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【全体公開】いじめられっ子レズバトル①

 先月からFANBOXで支援をしてくださっている方が居るにも関わらず、一向に更新予定のコンテンツを書く事が出来ませんでした……。


 言い訳をするとなると、私の体が文章を書くのをとにかく拒絶する一方だったので全く書けなかったとしか言いようがありません。


 何故拒絶反応が出たのかを考えると、私は勢いで書く人間なのに無駄に設定を作ってしまったせいで逆にがんじがらめになってしまい書けなかったのではと反省をしております。つきましては、「血塗られた姉妹」に関しては一度ここで区切りをつけて別のレズバトル小説も交えつつ書いていこうと思います。


 今回の記事では「血塗られた姉妹」のヒロインの一人であった、「紙山碧」が学校内で体験する事になった「いじめられっ子同士のレズバトル」の冒頭記事になります。

 

 より掘り下げたレズバトルは先に支援者様向けに公開した後に、PIXIV上で上げていきます。本当に申し訳ございません。

本編

  目の前にいる彼女の名前も知らない。相手も私の名前をきっと知らないのであろう。お互いの名前も知らない私たちは体を重ね合わせる。ナンパやパパ活のようなゆきずりのセックスではない。ただただ、自分の身を守るためにするレズセックス。きっかけは「イジメ」だ。その対象が私になった、理由は単純で私の家が貧乏だという理由だけだった。



 目の前にいる女の子は容姿も悪くない、むしろ私をイジメてくる女たちよりもずっと奇麗な女の子だ。彼女の瞳の色はカラーコンタクトを入れているわけでもなく透き通るような青い色をしていた。髪も少し赤茶色で、ハーフかクォータなのだろうか「自分たちと違う」そんな理由で彼女も私と同じような目に遭っているのかと思うと、なんて身勝手な理由なのだろうと思った。



 それでも、彼女に同情なんてする事は無い。私より明るい色をした髪の毛を思いっきり引っ張って彼女の顔を誰も居ない教室の床に叩きつけようとする。それと同じタイミングで私の頭にも引っ張られるような痛みが走る。彼女も私と同じように「いじめの対象」から抜け出すために必死に抵抗してくる。私の頭からブチブチと髪の毛が抜けるような音がした。



「痛っ!」



 痛みを声に変えるのと同時に、先ほどまで目の前の名前も知らない相手に抱いていた同情のような気持ちは「怒り」に似た気持ちに変わっていった。最初は床に頭を叩きつけて相手の戦意を削ぎ「遊びの喧嘩」で終わらせるつもりだった。でも、そっちがその気ならこっちだってやってやる。



 彼女の奇麗な赤い髪を引き抜くつもりで思いっきり引っ張った。指の間からブチブチと髪の毛が抜けるような感覚がする。不思議とその髪の毛を引き抜く感覚が心地よく感じた。


「痛いッ!なんでこんなことをするのよ」

 少し涙ぐんだような声で私に聞いてくる。

「なに言っているのよ。先に髪の毛を引き抜いたのはそっちでしょ」

 私が言い返すと……。

「あんたが抵抗してくるからやったのよ。おとなしくしてればよかったのに!」

まるで私が悪いのだと言わんばかりの勢いで言葉を浴びせてくる。その言葉にカチンときた。この喧嘩は私たちをイジメている女たちを満足させるための見世物みたいな喧嘩だ。だからこそ、どちらかがすぐに音を上げればお互いに辛い思いをせずに終わる。だから私はアンタの顔を優しく床にキスさせてこの「見世物」を終わらせるつもりだったのに……。それなのにアンタは無駄に抵抗してきたばかりか、私の髪の毛を引き抜いてきた。


 髪は女の命とまでは言わないが、目の前の子は私の髪の毛を傷つけた。だから、私もアンタを傷つけてそれで五分五分になる筈なのにあろうことか私が悪いと言ってくる。そんな性格をしているからアンタはイジメられるのよ……。そんな考えが頭を巡りだすと止まらない。


今まではイジメる側の気分など分かるはずもなかったが、今なら分かるかもしれない。相手がこんな態度をとってくるのであればイジメられても仕方がない。もしかしたら私にもこの女をイジメる権利があるのではないかとすら思い始めた。


 彼女は目に涙を浮かべながら私を睨みつけてくる。「見世物の喧嘩」であった筈が次第にその境界線を越えようとしている。

 私は彼女に一歩近づくとその奇麗で整った顔に平手打ちをする。パァンと小気味の良い音が響くと、脳内に言葉にできないような快感がブルブルと伝わってきた。もっとこの感覚に浸りたいと思い、今度は右の手で反対側の頬を強く叩く。


 バチンっと叩くと相手の頬が赤くなる。叩いた瞬間に頬肉の柔らかな感触と頬骨の固さが手のひらに伝わる。それと同時に相手を痛めつけているという興奮感が快感となって脳に伝わる。これがイジメる側の感覚なのか……。確かにこれはクセになるかもしれない。彼女が叩かれた頬を抑えながら驚いた顔をしている。私があっさりと「境界線」を超えた事に戸惑い無抵抗な状態で私を見ている。もう「境界線」を超えた私にとって彼女の考えなんて関係ない。私は立ち尽くしたまま無抵抗な彼女に対して何度も平手打ちをして、もう一度快感に浸る。


