を、俺がされているという事実が、内心の悦びを加速させていく。 女としての快感、その全てを受け入れることができるという現実を、今俺は手に入れたのだ。 女としての胸で、女としての快感を得て、女として絶頂する。 俺が望んだものが得られた瞬間だ。 ミリィが俺の胸をついばみ、そして股間に手を当ててくる。何度も絶頂し、そしてさらなる興奮で濡れていたおまんこを撫でると、俺の喉から声が漏れ出てくる。 その濡れ方は今まで以上であり、ミリィの手におさまらなかった分がぽたぽたと床に落ちていった。 「あっ、ダメだ、ミリィ…っ、イく…っ! 女としてのおまんこで…、女としてのおっぱいで、イっちゃう…!」 「いいよ、隆正。イっちゃえ。これがあなたの望んだ女の体の快感よ。それを全身で感じて、蕩けちゃえっ」 次の瞬間、ミリィは俺のクリトリスを摘まみ、乳首に痛い位に噛みついた。 「っ、おっ、あ、あぁぁぁっ!!」 そうして俺は絶頂する。のけぞりながら、全身から女としての快感を味わって、みっともなく潮を噴いて絶頂した。 「どう、隆正。望んでいた全身が女の快感は」 「は…っ、は、ぁ…っ! …さいっこう…!」 「それは何より。私もおいしい精気が食べられて嬉しいわ」 くすくすとミリィが笑い、俺の放出した精気を食べている。先程のレズセックスの分も食べているのだろうが、随分底なしだなと考えながら、俺達は汗を流しにシャワーを浴びた。 そうして体を洗いながらも、ミリィは俺の体を撫でまわし、俺はミリィの体を味わい、絶頂し合う。女の体で感じる女の体の心地よさは、男女の時より素晴らしい。 そして着替える前に、園美とニナから今日の記憶を吸収して、俺達の事を忘れさせる。2人でこの状況なら、何となく一線を越えてしまった、みたいに思うだろう。 実際にお互いがどう思っているのかは知らない。もしかしたら本当に付き合うかもしれないし、友情は壊れるかもしれない。 俺にとってはどうでもいい事だからな。 「じゃ、隆正。行くわよ?」 「あぁ、すぐ行く」 ミリィが扉を開けて俺を誘う。 俺達は部屋で眠る2人を横に置いて、静かにラブホテルを出ていった。
Comments
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龍星色(元・罰印)
2023-05-14 10:02:45 +0000 UTC某支援所からずっと好きでファンです!応援しております!
ジョウ
2023-05-14 05:41:04 +0000 UTC