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鶴宮 千次 from fanbox
鶴宮 千次

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後書きのような話 6頁目

別件とはいえ久しぶりに日和ったので初投稿です(?)


日和ったので今回は恥ずかしい話をしようと思います。


センスの話ですね。


センスがないって話ではなく、完璧に理解して友人にマウントを取ろうとしたら

逆に鼻を明かされて恥ずかしい思いをしたって話ですね。

忘れないうちに記しておこうと思います。



センスがあるとかないとか、よく言い訳とか賛辞に使われますけど、

そもそもセンスってなんだと思います?


僕は「知識量・引き出しの多さ」だと思ってました。

引き出しの多さは手数の多さになり、色々な局面に対応ができ、

イカした仕事や粋な形振りなどできると信じていましたね。


センス=知識量の話をするたびに、テーブルセットや酒の飲み方をよく例えに挙げるんですが、

テーブルセットにおけるナイスな食器と皿の配置や、

然るべき場で正しくお酒が飲めるというのは何とも「センス」とやらを感じません?

偏見が多分に含まれてる気もしますけど、そう言う事にしておいてください。


じゃあなんで、そうナイスな配置やかっこよくお酒が飲めるかって言ったら、

そう言うことが正しいと知ってるからだと思うんですよね

それが知識量や引き出しの多さに起因するものだと信じて疑ってなかったですね。


センスは知識、知ることで全てをカバーできると信じ切って

それに縋って漫画2冊ぐらい描いてました。



相当な大間違いでしたね

先月友人と飲んだ時、大分酔ってたのに一瞬で酔いが冷めるような恥をかきましたね。



仮に友人A君、Aくんはソムリエであり、バーテンダーであるんですけど、

センスの話でマウントを取ろうとしたら、見事抜けてるところに容赦なく刺してきましたね。


鋭い方はお気付きかもしれませんが「経験」が不足していたんですよね。

センスを構成する項目に。



彼の職業的に経験がすごく生きるからってのもあるかもしれないですけど、

知識だけじゃ成り立たないのを完膚なきまでに打ちのめされましたね。


その時ロック用の丸氷の作り方で例えられたんですけど、

・氷の作り方、持ち方

・ピックの構え方、穿ち方、力加減

・取り出しからセッティング、フィニッシュ

まで、完全に知っていたとして、それを実行できるかどうか。

問われました。


詰みです。。。


センス=知識量って言う信仰が崩れた瞬間ですね…

世界の終わりすら感じました(



確かにその通りだし、仮に同じ知識量だったとして、

氷を割ったことが経験無い僕は絶対できないし、削る速度に恐ろしく差が出るでしょうね。

そうすると提供する速度に差が付き、客商売とするバーテンとしては失格です。


接客という職業上、初めての客の好みを見抜かなければいけないって話もされて、

それこそ経験と知識が生きるみたいな話でしたが、

氷の時点で5年以内で一番恥をかいたのでよく覚えてません(



冷静に考えたら経験なしにセンスが成り立つわけないし、

引き出しだって経験があって増えるはずのに、どうして忘れてたんでしょうね……


知識が詰まった引き出しを的確に引っ張り出す経験が無ければ意味ないし、

その的確に引っ張り出す知識はどうやって積むのかって言ったら経験しかないし…


かといって鶏と卵どっちが先かって話にもなりかねないですが

逆に、経験だけ場数だけ踏んできても、何も考えてなかったらただの徒労になりますからね…


なんか話がまとまらなくてこじれてきましたが、

「センスの良さは知識と経験の量」ということが言いたかった。



冷静に考えたら、ナイスなテーブルセットも、センスあるお酒の飲み方も

そういうことを経験して知っているから出来るわけであって

やり方を知ってるだけじゃ、ナイスにもなれなければ、ハイセンスにもなれませんよね。


経験なしに知識だけで、テーブルセットをしたらテンプレート通りにしかならないし、

知識だけで酒を飲んだら自分の限界が分からず、アル中でぶっ倒れることだって起きますよね。

経験をもとに知識を的確に扱うことで、初めてセンスが良いとされると思います。



本日2回目の鶏と卵どっちが先かって話になりますが、

知識量を信仰してきた自分としては、

知識ありきの経験=センスだと思います。


知識が無くても経験は出来ますが、

経験が無ければ知識を積むことや使うことは出来ないですからね。



前提が長くなりましたが丸氷の作り方は、絵や漫画にだって適応できる話ですよね。

例えばセンスあるイラスト、

この描き方ではこの色とあの色の組み合わせは視覚的にも良く、合わせることによって

締まりがよく、良い感じに目立つ見栄えになるとしても、

それを生かせる経験が無ければ、どうやって組み合わせるか分からず、

完成させることができないですよね。


そういうことです。多分。

知識を蓄えた上で、なるたけ場数を踏みましょう。

地雷だって良い経験になります。

むしろ地雷は必須項目です。



似たような話で才能って単語も出てきますが、それはまた別の時に。


才能ってのは今のところ僕が一番嫌いな単語です。

結構ふざけ切った単語だと思うので、ここまで読んでくれた人は暇なとき考えてみてください(




それではおやすみなさい。


後書きのような話 6頁目

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