ド直球なエロシーンはありません、商品になるまでの過程を書きたくなっちゃったので書きました。調教とオークションとその後も書きます... R-18Gではないけど、一応閲覧注意。尊厳破壊系です。 【 お題箱 】https://odaibako.net/u/chokopan ============================= ここは、フォンテーヌ廷地下の貧民街。ナヴィアは自分の執務室で、一人頭を悩ませていた。父親から引きついた寄付金で成り立っていた棘薔薇の会は、金銭面での苦労が目立っていた。 しかしそんな状況でも、色々な人の力を借りて上手に運営できていた。ナヴィアの頭を悩ませていたのは、数か月前にいくつかの組織から支援金が打ち切りになったからだった。 (どうしよう...このままじゃ...皆を守れない...) そんなある日の事、部下の一人が部屋にやってきた 「ボス!!!手紙です!!!璃月の財団が、資金援助をしてくれるそうです!!まずは話をさせてほしいとの事です!」 「ほんとに!?」 ナヴィアの元に資金援助を伝える手紙が届いた。もし応じてくれるのであれば、璃月に来てほしいと書かれていた。その璃月の財団が、オークション運営陣の息がかかっている事など知る由もなかった。 数日後、璃月のとある料亭前にナヴィアとお付きの部下が一緒にいた。料亭につくと交渉相手にお付きの人間は、別の場所で待たせるように言われる。 「ボス、一人で大丈夫ですか?」 「大丈夫!安心して!!ちゃちゃっと契約してくるから!外で待たせるのも悪いし、旅館で待ってて!」 そういうとナヴィアは旅館に入っていった。そのまま案内され、料亭の奥の個室に案内される。富裕層が接待などに使う部屋に用意された椅子にナヴィアは座った。先ほど部下たちの前では強気な発言をしていたが、これからの会話で資金提供が決まる為、不安で仕方なかった。数分後、彼女のいる個室に一人の男が入ってくる。 「おぉ!!これはこれは、遥々ご足労いただきありがとうございます。ナヴィア様。早速こちらをご覧ください」 男はそう言いながら、一枚の写真をナヴィアの前に見せた。ナヴィアはその写真を見ると目を見開き、言葉を詰まらせた 「こちら、先ほどフォンテーヌにいる部下から送られてきた物なのですが...」 その写真には、ナヴィアの部下ではない知らない人間が、棘薔薇の会の服を着てポワソン町に対して武器を構える姿が映っていた。 「資金難の今、棘薔薇の会が問題をおこしたらどうなっちゃうんでしょうかね。残ってる他のスポンサーはどう思うでしょうか?」 「え、、?え?」 「この事実を知っているのはあなただけ、そのあなたがフォンテーヌを離れている今、止めれる人はいませんよ。」 「そ、そんなっ!嘘っ!」 ナヴィアは顔を青くし立ち上がり、部屋から出ていこうとする。しかし部屋には鍵がかけられており、扉は開かなかった。ナヴィアは必死に扉をたたくが誰も来る気配はない。危機的状況に、ナヴィアは武器を取り出す。 「ふざけないで!!!」 「まぁ、そう慌てないでください。一応言っておきますが、私に危害を加えたり外に無理やり出ようとした瞬間、この写真に写ってる部下に連絡がいきますからね?璃月からフォンテーヌ...間に合うでしょうか?」 ナヴィアは怒りから顔を真っ赤にし、武器を持つ手を震わせる。そして数秒後ゆっくりと武器を下した。 「それと言うのも、我々の上の者があなたを気に入りましてね、もしあなたが契約書に同意していただけるなら、継続的に資金提供をしてもかまわないと言っているのですよ。まぁ、契約書の内容が少しアレなので...普通にやっても絶対に断られてしまうので、こういった半ば強引な方法をとっているわけですが...私はこれが仕事なので恨まないでくださいね」 男はそういうと、懐から契約書を取り出した。そして机の上にその契約書を置き、その横に小さな箱といくつかの資料を置いた。 「こちらは、フォンテーヌにいる私の部下たちが武器を使用した際の棘薔薇の会の信用が落ちていくまでの予想資料と、契約しなかった際、今後資金力がどう低下して、どう組織が衰退していくかの予測資料です。契約をするかどうかの参考までに目を通してください。」 「部下に相談をっ!」 「一人で決めてください。ではいい返事お待ちしております。1時間以内に決めてもらえると助かります。」 男はそういうと部屋から出て行った。もし断ったらどうなるか、ナヴィアは理解していた。ナヴィアは頭を抱えしばらくした後、一人残された部屋でその契約書を開く。そこに書かれていたのは、2年間の間、奉仕する事を誓うという物だった。 卑猥な言葉や屈辱的な命令が羅列された契約書。読めば読むほど、自分に与えられる羞恥が想像できる内容だった。 一人で資金提供の交渉に呼び出される。