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龍星色(元・罰印) from fanbox
龍星色(元・罰印)

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異世界融合物語(3):新たな肉体は神秘に満ちて

最近、気分が落ち着いてゆっくり創作できるようになったので、ペースが落ちても週に一回は投稿できるようになっていきたいですね。

無理はしないでいきたい所です。


―――――――――――


 意識がぼんやりする。

 寝て起きた後のように、溶けるように消えた意識が、なんの変哲もなく起き上がる。

 どうなったのかと考えながら、寝ぼけまなこで手を動かせば、冷たい壁にぶつかる感触がして、それをきっかけに意識がハッキリとし始めた。


 そうだ、俺は融合装置を使って、『神秘の双翼』の融合体と一つになったんだ……。

 冷たい壁を押していき、カプセルの蓋を開く。魔力光がいまだちかちかと光る中、バランスのおかしい肉体を引きずるように、四つん這いで這い出ていく。


 視界に広がるのは、先ほどからいた部屋。そして『神秘の双翼』の遺品と、俺の服と道具。

 どうやら死体と融合した俺は、問題なく『俺の意識』を保ったままらしい。


「姿を確認しないと……、そう言えば鏡って持っていたっけ……、っ?」


 ぼんやりと口を開くと、耳に聞こえてきたのは鈴が鳴るような、女性の声。これを俺が、出したのか?

 同時に頭の中に浮かんでくるのは、バランスの変ったはずの身体を『どう動かせばいいのか』という感覚、そして『手鏡があったはず』という知らない記憶だった。


「これ、『神秘の双翼』の記憶だ……」


 変わらず俺の口から聞こえてくる、可愛らしい女性の声。どんな姿になったのかが分からないが、それを知る為にも手鏡を探す。

 四つん這いで動くと、胸の辺りが震える感覚がする。そこに何があるのか、分かっていても覗くのが怖かった。


 一番外見に気を使っていたルビナは、手鏡を欠かさず持っている。

 そんな知らない記憶を頼りに、視界の中に見える、細く柔らかくなった手を動かしてルビナの荷物を探ると、実用性と可愛さを兼ね備えた手鏡を見つけ出した。


 重い唾を飲み込んで、鏡をのぞき込めば。

 そこに映っていたのは、先ほどの『神秘の双翼』の融合体と同じようで、しかし違う女性がいた。


 薄紅色の長い髪はそのままに、可愛い顔立ちをしていたはずの融合体とは異なり、男性的な凛々しささえ感じる目付き。

 その顔が、俺の思うままに動いている。いぶかしんで見てもその通りに動くし、笑ってみれば見慣れない顔がぎこちなく笑っている。


「……すごい。これが、俺なのか……?」


 頬を触る手さえ細く頼りなく感じてしまい、驚くほかない。どうやら俺は、完全に女性になってしまっているようだ。

 胸元にある大きな乳房が身体のバランスを崩すけど、俺はその身体でのバランスの取り方を『知っている』。すらりと背筋を伸ばして立つと、手鏡を使ってゆっくりと新しい身体を、舐めるように見ていく。


 喉仏のない細い首。

 男の時より狭い肩幅。

 肩から引っ張られる感覚のする大きな乳房の頂点には、ぷっくりと膨らんだ桜色の乳首が乗っている。


 すらりとした曲線を描くくびれた腰も、

 シミひとつない白い肌で形作られた扇情的なお尻も、

 筋肉と脂肪のバランスの取れた細長くのびる脚も、

 そして股間から無くなった男性器と、代わりに存在しているぴったり閉じた女性器も。


 そのすべてを確認していくたびに、それが自分のものだと自覚していく。


「これが、新しい俺…。新しい俺の身体…!」


 くっくと笑いが止まらない。興奮とともに高鳴っていく心臓が、俺の生きている証を刻んでいく。

 成功したのだ。

 俺は『神秘の双翼』の能力すべてをこの手に納めたのだ!