 無抵抗の相手をいたぶるというのがこれ程の快楽を得ることになるものだとは知らなかった。最初は振りの小さい軽めのビンタのような感じだったが、もっと強くもっと強く相手を叩きたいという欲求が芽生えてくる。そうすると、手の振りもどんどんと大きなものになっていくのだが、それが大きなスキになってしまった。


 ズン、とお腹に鈍い衝撃が走る。視線をお腹にやると彼女の膝が私のお腹にめり込むように深く入っていた。彼女をより強く叩こうとして勢いをつけていたせいか、彼女の膝に対して自分から突っ込んでいくような形になってしまい普通に膝で蹴られるよりも鋭くも鈍い痛みが脳に届く。その痛みで口から思いっきり唾液を吐きだして膝を抱えようにしてうずくまる。

 うずくまった私の髪の毛を掴んで無理やり引っ張って私の顔を上にあげる。目の焦点が定まらないが、彼女は薄らと笑っていたのがなんとなく分かった。

「今度はこっちの番だから」

 それだけ言うと、さっきの仕返しとばかりに私の頬を何度も叩く。頬の中が切れて血が口の中に滲んでいるのか、鉄の味がする。抵抗しようと、私が腕を掴もうとすると彼女は私を押し倒して馬乗りの状態になる。


「さっきは好き放題してくれてありがとう。すごい楽しそうな顔して私の事を叩いてたよ。だから、私もアナタで楽しんでも文句はないよね」

 掴んでいた髪の毛使って私の頭を床に叩きつける。後頭部から目の先に火柱が飛ぶ感覚が走った後に、ズキンと痛みがくる。反撃できないのを確認したのか私のほっぺたを彼女の手のひらが何度も往復していくと鉄の味が濃くなっていく。


「調子に乗るんじゃないわよ!」


 反撃しようと彼女の腕を掴もうとするが、手が空を切りそのまま勢いで胸元へと手が伸びると指の先が制服に引っかかり「ビリッ」と衣服が破れるような音がする。狙っていたわけではないが、彼女の気持ちが私を叩く事から制服を守るという方に向いた。チャンスと思いそのまま指の先に力を入れて制服を破こうとする。


 制服の生地は汗で下着が見えるほどに薄い素材で出来ているので、女子の力でも思いっきり引っ張れば破くことくらい訳がなかった。ビリビリと破れていく制服の隙間から年頃の女の子が着けるには少し大人びている下着が見えてきた。

 この時はもう相手に暴力を振るうよりも相手を辱める事にしか頭の中になかった。陰湿かもしれないが、「痛み」よりも「辱め」を与えた方がずっと相手に悪影響を与えられる。直感的にそう思えたからだ……。



 最初は彼女も私の手を抑えこんで「この変態!放しなさい!」と言ってきたが次第に同じような考えに変わったのか私の服に手をかけて制服を引きちぎろうとしてきた。彼女の頭の中にも相手を痛めつけるという考えは薄れていった。


 二人ともいかに相手に「恥をかかせるか」という一点にだけ意識が向きはじめた。私の制服がビリビリと破れていく音が聞こえると、より一層指先に力が入り相手の女の服を引き裂こうとする。



 完全に引き裂くと私が着ている下着より少し高めのブランドのロゴが入ったブラジャーが見えた。それを見て私の動きが少し止まると、彼女の目線が私の胸元に当たっている事に気づく。その視線をたどる様にして自分の胸元を見ると、自分の制服が破れて同じように下着が見えていることに気づいた。


 自分よりも価格が低い下着を見て鼻で笑う彼女。相手を自分より下に見合う。学校でのカーストはお互いに一番下でイジメの対象になっている二人は自分より下にいる人間を見つけたいという気持ちが知らず知らずのうちに芽生えていた。


「イジメの対象」から抜け出すためには自分より下の位置にいる人間が居なければならない。だからこそ、下着であろうとも相手より下であってはならないし、認めてもいけない。もし、認めてしまったのであれば一気に相手と自分の間に優位性が生まれてしまう。そうなった瞬間に今後の学校生活がより苦しいものになってしまう。


 お互いにそれが分かっていた。だから少しでも相手より優位になる物があるのであれば使う。相手がそれを持っているのであれば奪う。倫理観や道徳なんてものはイジメられている時から存在なんてしないのだ。


「たいそうな胸でもないくせにお高い下着付けんじゃないよ」

 自分の心を隠すように言葉が口から出ていく。

「アンタなんて下着も胸も私より下じゃないの」

 少しでも自分の方が上であることを誇示するように言い返してくるが、そんな彼女の下着に指を引っかける。制服と同じように引き裂いてしまえば、それは下着ではなくて「ただの布」になる。そうなってしまえば価値なんてものは無くなる。つまり、目の前の女は「自分より裕福な女」から「裸の女」に変わる。