自分が組織のボスで「女」である事から、すこしそういう行為を求められる覚悟はしていた、でもこれは想定外だった。組織の信用を人質に取られ、部下にも相談できない。契約以外選択のない状況... 机に置かれていた箱を開けると、契約書にサインするペンと、首輪が入っていた。「ナヴィア」と名前が刻印されたネームプレート付きの、ハートの模様が施されたその首輪を目にしたナヴィアは、自分が求められている事を嫌でも確信させられる。 ナヴィアはペンを取りサインをしようとするが、ペンを持つ手は震え、涙があふれてくる。部下と組織を守る為とはいえこんな契約書にサインする事は抵抗があった。どうにかして状況を打開できないかと考える。部屋を破壊して脱出しようとか、色々考えたが、その度に自分の居場所であるポワソン町が破壊され、路頭に迷う部下たちが頭をよぎってしまう。 そのままペンを持ったまま、葛藤し続け一時間が経過した。 「まだお悩みですか?ナヴィアさん」 男が部屋に入っていた。ナヴィアはペンを持ったまま、俯いたまま黙っていた。サイン一つで自分の未来と組織の未来が決まる。「自分の尊厳」と「棘薔薇の会の存続」を強制的に天秤にかけられ、ナヴィアはペンを持つ手を震わせていた。 「もう時間ですよ」 「うぅ...」(2年間の間...従えばいいだけ...それで皆を守れるならっ...) ナヴィアは男に促され、震える手を必死に抑えながら、契約書にサインをした。男は契約書を手に取り確認をする。 「印鑑...まぁ指紋でいいでしょう。インク用意してないので、リップとかでやっちゃってください。」 屈辱的だった、悔しさからこの男を切ってやりたかった。神の目を持っていない目の前の男、ナヴィアにとって相手にすらならない男だった。 しかし逆らうことはできなかった。ナヴィアは自分の唇に指をあて、その指を契約書にあて、指紋を契約書に残した。 「薄いですねぇ...唇で直接残しましょうか。」 「ふざけないでっ!!!」 ナヴィアが立ち上がると、男は机の上に置かれた写真を指差した。ナヴィアは男をにらみつけた後、椅子に座り、机に置かれた契約書に自分の唇を押しあてた。顔を上げると、名前の横につけられた赤い指紋と唇の跡。少し上の部分には、涙が垂れたのか文字が滲んでいた。 「よくできました。では、その首輪をつけてください」 男はそう言いながら、厳重な封筒に彼女がサインとキスマークを残した契約書を入れた。 ナヴィアはずっしりと重たい首輪を手に取った。自分の名前とハートの模様が刻印されたその首輪は、黄色と黒を基調としたナヴィアのドレスに合わない首輪だった。ナヴィアはその首輪をつけた瞬間、元素力が使えなくなる事を契約書をよく読んでいた為、理解していた。 努力して手に入れた神の目が使えなくなる。それは彼女にとってとても屈辱的だった。悔しさから手足が震えるが、ナヴィアは目をつぶり自分の首にゆっくりと首輪を当てた。 自分の首のサイズにピッタリと合うように作られた特注品。ナヴィアがその首輪を首に装着し、手を離すと、首輪から小さくカチンっという金属の音がする。もう外せないそう伝えるような音だった。 「契約成立です。しばらくこの部屋でお待ちください。」 男はそういうと部屋を出て行った。一人部屋に残されたナヴィアは、地面に座り込んでしまうのだった。 一か月後。オークションのカタログに新しい商品が追加された。 ============================= 『ナヴィア』 フォンテーヌ出身 棘薔薇の会現会長 岩元素の神の目所持者。 金銭面で苦難していた「棘薔薇の会」の存続を人質に、彼女に対して自ら商品になるように交渉。葛藤の末、「2年間の間、自ら服従を誓う契約書」にサインをし、商品の証である首輪を自らの意思で首に着用した。 彼女が自ら着用した首輪は他の商品と違い、購入者を傷つける可能性がある元素力と物理的な攻撃を封じるだけで、体を強制的に動かして強制奉仕させたりはできない。(機能的には可能だが、デフォルトで停止になっている。) 彼女がサインした契約書には、商品としての相応しい態度をとらないと「棘薔薇の会」の存続に必要な資金提供を打ち切ると書かれている為、商品として相応しい態度を自ら取らないといけない状況になっている。彼女もそれを把握したうえで契約している。 商品として相応しい態度の中には、全ての命令に従うという物が含まれている為、彼女は購入者の全ての命令に従わなければならない。オークション出品時には、メイド服を着用予定。 購入金額 4億モラ ============================= 『秘匿情報』 「2年間の間、商品として自ら服従を誓う契約書」は建前上の物であり、2年経過時に体の自由を奪う首輪の効果が発動する。