「やった、やったぞ…! 俺だけじゃない、レーナ、ルビナ、アネッサ、メリッサ…、五人分の力が満ちている…!」


 試しに手を握ってみれば、それだけで力がみなぎる感じがする。身体中に溢れる五人分の力を、身体を動かすたびに実感する。

 思わず口元からは、笑いがこぼれ出てくるようだ。


「あぁ…っ、俺の身体、こんなにもしなやかで、強くて、美しいなんて…! 挑戦した甲斐があった!」


 喜びと興奮に満ちて、俺は笑う。その度に柔らかさを持った身体が鼓動する。生きているのだと証明するように、乳房が小さく震えていく。

 その様子をふと視界の端に捉えてしまい、わずかに考えた後、俺はにやりと笑って自分の胸に手を当てる。

 ふに、と、柔らかい感触が手に返ってくる。


「あ……っ」


 驚きがあった。女の子の胸なんて触ったことがない。初めて触った女の子の胸が自分のものなんて、少しだけ悩ましいものがあるけど、それでもこの柔らかさと、同時に感じ始めた気持ちよさは、何物にも替え難い。

 

「はぁ……っ、こんなに、柔らかいなんて……」


 甘い声が漏れてくるのがわかる。自分で自分の胸を触っている、触られている感触が同時にやってくる。女となって小さくなった手でも収まらないくらいの、動く時に邪魔になりかねない巨乳だが、その胸の大きさが今は誇らしかった。

 これが新しい俺なのだ、新しい俺の身体なのだと言うように。

 誰にも見られていないが、それを俺の身体だと自覚するように、俺の手は、俺の新しい身体をまさぐっていた。


「はは、乳首、立ってきちゃってる……、これをつまめば、ん、ぅっ!!」


 友人同士で見た18禁マンガ作品のように、屹立した乳首をつまめば、やはり甘い声があふれ出る。つままれたはずなのに、それが果てしなく気持ちよい。

 はぁはぁと荒くなる息を漏らしながら自分の乳首をこね続ける。甘い疼きが胸から脳に届く。

 気持ちいい。女はこんな気持ちいい部位を持っているなんて、ずるい。

 持っていなかった物を持ち得て、それを使って楽しんでいると、当然のことながら体に異変が現れてくる。


「んく……っ」


 気持ちよい疼きが下腹部に生まれ始め、次第に太ももに冷たさを感じて見下ろす。

 すると太ももに水のようなものがどこからか垂れており、しかしすぐに出てくる場所を特定した。


「マジか……、これが、濡れるってヤツ……っ」


 そうだ、俺のものになった女性器が濡れているのだ。

 ぴったりと閉じられた処女。『神秘の双翼』は誰も男性経験がなく、恋をした事も無いらしい。ならばこれが初めて『異性』に触れられることになる。それさえも『自分』になるのだが。

 指をそっと、女性器に割れ目に添わせる。


「はぁ……っ、ん、く、ぅ……っ!」


 指が触れた瞬間、胸の時より甘い疼きが体中を駆け抜ける。女性器が湿り気を増して愛液を垂らし、下腹部に出来た場所が気持ちよさに動き出す。

 これが女性器を触られた感触……。男性器に熱のすべてが集まる男の時のオナニーと違う、熱が体中に広がっていく感覚がして、男と女は違う存在なのだと嫌でも分かっていくようだ。

 これをもっと見てみたい。どんな器官が自分の身体に出来たのか確認してみたい。

 その一心から、脚を開いて膝立ちになり、その間に手鏡を置いて女性器を映して、おそるおそる女性器に左右から手を添え、割り開いていく。


「うわ、ぁ……っ」


 鏡越しに女性の神秘を見た感動と、そこが体内器官であり、ある種のグロテスクさを持っているのだという驚きとが同時に襲い来る。

 割り開かれたことによって留まれなくなった愛液が、ぽたぽたと鏡に落ちる。俺の女性器の、俺のものになった膣肉がひくひくと蠢いているのがよくわかる。

 俺はそれを見ながら、深呼吸をし、そこに改めて触れる覚悟を決めていく。

 自慰行為をする。それも女の自慰行為を。覚悟を胸に、指を一本、女性器の中に挿しこんでいく。


「ひぁ……、っ!」


 指はぬるりと、女性器の中に入っていく。体の中に異物が入っていく感触がすると同時に、気持ちよさが駆け巡ってくる。

 指が入り込めば入り込むほど、女性器からの熱と気持ちよさがあふれ出てきて、声が止まらなくなる。


「はぁ、あ、あぁぁ……っ! これが、俺の、女の膣の中……っ! こんなに、気持ちいいなんて……!」


 気持ちよさに、次第に頭が蕩けていく。何をすればいいのかは18禁マンガ作品くらいでしか知らないが、女が挿入されて気持ちよさそうにしていたのが真実であることを知って、俺は何度も指を上下に動かし始めた。

