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探偵サークルの日常 みんなでケイドロ

「ふっふっふ…みんな集まったね〜」

「ったく日曜の昼間っから市民体育館に呼び出したと思ったら…何する気なのよ?」

「よーく聞いてくれました!」

かすみは体育館ステージの上で小さな胸を張りながら声を張り上げている。体育館内にいるのは壇上の秋山かすみを筆頭に、春風椿、有働佳奈、高橋みかん、そして大空花憐と大空千秋の大空姉妹である。

「ずばりケイドロをやります!」

「ケイドロって警察と泥棒に分かれてする鬼ごっこみたいなやつ?」

「そのとーり!」

かすみはツバキを指差しながら言った。

「それで、このケイドロはちょっとした特別ルールを加えようと思うんだよ。」

「ルール?」

「泥棒は一度捕まるごとに拘束を増やされるんだよ。ボールギャグだったり股縄だったりね。」

「はぃ?そんなルール聞いてないけど…?」

「今作ったんだもん。」

「そんなメチャクチャな…」

ツバキだけでなくみかんと花憐も呆れ果てていた。

「残念だけど私たちは辞めさせてもらうわね、行きましょ」

そう言って体育館から出ようとするツバキたち3名。

「仕方ないなぁ、塾生の皆さん?行くよー」

『御意!』

〈シュバッ〉

かすみの掛け声と共にかすみ、佳奈、千秋は目にも留まらぬ速さでツバキたちの背後をとった。

「え……」

ツバキたちが気づいた時には時すでに遅しだ。

〈シュルリ…〉

かすみはツバキ、佳奈はみかん、千秋は花憐の両腕を後ろ手に回し縄をかけていく。

〈ギチギチ…ギチギチ…〉

「っ…なにするのよ!離しなさい!」

「まぁまぁツバキさんや、とりあえず大人しく縛られなさいよ」

「誰が大人しく…!ん…、くそ…解けない…!」

「ギチギチに縛ってるからね〜簡単に解いてもらっちゃ困るよ〜」

かすみはツバキの縄尻をピンッと引っ張る。ツバキは「あぅ…」と声を漏らし、観念したように大人しくなった。そしてツバキの視線の先には同じように縛られているみかんと花憐の姿があった。

「か…佳奈…?嘘だよね…」

「ボクが嘘をつくように見える?」

「見えないけど…」

「だよね!」

みかんも佳奈に縄尻を持たれていた。

「千秋!これはどういうことなの!?」

「ごめんねお姉ちゃん。でもお姉ちゃんも警察なのにちょくちょく縛られたりしてるし良い経験になると思うよ〜」

「だからってこんなに縛ることないでしょ!」

「後ろ手に縛られたくらいでそんなこと言ってて大丈夫?ケイドロで捕まるたびに拘束が増えてくんだよ〜」

「っ…!?」

こうしてツバキ、みかん、花憐の3人は麻縄によって後ろ手に縛られてしまった。

「30分ケイドロをやってくれたらその縄を解いてあげるよ〜」

縛られたツバキたちをかすみ、佳奈、千秋はニヤニヤしながら見る。

「っ…分かったわよ…!やれば良いんでしょ!」

「そうこないとね〜、じゃあ1分後にスタートするから頑張って逃げてね〜」

こうしてケイドロが始まった。

__________________________

「えへへ〜捕まえた〜!」

ケイドロが始まって数分も経たないうちにツバキたちは捕まってしまった。

「こんなに縛られてちゃ逃げれるわけないじゃない!」

ツバキは声を張った。

確かにこのルールは理不尽だった。縛られていては満足に走ることもできない。縄による慣れない感覚に戸惑っているうちに三方から追い詰められ、捕まってしまった。

「佳奈、お願い…やめて…!」

「千秋、後で覚えてなさいよ…!」

ツバキらを捕らえたかすみ達は新たな縄をかけていく。

〈シュルリ…〉

3人の腰には縄が巻かれる。

「うそ…」

「そんなのされたら…」

「走れない…!」

ツバキ達は悟った。

股縄だ。

股縄を施されるのだ。

〈ギュゥ…〉

「ぁん…!」

股間に食い込んだ縄は少女達の秘部を刺激する。

「こんなの…ん…っ!」

「ひゃ…佳奈ぁ…」

「っ千秋…覚えてなさいよ…!」

股縄の刺激から逃れようと太腿を擦り合わせるツバキたち。そして混乱状態のままケイドロは幕を開けた。

__________________________

「ん…!」

「むぅ……」

「もご……!」

30分後、体育館の床に横たわるツバキたち。

たくさん捕まり、たくさんの拘束を施されていた。

口にはボールギャグ、胸にはV字になるように割縄を施され、太腿まで縛られていた。

「んぐ…」

「んっ…」

「んぅ…むぅ…」

ツバキたちには抵抗する力など残ってはいなかった。床に転がり身体をビクッビクッと痙攣させることくらいしかできていなかった。

「あはは、流石にやりすぎたかもね…」

「ったく…こんなので根を上げるとかみかんも大したことねーな」

「お姉ちゃん、よっわーい♪」

かすみたちは床に転がるツバキらの姿を見て優越感に浸っていた。

そう…縛られた少女達の殺気めいた感情など知る由もなかった。

__________________________

〈ハラリ…〉

かすみたちは満足し、ツバキたちの縄を解いた。

「ごめんごめん、ついついやりすぎちゃったよ」

「……。」

「みかんも股縄の気持ちよさを理解できたか?」

「……。」

「もう、あれくらいの拘束は解けないと警察官失格だよ〜」

「……。」

ツバキたちは沈黙を貫いたまま自身を縛り上げていた麻縄を手に取る。

「「「え…」」」

ツバキたちが笑みを浮かべながらかすみたちに迫る。その迫力に驚嘆するかすみ達。

「後ろ手に組みなさい…」

「え…うそ…怒ってる…?」

かすみたちはダラダラと冷や汗を流しながら尋ねた。

「後ろ手に組みなさい。」

「い…落ち着こうよ…、ね。。。」

「早く組みなさい!!!」

「ひぃ…!?」

かすみ、佳奈、千秋の3人は恐れ慄き両手を後ろ手に組んだ。

「貴女達が悪いんだからね。覚悟しなさい。」

「いやぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

その体育館からは夜遅くまで悲鳴が絶えなかった。


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