 碧がブラのフロント部分に指を引っかけると胸とピンク色の乳首が少しだけ顔をのぞかせる。引きちぎろうとしてくる指から下着を守ろうと腕で胸を抑えるが、その腕に対して爪を食いこませていく。爪が腕の肉に刺さっていき、その痛みから胸のガードが緩みブラジャーの後ろのホックがブチッと千切れる音が聞こえた。


 碧は自分の上に跨っている、名前も知らない女を相手に千切れたブラジャーをブラブラと揺らして鼻で笑う。さっきまでその千切れた布の中に収められていた桃色の乳首と白の双球が揺れながら外の空気に触れる。



 千切れた布切れを見て唖然としている彼女に追い打ちをかけるように、手をもう一度胸へと伸ばして乳房を握る。碧は自分の手の中で形が変わる柔らかい肉を触りながら、もう一度鼻で笑う。


「やっぱり中身も大した事無いじゃない」

 5本の指で形を確かめるように胸を揉んでいく。大きさと柔らかさを確かめた後に、指先で乳首の丸をなぞるようにして弄る。その刺激にビクンと体が反応してしまい、甘い声をあげながら身も心をさっきまで喧嘩していた相手に委ねかけてしまう。


「感度は良いみたいね。もっと気持ちよくなりたいの?へ・ん・た・い」

 そのまま人差し指と親指でダイヤルを回すように乳首を強くひねる。その痛みに我に返り、碧の手を払いのける。反撃とばかりに相手の下着に手をかけて思いっきり上に引き上げる。碧の背中から金具がちぎれるような音がする。その音を聞いて碧と目を合わせると一気に音の元を引き抜く。金具が碧の体に引っかり碧の顔が痛みで曇るが、気にせず力ずくで引き抜く。


 すると、彼女の手にはさっきまでは下着だったもの引き上げられる。それを碧に見せつけるとまるで汚いものを扱うかのように指先でつまみ上げて床に投げつける。そして、重力に従って平たく広がっている乳房に目をやる。


「なによ、あんたの方が小さいじゃない」

 自分の事を下に見ていた相手が自分より小さいものを持っていた。そんな事が彼女の中に優越感を生み出す。やられたことをやり返そうと、碧の胸を下から揉み上げる。自分より小さいという事を思い知らせてやるために……。


 しかし、実際に碧の胸に触れてみると見た時と違う印象を生まれて来た。ゆっくりと手のひらで押し上げて、だんだんと丸みを帯びていく乳房は自分とさほど変わらない大きさのように思えた。手のひらには自分のものを触った時と変わらない感触。


 驚いている表情が碧に見抜かれたのだろう。彼女はクスッと笑うと……。

「なに、自分の方が大きいと思ってたの?そんな訳ないじゃない」

 碧は彼女の手に自分の手を重ね合わせて、自分の胸をもう一度揉ませる。余裕の表情を浮かべながら、まるで自分の方が大きいという事を相手に教え込ませるように。


 碧の手に促された指は彼女の乳房の中に飲み込まれ吸いつくような感覚に陥る。このままずっと碧の胸を揉んでいたいような感触だ。同じ女同士なのにどうしてこうも心が突き動かされるのか、自分でも分からなかった。女子校では、女性の裸を見る事などはよくある事だった。ただ、セクシャルな関係になる事など一度もなかった。興味はあった、でも興味があったのは男性の体であって女性の体ではない。


 目の前にいるのは自分が想像した相手ではない。同じ女であり、同じ境遇下にいる相手なのだ。そんな相手の体に夢中になるという事は自分が相手よりも劣っているという事を認めている事に近いように思えた。

でも、この状況でそれを認めるという事は自分が相手よりも下で「イジメの対象」から抜け出せない。という事と同じであった。


 認めるわけはいかない。今度は自分が碧の手を掴み、自分の乳房へと持っていく。今度は彼女に触れさせるのではなく教え込むように揉ませる。自分の方が相手より大きくて優れた乳房を持っているという事を。


 さっきまで余裕があったはずの碧の表情が少し曇り始める。自分が感じたように相手も自分の乳房が劣っているのではないのかと感じているように見えた。主導権を握るために乳房を下から持ち上げさせる。柔らかい感触とずっしりとした重量感が碧の手のひらに伝わる。


「どう?やっぱり私の方がいいおっぱいを持ってるでしょ」


 勝ち誇った顔で聞く。この問いに対して相手の答えは意味をなさない。ただ、相手に教え込むだけの確認作業。自分の方が相手より上という事を脳裏に刷り込むだけのフレーズ。勝ち誇り、教え込む。それを今までさんざんやられてきたが、人に向かって自分がやると身震いするほどの気持ちよさが自分の中に走る。これが人を支配するという事なのか、イジメというのはもしかしたらそれを感じるためにやっているのかもしれない。



「何勝った気でいるのよ」

 もちろん、こちらがどれだけ勝ち誇った態度を取ったところで相手がそれを認めなければこの戦いは終わらない。それならば相手に教え込むだけなのだ、どちらがメスとして上なのか……。


とりあえず、全体公開ではここまでです。

続きは支援者様向けとしてなるべ早く書いて公開しようと思います。


また、ここまで読んでいただきありがとうございます。



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