 その度に愛液が指に絡み付き、ちゅぷ、ちゅぷ、と音が鳴る。股の間に置かれた手鏡にはその様子が明確に映っており、女としての自慰行為をしている自分と、鏡越しに目が合った。


「これが、俺……っ、これが、新しい俺なんだ……っ! こんなに気持ちよくよがってる姿が、『神秘の双翼』のおかげで手に入ったんだ……!」


 鏡に映る自分を見て、俺は優越感に浸る。これが新しい自分だということを認識して、興奮と共に指の動きがだんだんと激しくなっていく。

 指を激しく上下に動かせば、それに合わせて愛液も溢れ出て、絡み付く水音が誰もいない研究室に激しく響いている。

 鼻孔を突くのは、女の身体が放つ甘い匂い。それさえも俺の身体から出ているのだとわかり、その匂いがまた俺の興奮を高めていく。


「はっ、あっ、……んっ、っくぅ……! きもち、い、ぃん……っ! 俺のおまんこ、おっぱいっ、なんでこんなに、敏感なんだ……っ!」


 気付けば俺は体中を床に投げ出し、全身を味わうように自慰を行っていた。

 右手で女性器を刺激し、左手で胸を揉み続ける。男の時のそれとは違って、体中に集まっていく熱、体中で感じる快感は、とても夢中にならざるを得ない。

 ぐちゅぐちゅと水音が股間から鳴り、頭の中を占めていく。自分の声さえ興奮材料になって、身体のすべてが気持ちいい。


 そうして行っている自慰行為は、次第に激しさを増して。

 限界が、やってくる。


「あっ! はぁっい! くる、なんか、クる……っ!!」


 体中から感じる熱が、下腹部に集まっていくような感じがする。それは男の時の自慰行為にも感じたようなものだが、決定的に違う所がある。放出する器官が無いのだ。

 男の時は射精をすればすべてが終わったのに、それができない女の体ではどうなるのだろう。俺は興奮と、わずかな怖さを覚えつつ、それでも手を止める事は出来なかった。


「あっ、クる、キちゃう……っ! これっ、こんなに激しいの、男の時以上、なんて……っ! 」


 指が止まらない。女性器を抉る細い指先の動きが激しさを増していく。

 限界を迎えるために、女の身体を知るために、女の絶頂を知るために。


 そして、その時は訪れた。


「あ……っ!! あぁぁああぁぁぁっ!!!」


 抑える事を忘れた俺の声と共に、性感が爆発するような感覚がする。

 下腹部の子宮に蓄積していた熱が、全身に広がっていく。行き場のない熱が、俺の身体中で激しく爆発して。体の外に逃げようとした分だけが、潮として女性器から勢いよく噴き出てきた。


「は、あ、あぁ……っ! はぁ、あぁ、こ、これは……っ」


 指を差し入れた女性器が、奥へ奥へといざなうように蠢いているのがわかる。手に当たる、噴き出した潮の勢いと、絶頂によってなおも溢れ出る愛液を感じながら、俺は余韻に浸っていた。

 女としての絶頂を感じて、傍から見れば俺はもう完全に女性そのものだろう。こんな自慰行為をして、女として絶頂して、男として見る存在がどこにいるものか。


「はぁ、あぁ……っ、はぁー……っ」


 熱がこもる肉体で深呼吸をし、絶頂の余韻を次第に抑えるようにしていく。

 あぁ、女の絶頂がこんなに気持ちいいものだなんて。本当に『神秘の双翼』には感謝しかない。俺にこんな素敵な身体をくれたのだから。


「……あー、街に戻ったらどうするかな。とりあえず女になった事の説明をして……、服とか整えて……」


 ぼんやりする頭の中で、これからの事を考える。少なくとも冒険者ギルドに説明はしないといけないし、『神秘の双翼』の冒険者タグを持っていく必要もある。

 それが終わったら服と装備を新しく揃えて、改めて冒険者としてやり直していこう。そんな事を考えていた。


 どうやら先ほどの絶頂で、融合体と記憶の連結もできたようだ。

 俺はレーナ・ルビナ姉妹の剣術、アネッサの格闘術、メリッサの魔法、すべてを過不足なく使える。そこに俺自身の能力も重なった事で、より隙のない存在に生まれ変わった。


 そして意外な事実も判明した。

 これ等を使って、俺はこの異世界で第二の性を楽しんでみようじゃないか。


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